故郷の入場券と周辺切符と記念硬券/茜堂
私の故郷神戸駅の入場券

故里の最寄り駅は神戸市に居ながら以前は芦屋市の芦屋駅でしたが、
平成8年10月1日に芦屋駅と摂津本山駅の間に
甲南山手駅が開設されました。

   

甲南山手駅は歴史が浅いので、ここでは神戸市の代表名称駅として神戸駅の歴代入場券と関連品を収録しています。
尚、入場券類に関する分類期についての解釈は、本ページの最下段に記しております。
   
気になる甲南山手駅の硬券入場券ですが、当然の事ながら窓口ではマルス端末式券しか無く、
平版(オフセット)印刷の日付語呂合わせ的な便乗記念硬券が数回出ましたが、

当駅の常備硬券入場券は残念ながら存在しません。
 ■大正9年2月1日.開始
  (無日付時代券.券番表.大正中期)
  (左書改訂五銭券.鉄道院)

  (昭和5年3月31日迄.入場券無日付)

  (西部鉄道局兵庫印刷所印刷)
 ■開始時期不明
  (無日付時代券.大正中期)
  (五銭券.鉄道院)
  (裏面3項目の入場注意書き有り)

  (西部鉄道局兵庫印刷所印刷)
 ■開始時期不明
  (無日付時代券.大正末期)
  (拾銭券.鉄道省)
  (裏面3項目の入場注意書き有り)

  (後期券は十銭表記)

  (西部鉄道局兵庫印刷所印刷)
 ■昭和5年4月1日.開始
  (10銭券.鉄道省)


  (日付入復活券.料金算用数字)
  (客車内の文言が表面に.他2項目は消える)
  (後期券は戦時対応.B券化)

  (大阪印刷場印刷)
  (昭和19年頃.軟券化)
  (10銭.20銭.50銭.1円.3円.5円券)
 ■昭和24年5月1日.開始
  (5円券.運輸省)
  (昭和25年頃.硬券復活)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和26年11月1日.開始.1〜5期
  (10円1期券.旧漢字.国鉄)
 
(秘境日高三股へようこそ様提供)

  (10円4期券.国鉄)
  (裏面に駅名表示が入る)

  (10円5期券.国鉄)
  (裏面の駅名表示が取れる)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和41年3月5日.開始.1〜2期
  (20円1期券.国鉄)


  (大阪印刷場印刷)
●WANTED●
 ■昭和44年5月10日.開始.1期〜
  (30円1期券.国鉄)
  (6ヶ月余の短命切符)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和44年11月15日.開始.〜2期
  (30円2期券.国鉄)
  (昭和44年11月15日.小児料金設定)
  (小児券併用
.小児断線が入る)
  (
小児断片綴じ穴無し)
  (以降.客車内の文言は裏面に移動)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和51年11月6日.開始.1期
  (60円1期券.国鉄)
  (国鉄末期迄30円2期券と同様式)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和53年7月8日.開始.1期
  (80円1期券.国鉄)
  (10ヶ月余の短命切符)
  (上記と同様式)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和54年5月20日.開始.1期
  (100円1期券.国鉄)
  (円.有効が後揃え.上記と同様式.亜種)

  (100円1期券.国鉄)
  (上記と同様式)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和56年4月20日.開始.1期
  (110円1期券.国鉄)
  (円.有効が後揃え.上記と同様式.亜種)

  (大阪印刷場印刷)
 ■昭和57年4月20日.開始.1期
  (120円1期券.国鉄)
  (上記と同様式)
  (大阪印刷場〜昭和58年3月末)

  (大阪乗車券管理センター印刷)
 ■昭和59年4月20日.開始
  (120円国電区間1期券.国鉄)
  (料金改正ながら特例区として据置)
  (沿線私鉄との料金調整券)
  (料金字間詰.上記と同様式.亜種)

  (120円国電区間1期券.国鉄)
  (上記と同様式)

  (大阪乗車券管理センター印刷)
 ■昭和62年4月1日.開始.1期
  (120円電車特定区間1期券.JR西日本)
  (西以外は30円2期券と同様式)
  (平成3年5月31日.硬券最終)
  (以降.他駅の広島併合券は乙片穴有り)

  (大阪乗車券管理センター印刷)
  ■平成3年6月1日.軟券化
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (JR東日本式入場2時間制限)
  (マルス端末式券)
  (MR12W型.青色磁気券)
  (黒色熱転写印刷.JRパール印刷)


  (現行券に付き.黒斜線を画像処理)
赤線入場券は
昭和41年3月4日を最終日として
廃止されました。
日本国有鉄道は
昭和62年3月31日を最終日として
民営化されました。
   
平成16年後期より、JR西日本では新鋭機MR32型のマルス端末が導入されました。
これにより切符発行印刷方式が従来の一色熱転写式(黒色間接サーマルプリンタ)から、
二色感熱式(黒赤色直接サーマルプリンタ)に変更され、
経年劣化による券面の印字消滅等で
収集保管には耐えられなくなりました。
少し残念な思いが致します。
●WANTED●
未収集の神戸駅硬券入場券を探しております。
もしお譲り下さる方がおられましたら下記メールにてご一報下さいませ。
■E-mail■
注意
アドレスの前の"shiroikuni-"を外してお送り下さい。
神戸駅記念硬券入場券

神戸駅の日付一体印刷の記念硬券入場券を収録しています。
初期券は通常切符の活版印刷券ですが、以降は紙質も変わりオフセット印刷券となっています。
 ■平成4年5月6日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (広島バージョン.復活硬券)
  (広島併合後の乙片穴空き様式)

  (456並び記念切符)
 ■平成7年8月9日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (789並び記念切符.台紙付)
  (オフセット印刷)
 ■平成8年8月8日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (888並び記念切符.台紙付)
  (オフセット印刷)
 ■平成9年9月9日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (999並び記念切符.台紙付)
  (オフセット印刷)
 ■平成11年1月11日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (11111並び記念切符.台紙付)
  (オフセット印刷)
 ■平成12年12月31日.日付印刷券

 ■平成13年1月1日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (ミレニアム記念切符.台紙付)
  (オフセット印刷)
 ■平成16年5月11日.日付印刷券
  (120円電車特定区間券.JR西日本)
  (大阪神戸間開業130周年記念切符)
  (大阪.西ノ宮.三ノ宮.神戸.4駅セット)

  (左が表面.右が裏面.台紙付)

  (オフセット印刷)

  (明治券.弐銭縦型入場切符様式風)
色彩も豊かな珍しい流用券

印刷済みの色模様券を別途切符へと加工加刷をすべく、裏面や表面をそのまま使用した珍しい切符達を紹介します。
   
上段の季節割引の往復乗車券は、恐らく余剰のA券赤線入場券台紙に公務用券とすべくGJR地紋と公影を加刷。
その後、更に当券の無地裏面を使い加刷した三次使用の流用券だと思われる。
   
下段の急行券は本来ならば、列車種別の赤縦二条で有るべきですが、
当券では、急行券(二条縦引き)・準急券(一条縦引き)の赤線縦引き廃止(昭和41年3月5日)より、
約5ヶ月前に赤線三条縦引き廃止(昭和40年10月1日)になった余剰の特急券用台紙を流用

そのまま、表面を使い加刷した二次使用の流用券です。
 ■昭和12年6月1日〜19年3月31日
  (三ノ宮驛発行)
  (季節割引往復3等乗車券.税共)
  (裏.A券赤線入場券流用の公影加刷)
  (裏.公務時GJR地紋.鉄道省)

  (公務用.第五種券を流用)

  (未使用券.廃札)

  (画像.表裏)
 ■昭和41年10月21日.日付
  (神戸駅発行)
  (JNR地紋.国鉄.1等急行券)
  (急行赤線引.昭和41年3月5日.廃止)

  (赤縦三条引の特急券を流用)

  (画像.表裏)
準常備片道乗車券

準常備片道乗車券とは、余り売れない幾多の行き先駅を一枚の乗車券にまとめ、
行き先駅の下側を切取り発行した片道乗車券で「準券」と呼ばれ、切る前はD型券かA型券で成り立っています。
   
旅客の多い着駅用には「常備式」を、非常に少ない着駅には「補充式」を用いますが、
その中間のやや多い着駅に、この「準常備式」を用います。
こうする事により、多くの着駅ごとの乗車券を印刷して揃えて置かなくても良い事になります。
 ■昭和5年5月16日.日付
  (亀山驛発行)
  (柘植経由.亀山より神戸行き)
  (三等.準常備片道乗車券)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■昭和11年4月7日.日付
  (神戸驛発行)
  (東海道.秋葉原経由)
  (神戸より下総中山行き)
  (3等.準常備片道乗車券)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■昭和46年11月27日.日付
  (神戸駅発行)
  (山陽.茶屋町経由.神戸から下津井行き)
  (準常備片道連絡乗車券)
  (JNR地紋.国鉄)
   
下段は国鉄発行の私鉄連絡券で、宇野線の茶屋町駅乗換で下津井電鉄の下津井駅(終着駅)までの準常備連絡乗車券。
乗車券発行の4カ月後には、茶屋町駅〜児島駅が廃止となります。
この昭和47年4月1日の部分廃止に伴い、同連絡乗車券は同年3月31日を持って廃止。
   
尚、残る児島駅〜下津井駅は平成3年1月1日に廃止されました。
神戸車掌区の車内急行券

戦前迄は急行券等を持たない乗客には、概算切符等で対応していましたが、
戦争が始まった翌年の昭和17年には、車内で迅速に対応する為、冊子式の車掌携帯急行券等が発行されました。
   
然し乍ら戦争激化と輸送統制に伴い、翌年(車掌携帯寝台券は翌々年)には廃止されてしまいます。
戦後、列車運行密度も復活し準急行も新設された事から車内での需要が増え、前回の物を継承する形で、
昭和29年4月1日より、車内普通急行券、車内準急行券が新たに設けられました。
幅、4.8〜5センチ。
裏面無地、軟券。
昭和40年7月29日、普通急行券、豊橋〜300Km、2等、200円、神戸車掌区乗務員発行、赤縦2条、国鉄(JNR地紋)。
昭和37年6月23日、準急行券、準急比叡(上り)、2等、100円、神戸車掌区乗務員発行、赤縦1条、国鉄(JNR地紋)。
急行券や準急券等を持たずに、それらを利用する乗客に車内で車掌が同券を発券しました。
   
神戸車掌区(現、明石車掌区)の準急の受持ちは「比叡(神戸〜名古屋)」と「鷲羽(宇野〜京都)(宇野〜大阪)」の、
上下三路線三種のみの為、券面表示はいたってシンプルです。
どちらも有効期間の代わりに「この列車1回限り有効です」の表示が明記されています。
周辺地域の古い切符と記念硬券

山陽新幹線開業初日券や周辺地域の古い切符、記念硬券切符等を収録しています。
 ■昭和47年3月15日(開業初日券)
  (山陽新幹線開業初日.国鉄)
 ■大正12年4月29日.日付
  (神戸驛発行.三等乗車券.よりゆき表示)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■大正10年3月11日.日付
  (三ノ宮驛発行.三等乗車券.ヨリ表示)
  (GJR地紋.鉄道省)
  (官公断線.官)

  (特徴有る形からX断線とも呼ばれる)
 ■開始時期不明
  (無日付時代券.大正末期)
  (拾銭券.鉄道省)
  (裏面3項目の入場注意書き有り)

 
(鉄道入場券図鑑17頁.掲載)
  (鉄道切符大研究132頁.掲載)
 昭和11年11月19日.日付
  (
10銭券.鉄道省)

  (日付入復活券.料金算用数字) 
 ■開始時期不明
  (無日付時代券.大正中期)
  (五銭券.鉄道院)
  (裏面3項目の入場注意書き有り)
 ■開始時期不明
  (無日付時代券.大正中期)
  (五銭券.鉄道院)
  (裏面3項目の入場注意書き有り)
 ■昭和4年4月15日.日付
  (神戸驛発行.三等普通急行列車券.哩表示)
  (上り表示.哩券)
  (500哩は
804.672粁)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■昭和16年12月2日.日付
  (神戸驛発行.三等普通急行券.粁表示)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■昭和17年11月4日(戦時中).日付
  (神戸驛発行.2等普通急行券.粁表示)
  (地帯別赤線斜引き最終期券)
  (二条.一条の二地帯制時代券)
  (GJR地紋.鉄道省)

  (神戸驛発行.2等乗車券)
  (東京市表記.裏面地図式.よりゆき表示)
  (GJR地紋.鉄道省)
 ■昭和38年3月29日
  (三ノ宮駅発行.JNR地紋.国鉄)
  (英文字表記.1等乗車券.からゆき表示)
 ■昭和5年8月13.14日
  (前日12日.赤斜1条で神戸突堤)
  (日付印刷券.裏面スローガン)
  (GJR地紋.鉄道省)
  (第二青函丸観覧記念.大阪築港)
  (同年8月5日.神戸川崎造船所.落成)
  (昭和20年7月14日.空襲を受け沈没)
 ■昭和11年10月29日.日付
  (GJR地紋.鉄道省.券番0005)
  (観艦式拝観3等乗車券.住吉驛発行)
  (大演習観閲官.天皇陛下)
  (御召艦.比叡)
  (参加隻数.100隻.航空機.約100機)
  (総合トン数.570133トン)
 ■昭和17年10月14日(戦時中)
  (無日付式券.券番0003)
  (GJR地紋.鉄道省)
  (鉄道七十年記念3等乗車券.元町驛発行)
神戸駅

汽笛一声新橋より二年後、大阪〜神戸間に第二の鉄道が開業される。
明治22年7月1日には新橋〜神戸間の鉄道が全線開通、実に片道20時間余りの長旅であった。
   
東海道本線と山陽本線との分岐点でもある神戸駅には、
東海道本線=東京起点589K340M、山陽本線=神戸起点0K0Mのキロポストが、機回し線南側壁に設置されています。
門司港駅の0キロポストのようにカッコ良かったらいいのですが…………。
住所神戸市中央区相生町3-1/開業日明治7年5月11日
ホーム形式
1面1線片側+2面4線島式・機回し線1線
停車種別
新快速・快速・普通/自動券売機8台/自動改札機13台/自動精算機3台
写真上二代目(明治22年3月)煉瓦造りの神戸駅(栄屋印行の絵葉書)
写真下
昭和10年6月5日の、京阪神地区専用急行電車52系(流電)の京都間往復試乗券(葉書切取券)

今や故里は遠くに有りて近いもの、我が故里の沿線切符を増設しました。今後資料が揃いましたら両ページにて随時アップして行く予定です。



茜堂の入場券の印刷期分類についての見解。

活版印刷の特性上、多量となる駅単位での在版は難しい為、増刷する都度に字組を施すので微妙に或いは大きく活字の字間や行間が異なって参ります。
それにより各々を別期とすると、駅単位での増刷頻度が異なる事により、他駅との印刷期に於ける整合性が損なわれる事となりますので、
文言の違いや改行の相違にのみ一期事の扱いとし、活字の書体及び字間や行間の相違については期内での亜種と致します。