ウィンカーレンズの修復


よほど運転が上手な人はともかく、うっかり「あっ、電柱にぶつけてしまった!!」というような事故は、たまにやってしまうものですよね。さて、今回は、近所の曲がり角にトラックが停まっていて、非常に狭くなっていたのに、無理に入ろうとしたところトラックの荷台のアオリのレバーが思いの外出っ張っていてたために見事にウィンカーにヒットしてしまいました。

崩壊しました(ToT)

バキバキ、メリメリメリとかなり景気良く行ってしまったので、もっとボロボロになっているかと思いましたが、外側のレンズだけで済んだようです。傷心で破片を拾い集め、帰宅してさっそく修復に取りかかりました。なにせ翌日から帰省ツアーに出るので、このまま放置するわけにもいかず、さりとて代替部品のめどもないからです。

破片は大きいのが3〜4ケ、細かいのが多数

このようなプラスチックを接着するときは、材質にもよりますが、アクリル用接着剤の類が効くことが多いです。普通の接着剤とは異なり、素材同志を溶かしてくっつけるため、非常に強力な結合になります。私はイレクター(パイプを組み合わせていろいろ作れるやつ)用のサンアロー接着液を利用しました。以前、テールランプが一部割れたときもこれでしっかり接着できています。

非常に粘性が薄いので付属のスポイトを使用する

遺跡から発掘した土器の修復よろしく、破断面を合わせては接着液を流し込み、また他の破片と合わせる・・・これはこれで立体パズルのようなもので、なかなか楽しいものです(笑)。

しかしどう考えても破片が足りない

現場にあった破片は全て持ち帰ったつもりでしたが、2、3ピースがどうにも足りません。仕方がないのでもう一度現場に戻り、虱潰しに路面を観察すると、一つ発見。そしてさらに、現場から自宅までの経路にもさらにあと二つ見つかりました。警察のひき逃げ捜査班の人もこんな事してるんだろうなぁ・・・などと思いつつ。

ほぼ完成

とりあえず見つかった破片はほとんど全て接着。とりあえず形にはなったので一安心です。しかし・・・

まだ穴が残ってて、このままではマズイ

2箇所ほど穴になっているので、これを何とかして埋めなければなりません。そこで東急ハンズに行って、以前からやってみたかったエポキシ樹脂注型キット(クリスタルレジンという製品)を買ってきました。

左から着色剤、主剤、硬化剤

さっそくこれを使って穴埋めにトライしたのですが、やはり拙速な段取りは災いのもと。
失敗1)着色剤の色を見て、黄色を買ってきたが、混ぜてみたら本当に「黄色」にしかならなかった。赤と混ぜてオレンジにしなければならなかったのだ。
失敗2)思いの外硬化に時間が掛かる製品だった(24時間)。生乾きのまま帰省に出るハメに・・・
失敗3)穴の裏と表の当てがいにガムテープを使用したが、樹脂の粘度が低く、わずかな隙間から大部分が流失。トホホ

と言うわけで、やり直しを余儀なくされました。が、その後は週末になかなか動けず、しかも硬化時間の事を考えるとおいそれと手を出せない・・・仕方なく硬化の早いアラルダイトを使いましたが、やはりこれは透明度が全くなく、結構情けない仕上がりになってしいました。どうもいつも中途半端でいけません。

仕上がり画像は、また後日。


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T.Sueishi Last updated 2001.09.01