子供の頃からあこがれていたバレエのレッスンを1998年10月に突然思い立ちはじめました。まだまだ初心者ですが仕事の都合でレッスンを受けられないことが多く、穴埋めに仕事先である海外でレッスンを受けています。バレエを趣味にされている方が、海外へ行くときの参考になれば幸いです。
旅先でバレエ 入門編:海外のオープン・クラスでレッスン。バレエ用品を買う。海外公演のチケットを買う。
(内容を付記)
旅先でバレエ (アメリカ編:ニューヨーク、ワシントンD.C. その他)
旅先でバレエ《みなさまからの投稿集》こちらのサイトを訪れた方々の経験談や情報、感想を掲載。
みなさまからの投稿集≪海外でレッスン。海外公演チケットの情報収集と購入方法。≫ その1(2001春)
みなさまからの投稿集≪海外でレッスン。海外公演チケットの情報収集と購入方法。≫ その2(2002春)
みなさまからの投稿集 その3≪公演鑑賞レポ (日本国内、海外公演)≫
バレエを始めたきっかけ
ネットの人々との「レッスン・オフ会」に参加する。
この「旅先でバレエ」のページのバレリーナの絵はすべて「うさまる」さんにいただきました。
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旅先でバレエ 入門編:海外のオープン・クラスでレッスン。バレエ用品を買う。海外公演のチケットを買う。
詳細はそれぞれの都市のページをご覧ください。注意事項は各国の祝祭日です。(例えばパリは8月はレッスンも公演もとても少ないです。)またこちらのサイトを訪れた方々の投稿集も情報満載です、是非ご覧下さい。
≪海外のオープン・クラスでレッスン≫
●オープン・クラスのスタジオを探す
大都市では必ずオープン・クラスのスタジオがあります。(ニューヨークのページへ パリのページへ ロンドンのページへ)インターネットでスタジオのサイトを見つけ出し、詳細を調べたりメールを出して問い合わせたりすることが出来ます。また各都市のダンス雑誌(専門誌なので普通の本屋さんでは見つけられないことが多く、ダンス用品店での購入がお勧めです)などを購入すると、オープン・クラスのスタジオの広告やダンス用品のお店の広告などが載っていて参考になります。あとは電話帳(イエローページ)で探せます。(アメリカのイエローページの見本はこちら)
●オープン・クラスのスタジオを見学する
インターネットでレッスンのスケジュールや時刻など詳しく調べられることが可能になっていますが、やはり事前に一度スタジオを訪ねることをお勧めします。サイトに出ているスケジュール表が間違っている場合や、細かい変更など実際にスタジオの受け付けでしか確認できないことも多いからです。また事前にスタジオの場所を確認しておくことも大切です。受け付けだけでなくスタジオの中を一通り見学させてもらい、それぞれのスタジオや更衣室の様子なども見せてもらうと良いでしょう。 また一覧表とは別に単発のオープン・レッスンもいろいろあるようです。受け付け近くにチラシやポスターで周知されているので見逃さないようにしましょう。
●見学時のチェック・ポイント
見学をしたいと申し出れば、だいたいのスタジオは見学OKのようです。ニューヨークのBDC(ブロード・ウエイ・ダンスセンター)では「ビジター」と書かれた大きなシールを胸に貼ってもらって好きなだけ「うろうろ」できます。ロンドンでは「何を見学したいのか?」と聞かたので、何を知りたいのか返答する必要があります。基本的には更衣室と次回初めに受けるレッスンが行われる予定のスタジオの場所や広さを見学したいと言えばいいと思います。もしくは「今行われている○○クラスのレッスンを見学したい」と言うのもいいでしょう。以下は見学時のチェック・ポイントです。
○受付:レッスン料金システム(1週間、1ヶ月の長期滞在の場合はレッスン料金について回数券や月間の会員料金などの支払いの方が安くなることもあるので、受付の人とじっくり相談した方が良い)レッスン・スケジュール表の確認と、変更時の周知方法。(周知専用の掲示板などが何処にあるか。)
○売店:Tシャツやバレエ・シューズなど販売している所もある。また、スナックやお水など販売している場合も)。
○更衣室:シャワー、ドライヤー、石鹸の有無など。ちなみにパリのスタジオでは男女の更衣室は分かれていませんでした。詳細はパリ編の体験記をご覧下さい。
○生徒さんたちの雰囲気:ストレッチはどこで出来るか。レッスン・ウエアはどんな感じか。
○レッスン・スタジオの場所と入り口:入り口がわからなくて慌てて探したこともありました。こんなことで初レッスンに遅刻したくないので。着替えを何処に置くか。(ほとんどのスタジオは全ての手荷物はバックに入れて、スタジオに持ち込みます。)
○クラスのレベル:バレエ歴が5,6年以上ならプロフェッショナル・クラスでも充分な様子ですが、先生によっても違うので時間に余裕があれば見学すると良いでしょう。
○その他:旅行などで同行している友人、親、お子様が見学することは可能か。私が今までに行ったスタジオでは、託児所付のところはありませんでした。ほとんどのスタジオはガラスで中が覗けるようになっているので見学は可能です。お子様をスタジオの中に入れて、隅で見学させているケースも一度(ロンドンで)ありましたが、これはスタジオの運営側の判断というよりも、先生の了承を得ている様子です。常連さんは大目に見ているという雰囲気でした。
●どのレベルを受けるか
レベルは万国共通のように感じます。おおよそは以下の感じでしょうか。
○ビギナー・クラス=入門クラス。初心者。始めてから1年から3年くらいを対象。大人のビギナークラスは各国、もっと細かいクラス分けをしている場合も多く、1年目、2年目など明記されているところもあります。大人が対象なので、週に1,2回のレッスンを基本に1年目、2年目と考えればいいようです。センターは、アダージオ、ピルエットの入ったタンジュなど。アレグロはテンポがゆっくりです。グラン・ワルツはありません。
○エレメンタリー・クラス=初級クラス。始めてから2年以上。アレグロではアントルシャ・カトルやブリゼが入ってきて、ジュッテ、アッサンブレ、シソンヌなどのコンビネーションになります。(ただしテンポは早過ぎない)最後のグラン・ワルツではピケ・アラベスク、グリッサード、ジュッテ・アントルラセ、トンベ・パドブレ、グリッサード、グラン・パデシャなどスタジオを1往復半するぐらいのアンシェヌマンなどになります。
○インターミディエイト・クラス=中級クラス。
○アドバンス・クラス、プロフェッショナル・クラス=上級クラス。見学していると3分の1くらいの女性はポワントでやっているようです。先生は見本を踊らず高齢で椅子に座ったまま説明しているだけだったり。かなり長いアンシェヌマンで見ていても覚えられなかったりするほどでした。最後に32回転フェッテをやっていたり。外国ではクラシック・バレエのプロを目指す人は専門の全日制のダンス学校に通うので、こういうダンス・スタジオのプロフェッショナル・クラスはミュージカル・ダンサーやコンテンポラリーなど様々なダンスのプロを目指しているような人が来ている様子です。
その他には「ジェネラル=GENERAL」、「ベイシック=BASIC」などのレベル名がありますが、ほとんどはエレメンタリークラスと同様で、ビギナークラスより難しいレベルのようです。
メソッドについて:例えばロンドンの場合は「RAD」「ロシアン=ワガノワ」「バランシン」などのスタイルが先生の名前の隣に明記されている場合もあります。日本のバレエ教室は通常はワガノワが多いのでしょうか?私は詳しいことは解りませんが、初心者の場合はどのスタイルで受けても困ったこと、迷ったことはありませんでした。ちなみに、バー・レッスンのプリエのあとは「RAD」の場合、「バットマン・グリッセ」というのがありますが、これはワガノワの「デガジェ」に近いもので、デガジェよりもうちょっとだけ高く足を上げた形だそうです。
同じレベルに書かれていても先生や受講している生徒のレベルにより、実際のレッスンのレベルはいろいろです。また、ひとつひとつのアンシェヌマンが長いかどうかでもかなり難易度が違って感じますし。こういうことは実際に見学するか受けてみないとわからないですよね。同じレッスンを受けた生徒さんに今日のこのレッスンと今度受けようと思っているクラスとどちらが難しいかなど、実際に受けた人にたずねてみるしかないです。
特に外国では基本的には自己責任ですから、他の人の迷惑にならなければどのクラスを受けてもOKという雰囲気はあります。言葉がわからないから、いつもより一つグレード・ダウンしたクラスを受けるというのもありえますし、逆にせっかくだから、いつもより難しいクラスのレッスンを受けてみるというのも楽しいと思います。(旅の恥は。。。。。?!)難しそうなレッスンは見学しているという方法もありますので。
●オープン・クラスを受ける場合の基本的な流れ
まず受付で受講したいレッスン名と講師名を伝えます。(発音が悪いと通じないのでスケジュール表を見せて指で指し示すという方法も確実です。)ここで料金を支払います。(スタジオにより一日のメンバーシップ料金だけをここで払い、あとは直接先生やピアニストの人に渡すところもあります。)
更衣室で着替える。前述のとおり男女一緒の更衣室もあります。また、スタジオごとに別の更衣室がある場合も。基本的に着替えたものは靴からコートまで全てバックに入れて、スタジオまで持っていきますので大きめのかばんが必要です。オープン・クラスでのレッスン・ウエアは日本のオープンクラスとだいたい同じです。いろんな人がいます。タイツにレオタードだけの人。初級クラスに全部トウシューズで受けてる人。ニットなどもこもこに着込んでいる人。ジャズダンスっぽい雰囲気で踊っている人。髪の毛もきちんと纏めている人から、ぼさぼさの人まで。ヨーロッパはエアコンが効くときと効かない時があったり、寒くてどうしようも無いとき、熱くて蒸すときなどいろいろです。体温調節は自己責任みたいなところがありますので、様子がわかるまではたくさん着込んでおくなど着脱可能な服装がいいと思います。色はやはり黒系が多いように感じますが、これも様々です。服装で「浮いてしまう」という状況は殆ど考えられないほどいろいろな人が居ますので、好きな姿で受ければよいと思います。
スタジオに行き一つ前のレッスンを見学しながら、ストレッチなどして待つ。時間に遅れないように。階段が何処にあるか解らなかったり、いろいろなハプニングがあるので、時間は余裕を持った方がいいでしょう。何処に行っても日本人の生徒さんを見つけられるので、早めに行って日本人の方を探して教えてもらうといいかもしれません。
盗難は各国ともに非常に多いようです。皆の目が届く場所に置いていても、お財布のお札だけ抜き取られるなんてことは良くあるようです。特に不慣れな場所でうろうろしていれば、狙われる可能性は高い。お札だけ抜いてくれればまだラッキーで、パスポートやクレジットカードまで取られたらあとが大変です。貴重品はできるだけ持っていかないように。持っていくときは、自分で工夫しましょう。
さて、スタジオに入り荷物を置いたら、バーの場所を見つけます。上手そうな人の近くで先生からあまり遠すぎない方が良いでしょう。荷物からタオルとペット・ボトルの水を出しておくといいでしょう。
先生に挨拶。先生らしい人が入ってきたら、初めてこちらのレッスンを受ける旨、始めに挨拶をした方が良いようです。これは万国共通のマナーになるのでしょうか。言葉も上手でないので気が引けてしまって挨拶できないときもあるのですが、どうやら挨拶をきちんとしたときの方が印象が良いです。また、先生が代講の場合もあるので、先生の名前も確認しておいた方がベターです。(「○○先生ですか?初めまして。日本から来たました。名前は○○です。」という短いものですが。)
あとはレッスンを受けるのみ。レッスン用語は万国共通です。ちなみに私はフランス語は学生時代1年生のときに週に2時間勉強しただけなので、「セ・ボン(結構です。)」「オ・ニ・バ(さあ、始めましょう)」「ファティゲ(疲れちゃったのね)」くらいしか解りませんが、特にビギナークラスの場合は全て見本を先生が事前に見せてくださるので、レッスン自体にはついていくことが出来ました。注意についても言葉がわからなくても様子で「引き上げが足りない」とか、「首をきちんとつけて回る」とか、大体の説明はわかります。ただロンドンのレッスンでアレグロの説明で、先生が「スーシュー」と言っているのか、「スプルーソー」と言っているのか聞き取れず、自分だけジャンプしていたとか、そういうミスはありますが。それから私の日本でのお稽古場ではレッスン中に「8時の方向で」とか良く言いますが、方向を示す言葉ってイギリスでもフランスでも聞いたことがありません。
レッスン後はシャワーがあれば浴びて、着替えます。忘れ物をしないように。次回のレッスンのスタジオの場所など必要なことを確認してから帰りましょう。記念に写真撮影をする場合は、他の人の迷惑などもあるので様子を見てからに。海外では日本より肖像権、版権など厳しい場合も多いので、スタジオによっては受付で許可がないと写真撮影禁止という場合もあります。本物のダンサーに出会えるチャンスがあるかもしれないので、写真が撮れればラッキーかも知れませんが、逆に絶対駄目ということもあります。私もそうですが日本人ってこういうことに疎いので、トラブルを未然に防ぐためにも注意は必要です。
≪バレエ用品を買う≫
レッスン・ウエアなどのお店が各都市にありますので、お買い物を楽しむことが出来ます。(お店の住所などは各都市のページをご覧下さい。)写真集や雑誌なども売っています。特に雑誌は公演ガイドやSHOPの広告など情報が盛りだくさんなので、是非一冊購入をお勧めします。バレエの公演をやっている劇場の中のお土産屋さんなどは、以前の公演のプログラムなど販売している場合もあるので、奥まで覗いてください。ポワントやバレエ・シューズは、私の印象としては価格は思ったより安くはないなあという感想です。(正確に比較していないのですみません。)また、日本人特有の幅広のサイズはヨーロッパでは店頭販売されていない場合もあるようです。特にポワントは自分が現在履いているものを持って行って履いてみせた方が良いようでした。
注意が一番必要なのはビデオとDVDです。ビデオテープはヨーロッパの場合「PAL方式」というもので、日本の「VHS方式」とは違います。日本で見ることが出来ない場合が多いです。購入時には確認が必要(と言ってもヨーロッパの人に日本で見られるかどうか正しい知識を求めるのが無理でしょう)。DVDもリージョンを確認して日本はOKだと思ったら、やはりPAL方式なので一般の日本のTVでは見られなかったと言う失敗を、私自身は何度もやっています。(PCのDVDでは見られますが、ゲーム機では駄目でした。)と言うわけで、こういうことに詳しくない場合はヨーロッパでのDVDとビデオ購入は諦めた方が無難です。アメリカはいずれもOKです。音楽CDは万国共通ですので安心してご購入ください。
●バレエ用品店を探す
パリ、ロンドン、ニューヨークについては別のそれぞれのページをご覧下さい。その他の都市については日本で出発前にインターネットで探すという方法があります。ネットの検索エンジンを使って探してみてください。「Ballet」という単語より「Dance」という単語のほうが見つけやすいです。訪問先に到着後はホテルにある電話帳「イエローページ」が重宝します。(ちなみに、アメリカのワシントンDCのバレエのイエローページを載せていますので、参考にしてください。)また現地の本屋さん、もしくはバレエ公演を行っている劇場のお土産屋さんへ行くと、バレエの専門雑誌を販売しています。雑誌の広告ページには必ずバレエ用品店の広告が出ていますので参考に出来ます。
≪海外公演のチケットを買う≫
公演については劇場のサイトか、バレエ団のサイトかいずれかで調べることができます。検索エンジンを使いサイトを探してみてください。大都市の場合は(例えば、ニューヨーク・ヤフーなど)大都市のサイトにアクセスして、日にち指定でどんな公演があるか調べることも出来ます。
最近はどんどんインターネット上での購入が可能になっていますので、これを使うといいでしょう。座席の細かい希望までリクエストに対応できるシステムとそうでないシステムがありますので、バレエ団や劇場により説明を確認してから、サイトへアクセスするといいでしょう。売り切れの公演でも当日券がいろいろな形で販売されている場合も多いので、劇場に直接行って係員に問い合わせてみるといいでしょう。各都市で私が行った時の購入方法の詳細は各ページを参照ください。(ニューヨーク、ワシントンDC、パリ・オペラ座、ロンドンのコベント・ガーデン)
下記は翻訳サイトです。 仏→英、英→仏はあります。 日本語もあるのですが日本語への対応は英語のみです。これはサイトのアドレスを入れると、そのページ丸ごと 翻訳してくれますから、便利です。(誤訳は沢山ありますので、そこは覚悟して) http://world.altavista.com/sites/gben/pos/babelfish/trns
ですからサイトで出てきたメッセージをコピー、ペーストで見てみると書いてあることの概略は解ります。
1年半前から近所の教室で「クラシックバレエ」を始め、やっと、すこーし身体が以前よりは柔らかくなったかもというレベルだったのに、愛読しているインターネット上の「大人からはじめるクラシックバレエ」というホームページに集う人々での「オフ会」が行われることになり、突然思い立って出席してしまいました。インターネット上でお話しするだけの人々と直接会うというこの「オフ会」は、60名もの女性の集いとなり(男性も4,5名参加)とても楽しかったです。パソコン・オタクの人が「大人からバレエ」なんて、いかにも身体かたそー!?なんて思ったけど柔らかい人が多かった。(ちなみに、この「オフ会」は会っておしゃべりするだけでなく、みんなでバレエのレッスンを受けるという企画だったのでした。)
これで気を良くした私は大胆にも海外でもレッスンを受けてみようと決心してしまったのでした。
何故今ごろ始めたのか?はまっているのか?と良く聞かれるのですが、もっと早く始めれば良かったなあというのが私の気持ちです。(答になっていないけど)子供のときは「運動神経が無い」「身体が硬い」「器量が悪い」ということでバレエはせず、日舞を10年くらいやっていました。多分踊ることはそのころから好きだったのでしょう。週3回のお稽古をいやと思うことも一度も無く続けていたので。今思い返すとこの10年の日舞で脚が完全な内向きになってしまったことが今バレエをやっている上でとても辛いことになっています。逆にバレエで「ポールド・ブラ」と呼ばれる腕づかい(腕を表情をつけて動かすということ)は、多分10年やってきたことなので辛くないことです。
大人になって仕事をするようになって海外に行きバレエを見たら、とても素晴らしくてまず見に行くのが趣味になりました。それまで全然知らない世界だったので日本ではテレビで見たりしました。テレビだと解説があるのでいろいろ良くわかり、勉強になりました。もともとクラシック音楽が好きだったりしたのもあったのかもしれません。
そして仕事を始めて5,6年くらい経ったころ尊敬していた仕事の先輩が突然バレエを始めました。このとき大人からバレエを習うことがあるのだということを知りました。それでも自分がやろうとは思わなかったのですが。そして次にまた仕事の別の先輩が「私、いつかバレエを習いたいと思っているのよ」と、おっしゃった。このときは私もやろうかと初めて思ったのでした。
こうして少しづつ少しづつ近づいていって、遂に決心するまで10数年。更にバレエ・スクールを訪ねるまで半年もかかって、やっと近所のレッスン・スタジオの扉の前に立ったのでした。その扉には「大人の入門用のストレッチ・クラスは、月・水・金です。」と書かれていました。どうやって問い合わせをしようかと思っただけで緊張して恥ずかしくなってしまっていたのに、決心して行ったら質問の必要もありませんでした。電話して見学して、即入会でした。
身体が硬いし運動神経も無いし「ないないづくし」の身体ですが、クラシックの音楽に合わせて身体を動かしているだけで楽しく幸せな時間です。硬い身体も少しづつですが頑張った分だけ柔らかくなるのも、私の年代には嬉しいことです。バレエというのは日々のレッスンの積み重ねで少しずつ上達するものなので、形になるのにとても長い時間がかかりますが(私の場合は、形になるまでもいかずに終わるのだろうとも解るのですが)それでも地道に努力していくこと、少しずつでも上達することは楽しみになります。仕事でのストレスに負けそうになったり子供を授かりたいと願いながら叶わずにいる自分にとっては レッスンに集中することはとても良いストレス解消になり、楽しみになるのです。
と言うわけで、仕事が無い日は、(仕事がある日も)レッスンに明け暮れるこのごろです。