オーバードライブリレーの修理


240の弱点の一つに、電気系、特にリレー関係のトラブルが良く起きるということがあります。それが原因で起こる不具合の中でも良く聞くのがオーバードライブの不調です。

うちの240でも、ご多分に漏れずオーバードライブが使えなくなったり、突然戻ったり、と異常を来たすようになってきました。ディーラーに持ち込むと、大抵有無を言わせずオーバードライブリレーを交換され、6千円なにがしの部品代と工賃を請求されてしまいます。本当にそのリレーはもう駄目なのでしょうか?

そんなことは無いはず。ともかくオーバードライブリレーを見てみましょう。

これはメーターの後ろのあたり。

写真中央に見える小さい白い箱のようなものがオーバードライブリレーです。この写真ではメーターを外していますが、実際には運転席下からインパネの下をのぞき込むようにして内装を剥がし、手を突っ込むと探り当てることができます。

オーバードライブリレー

このような大きさのものです。ドイツの「HELLA」社製ということがわかります。この白いカバーを無理やりバキッと外します。端子の方でツメがかみ合っているのをうまく外せば大丈夫です。

中身はこんな状態

で、基板の裏のハンダ面を見ると・・・

こういう所や

こういう所が・・・

よく見ると判りますが、ハンダに亀裂が入っています。長年の振動でこのようになってしまうようです。この亀裂が接点不良となり、動作がおかしくなるのです。走行中に突然治ったりするのも、このへんが偶然導通したりするからでしょう。

というわけで、このような箇所がいくつかあったので、しっかりとハンダを盛り直しました。ついでにコイルで動作する接点部分も細かいサンドペーパーで少しさらっておきました。これでオーバードライブの動作は完璧に正常に戻りました。モノは大切にしましょう(笑)。


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T.Sueishi Last updated 2000.01.13