TNGBANER

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第159話/"Dark Page"『心のダークサイド』
STARDATE 47254.1

 テレパシーでしかコミュニケーションの取れなかったケリアン人の友好訪問を受けた〈エンタープライズ〉。テレパシーを使う種族には仲介としてベータゾイド人が最適で、〈エンタープライズ〉にはディアナの母親のロクサーナが通訳代りに乗船していた。だがロクサーナはケリアン人の少女の顔を見て、ふと表情を曇らせる。少女は怪訝な表情をする。ロクサーナはライカーにディアナの居場所を聞くが、彼女は丁度そこに訪れた。ロクサーナはケリアン人のメクイエスをディアナに紹介する。ロクサーナはディアナとメクイエスをくっつけようとしたのだが、言語によるコミュニケーションの不得手な彼がストレートに言ってしまい、いきなりそれは失敗する。
 あいかわらず、娘に執拗にからむロクサーナにディアナは食傷ぎみ。だが、翌朝、ターボリフトのなかでロクサーナが体調の不調を訴える。そのあと、急に精気がなくなるロクサーナ。こんなことはめったに無い事で、ディアナは気遣うが、気丈なロクサーナはなんでもないと心配させまいとする。
 オフィスではメクイエスがディアナを待っていた。昨晩の非礼を詫びたい、そして、ロクサーナには大変な恩義を感じているというのだ。彼らには言葉でコミュニケーションをとることは大変なカルチャーショックだったのだ。そして、メクイエスはロクサーナの心に暗い部分があるとディアナに言う。ケリアン人にはないものなので、心配なのだが多分、プライバシーと呼ばれる個性なのだろうと言うメクイエス。ディアナもそれに同意し、メクイエスは退室。
 その後、テンフォーワードでディアナとライカーがケリアン人の不思議な習慣について話をしていると、いきなりロクサーナが錯乱状態で「うちの娘に近寄るな!」とくってかかる。いつものロクサーナには考えられない事で、医療室で検査を受けるが異常無し。ロクサーナもなんでそんなことをしたのか、自分でもわからないというのだ。
 メクイエス親子を含むケリアン人連れて〈エンタープライズ〉の船内を案内するディアナだが、船内の庭園でメクイエスの娘が池に転んだ時に、それまでも不調を訴えていたロクサーナが昏倒してしまう。
 ロクサーナはそのまま意識不明になってしまい、ベヴァリーにもお手上げだった。彼女を症状を回復させるにはテレパシー接触しかないという結論に達して、ピカードとディアナは中でも能力が強く、言葉でのコミュニケーションも出来るメクイエスにロクサーナになにかなかったか尋ねるが、言葉に出来ず、テレパシーで放射をする。だが、そのイメージはあまりにも膨大すぎてディアナにも全部は理解し切れなかった。だが、その接触でなにかトラウマの塊が取り付いている事を確認する事が出来た。
 ベヴァリーとピカードにその事を報告したディアナは、テレパシーで接触を試みるが、彼女の中途半端な力ではどうすることも出来なかった。力尽きて彼女の傍らで眠るディアナ。そこにメイクイスがたたずんでいた。何をしているの! と問い質すディアナ。彼はロクサーナを救おうとしていたと言うのだ。
 会議室で自分のしようとしていた事と、なにか掴んだ事を話し、ディアナはついにメクイエスを仲介としてロクサーナの意識の中に入る事を決意する。
 医療室でテレパシーリンクに挑戦するディアナ。ロクサーナの意識は〈エンタープライズ〉の中にあり、ロクサーナの助けを呼ぶ声が聞こえる。そして、なにか獣のうなり声と水の跳ねる音。いきなりディアナの前にピカードが現れ「すぐにリンクを解け」と命令するが、それはロクサーナがディアナを拒絶している印だった。そして、いきなり現れた狼においかけられ、逃げ込んだ部屋に....彼女の父親が居た。彼女の父親は、大きくなった娘、ディアナとゆっくり話をしたいというが、それもディアナを自分から遠ざけようとするロクサーナの意識が作り出したものだった。ディアナはロクサーナが何か見せたくない物から自分を避けようとしている事に気付く。ディアナは断腸の思いで父親のイメージに別れを告げ、再度ロクサーナの意識に近寄ろうとするが、そこにメクイエスの娘のヘイドロが居た。そして、ロクサーナが現れ、ディアナを追い出してしまう。
 ヘイドロがロクサーナの精神障害の引き金になっている事を掴んだディアナだったが、ヘイドロはなにも知らなかった。謎が謎を呼ぶロクサーナの容体。彼女が何をディアナに対して隠しているのかわからない。ディアナはベヴァリーのアドヴァイスでロクサーナの日記を調べようとする。ロクサーナの荷物を調べるディアナはそこに7才の時に他界した亡き父の写真を見つける。そうしているうちにも、ロクサーナの容体はどんどん悪化してゆく。ディアナの様子を見に来たピカードに、調べた事を報告するディアナだったが、なにもなかった。そして、ロクサーナの日記に欠落している結婚から7年間の消された日記の記録が疑問として残った。ディアナは再度テレパシー・コンタクトに挑戦する。
 再度ロクサーナの意識の中の〈エンタープライズ〉に入ったディアナは、そこで狼と一緒のヘイドロを見つけ「危ない」と言うが、その少女は「ヘイドロって、誰?」と返事をして立ち去った。
 ロクサーナの助けを呼ぶ声の元にたどり着いたディアナはようやくロクサーナの意識の本体に接触をする。お願いだから一人にして、というロクサーナにディアナは総てを話してと迫る。と、そこに突然トロイ一家の30年前のイメージが出現する。そこにはディアナではなく、ケイストラという名前の少女がいて、ディアナはまだ赤ん坊だった。平和そうな一家。だが飼犬がうなり声を上げ、そこでイメージが崩れる。
 ディアナの姉、ケイストラはそこで事故死したのだった。ロクサーナはその悲劇の思い出を意識の中の深遠に押し込んでいたのだ。そしてディアナはそのことを何も知らずに育った。ディアナはケイストラが決して不幸では無かったはずだとロクサーナ言う。そこにケイストラのイメージが現れる。母親と抱き合うケイストラは「もういかなきゃ」と言って消えてゆく。それはロクサーナの意識に捕らえられたケイストラそのものだったかもしれなかった。
 ロクサーナの従者ホムが、たった1枚だけ残していた家族の写真を受け取ったロクサーナ。ディアナは「お姉さんの事、ちゃんと教えてね」と言って、母親と抱き合うのだった。

Guest Cast:
Majel Barrett as Lwaxana Troi:此島愛子
Norman Large as Maques:中村秀利
Kirsten Dunst as Hedril:横山智佐
Amick Byram as Lt.Ian Andrew Troi:古田信幸
Andreana Weiner as Kestra Troi:横山智佐
Voice of Baby Deanna Troi:横山智佐

Creative staff:
Director:Les Landau
Written By:Hilary J. Bader


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