・定年退職(一般的に60歳)後に継続して就業するかどうかを
考える場合には、もちろんその仕事に対する気持ちや同僚を含めた就業環境などがもっとも重要ではありますが、
賃金や年金、更には雇用保険制度からの給付などを総合的に考慮した自分の手取り額をしっかりと考えておかな
ければなりません。自分のライフスタイルに合った働き方(週3〜4日勤務や1日6時間労働など)をしつつ、相応
の手取り額も維持したいというような方もいらっしゃると思うのですが、それにはまずご自身の年金がどのよう
になっているのか知っておかなければなりません。人によっては、年金額と賃金の間で調整が行われる結果、従
前どおりにフルタイムで働いても、前述のとおり週3〜4日勤務等で働く場合とほとんど手取り額は変わらなくなって
しまう場合もありますので、十分に注意をしておかなければなりません。
|
・注意しておかなければならないのは、特に60歳以降の賃金についてです。ご存知のとおり、60歳以降
継続勤務をしますと、皆様が本来(働いていなければ)受給できる年金額が賃金の額に応じて減額され、
また賃金の減額幅如何によっては、雇用保険
制度から高年齢雇用継続給付が支給されることとなります。
|
・仮に事業主が皆様の為にと高い賃金設定をしてくれたとしましても、前述のとおり、年金額等と相殺される
ことにより、実際の手取額はほとんど変わらなくなってしまう場合もあります。
|