12.私の趣味

 iv. コーヒー
私のコーヒー歴

 コーヒーの味覚に対する驚きは、1960年代、最初のスペイン旅行に始まります。マドリードの中央にある Puerta del Sol プエルタ・デル・ソルの一角にあった屋外のバールでした。エスプレッソ・コーヒーの濃い、こくのある味。高さが1mもある、大きな牛乳缶を逆さにした形の、コーヒーの詰まった缶の下から高圧蒸気を入れると、エスプレッソ・コーヒーが、ぽつんぽつんと滴り落ちる。これに、高圧蒸気で温めたヴォリュームのある牛乳を入れた café con leche カフェ・コン・レーチェ。
 何年かたって、訪れたときは、もう、エスプレッソ・マシーン, つまり、今ある機械による高圧の抽出に変わっていました。昔のようなやり方では、金儲けにならないとのことでした。

 やがて、日本でも家庭用のエスプレッソ・マシーンが売り出され、早速買ってきました。平成5年(1993年)のことです。
 自分独りで賞味するにはもったいないと、隣組の集会所で、月一回のコーヒー・サービスを始めて、14年を超えました。
 
コーヒーの種類
コスタリカのコーヒー園にて
コーヒー畑 コーヒーの実
コーヒー豆の種類
 熱帯の高地だけに育つアラビカ種が、香りや風味がよく、従って値段も高い。生産量は全体の70%程度という。
 ロブスター種は熱帯の低地でも生産されるが、苦みが強く風味も劣るという。多くはインスタント・コーヒー等に使われる。
コーヒー豆の焙煎
 コーヒーの美味しさは、その焙煎の技術に関係している。かって、私は1987年(昭和62年)、仕事でアデンに行ったことがあります。街でモカ・コーヒーの生の豆を売っている店を見つけました。無造作に麻袋に入れてありましたが、買いませんでした。理由は、素人では、巧く焙煎出来ないことを知っていたからです。
モカコーヒー

 コーヒーの原産地はエチオピアとされています.
薬用のコーヒーが、飲み物として登場したのは15世紀中頃のイエメンでした。くつろぎの場に欠かす事の出来ないものとして中東地帯一帯に広まりました。これに応じてイエメン山岳地でのコーヒー生産が盛んになり、「モカ」コーヒーはイエメンの代表的輸出品となりました。
 生産量の約8割を輸出しています。

コーヒーの種類:いれかたによる分類
 かってアメリカン・コーヒーと言えば、薄くて、大きなカップでがぶ飲みするというイメージでした。そのアメリカ合衆国でさえ、イタリアン・エスプレッソに席巻される時代になりました。
 シアトルが本拠のスターバックスやタリーズは、日本にチェーン店を沢山作っていますが、メニューにはイタリアン・エスプレッソや、その派生のコーヒーが主流です。
 では、なぜイタリアのコーヒーが世界で主流になったのでしょうか? 美味しいからです。
エスプレッソ Espresso
 イタリアでコーヒーを注文すればエスプレッソが出てきます。エスプレッソを高圧で抽出するエスプレッソ・マシーンは1948年(昭和23年)ミラノのアキーレ・ガッジャにより発明されたという。高圧がコーヒーの粉末に含まれる脂質を乳化させ、コロイドを引き出します。コーヒーの表面は、細かなクレーマ(クリーム)に覆われている。コロイドは、フレーバーを包み、コーヒーの美味しさに関わっていると言う。
 クレーマとは、細かい泡のことで、これが香りや風味が飛ぶのを防ぐだろうことは、ビールから想像できます。  
 
コーヒー・メニュー
今日、ご賞味頂くコーヒーは、イタリア、ラヴァッツ社のやや深煎りのイリアン・エスプレッソ・コーヒーです。(コーヒーの種類は時々変わります)
1.エスプレッソ  Espresso

 
高圧で抽出したコーヒーです。 
 ミルク、砂糖はお好みです。

 
 有田焼のカップ
1.エスプレッソ  Espresso

 カップを替えれば雰囲気も変わります。
2.ラテ・マッキャート 
            Latte macchiato
 エスプレッソに、泡立ちミルクをちょっぴり入れたものです。

 スペインのトレドのカップも趣があります。
2.ラテ・マッキャート 
            Latte macchiato




 スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラの飾り皿でカップを受けたら、また、違う雰囲気です。
 あの荘厳なミサを思い出すでしょう。 
3.普通のコーヒー   Caffè normale
   
 
   
  エスプレッソを薄めた感じです

 普通のいわゆるホット・コーヒー
です。
4.カプチーノ    Cappuccino
 エスプレッソ・コーヒー八割に、高圧蒸気で泡立てたミルクを入れます。
 エスプレッソ・コーヒーをまろやかな味にします。

 一番人気のメニューです。
5.カフェ・ラテ    Caffè latte
 エスプレッソ・コーヒー五割に、高圧蒸気で泡立てたミルクを入れています。ミルクは鍋で温めて入れる方法もありますが、泡立てたミルクの方が美味しいです。
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