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パワーストーンワールド元気のでる館 >  スリムなお喋り帖  >  肥満は体組織に関心を
ダイエットが注目される中で安易に減食して減量するダイエ ットが横行し、しぼんでは膨らむことが繰り返されています。体重を下げたり上げたりするこのダイエットはヨーヨーダイエットと呼ばれますが、問題のあるダイエット法です。なぜかというと、減食して減量した場合、仮に体重がニキロ減ったとしても体脂肪のほうは一キロ程度減ったにすぎず、一キロは筋肉や骨の減少によるものだからです。そして、減食を中止して自由に食べる食生活に戻すと、ニキロくらいの体重は一週間もしないうちに増量され、元の体重に戻ります。問題はその増量する体重のほとんどが体脂肪で、筋肉と骨は減ったままということにあります。ヨーヨーダイエットを繰り返すたびに、体に占める体脂肪の割合が増え、逆に筋肉や骨のよ うな大事な組織の割合が減り、みすぼらしい体になっていくのです。筋肉と骨の状態を悪くしたのでは、将来骨折しやすい体になりますし、筋力不足になって元気のない生活を送らざるを得なくなるなど、人生そのものにマイナスとなります。そこで、ダイエットとは体をどのように改造することを目標にすべきものなのか、科学的に理解することが大切です。肥満とは、分母に筋肉量、分子に体脂肪量としたときに、過分数になっているような体をいいます。身長と標準体重といったような、体重の重い軽いで判断するものではなく軽量でも、体脂肪の割合が大きい人は肥満者であり、体重が重くても筋肉の割合が大きい人は肥満者ではありません。女性の多くは標準体重であっても、体脂肪率が30%以上のにせスリムであるのが現実だということを知っておく必要があります。改めてダイエットの真の目標は何かですが、それは分母の筋肉を増やし、分子の体脂肪を減らすこと。この目標は、筋肉を増やす効果が大きい運動を毎日十分くらい実行するだけで、自然と体脂肪が減っていき、全身に充実感を覚えながらウエストも引き締まることで達成されます。トライすることをすすめます。
ホ−ムスリムなお喋り帖 >> 夕食後の過ごし方 の話☆☆★  
日本人は、一日「ごはん」を食べないでいられないというほど身体も心もごはん党です。食生活を欧米化させた日本人でも、夕食は家族で「ごはん」をという人が多いようです。このごはんですが、ごはんの主成分である澱粉(炭水化物)が睡眠中に体脂肪に転換して蓄積され、肥満につながるため、ごはんを控える人が多いようです。しかし、ごはんを太る炭水化物にするかどうかは、夕食後、 二時間の過ごし方にあります。 ごはんを食べると消化されてブドウ糖になります。ブドウ糖は血中に吸収されたあと直ちに肝臓に取り込まれ、肝臓が必要とする分を除き、余剰分は血中に放出されます。これが血糖となって筋肉や脂肪組織、腎臓、肺、脳などに運ばれ、それぞれの組織に取り込まれます。組織に取り込まれたアドウ糖はエネルギーに分解されるもの、グリコーゲンに合成されるものアミノ酸につくり替えられてたんばく質になるもの、そして問題の脂肪酸につくり替えられて脂肪になるの四つの運命をたどります。このうち、肥満に直接関係するのは脂肪になるルートですが、それは主として肝臓と脂肪組織でおこります。肝臓でブドウ糖から合成された脂肪は血中に放出さ れたあと、心臓や筋肉にとり込まれてエネルギーに分解されるか、脂肪組織に取り込まれて貯臓脂肪となります。一方、脂肪組織でブドウ糖から合成された脂肪はそのまま貯臓脂肪となります。この脂肪の合成と血中脂肪組織による取り込み蓄積を活発にさせる条件は、インシュリ ンというホルモン分泌を高めたまま、夕食後の二時間を過ごすことです。その条件は、夕食後に寝転んでTVをみるという夕食後のすごし方 によって整います。逆に、夕食後のインシュリン分泌の上昇を抑えてやると、脂肪合成と体脂肪の蓄積のどちらもが抑制され、ブドウ糖 は主としてエネルギーに分解されるルートに入ります。その条件は夕食後、ひと休みしたところで三十分の散歩に出るとか、庭に出て運動をす るか、家の中の整理や掃除に汗を流すかなど、夕食後のマジメな生き方によってセットされます。
ホ−ムスリムなお喋り帖 > お腹がいっぱいの話☆☆★
お肉を食ベたからお腹がいっぱいになって、もう満足すると思われがちですが、食欲中枢の反応を見るかぎり、実は逆の作用を引き起こすわけです。お肉が脂肪酸というかたちで腸から吸収されるときに摂食中枢が刺激され、「さあ、食ベよう。もっと食べよう」と、ますます食欲が高まるわけです。その脂肪酸のでき方としては、二通りあります。一つはブドウ糖だけではカロリーが足りなくなつたときです。通常はブドウ糖を燃やすことによってエネルギーを得るわけですが、そのブドウ糖が足りなくなつたときには、それまでに蓄えてあった脂肪を持ち出してきて、これを燃やしてエネレギーにします。そのとき、脂肪のままでは燃えないので、脂肪を脂肪酸に変えて、その脂肪酸をもやすわけです。もう一つは、脂っこいものを食べたときです。スキヤキの牛肉の脂肪は、胆汁で分解されて、脂肪酸という形で吸収されるわけです。ブドウ糖を使い果たしてしまったときに、脂肪が脂肪酸に変わり、摂食中枢が刺激されるというのは、当然のことだといえるでしょう。エネルギーの収支からすると、通常のやり繰りではやっていけなくなって、脂肪という定期預金を下ろすような状態になってしまつたからです。しかし、二つ目の脂肪酸による摂食中枢の刺激には、問題があります。今日はご馳走だということで、おいしいお肉(脂肪というのは、食べ物のなかでいちばんおいしいのです)を、お腹いっぱい食べたりすると、それが原因となって、もっと食べたいというようになっているからです。カロリーが高く、体脂肪になりやすい動物性タンパクを摂取することによって、もっと食べたくなるというのは、あきらかに矛盾です。しかし、食欲の メカニズムとしては、そのようになっているのです。かくして、太るような食べ物が好きな人は、ますます食べるようになり、さらに太っていくという果てしない悪循環に陥っていくわけです。脂肪酸と摂食中枢について、もう一つとくに注意すべきことがあります。それは、おやつです。十時と三時におやつを食べるというようなことがありますが、これは食事のとりかたが悪いからです。朝食に、ベーコンエッグやモーニングステーキなどの脂っこいものをとると、それが脂肪酸に変わり腸から吸収されはじめるのが、ちょうど十時ごろになります。一〇時におやつが欲しくなるのは、そのためです。お昼が会食で、フランス料理のフルコースを食べたときなども、三時ごろになると猛烈におやつを食べたくなります。これも、脂肪酸によって摂食中枢が強列に刺激されているせいです。カロリーという観点からすると、もうその日はまったく食べなくてもいいくらい、十分に抜取しているわけですが、猛烈に食べたくなつて、それを抑えることはほぼ不可能といった状態になります。人間というのは、万物の長であるわけですが、実際には摂食中枢の奴隷のような状態になっていることも、 けっして珍しくはないわけです。「食べろ、食べろ」という摂食中枢と、「食べなくてもいいよ」という満腹中枢は、つねに隣り合わせになっ ています。それは、まるで夫婦のようであり、両親のようでもあります。その両親が、ともに満足してくれないと、私たちは食欲を我慢で きない。それが食欲というものの実態なのです。 

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