気になる言葉・2
役不足言うと、「いやー、この仕事はちょっと難しいさかい、自分やと役不足やで」ちゅうような使い方してへんか?これは実は逆やねん。この用法やと、人物の能力が足りひん言うことを「役不足」と表現してるけど、ホンマは違うで。表記そのまんま考えたらええねん。「役」が足らんねん。つまり、能力に対して役割が足らんことを言う訳や。実力は部長なみやのに、なぜか係長やってるような人に使うちゅうこっちゃ。
・さわり
これは実はテレビの「赤恥青恥」でやってたやつやねんけど、結構これも誤用が多いわな。「ちょっと例の件、説明してもらえへんやろか」「いや、スマン、今時間ないねん。」「ほな、さわりだけでも・・・」こういうとき、ようありますわな。「さわり」て何やいな?皆「冒頭の部分」と思てるやろ?それがや。違うねん、これが。なんと!「聞かせどころ」言う意味でっせ!要は「サビ」んとこ言うてもええんちゃうやろか。で、お触りバーやあるまいし、なんで「さわり」言うのんかいな?思て辞書で調べたら、なんとまぁ「昔、義太夫で他流の節付けを取り入れて演奏したことがあり、他流にさわるの意」やねんて。つまりそこが聞かせどころやった、ちゅう訳でんな。いやーこれは難しいわ。
・なしくずし
これまた「赤恥青恥」ねたですわ。自分でも全然しらんかったさかい偉そうなこと言われへんねんけど(笑)、これもホンマ元の意味は全然ちがうねんで。皆これ「ものごとをうやむやのうちに帳消しにしてしまう」意味で使てるやろ。いやー参った、これも辞書調べてびっくり仰天や。ホンマは「借金を少しずつ返していくこと」なんや、これローンのことやがな。しかもちゃんと返さなアカンがな。誰や「ウソー」言うてんのは。ホンマやホンマ。自分で辞書引きや。