INDEXページ(目次)  小説創作広場  小説の書き方基本編  『文藝激烈伝』Vol-2

小説筋トレ 時代自分とはかけ離れた主人公
創作小説 ホラー小説夏の海・純文学作品『鍵』・Theサスペンス小屋に舞う白い雪
投稿小説 『予報』 著 エドワード佐野 氏
エッセイ 腐った文藝界に頼るな

  1. 拓夢書房からありがとうNo1
  2. 拓夢書房からありがとうNo2
  3. クロノレイヤーに僕らはいた
  4. ブルースカイ・シンドローム

腐った文藝界には頼らずに自分で売ってしまえ。

――自分で創るe-book――

by末森拓夢

 小説でも書いてみるかな、と考えたのは3年ほど前の年末だった。初めて書いた文章は小説とはよべない代物だっただろう、それでも妻は「面白いよ」と言った。

 今思えば、単なるお世辞である事は、妻の性格から言って間違いないことだった。それなのに私は真に受けて、自分には小説を書く能力があり、感性も供わっていると勘違いし、小説創作の道に迷い込んでしまった。

 自分で自分の性格は理解しているつもりだ、いったん始めたら納得の出来るまで続ける。そして納得したら飽きてしまう。今までの人生はこの繰り返しであった。だが、小説創作だけは違った。みんなも同じだと思う、納得の出来る小説を作り上げる事など無理なのだ。

 小説を書く人であれば必ず狙う物がある、そう文学賞である。私も例外に漏れず、地元の新聞社が公募していた短編文学賞に応募した。当然、はじめた完成させた小説が受賞する訳はない訳であるが、これを機会に文学賞に関しても独自の観点で調べてみた。

 はっきり言って腐っている。

 そう感じてから、1年以上が経ったが、いまでもそうとしか思えない。だが、そうなると非常に困った問題へと展開してしまう。普通に生活を送る人間が作家になろうと考えた場合、出版社が公募する文学賞に応募し、そこで認められて受賞する事が、作家になるための唯一の道とも言えるからだ。

 小説創作が嫌になった時期でもある、作家にはなりたいが、その為の登竜門、文学賞を腐っていると感じるのだから当然だ。

 最初にも言ったが、納得が出来ればすぐに飽きてしまう。だが、この場合は納得が出来ていない。だから作家への道は違うルートを探して向かう事にした。そのルートのひとつがネットを通じてe-bookを売る手段であった。

 e-bookと書くと何か特別な知識技量が必要に感じるかもしれないが、実はいたって簡単な作業である。と言うよりは、パソコンに向かって書いた文章そのものでも十分、e-bookと呼べるデータファイルなのである。

 だが、ワードで作った文章をそのまま売るとなると少々、いやかなり貧弱に感じてしまう、と言うよりは誰も買わないだろう。そこで登場するのがPDFファイルと呼ばれているものだ。

 実はこれ、誰でも気軽に使えるアドビ独特の変換ソフト、本格的にやろうと思えば50000円程度かかる代物であるが、パソコンを扱っている電化製品量販店に行けば、2000円程度で売っている。

 当然値段によって使える機能に格段の差があるが、用はPDFファイルに変換できれば良いのであり、無理をして高い物をそろえる必要はないだろう。それにネット上を細かく探せば、無料で手にすることも出来る。

 この辺りがネットの面白さであり、逆に難しさでもある。ただで手にすることが出来る、という噂を聞いても、実際どこで入手出来るのかは、探しても探しても見つからない物である。ぜひトライして、無料で手にして頂きたい……続く。

続きは文藝激烈伝Vol-2でお楽しみ下さい。

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