カラオケを作って遊ぶ

ベースは和音の底を支える音を弾いています。楽しく練習するためにはカラオケが必要です


カラオケを作成するには、その素材と、編集する道具が必要になります。素材はMIDIファイルで編集するのがシーケンサーです。
MIDIファイルのベーストラックをマイナスワンして、再生してやればそれはすなわちベース練習用のカラオケって事になります。もちろんベースパート以外をマイナスワンすれば、そのマイナスワンした楽器のカラオケになります。また、シーケンサーで編集するのですから、キーの変更やテンポの変更も思いのままに出来ます。この方法はメロディー楽器の方にも有効な練習の手段になるのではないでしょうか。
あなたも是非挑戦してみて、楽しい楽器練習を実践しましょう(^o^)


☆用意する道具編

1.パソコンと音源モジュールを使う方法
◎シーケンサーソフト
まず一番簡単な方法を紹介します。まずMIDIファイルをパソコンのシーケンサーソフトで開きます。ボクの場合は複雑な編集等を必要とせず、移調とマイナスワンが出来れば十分なので、入門用とされているSinger Song Writer Lightを使用しています。高機能のシーケンサーソフトもそこそこ安価で販売されていますが、自分が使い慣れたのがやっぱりいいみたいです。(他のを使ってみてボクには無理ってわかったのもある)

このSinger Song Writer Light(以下、SSWと略す)にMIDIファイルを読み込ませて、ミキシング画面でベースパートのトラックをミュートにし、その他のバランスを自分の好みに調整したあとPC上で再生して、それをMDに録音してカラオケとして使用しています。
SSWではトラックごとの譜面印刷が可能ですので、ベーストラックのみを印刷してやれば、それでベース譜になります。普通市販されている楽譜はメロディー譜で、バンド譜でも入手しない限りベース譜は手に入らないのですが、この方法ですと手軽にベース譜が手に入りとても便利です。ただしベースラインは原曲に似てはいますが、コピーではない事と、MIDIは実音で記載されていますので、ベース譜の場合、へ音楽譜でもオクターブ上げた記載にしないと5線譜のかなり下にしか音符がなく、読めない楽譜になってしまいます。
◎外部音源モジュール
PCで再生した音をMDに録音した場合、その音質はPCの持つ音源で鳴ることになります。Windows標準で持っている音源でも、まあそこそこ楽器の音にはなりますが、やはり平面的な音であることは事実だと思います。それに画面上のタイムラインの進行と実際出る音にもずれがあります。
そこでピアノはピアノらしい音で再生しようと思うと、外部音源をそろえる必要があります。外部音源には各種販売されており、メーカーとしてはYAMAHAとRoladの2メーカーが主流です。また形式もPCIで内臓するものから、外付けで、シリアル接続とかUSB接続とかがあり自分のPCで使えるのか注意が必要です。
ボクの場合は少し前の機種になりますが、YAMAHAのMU128と言う機種を使用しています。

2.コンパクト・シーケンサーを使う方法
PCと外部音源を使う方法はDTM(ディスクトップ・ミュージック)ではいいのですが、スタジオ等、家の外に持ち出す場合にはどうしても機動力が落ちます。そこでYAMAHAから発売されているコンパクト・シーケンサーがあれば、いつでもどこでもMIDIファイルの再生、編集が可能になります。
  

上の写真は左がQY70で右がQY100になります。
機能的にはほぼ同じ2機種ですが、最大の違いはQY100は外部メモリーが入ることです。QY70ですとパソコンとケーブルで接続しないとMIDIを転送し鳴らすことは出来ませんが、QY100ですとスマート・メディアに対応していますので、32MB程度の容量があればかなりの曲数を持ち歩けます。ただし、再生させるには、スマート・メディアから本体メモリーに独自形式にして移さないと再生出来ません。本体の容量はものすごく少ないようで、QY70,100とも一般的な音数の曲で3から4曲が限界です。長い曲だと2曲の事もあるくらい(T.T)
それでも電池でも動くし、シーケンサーですので、その場でテンポの変更、キーの変更が簡単に出来るのは便利です。バンド練習の時も、マイナスワンでなく、マイナススリーくらいでメンバーのいるパートをミュートすればオーケストラとの合同練習も出来ますし、逆にドラマーが欠席の場合はドラムパートのみを再生させて正確無比なバンドメンバーにもなってくれます(^^)

☆MIDIファイルの入手

1.MIDIファイルを購入する方法
インターネット上で販売されいるMIDIファイルを購入する方法です。だいたい1曲200円程度で売られています。普通のカラオケ屋さんも今は通信カラオケで、このMIDIをを鳴らしています。それで最新曲までカラオケ屋で歌える曲はほとんどそろっていますし、MIDIの品質もそこそこ問題ない程度です。

◎決済方法
問題となるのはその決済方法ですが、プロバイダーの決済機能を利用するか、プリペイド方式の電子マネーであるWebMoneyやBitCashを利用するのが簡単で安全だと思います。WebMoney等はほとんどのコンビにで購入出来ます。

◎MIDIのファイル形式
あと注意するのはMIDIのファイル形式です。一番普通の形式はGM(SMFも同じ)でそれを拡張したGM2と言うのもあります。あとはGM形式から各メーカーが独自にさらに拡張した形式でYAMAHAですとXG、RolandですとGSと呼ばれます。そのため購入するサイトのリストにも同じ曲で形式の違う曲が並べて販売されています。GM形式ですとどの音源でもほぼ問題なく再生出来ますが、YAMAHAの音源でGS形式のMIDIを再生させると、ときどきおかしな事になります。ただしネット上には便利ツールとしてGS形式→XG形式に変換してくれるフリーソフトもあります。(以前使っていましたが、最近は使ってないので、各人で調べて下さい)

◎MIDIをネット販売している主なサイト
   MIDI PAL           http://www.midipal.co.jp/
   internet MIDI Link     http://www.midilink.com/home/home.asp
   YAMAHA Music Club   http://www.music-eclub.com/musicdata/
   デジ譜            http://www.7dream.com/find/p8b1/001/degifu/index.html

他にもたくさんあると思いますので、各人で調べて下さいませ。

2.フリーでダウンロード出来るMIDIをさがす
J-Popsやカラオケ屋さんで歌われる洋楽はたいがい1.の方法で入手出来ると思います。お金はかかりますが、著作権の問題もあり、品質もいいので、1.で買えるものはお金を出しても購入した方がいいと思います。
ただしジャズやラテン等で有名曲でも、歌物でないとか、いろんな演奏がある曲ですと、1.では見つかりません。また、うまく見つかっても自分の欲しい感じではない事も多いです。

◎MIDIサーチエンジンを使う
 一番簡単に捜すには、MIDIのSearch Engineを使わせていただくのがよいと思います。

 ・MIDI Search Engine(ボクの使った事のあるサイトです。リンクは張ってありません)
    
http://www.midisite.co.uk/
    http://www.musicrobot.com/
    http://www.artemotore.com/midi/indexeng.htm
    http://www.vanbasco.com/midisearch.html

◎普通のサーチエンジンを使う場合の検索のコツ
MIDIのサーチエンジンで見つけられない場合は、普通のサーチエンジンで検索する事になります。Google等で捜す場合のコツとしては、曲名は” ”でくくることです。ジャズの名曲「枯葉」のMIDIを捜そうと AUTUMN LEAVES MIDI で検索するとAUTUMNと LEAVES両方の単語に合致した検索結果になり要領を得ません。そこで”AUTUMN LEAVES” MIDI と曲名をくくってやれば、AUTUMN LEAVESが一語として合致する検索結果が表示されかなり確立が上がります。

◎落としたファイルの注意事項
無事に捜していた曲のMIDIファイルがダウンロード出来たとしても、それで喜んで終わりとはいきません(T.T) なんせ対価を支払っていないのですから、そのファイルの出来、品質、ファイル形式、いづれも不明なのです。
ボクの場合はまずダウンロードしたMIDIファイルをSSWに読み込ませてみます。これはだいたい読んでくれるようです。そしてミキサーの画面でどのトラックに音が入っているのか確認します。一般的に1.で購入したMIDIなら、ベーストラックは3トラック、ドラムパートは10トラックに入っていますが、海外で作成されたMIDIはそんな事まったく無視されている場合が多いです。そこでまず確認するのがどのトラックに音が入っているかなのです。
入っているトラックの確認が出来たら楽譜の画面にして鳴らしてみます。明らかにおかしい音は出てませんか?ドラム譜のはずなのに、音程のあるピアノの音になって、めちゃめちゃな音が出てませんか?ベースはちゃんとベースの音でしょうか?そんな確認が必要です。もし楽器の種類の違う音が出てるようなら、シーケンサー上で合致した楽器に修正してやる必要があります。
またMIDIにはFormatと言う規格も存在し、普通には0と1があるようです。一般的にはFormat0が使用されますし、YAMAHAのQYシリーズではFormat0しか読み込んでくれません。幸いSSWはどちらにも対応しているようなので、QYで読めないMIDIファイルは一度SSWに読ませ、名前を付けて保存から、MIDIファイルとして保存、Format0を選んでやれば、QYでも読み込めるデータになります。
さてさて、ここまで苦労して入手、再生させたMIDIも自分の思った感じではない場合も多いのは事実です(T.T) やっぱりフリーってのは面倒ですが、世界のMIDI作家の曲が手軽に入手出来るのはすごいと思います。名プレーヤーの名演と言われる曲演奏をそのままコピーしたのも普通に存在するのですから。

◎そんなMIDIを集めたサイト
(あやしいサイトがあるかもしれないのであえてリンクは貼っていません。もちろん全部があやしいと言ってるわけでもありません。ご自分で捜すなりURLをコピーしてアクセスして下さい。このサイトにアクセスして損害を受けたとしても当方は関知いたしません。)
該当する曲名をクリックしても再生しかされない場合も、右クリックから「対象をファイルに保存」を選択すればダウンロード出来る事が多いようです。

 ・Jazz関連の曲を集めたサイト
    http://members.fortunecity.com/ajsmidi/alpcond/alpha_20/t.html
    http://www.geocities.com/BourbonStreet/1114/justjaz2.htm
    http://wn.31rsm.ne.jp/~non/dl_midi.html
    http://www.angelfire.com/jazz/devianjazz/midifiles.html
    http://www.jayp.net/jukebox/jazz.htm
    http://www.saturn-soft.net/Music/Music1/MIDI/Jazz/Menu.htm
    http://victorian.fortunecity.com/plath/210/midi.htm

 ・Beatlesの曲を集めたサイト
    http://coco.hubert.free.fr/beatles.htm

その他、捜せばいろんな曲がダウンロード出来ます。いいサイトが見つかったら是非教えて下さい。