ロンドンの模型ショー見物記(オリンピア編)


インターナショナル・モデル・ショー

 各種のホビー雑誌を出版してしているイギリスのネクサス社(その後Highbury社を経てEncanta Media社に代わっている)が主催する模型ショーが、毎年の年の暮れから正月にかけて、ロンドンおよびロンドン近郊で開かれています。
 私はこれまでに3回見にゆくことが出来ましたので、その様子を@niftyのフォーラムで文章では紹介しましたが、写真をご覧いただくことは出来ず、それに会員でないと読んでもいただけませんでした。
 そこで、その後開設したこのホームページ上で、改めてその概要を順次ご覧いただくことにしました。
 
 見に行った3回のうちの初めの2回は、インターナショナル・モデル・ショー(略称IMS)という名称で、ロンドン西方のケンジントン・オリンピアという駅のすぐ前にあるオリンピア・コンベンション・ホールで開かれていたものでした。

100周年記念展

 最初にこのショーを訪れたのは1997年の年の暮れでした。
 ちょうどその年は雑誌「Model Engineer」の100周年記念展だったのでたいへん華やかで、会場へ一歩足を踏み入れたときの感激は、お祭りの縁日の賑わいを目のあたりにした幼き日の心のときめきを思い起こさせるものでした。 (その割には見栄えのしない写真ですが・・・)

え?これも模型?!

 模型ショーは、アマチュア作品のコンペティション部門、クラブやアソシエーションそしてインスティチュートの展示部門(この3つの違いは何だ?(^^;)、模型工作用の材料・工具・機械などの展示即売部門、関連施設の参考展示などに分かれていますが、何といってもその中心はコンペでしょう。
 出品されているさまざまなジャンルの作品は、これほんとに自作したの?と疑いたくなるような素晴らしい出来ばえのものばかり。
 さて、私たちが模型と聞いて思い浮かべるのは、機関車や飛行機、船、自動車などでしょうが、このショーの出品作で驚かされたのは、工作機械の縮小模型でした。ここにあげた写真のフライス盤の1/5模型は実際に動かして加工することが出来るというのですからますます驚かざるを得ません。

こりゃぁとても手に負えないな

 コンペ部門には、模型工作に使う工具や機械の自作というジャンルがあります。
 これはその出品作の一つで、カッターグラインダーといって、バイトやエンドミルなどの切削工具を研ぐための専用グラインダーです。
 とくにこれは、チャドック教授という人が設計し"Quorn"という名がついている、著名なカッターグラインダーのようで、これに関する記事が雑誌によく載ります。そして、その素材キットの広告も目にしますので、それを買って私も1台作ってみようかなと思っていたものです。
 しかし、こうして出来上がった実物を見てみると、とても私の機械加工の腕前の対象物ではないということがよくわかりました。
 なお私は、この国のキットの素材とは、例えば鋳型から取り出したままのもののように、文字通りの素材であることを知らずに注文し、届いた包みを開けてみて愕然としたことが何回もありました。

動いている模型はいずこ

 さて、模型ショーなんだから何か動かしているものはないかしらと見回すと、ありました。会場中央の特設プールに、タグボート、貨物船、漁船、潜水艦など、さまざまな模型船がラジコンで走り回っています。
 いずれもスケールモデルのようです。
 中には、全長1.5メートルはあろうかという、堂々たる大きさの帆船もあります。ただし帆走ではなく、船尾から延びた2本のフレキシブルシャフトの先でスクリューが回っています。
 しかし、これは大きいだけあって水から引き揚げるのが大変です。
 まず、斜めに水中に突き出したレール上で半分水没して待機していた専用ドリーに船首から乗り上げさせ、長い棒でそっと押してすっかりドリーに載せます。そしてこのドリーに結んであるロープをキリキリとウインチで巻き上げると、もうひと回り大きくて背が高いドリーの上に移動します。こうして親亀の背中に子亀を載せて状態でプールの岸辺から離れるのですが、家へ持ち帰るときにはどうするのだろうと、人ごとながら心配になります。

超ミニ・スチームエンジン

 特設プールの隅のほうでは、タグボートがたてる波に揺られながら、小さな船がチョロチョロ走っています。
 走り終わったその船を手にした人を、何人ものおじさん達が取り囲み、熱心に話を聞いている様子なので、私もそばに寄って覗き込んでみてビックリ。
 そこに並べてある全長30センチにも満たないようなちっぽけなラジコン船たちの動力は、何と首振りとは言え、直列またはV型の2気筒スチームエンジンなのです。
 製作者のおじさんが手元の箱の中をごそごそ探し、得意気な面持ちでつまみ出して見せてくれたエンジンのフライホイールは画鋲ほどの直径しかありません。パーツのシリンダーとピストンも出してくれましたが、大きさを示すために置いてある1ペニー銅貨(直径2センチ)に載せてもはみ出さないのです。ピストンの直径は4ミリほどです。クランクピンが入る穴は針で突いたような小ささです。燃料はガスライター用のブタンガスですが、それを移しかえるボイラー用のガスタンクも単三乾電池ぐらいの大きさしかありません。
 今回の模型ショー見物で一番印象に残ったのがこの超ミニ・スチームエンジンです。
 私もスチームを名乗るからには、いつの日にかこれに挑戦してみたいものです。
 (その後、こんなに小さくはありませんが、実際にスチームエンジンとボイラーの模型を作ってみて、改めてこのおじさんの技術に感嘆しました)

タグボート「イマーラ」の模型

 船の模型の出品作は、実際に走らせることが出来るもの、そうでないもの、全てを自作したいわゆるスクラッチビルドのもの、市販のキットを使ったものなど、いくつものセクションに分かれています。
 ここにあげたのは、カルダークラフト社のキットによるタグボート「イマーラ」で、銅メダルを獲得しています。
 キットを使ったスケールモデルは、単にその技術的な出来ばえだけでなく、いかに実物の船に忠実に作られているかも重要な評価のポイントのようで、手前に置かれているファイルには、実船についての作者のさまざまな調査資料が綴じ込まれています。

 実は私はもう何年も前に、このカルダークラフト社の「イマーラ」を雑誌の広告で見かけ、その姿が気に入り、さしたる深い考えもなく買い込んだのです。もちろんその大きさなどは充分承知の上注文したのですが、いざ届いたものをわが工作室に持ち込んでみると、全長1105ミリという大きさにいささかたじろぎ、パーツ数の多さにも驚かされ、未だ手を着けかねているのです。

ライブスチーム

 実際に石炭などの燃料を焚いて発生させた蒸気を使って動かす模型をライブスチームと呼んでいます。
 さきほどの超ミニ・スチームエンジン船もライブスチームではあるのですが、やはり私たちにはライブスチームといえばミニSLです。
  さきほどから会場の上の方で汽笛が響いています。きっとライブスチームに違いないと、もうかなり疲れがたまった足をよいしょと持ち上げて2階のギャラリーへ登ってみました。
 まず目に入ったのはギャラリーをぐるっと一周しているレールです。ゲージは7-1/4インチだろうと思いますが、何しろ会場は広いは回りにいるイギリスのおじさん達の図体はでかいはで、すっかりスケール感覚が狂っているので間違っているかもしれません。
 汽笛はこのレールの上をお客さんを乗せて走っている電車のものでした。その電車もスケールモデルではなく、イベント用の遊覧車のようなものでした。
 ライブスチームは長さ数十メートルの直線コースを往復運転していました。
 レールは4本あるので、3インチ半、5インチ、7-1/4のダブルゲージではないかと思われ、客車はその一番広いレールに乗っています。路面は床から50センチほど上げた高架になっているので、運転士やお客さんは馬に跨がるようにして客車に乗っています。
 待機所では、車体を覆うものがなく縦型ボイラーとこれまた縦型の船舶用みたいな2気筒の蒸気エンジンとがむき出しになっている機関車が、石炭を焚いて準備していましたが、これはスケールモデルなのか自由形なのかはわかりません。


トラクション・エンジン

 陸上を蒸気の力で走っていた乗り物といえば、私たちにはレールの上を走る蒸気機関車しかなじみがありません。しかし欧米にはそれ以外に、普通の車輪をつけて道路や農地を走っていたトラクションエンジンという、トラクターのはたらきをしたものがたくさんあり、したがってその模型製作も盛んなようです。
 この作品はその一例で、とてもトラクターとは思えないきれいな塗装が施されています。
 トラクションエンジンは何かを牽引するだけではなく、エンジンの回転をベルトによって他の機械設備に伝えて動力源としても利用されていたようです。

ここは007の国だった

 飛行機関係が見当たらないけれどエンジン音は聞こえるなあと、音をたよりに歩いて行くと広い通路でつながった別棟に出ました。
 いゃあ、あるある、インドアプレーンからスパンが数メートルもある4発のラジコン機までひしめいています。実際に人が乗れる超軽量機まで置いてあります。
 防護ネットで囲った中央のフライングアリーナでは、小さなラジコン機がひらひらと飛び回っています。それが降りると、今度はゴム動力機をそのまま大きくしたようなスタイルのラジコン機が優雅に舞い上がりました。静かに飛んでいますから電動なのでしょう。
 アリーナは広いとはいっても屋内のことですから、大型のエンジン機のデモフライトはできませんが、こういう所で威力を発揮するのがラジコンヘリコプターです。
 ローターの直径が1メートルほどの、卵にストローを差し込んだようなスタイルの可愛いヘリが飛び立ちました。地上を走っている大型トレーラートラックのラジコン模型を追っています。どうやら怪しいトラックを追跡しているという設定のようで、マイク片手の解説者が何やらまくしたてています。
 やがて追い詰められたトラックが止まり、ヘリもその前に立ちはだかるように降り立ったとたん、トレーラーの後ろのドアがパッと開き、中から乗用車が走り出てきました。ややっ、やつらはあれで逃げるぞ、それ追え!と空陸の追跡劇の始まりです。ジャンジャカジャンジャーンとBGMまで流れ始めました。ん?どっかで聞いたような曲だぞ、そうだ、映画007シリーズのテーマミュージックじゃないか。
 しかし、追うラジコンヘリの動きの見事なこと。実機さながら、と言うより、実機より慣性質量が小さいだけに動きは機敏で、まるで生きているよう、そうです、しつっこく追って来る大きなハチかアブでも見ているかのような錯覚に陥るほどです。
 さしもの悪漢どももこのヘリからは逃げきれず、ついに追い詰められて大団円。
 見物人の拍手喝采を浴びて深々とお辞儀をした操縦者のブルゾンの背中に、FUTABAとKYOSHOという文字が見えました。

また行きました

 オリンピア会場の模型ショーを初めて訪れたのは、家族旅行の途中でしたので、たった1日しか見られず、その盛り沢山な展示を十分楽しむことは出来ませんでした。
 そこで、翌年1998年の12月には一人で行きましたので、3日間をオリンピア会場で過ごせました。
 会場内には、これまでご紹介してきたもの以外にも、興味深いものがたくさんありました。

クラブの展示

 模型ショーにはクラブなどの各種団体のコーナーがあり、メンバーの力作が展示されています。
 クラブというのはそれらの団体の最小単位で、地域の模型工作愛好家の集まりだろうと思います。
 ここにあげたのは、The Mid Thames Model Boat Club のブースで、内燃機関を使ったもの以外の、あらゆる種類の模型船を扱っているのだそうです。

ソサエティ

 クラブというのは、いわゆる同好会だろうと思いますので、何となく見当がつきますが、どうもソサエティというのはよくわかりません。クラブよりは上位の団体なのかもしれませんね。 
 ここにあげた The North London Society of Model Engineers というソサエティが設立されたのは1944年なんだそうですが、その年はまだ第二次世界大戦中で、たしかロンドンはドイツからのV1号やV2号の攻撃にさらされていたんでしょうに、そんななかで模型工作の団体をたちあげたんでしょうか。

普及啓蒙のソサエティ

 この The Stirling Engine Society は、スターリングエンジンについての知識理解の啓蒙普及発展を目指しているのだそうで、ありとあらゆるタイプのスターリングエンジンの模型を動かしながら解説しています。私もどれか1台作ってみたいなと思いましたが、圧力の高い蒸気でいわば強引に回す蒸気エンジンと違って、熱せられた空気のさほど高くない圧力差で回るスターリングエンジンの製作には、ピストンとシリンダーとのはめあいなどに、高い加工精度が要求されるということを後になって知りました。

アソシエーション

 国内のクラブを統括しているのがアソシエーションのようで、模型飛行機にはBMFA (British Model Flying Association)、模型船には MPBA (Model Power Boat Association) などがあります。
 どちらも設立されたのは1920年代だというのですから、恐れ入るほかありませんね。

こういうアソシエーションもあります

 アソシエーションの中には、こういったクラブを束ねている歴史あるものだけでなく、ここにあげた
 The Gas Turbine Builders Association のような、ごく最近出来たものもあるようです。
 この、模型とはいえ、実際に唸りを上げて回るガスタービンエンジンの製作には、さすがにイギリスのモデラー達も驚くらしく、人だかりがして熱心な質疑応答が飛び交っています。そのエンジンを搭載した模型飛行機をビデオで見せていましたが、キーンという金属音とともに飛び回る姿は実機さながらでした。

え?!こんなものが?

 会場の一隅に実物の戦車が展示されています。
 戦車博物館のコーナーで、そばでは戦車関連のミュージアムグッズを販売しています。
 しかし、こんな大きくて重いものをどうやって運び込んだのだろう。それに、博物館の収蔵品にしてはずいぶん汚れていて、キャタピラーには泥までついている。ことによったら自分で走ってきたのではないだろうかと尋ねてみました。
 聞かれたおじさん1枚の書類を持ち出してこれを見ろと言うのです。一見したところ、日本の乗用車の車検証によく似ています。え?戦車の車検証?? おじさんは領収証みたいなものも見せて、ほらタックスもちゃんと払ってあるんだぜと言うのです。戦車税?超重量税?? おじさんは面食らっている私の顔を見て、かたわらのアルバムを慌ただしくめくり、これを見ろと突き出します。なるほど、この戦車が商店がたち並んでいる通りの路上にいるのが写っています。
 へ〜え、この国じゃあ所定の手続きをし税金さえ払えば、いくら旧型とは言え、一般人が戦車を所有したり公道上を走らせたりしてもいいんかねぇ。
 しかし、それよりも何よりも、戦争や兵器というものに対して極めて複雑に屈折した心情をそれぞれに持っている日本人には、こういうものを模型ショーの会場に持ち込んでアッケラカンと展示するなんて考えられませんね。

模型ショーのもうひとつの楽しみ

 いろいろな展示物を見てまわることだけでなく、この模型ショー見物のもう一つの楽しみは、各種の機械工具商や製作材料店の出店を覗いて回ることです。
 それらの出店の種類の多さは、ここにあげた旋盤やフライス盤に見られるように、日本の模型ショーの比ではありません。
 工作機械は新品だけでなく、中古品も多種あり、中には見上げるような高さの重さ1トンだという、こんなもの誰が買うんだろうと思いたくなるようなフライス盤があったりします。
  製作材料も、各種キットは言うまでもなく、手頃な大きさ長さに切りわけられた金属材料をはじめ、一体何の材料なのかわからないような鋳鉄の塊に至るまで、実に豊富です。
 私は縁日へ出かけた子供みたいに、ポンド札を握りしめ、あちこちうろついて工具やら雑誌やらを買い込みましたので、帰るころにはかなりの重さの荷物になりました。しかし、駅へ向かう人々を見ると、私のように重そうな買い物包みを下げている人は見当たらず、ほとんどの人が手ぶらに近いのが、私にとっていささか意外でした。私は、こういうイベント帰りの人の群れは、たいてい何かしら会場で買ったものを手にして家路につくという漠然としたイメージを持っていたのです。
 どうもイギリス人はみんな普段は質素で堅実な暮らしかたをしているのではないだろうか。何かを買うにしても、よく吟味し厳選しているのではないだろうか。だからこそ一方では、あのとてもお金がかかりそうな大型模型製作を楽しむゆとりを持てているのではないだろうか、などと考えたりしました。

さぁてお立会い!

 ソーホー、ピカデリ、ケンジントン、チャラチャラ流れるテムズ川、見上げたもんだよビッグベン・・・・・
 口上よろしく怪しげな(ということはないでしょうが)品物を売っているおじさんが、何とこの模型ショーの会場に何人も居たのには驚きかつ笑ってしまいました。
 もちろん私の語学力ではこのおじさん達の滑らかな口上はほぼ100パーセント聞き取れません。しかし、言わんとしていることはだいたい推測できますから、見ているだけでも大変面白いのです。
 この瞬間接着剤売りのおじさんの口上ではインクレディブル(incredible 信じがたい)という言葉だけは聞き取れました。
 丈夫そうなプラスチックテープの輪を、いったんカッターで切り離してから接着してもとの輪に戻し、両手でグイ〜と引っ張って見せます。見ている客の一人に片方を持たせて二人でグイ〜ッ。最後に出店の骨組みの金属パイプに引っかけ自分がぶら下がってみせながら言います。インクレディブル・ストレンス! あれこれくっつけてはインクレディブル!を連発したおじさん、終りにぐるりとみんなを見回して、エニイ・クエスチョン?と学校の先生みたいなことを言ったのには笑っちゃいましたね。

子供たちはどこに?

 この模型ショーと、私がこれまでに覗いたことがある日本の模型ショーとでは、いろいろな点で違いがありますが、その最大のものは入場者の年齢層です。
 これまでにあげた画像にも少し写っていますが、見物人の大多数は中高年、つまり、おじさん、もしくは、おじいさん達なのです。日本のショー会場にたくさんいる子供達の姿を、このメイン会場ではほとんど見かけません。
 でも子供達がたくさんいるコーナーもありました。その一つが模型飛行機セクションの片隅での、キットを使ってのライトプレーン作りの指導です。これはクラブ員の後継者育成という意図があるのでしょう。
 フライングアリーナでは、なんと日本ではとうの昔に消滅した、Uコントロール機の操縦体験をさせていました。イギリスでは、こういった古いものを頑固に守っていくこともステイタスの一つなんだそうですね。
 もう一つ子供達がいたのは、スポンサーのスコダ自動車が開設した、モデルレーシングカーのサーキットです。ここには若い人たちの姿も見えましたが、おじさん達は一人もいませんでした。

さて次は?

 次の年も見に行きたかったのですが、それまで年末年始だった開催期間が12月の前半に移ってしまい、勤務の関係で行かれませんでした。
 その次の年の2000年には、また年末年始に戻りましたが、会場がロンドンから電車で少し行ったエシャーという町のサンダウンパークというところに変わっただけでなく、内容も大幅に変えられました。
 その様子はページをめくってサンダウン編としてご覧いただくことにいたします。


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