KEN's 書庫

良き本との出逢いは、人生をも左右する・・・と思う   KEN

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 KENの好きな言葉に

「そのときの出逢いが その人の人生を 根底から変えることがある   よき出逢いを」

という相田みつをさんの言葉があります。

良き本との出逢いも同じではないでしょうか。ご参考になれば何よりです。
株式投資関連の推薦書籍


賢明なる投資家
ベンジャミン・グレアム著
パンローリング
 このホームページの名前や、KENというハンドルネームの由来ともなっている本です。「バリュー投資の祖」、「20世紀の最も偉大な投資アドバイザー」とまで呼ばれるベン・グレアムの名著。グレアムは、かのウォーレン・バフェットの師匠であり、バフェットの書斎にはボロボロになるまで何度も読まれたこの本が置かれているとか。
 
 内容は、証券投資における基本原則を1つ1つクリアに説いています。KENも大きな影響を受けている「安全域を持つことの重要性」といった、わかりやすい基本原則が、精緻な理論と実例をもとに解説されています。

 この本を1冊理解できればバリュー投資の基本原則はかなりの程度網羅でき、「負けない投資家」になることは間違いないほどの良著です。但し、経済や金融の基礎知識が少ない初心者が、最初に読む本としては、少々難解で辛いかもしれません。そのような方は、下のほうに紹介している本を、まず先に読まれることをお薦めします。 


新・賢明なる投資家(上)
ベンジャミン・グレアム、ジェイソン・ツバイク著
パンローリング
 同じく「賢明なる投資家」の新刊書です。これは上で紹介したグレアムの名著に、金融専門ジャーナリストであるジェイソン・ツバイクが現代に合わせた解説を付け加えた本です。 グレアムが書いた部分については、内容は旧版と全く同じですので、グレアムの文章だけ読みたい読者は上で紹介した本でOKです。

 この本では、各章ごとにツバイクが「最近の相場でいうと、グレアムの説いたことは例えばこういう例で示される」といった具体的な解説がなされています。ツバイクはさすがにジャーナリストで、この解説はすっきりと頭に入ってきて、読みやすいです。

 上の旧版の紹介にも書きましたように、グレアムの本はやや難解なので、読みやすさ、理解しやすさを求めるならばこちらが良いでしょう。

 新版は各章の内容がほぼ倍になったため、新版は上下2巻になっています。下巻へのリンクは以下の通りです。

新・賢明なる投資家(下)



億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術
メアリー・バフェット他 著
日本経済新聞社
 著名な投資家であり、優秀な経営者であり、ビル・ゲイツに次ぐ世界第2位の大富豪でもあるウォーレン・バフェットの投資術を、息子の元妻であるメアリーが詳しく記した本。バフェットの本は何冊かありますが、この本が、バフェットの投資理論を最もわかりやすく、すぐに活用できるように実践的に記していると思います。

 市場な常に短期指向に満ち満ちており、好材料で一斉に買いあがり、悪材料で一斉に売る投資家がほとんど。バフェットは、そんな市場の短期指向を利用し、叩き売られた優良株、誰も評価しないような優良株に投資することによって、大富豪へと駆け上がりました。

 本物の投資とはこういうものだ、ということを、決して難解ではない説明を通して理解できる優れた書籍です。今まで相場の上がり下がりに一喜一憂し、「勝った」「負けた」を繰り返してきた方には、是非、読んで頂きたいと思います。目からウロコが落ちることは間違いないと思います。 


ピータ・リンチの株で勝つ
ピーター・リンチ他 著
ダイヤモンド社
 長期にわたって驚異的な実績をあげた「マゼランファンド」の運用責任者であったピーター・リンチの著書です。上の2冊とは異なり、体系的な理論の解説というよりは、読み物風の構成になっており、気楽に楽しみながら読めます。

 自分の生活圏内にいくらでも投資対象のヒントが転がっていることの具体的な事例や、「自分の得意な分野を狙え」、「不人気業種やイメージの悪い企業の中に宝物がある」といった主張は、KENが投資方針を確立していく過程においてかなり影響を受けた部分です。

 また、株式を6つの分類、すなわち:低成長株、優良株、急成長株、市況関連株、業績回復株、資産株に分けて、投資の考え方を整理している部分はとても参考になりました。


フィッシャーの「超」成長株投資
フィリップ・フィッシャー 著
フォレスト出版
 ウォーレン・バフェットのもう一人の師匠であるフィリップ・フィッシャーの代表作です。ベン・グレアムが財務分析に基づく資産バリュー株の価値を説いたのに対してフィッシャーは企業の成長力に注目して数倍〜数10倍になるような株を買うことを説いています。

 資産バリュー投資と収益(成長)バリュー投資は、一括りで「バリュー投資」と呼ぶには思想がかなり異なるものですが、KENはどちらの考え方も理解しておくことがバリュー投資家としての思考の幅につながると思っています。
 KEN自身は、最近になって、とみに「株式投資は事業を買うもの」という意識が強くなってきており、個人的な志向は収益バリューです。この本は、「収益バリュー」の考え方の入門書としては非常に優れた洞察を含んだ書籍だと思います。


マネーマスターズ列伝
ジョン・トレイン 著
日本経済新聞社
 上で紹介グレアム、バフェット、リンチ、フィッシャーのような、歴史が生んだ大投資家たちの素顔や凄みを、自身も優秀な投資家であるジョン・トレインが豊かな文才でつづっている本です。

 昔からKENは「伝記」が好きでした。偉大なことを成し遂げた人の人生は、やはりワクワクするような出来事に満ちていますし、そこから学ぶものはとても大きいと思っていたからです。

 優秀な投資家になりたかったら優秀な投資家のことを学びましょう。お薦めの一冊です。


超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術
角山智 著
秀和システム
 相互リンクして頂いている「パーシャルオーナー」の管理者である角山智さんの著書です。

 バリュー投資の考え方から実践方法、注意点までを、株式投資初心者にもわかるように懇切丁寧に、かつわかりやすく書かれています。

 このように、わかりやすく、かつ「地に足のついた」しっかりとしたバリュー投資の良著は今までほとんどなかっただけに、この本の価値は非常に大きいと思います。
 特にバリュー投資の初心者、初級者の方には絶対のお薦めです。

 なお、当サイト「賢明なる投資家への道」も、巻末の「おすすめサイト」として紹介頂いております。ありがとうございました。>角山智さん


バリュー株で勝つための【図解】「決算書&企業価値」分析ドリル
角山智 著
秀和システム
 角山智さんの最新の力作です。

 長年勤めた会社を退職し、執筆・講演業に専念し、その後も執筆意欲を持ち続けてきた角山さんの「集大成」とも言える著書だと思います。
 レクチャー的内容もさることながら、ドリル形式で、自分で手を動かしながら、角山さんの説くバリュー投資の実践的な方法論を学ぶことができます。
 これは一押しでオススメしておきます。


3年間で20倍!!謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法
しん 著
かんき出版
 相互リンクして頂いている「マネーマスター」の管理者であるしんさんの著書です。

 400万円の自己資金を3年で1億円近くに激増させたスーパー投資家であるしんさんの投資哲学、ノウハウがぎっしりつまった良著です。

 角山智さんの本と同様、わかりやすく、かつ「地に足のついた」しっかりとしたバリュー投資の良著だと思います。
 バリュー投資の初心者、初級者の方には絶対のお薦めです。

 しかしつくづくすごいパフォーマンスですね〜。


普通のサラリーマンでも15年で2億円作れる!
四谷一 著
ダイヤモンド社
 著者の四谷一さんの言葉を借りると「普通の人の、普通の人による、普通の人のための投資」の本です。

 角山智さん、しんさんの本と同様、これもまたわかりやすく、かつ「地に足のついた」しっかりとしたバリュー投資の良著だと思います。売買の細かいノウハウ・基準まで踏み込んで書かれているところが特徴でしょうか。
 バリュー投資の初心者、初級者の方には絶対のお薦めです。

 


なぜか日本人が知らなかった新しい株の本
山口揚平 著
ランダムハウス講談社
 著者の山口揚平さんはトーマツ、アンダーセンなどを経て、現在はM&Aのコンサルティングをされている方とのことで、KENとわりとキャリアが近いように感じます。(ただ、コンサルタント職は非常に幅が広いので、実際にやっていることはだいぶ違う可能性もありますが・・)

 バリュー投資とは「その企業の本当の価値(バリュー)と実際についている価格(株価)の間にあるギャップをみつけて、投資をしていく」スタイルですから、詰まるところ「企業の本当の価値」をどう試算するかに尽きます。この部分の方法論が確立できれば、あとは株価との比較を淡々とやればいいだけで・・・・
 この本も、難しい理屈抜きに企業価値算出の方法をうまく説明しており、著者の工夫がよく伝わってきます。力作ですし、良著だと思います。
 
ジャンル不問の KEN's書庫


マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
マイケル・ルイス著
ランダムハウス講談社
 当サイトのコラムで以前に紹介しましたが、最近のオススメ書なので再掲します。

 野球の話しなんですが、株式投資や仕事にも通じるところのある、面白い話しでした。野球の世界でも「バーゲンセール株」が存在することを教えてくれます。

 金持ち球団がいい選手を集めて優勝する、というのが常識の大リーグにおいて、貧乏球団であり、成績も低迷を続けていたオークランド・アスレチックスを、ゼネラル・マネージャーのビリー・ジーンが見事に立て直していきます。
 「そもそも、勝つために必要な”いい選手”とはどういう選手か」を徹底的に分析し、
 −打者ならば、打率やホームランの数よりも、出塁率や長打率
 −投手ならば、球速などよりも、与四死球や奪三振数
のほうが、「勝つためにより重要な指標である」ことを解明していきます。
 そして、ドラフト会議やトレードでは、他球団はノーマークながら、大学リーグで四球が多い無名選手を獲得したり、「体重が重い」という理由だけで実力に比べて不当に評価が低い選手なども積極的に獲得していきます。
 まさに野球界の「バーゲンセール買い」です。こうして、コストパフォーマンスの高い選手を集め、貧乏チームが見事に4年連続のプレーオフ進出という成果を出す、という痛快ドラマです。 

 いかにもアメリカ、いかにも大リーグ的なユーモアに満ちた、人間ドラマとしても楽しめる本です。


頭のいい人が儲からない理由
坂本桂一 著
講談社
 最近読んだ中ではピカイチの骨太なビジネス書。

 面白いです。一気に読みきってしまいました。
 目からウロコが落ちるような、または、頭をゴツンと殴られるような感覚を受けた箇所がいくつもありました。
 ほとんど全ての話しが、企業経営に長く携わってきた著者自らの経験に基づくものなので、説得力や深みがあります。

 いろいろな示唆のある本であり、内容を一言で紹介するのは難しいので、本書の前書きを一部引用させて頂きます。

**引用開始**

 若いというのはすばらしいことで、可能性に満ちている。すべての可能性が自分の行く先にあり、またそれを確信しているから、毎日一生懸命働き、あるいは模索し、勉強しているのだろう。
 だが、私の周りの多くがそうであるように、あなたはムダな努力をし、ムダに金を使い、ムダなチャレンジをし、大変ムダな時間の使い方をして、あっという間に若くなくなっていく可能性が高い。
 若いときから長時間かけて築いてきたことが、すべてムダなことだったなんて。もうやり直せない。そんな人生誰だってイヤだろう。本書に書かれているのは、そうならないための考え方である。

**引用おしまい**


わが息子よ、君はどう生きるか
P.チェスターフィールド著
竹内均訳
三笠書房
 200年以上にわたって読み続けられている人生論の名著です。私の人生の座右の書の1つでもあります。

 わが息子に語りかけるように、人間の生き方を説いています。スパッ、スパッと本質的なことを言い切り、一寸の迷いもありません。この本を時々読み返すと、普段の迷いだらけの自分が情けなく思えてくるし、一方ですごく明日への元気が出てきます。

 有名な本なので、すでに読んでらっしゃる方も多いと思いますが、まだ読んでいない方には是非お薦めしたい本です。

 私は、息子ではなく娘がいますが、中学生くらいになったら必ず読ませたい本の一冊です。


ウェブ進化論
梅田望夫著
筑摩書房
 ベストセラーになりましたので、既に読んでいる方も多いと思いますが、ネット社会を生きていく上で様々な示唆のある本ですので、紹介しておきます。

 ブログ、WEB2.0、SNS、ロングテール現象などを、どう読み解き、これからの時代にどう対処していったらいいのか、読者を引き込むシャープな論が展開されます。

 グーグルに対する見方など、私の個人的意見とはちょっと異なる部分もありましたが、全般には大変勉強になりました。必読です。


風に舞いあがるビニールシート
森絵都 著
文藝春秋
 森絵都さんの直木賞受賞作品です。
 6編からなる短編集になっています。なんとなく、軽めの現代小説ぽく始まるのですが、読み進むにつれて、真剣な人間の生き様の描写にのめりこんでいきます。最近、すっかりはまってしまい、何回か読み返すと共に、人にも薦めまくっています(笑)。

 ここは株式投資のサイトですが、この本を読むと、世の中にはお金なんかより遥かに大切なものがあることに改めて気付かされる気持ちです。
 一押しでお薦めの良著です。是非、機会があれば読んでみてください。


不都合な真実   NEW
アル・ゴア 著
ランダムハウス講談社
 ノーベル平和賞受賞したアル・ゴア氏の、地球温暖化への警鐘を鳴らす注目の著作です。
 全編を通して、自らの生い立ちとその中で培った地球環境や家族への愛情、そして地球温暖化に関する事実を多くの調査結果のグラフや、写真を使って説明しています。いま、人類全体が共有すべき問題である、地球環境について、知見を深めたい方はまず読んでおくべき一冊だと思います。
 環境問題の素人でもわかるように、平易な文章とグラフ・写真によって、よく練られた構成になっており、この種の本にありがちな「読みにくさ」は全くありません。

 なお、この本に対しては、当然ながら数多くの批判もあります。私も、読んでいて、「ここは、これだけの事実からでは、その結論は言い切れないだろう」と思うような点もいくつかはありました。ただ、そういう細部よりも、「全体としてどういうことが起きているのか」をまず捉えることが重要で、その意味で、環境について考える最初の一冊としてもお薦めです。

経営戦略に関する推薦書籍は投資家のための経営戦略講座のページをご覧下さい
(画像ファイルは、表示が遅くなりますので、ページを分けたままにしておきます。ご了解ください)