ピカード達の前に現れたロアは、連邦の人類を殺戮するのか? という質問にそんなみみっちい事は考えていないと返答する。だが自分が頂点となる理想郷を作ろうとしているのは明らかだった。ピカード達は明らかにコントロールされているデイタの正気を取り戻させようと説得するが、無駄な徒労だった。
〈エンタープライズ〉で指揮を執るベヴァリーは、不自然なEMフィールドで覆われている惑星の調査を続けるが、船からはなにも掴めない。やがてライカーからピカードとの連絡が取れないと報告を受ける。〈エンタープライズ〉からもピカードとは連絡がとれない。そのうちに〈エンタープライズ〉はボーグの宇宙船が接近して来るのを捕らえる。地上のライカーは上陸班を出来るだけ回収して撤退するようにベヴァリーに指示する。彼女はギリギリまでねばって一気に脱出行動に出る。だが、ベヴァリーは一旦連絡ヴイを射出すると上陸班を回収する為の綿密な作戦を立てて惑星に帰還した。
地上に取り残された上陸班はボーグとの遭遇にそなえながらピカードの捜索を続ける。
一方、捉えられたピカード達はデイタに通信機と取り上げられ、ジョーディはバイザーまで取り上げられる。ピカードはその間もデイタの正気を取り戻そうと説得するが、デイタは明らかに不自然な怒りの感情に支配され、「わたしはもう君達の操り人形ではない」と捨てぜりふを残して彼らを拘禁室に残した。デイタはロアにバイザーを渡す時、「何故これも取り上げたのだ」と質問する。彼自身がジョーディに聞かれたためだが、ロアはそれに応えず、ジョーディ達のロボトミーによる洗脳を指示した。
ピカード達は何故デイタがバイザーまで持ち去ったのかを考える。ジョーディは恐らくバイザーの発するスキャン波が、デイタをコントロールするロアの何らかのデバイスに悪影響を与えるのだろうという結論を導きだした。明らかにロアはデイタの倫理プログラムを停止させているのだ。
ピカードを捜索するライカー達はようやく手掛かりを見つけ、謎の建物を発見するが、すぐにボーグ達に発見され連行されてしまう。だがそのボーグ達はヒューを中心とするロアに対抗する勢力で、突然のライカーの出現にヒューは「すべておまえ達のせいだ!」と怒りを露にする。
ヒューによれば、彼が救出されて帰還したためにボーグの集合意識体が個性という感情に汚染され、そこにロアが隙を付け入るように現れ、今の事態になってしまったというのだ。彼らもまたロアにより自分達の種族存続の危機に瀕しているのだ。ヒュー自身は汚染してしまった自分たちがすでに後戻り出来ない状態という事は理解していて、それ以上ライカー達を責めようとはしなかった。そしてヒューはライカーにジョーディの安否をたずねるが、ライカーは謎の建物に捉えられている可能性が高いとしか言えなかった。ヒューは驚きと憤りを見せるが「自分達は君たちの敵だ。協力は出来ない」と言う。だが、ライカーはなんとか侵入する抜け道を聞き出す事に成功した。
ピカード達はデイタの説得や、他の方法による脱出を試みるが、すべて徒労に終わる。だが、ようやく手に入れた通信デバイスでデイタの倫理プログラムを喚起させるデバイスの製作に入る。
惑星に帰還した〈エンタープライズ〉はベヴァリーの絶妙の指揮で、捉えられているピカード達とボーグと行動を共にしているライカー達を除くクルーの救出するが、ボーグの攻撃に撤退を余儀なくされる。ベヴァリーはこの星系の主恒星へコースを取り、ジョーディが開発していた対メタフェジック・シールドで太陽に突入。新任の科学士官のアイディアで太陽の活動を過粒子ビームで励起させボーグの宇宙船を葬ってしまう。
ピカード達が仕掛けた倫理プログラムの励起デバイスは効果を見せるが、すぐにロアのコントロール・デバイスに支配を奪回されてしまう。
重体のジョーディの容体を気遣うピカード達の元にデイタが訪れる。今度はピカードの番だと言う。広場に連れて来られたピカードの前にロアが「これから重要なセレモニーを行う」という。それはデイタにピカードを殺せというものだった。武器を構えるデイタだったが、デイタには出来なかった。彼の倫理プログラムが少しづつだが影響を出し始めているのだ。だが、そのデイタの反応にロアはデイタの破壊をしようとする。しかし、寸でのところでヒューがロアに突進し、デイタは難を逃れる。広場はヒュー側のボーグとロアに支配されるボーグとの乱闘になる。そして不利を悟ったロアはその騒ぎの中で姿を消す。
脱出をしようとするロアのところにデイタが追い付く。言葉巧みにデイタを丸め込もうとするロア。ふたたびデイタの感情をコントロールしようとするロアだったが、それが逆にデイタの躊躇を抑え、ロアは機能を停止させられてしまう。
ボーグ達は元の姿を取り戻そうとしている。だが、すでにヒューによる個性の意識も浸透していた。一緒に来ないかというピカードに、ヒューは我々には指導者が必要だ。わたしがいなければ、と辞退する。
正常な生活を取り戻したデイタは元凶となったスーン博士の作った自分の為の感情コントロール・チップを破壊しようとするが、ジョーディが止める。ジョーディは言う「君の永遠の夢を捨てる事はないよ。いつか君がこれに耐えれるようになったら」 ジョーディは友人としてそのデバイスを保管するのだった。
Guest Cast:
Jonathan Del Arco as Hugh:壇 臣幸
Brian Cousins as Crosis:水野龍司
Alex Datcher as Taitt:富沢美智恵
James Horan as Barnaby:田中和宏
Benito Mastinez as Salazar:大川 透
Michael Reilly Burke as Goval:大川 透
And
Brent Spiner as Lore:牛山 茂
Creative staff:
Director:Alexander Singer
Written By:Rene Echevarria