投資方針

「株式をバーゲンセールで買おう」

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 KENの投資方針を一言で表現するならば、この言葉になるでしょう。
株式投資には色々な手法がありますが、最もリスクが少なく、堅実に大きな資産を築いていくためには、この言葉が表現する「割安株投資」、いわゆる「バリュー株投資」が最適だと思います。


 
300円の価値のある株式を200円で買う、という言葉の300円や200円という数字にはきちんとした意味があります。
(1)300円の価値のある株式が200円で売られていれば、いずれは本来の価値である300円で取引されるようになる可能性が高く、そうなった時には、50%という値上がり益が得られる。
(2)300円の価値のある株式が、価値の半値である150円で売られることになる可能性は非常に低い。そのような株価になってしまうと、TOBが仕掛けられる可能性が高まりますし、勿論、機関投資家にせよ、個人投資家にせよ、見ている人は見ているもの。つまり、これ以上の値下がりのリスクが非常に低い、ということです。

 株式市場は、動かしているのが人間である以上、人間心理に左右されやすく、「過信」によって信じられない高値をつけたり、「行き過ぎた悲観」で超優良企業の株式まで暴落することがあります。こういった市場の気まぐれを利用し、株価の「バーゲンセール」を見つけ、その時に買っておけば、リスクは最小で、かつ大きなリターンが見込めるだろう、ということです。その行き過ぎる目安が、本来の価値の3分の2程度である、との見解から、タイトルのような言葉で表現してみました。

 お気づきの方も多いでしょうが、当サイトは「バリュー投資」の祖であるベン・グレアムの、歴史的名著、「賢明なる投資家」から命名しています。(グレアムは、かの偉大な投資家ウォーレン・バフェットの師匠としても有名です) そのグレアムが生涯をかけて株式市場を研究した成果として、掲げている投資指針は以下のようなものです。

 「株価が、1株当りの純流動資産の3分の2になった株を買いなさい」

 この条件を満たす株式は、通称、「ネットネット株」と呼ばれています。
これは、いわば企業の持つ資産価値だけに注目している考え方ですが、今でも極めて投資リターンが高いことが実証されている優れた手法です。3分の2、という数字はグレアムが提示している「バーゲン価格」の目安なのです。

 KENは、グレアムの考え方は取り入れつつ、企業の「資産価値」だけでなく、「事業価値」にも注目して「バーゲンセール株」に投資をしています。それは、KENの本職とも関係があります。
300円の価値のある株式を200円のバーゲンセール価格で買う
「バーゲンセール株」の考え方
 KENの本職は、経営コンサルティング会社に勤務する経営コンサルタントです。職業柄、企業の経営陣とのお付き合いも多く、経営戦略や財務、さらには株価対策まで、日々の仕事として取り組んでいます。そんな知見を活かしつつ、このサイトでは「バーゲンセール株」投資を考えていきたいと思います。

 株式(企業)の価値には
(1)資産価値(キャッシュ、土地、設備、在庫などといった、所有する資産の価値)
(2)事業価値(企業を利益を生み出す事業体と見た時の、収益力に対する価値)
の大きく分けて2つがあります。(のれん代などは無形資産として、一応(1)に入るものとします)

 (1)は所有資産に着目しますので、「バーゲンセール株」とは、所有する資産に比べて、株価が安すぎるものを指します。よく使われる指標は、PBR(株価純資産倍率)などです。

 (2)は、その企業が本来の事業からどれ位の利益を上げることができるのか、その利益水準に注目しますので、「バーゲンセール株」とは、株価が利益水準に対して安すぎるものを意味します。よく使われる指標は、PER(株価収益率)、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)などです。

 さらに言うと、本来は(1)と(2)を同時に考える必要があります。企業は資産を持った組織体であり、かつ継続的に事業を続けるわけですから、どちらかだけで評価することは片手落ちなのです。
 KENは顧客先企業のM&AやIPOの支援をする際に、DCF法などの精緻なデューデリジェンス(企業価値評価)を行なっています。突き詰めて考えれば、本当はここまでやらなければ、本当の企業価値評価はできません。
 逆にここまで出来れば、一定の前提付きながら、その株の「理論株価」(=本来の価値を考えると、妥当であると考えられる株価)が計算できます。そうなると百人力です。
 KENはその企業の事業内容や成長性を加味した「理論株価」を試算し、理論株価が現在の株価よりも大幅に安い場合に買い、理論株価前後まで上昇してきたときに売る、という手法を取り入れています。
 このような定性、定量両面からの評価をきちんと行なった投資を心がけることにより、KENの投資実績は、ここ5年間続けて、年間パフォーマンス+30%以上(年初の投資元本に比べて、年末の資金が1.3倍以上になっているという意味です)を達成しています。(注:2006年に、この記録は5年連続にて途絶えました。)

 このホームページでは、定性評価としては企業のビジネスモデルや競争力の評価を行ない、定量評価としては簡易的なDCF法による「理論株価」をベースにした投資方法を語っています。理論を踏まえつつ、ライブの売買記録を公開することで、皆さんの投資生活の何らかの参考になれば、と思っております。


一緒に学んでいきましょう。本サイトをよろしくお願いいたします。            KEN