Fake Dominatorの作成


NX125は、「一応」Dominator(NX650)の兄弟車であると考えられます。もともと私はDominatorを見て「おお、かっこエエなぁ」と思ったものの、125ccしか買う気はなくあきらめていた所にNX125の存在を知らされ「これ幸い」と購入したという経緯があります。
NX125もシンプルですっきりした外観でそう悪くはなかったんですが、いかんせん「ホンモノ」に比べインパクトに欠ける・・・

そこで、機会があればホンモノをよく観察して、「ニセモノ」を作ってしまおうと企んでいたところ、幸いにも身近に「ホンモノ」を所有される方が現れ(待てば海路の日和あり)、さっそくデジカメでバシバシと写真を撮ってきました。

そしてこの度、約2週間ほど掛かって切った塗った貼ったを繰り返し、ついに堂々完成した「Fake Dominator」を公開いたします。

(これはあくまで「ギャグ」のようなものですので、「邪道である」などといったクレームは一切受け付けません。あしからず・・・)


今回は残念ながら作業記録写真は一切撮っておりません(とにかく急いで仕上げないと会社に行けなくなってしまうため)。

作業前

あまりまともな写真が残ってませんが、こんな感じでした。ほとんどの方が見たことないバイクだと思います。

作業計画

まずは作業に先だって、シミュレーションを行いました。カタログ写真をスキャンして、「写真屋」で加工します。ロゴは、「ホンモノ」写真を下敷きに使って「図案描き」で起こしておきます。

いや〜、ベジエ曲線はいいですねぇ(笑)。このようにして、だいたいの雰囲気を掴んでおきました。しかし、ここからが大変。

作業

購入したもの
カッティングシート黄、黒それぞれ50cmずつ(\480×2)
ホルツPPプライマー(プラスチック用下塗り剤)
ホルツカースプレーガンメタ2本、ブルーメタ3本
ホルツクリア2本、ボカシ剤1本

ホルツを選んだのは、ウレタン入りでバンパーにも塗れる!といううたい文句に惚れたからです。タンクはともかくカウルはプラスチックなので、なるべくノリの良いものにしたかったのです。

まずは先ほどのロゴのデータをねらいの大きさでプリントアウトし、カッティングシートの上に弱粘着性のスプレー(3Mの「55」など)で貼りつけます。そして、デザイン用の先の尖ったカッターで丁寧に切り抜いていきます。このとき、シートの台紙は切らない程度に力を加減するのがコツです(本当は、ローランドの「スティカ」があればこんなことをしなくてもいいのに・・・)。

全部切れたら(残っているところがないか、ようく確認して)、上に貼った紙をはがし、その上からこれもデザイン用のマスキングフィルム(透明・弱粘着性)を貼ります。いわゆるアプリケーターというやつです。それを端から剥がしながら、必要な部分だけがフィルムにくっついてくるようにします。残った部分は剥がしてしまってから、フィルムを元に戻せば、売り物のステッカーのような具合になる、という訳です。

とまぁ書くのは簡単ですが、カット作業は非常に細かいもので、相当根気がないとうまくできないでしょう。特に今回最悪に難しかったのがフロント部のやつです。

カウルの塗装作業は、足つけ後にプライマーを塗る以外は基本通りです。ボカシ剤を使っているのがポイントです。スプレー塗装で難しいのが、つやつやに仕上げたいけど、厚塗りすると垂れる、というジレンマです。垂れを恐れて薄塗りを繰り返すと、表面がユズ肌になってしまう。あとの磨きが大変です。しかし、ウマイ具合に垂れる寸前で停めて、わずかにミストがついたところにボカシ剤を吹くと、あーら不思議、しっとり美しい光沢面になります。

最後にマスキングをしてブルーメタとガンメタの境目の所を仕上げます。本当は、塗り分けた部分の境目を綺麗に磨いたあとで、さらに全体にクリアを掛けるべきなんですが、今回は力尽きました(笑)。塗装作業もやはり根気・忍耐なくしては語れませんね・・・

で、先に作っておいたステッカーを丁寧に貼りつけて・・・

完成!!

  

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T.Sueishi
Last updated 2006.04.20