TNGBANER

[ Season Premiere | Previous Episode | Return to Top | Next Episodes | Final Episode ]
第161話/"Force of Nature"『危険なワープエネルギー』
STARDATE 47310.2

 デイタがジョーディの部屋を訪れると、なにやらベッドのしたでごそごそやっている。何をしているのかとデイタが聞くと、なんとデイタのペットのスポットのイタズラの後始末だと言うのだ。状況を聞くと、どう捕らえても猫の単なる習性だった。少ししつけをしたらどうだというジョーディだったが、デイタはあまり乗り気ではない。
 そうこうしているうちに、ライカーから呼び出しがあった。
〈エンタープライズ〉は医療船の〈フレミング〉の捜索の為にタキオン回廊の一つであるハカラス回廊にやってきた。会議室で状況を確認するが、何が原因で消えてしまったのかが不明のままだった。
 その後、エンジンの調整をしているところにデイタがやってくる。なにか不調なのかというデイタにちょっとでも出力を上げたいんだというが、デイタには理解不能をようだった。エンジンの調整は効果がなく、二人はセンサーの微調整を始めた。その最中にデイタはスポットのしつけの話で相談をするが、なかなかデイタには理解出来ないようなものだった。
 センサーの調整は少しだが効果があった。そうこうしているうちに、ブリッジから連絡が入り、二人はブリッジに出頭する。なんとフェレンギの宇宙船が立ち往生しているのだ。通信を試みようとするが、亜空間通信はすべて普通で、他の方法でなんとかコミュニケーションをとろうとするが、フェレンギ船はいきなり攻撃してくる。彼らは自分達の航行不納を連邦の陰謀だといつものように決め付けてきたのだ。〈エンタープライズ〉はやむなく反撃をし、フェレンギの兵器を黙らせる。やがて通信が可能になるが、フェレンギのデイモン(指揮官の意味)は一方的に戦争行為だと決め付ける。ピカードはそのまま放って帰ってもいいんだぞと脅かして、説明をさせることに成功する。それによるとフェレンギ船はヴァートロン・パルスを発する連邦のブイに遭遇して航行不能に陥ったと言う。ピカードは現象の記録を見せてもらう代わりにそちらの船を修理しようと言い、交渉を成立させる。
 デイタが自室でスポットのしつけをしていると、ジョーディがこんどこそエンジンの出力をアップできるぞとやってくる。ジョーディはその様子をみながら、甘いデイタの方がスポットに飼いならされてると皮肉を言う。そして、ジョーディのエンジンの調整は大成功を収める。
〈フレミング〉の捜索を続ける〈エンタープライズ〉は、問題の星域でフェレンギの遭遇したのと同じ動作をするブイに遭遇し、同じ状況に陥ってしまう。そして、その〈エンタープライズ〉に小型の宇宙船が接近し、2人のヒューマノイドが機関室に転送して来る。彼らはすぐにエンジンを止めろ、それは我々を殺しているのと一緒だと言った。
 彼らは研究の結果、この星域でウォープ・フィールドを展開するのは非常に危険な事だと主張した。〈エンタープライズ〉のエンジンは修理に30時間かかると思われたが、その二人の来訪者、ラバルとスローヴァは我々の研究データを分析して立証してくれるのなら、10時間でエンジンを復旧させようと申し出た。彼らは一刻も早く〈フレミング〉を救出しなければならず、ピカードはその申し出を受け入れた。
 二人のうち、女性の方のスローヴァは思い入れが激しく、ジョーディもへきえきするほどだった。兄のラバルはジョーディに妹の非礼を詫びるが、最終的にはジョーディもわれわれと想いは一緒の筈だと言う。
 デイタが分析した結果、ふたりの研究は信憑性が高く、すぐにでも正式な調査が必要だとピカードに進言する。だが、スローヴァはそれだけ時間がかかり、対処が遅れると不満気だった。
〈エンタープライズ〉は〈フレミング〉の所在をつきとめて救出にむかおうとするが、その最中にスローヴァが船を離れ、自分達が乗って来た船を自爆させて、回廊が通れないように空間の裂け目を作ってしまう。
 その衝撃で〈フレミング〉は裂け目にひきよせられ、非常に危険な状態に陥った。だが、救出しようにもウォープ・エンジンを始動すると、空間の裂け目を助長する事になり、更に危険が増すことがジョーディの報告でわかった。〈エンタープライズ〉は他の方法で超光速航行をして〈フレミング〉の乗員を救出して脱出しなければならなかった。
 いろいろ検討を繰り返すが、なかなか良い方法が考えられない。だが、デイタがひらめいた。それはわざとウォープ・パルスを発生させ、空間振動を励起して〈エンタープライズ〉を弾き飛ばそうというものだった。
 早速検討にはいるが、ジョーディは自分がよかれとおもっていはげんでいたエンジンの調整が時と場合によっては罪悪になることを知り、悩む。
 ジョーディはテンフォーワードでひとりたたずむラバルにお悔やみを言う。彼はスローヴァに待つ時間がなかったのが、悲劇の原因だと言う。そして、何時の日かウォープ以外の方法で超光速航行が出来る方法を開発すると言うのだった。
〈フレミング〉の救出に向かう〈エンタープライズ〉だが、まずいことに〈フレミング〉がウォープ・エンジンを修理して動かしてしまう。〈フレミング〉は大破し、空間の裂け目はひろがる。〈エンタープライズ〉は〈フレミング〉の乗員を回収することは出来るが、裂け目からの脱出が難しくなってしまった。
 慣性航行で〈フレミング〉に向かう〈エンタープライズ〉。救出は開始出来たが、どうやってここから脱出できるか。そこにジョーディから報告があり、空間の裂け目が発するディストーション波に載せれば弾き飛ばされる、それを利用してはとの進言があり、実行に移される。1度目は失敗するが、2度目の挑戦で無事に脱出する。船は軽微なダメージだけだった。
 今回発生した裂け目は正式に調査が開始される。この空域はこのままほおっておけば40年で壊滅的な事態に陥ることがわかった。惑星連邦はこの空域の航行を調査と緊急時だけに制限し、その時もウォープ5までしかスピードを出せない規制を施行した。だが、連邦以外の勢力に強制はできない。だが、いずれ理解されるだろう。

Guest Cast:
Michael Corbett as Rabal:金尾哲夫
Margaret Reed as Serova:宗方智子
Lee Arenberg as Prak:小室正幸

Creative staff:
Director:Robert Lederman
Written By:Naren Shankar


[ Season Ptremiere | Previous Episode | Return to Top | Next Episodes | Final Episode ]
Copyright 1982 to 1998 by Starbase Kobe All Right Reserved. "STARBASE KOBE" and "S.B.KO." are Trademarks of STARBASE KOBE.