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印西市の利根川で、私の隣の二人の釣り人が、十数本の釣り竿を林立させて釣っていました。彼らは、打ち返しの時に、私の投げてある道糸の上に投げて困ったことがあります。自分の釣り場の川岸から、大体、直角に投げれば、他人の仕掛けと絡むことは無いはずです。しかし、吐き出し口は微妙ですね。また、茨城県神栖町の常陸利根川で釣っていると、竿釣りの人がやってきて、ここは、いつも自分が釣っている場所だから、私の竿の間に入らせろとのことです。別に、釣り台があるわけではないし、何回か来た釣り場で、竿釣りの人を見かけたこともありませんでした。どうぞ、どうぞと申し上げました。
最近は、情報伝達が早く、メーター級がでたというと、多くの釣り人が押し寄せるようになりました。しかし、私は、食べて美味しい野鯉がいるところで、静かな釣り場、つまり、誰もいない釣り場が大好きです。利根川は、広範囲にわたって、川原への進入路が閉鎖されてしまいました。聞けば、ゴミの不法投棄や、所かまわず走り回るRVに困ってとのことです。
野鯉釣りは、元来、荷物が多く、その上、私は二三日テント泊をするため、担ぎ込みは大変ですが、釣り場が静かになったのは有り難いことです。
ii.河川改修
河川改修の名目で、川岸がコンクリート護岸になり、乱杭は引き抜かれて、テトラが投入され、昔の絶好の野鯉釣り場が立ち入り困難になった釣り場が少なくありません。
利根川の今村、石納、草林の乱杭は見事な景観で、野鯉釣りのロマンに胸弾ませた思い出のある釣り人は多いことと思います。乱杭は掛かりが多かったことも事実ですが、今村や石納のテトラは上に乗ることも出来ず、野鯉釣り場は消滅してしまいました。
長良川の旧河渡橋下の乱杭は、橋の架け替えで跡形もなく、旧東海道線下の深みもテトラが投げ込まれて消滅し、私の野鯉との出会いの釣り場はもう二度と戻ってきません。
一つの救いは、最近のコンクリート護岸やテトラ投げ込みの反省の動きです。石納に作られた、砕石による張り出しは、水たまりを作り、産卵の場になるのではないかと期待しています。
iii.ゴミの散乱
釣り場に行って、一番悲しいのはゴミの散乱です。琵琶湖や霞ヶ浦の湖岸のゴミの散乱は目を覆うばかりです。琵琶湖の東岸を釣り場探索に出かけましたが、夥しいゴミの散乱で、竿を入れる気もなくなりました。霞ヶ浦で釣りする意欲がわかないのは、野鯉の食味が好きでないこともさることながら、護岸に散らばるゴミにうんざりしているからです。
自分の釣った後は、他人の捨てたゴミも拾い集めて持ち帰っています。時には、嫌になるほどありますが、今度、来たときの楽しみを思って、ゴミ袋に詰めて持ち帰っています。ただでさえ、ゴミ処理に困っている東京都に、茨城県や千葉県のゴミを持ち帰るのは、石原知事のお叱りを受けそうです。
野鯉釣り人に限って、ゴミを捨て置く人はいないと確信していますが、ゴミの散乱を、他の魚種の釣り人のせいにしても、釣り場はきれいになりません。
野鯉釣り人に、他人のゴミも是非お持ち帰りくださいとお願いします。
釣り場で、捨てられたゴミを、集めている地元の人達に会ったとき、感謝の言葉をかけたことがあります。「今、拾った後に、もうゴミを捨てられるとやりきれない」と言われて、同じ釣り人として言葉に詰まりました。
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