試験の概要

テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験は、独立行政法人 情報処理推進機構内の組織「情報処理技術者試験センター」
により実施される情報処理技術者試験の一つであり、ネットワークシステムの計画・設計・構築・運用に関わる業務を実施
する能力を測るものです。

ネットワークに関しては他にもCISCO,Microsoft,NTTコミュニケーションズ社の主催する民間資格が有名ですが、
公的に認められたネットワーク技術に関する試験としては最上位に位置づけられると考えてよいと思います。

試験の内容、出題範囲、スキル範囲やその他試験区分等については情報処理技術試験センターのHPをご参照ください。


受験の動機

システムの保守・運用に関わる仕事をしているのですが、お客様への良い提案を行う為には最低限のスキルを身に付けたかった
ことや、できれば「設計・構築」の段階で運用を配慮する仕組みを埋め込んでおく為にも、SEと対等に渡り合える資格が欲しかった
ので受験を決意しました。
また
前年度に情報セキュリティアドミニストレータ試験に合格しており、さらに「設計・構築」寄りの勉強をしたかったという事情も
ありました。
ちなみに合格後、ブログにこんなこと書きました。
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元々文系出身であった自分が、今のお仕事(システムの保守・サービス)で自信を付けていこうと思ったら、まずは「基本」を
勉強するしかないなと感じています。

資格試験というのは多分、その一里塚みたいなのではないかな、、と。この点、理系の人とかだと「資格で仕事しているんじゃない」
とか「勉強より実務で覚えろ」と言われていて、それもその通りだと思うんだけど、元々知識の無い私なんぞは「基本」も身に
付けていないとお客ともしゃべれない。

よく営業とかで、ちょっと難しい話が出ると、すぐSEに回して「俺は売ればいいんだ」と開き直る人とかいて、2,3年前まで自分が
まさしくそれだったんだけど、だんだん、愛想と活動力だけでは売れなくなってきた。
まず、接するお客の方が詳しくって相手にしてもらえなくなってきたんですね。
(詳しい、、って自分が「詳しく」なさすぎたんだけどね)

ただそうなってから慌てて業界紙読んでも使われている言葉が分からない。展示会見に行っても言葉が通じない。
これまでは自分の会社の取り扱い商品の知識があれば仕事になっていたのが、外国製の機器含め最適な組み合わせを
提案しないと「ソリューション」提案としては失格だったんで、これは応えました。

で、実際2つほど情報処理の資格(去年、セキュリティアミニストレータも取りました)を取ってみて、自分が「ソリューション」できる
人間になれたかというと、これもまだまだだと思う。
とりあえず、お客やSEと話していてようやく「言葉」が通じるようになったかなという程度ですね。

資格に取り組みだしてから少しだけ変わった事があって、それは「標準的な仕事の仕組みづくり」というのを意識しだすように
なったことでしょうか。たとえば一つのプロジェクト進める時に、決めなくてはいけないこと、調整しなくてはいけない組織、
そしてスケジュールと予算の管理など、いやこういうことはもっと早く身につけていかなきゃいけないんだけどね。
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受験勉強の期間について

約6ヶ月間ほどです。ただ上記のように情報セキュアド試験である程度の基礎知識は付けていたので、はじめてこの種の試験を
受ける人(たいていはセキュアドかソフ開に合格されてから受験されると思いますが)はもう少し期間が必要かもしれません。

勉強方法は、

(1)まず電車の中でも読めるコンパクトな参考書で全体を掴む
(2)ちょっと分厚いテキストを一通り読む
(3)過去問並びに予想問題集を行いながら、間違え易い所・覚えにくい事などを
   サブノートにまとめる
といったものです。

サブノートにまとめることで、電車の中や職場の休憩時間等、空いた時間に手軽に知識の再確認ができます。
具体的に使った参考書は別のページで記述しますが、一冊で充分な問題と解説を網羅している図書は
無かったと思います。(あるとすれば膨大なボリュームになるでしょう。)

理解できない問題や解説があったら、他の詳しい参考書やネットワーク関連の雑誌、ムック本などを当たり
納得行くまで調べるべきです。
ASCIIのネットワークマガジンMOOK本
等の記事は、実機の写真や設定テーブルの見本も掲載され、
実務経験の無い人にもわかりやすい内容になっています。

また実際の試験の時に重要なのは、考え方の筋道(各プロトコルのパケットがどのような経路でどう変化しながら
通るのか 等)を理解することが必要ですし、平成16年秋期試験では一般的な参考書に掲載されていない
「MACアドレス内のフィールド名」を問う問題がありました。

このようにして参考書や雑誌、又はネット等で調べた情報をコンパクトに整理する上でもサブノートの作成は
有効と言えると思います。
(詳しくは別ページにて記載します)


試験中

正直「体力勝負」です。午前試験(選択式50問:90分)、午後T試験(記述式4問中3問選択:90分)、
午後U試験(論述式2問中1問選択:90分) 休憩含めて約7時間問題解き続ける機会は人生でそう
多くは無いでしょう。
また午前、午後T共、合格ライン(6割〜7割程度との予想)を上回らないと、以降の試験の採点が
されない為、プレッシャーも大きいです。あまりまじめに反省しない性格の人(私とか、、)に向いている
のかもしれません。

私の受験会場は某ソフト会社の研修場でした。近くに学校のグランドがあり子供達が野球の練習を
していたので、休憩時間はそれを眺めながら気分転換をしていました。


合格発表

今年から試験センターのWEBで合否並びに成績まで確認できるようになりました。
実は、午後Uの試験で、大いに迷った挙句、明らかに間違った解答をしていたため、不合格を確信
していたのですが、(少なくとも専門学校の模範解答事例では「間違いだった」)結果午後Tより
成績が良かったです。予想ですが、論述問題の場合、正解は一つではなく、必要最低限の記述に
自分の考えが加えられていればなんらかの点数が与えられるのかなと考えています。
最後まであきらめずに解答用紙に向かうことが大事なのかもしれませんね。




管理人 ISLAND7

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