#00153
BISTRO:極楽とんぼ(極楽シチューとマグロ料理)
「ハッピーバレンタイン〜あの日の思い」
ENDING:感動の教科書ソング
♪翼をください(山本潤子)
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◇◆ BISTRO☆SMAP ◆◇
GUEST … 極楽とんぼ(加藤浩次・山本圭壱)・タレント
・1989年コンビ結成。毎週土曜夜7時57分放送のバラエティ「めちゃ×2
イケてるッ!」でも活躍中の人気お笑いコンビ。3/4(土)公開のアニメ映画
「ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」では稲垣と共に声優にも
初挑戦、幅広く活躍している。)
ORDER … 極楽シチューとマグロ料理
*本日のお客様は、バラエティ番組で笑いを提供し続けている2人組です。
キレイな女優さんや大物俳優さんをお迎えする事が多いビストロスマップ
の客層とは若干趣が異なるお客様ですが、その事を一番ヒシヒシと感じて
いるのはご本人達だったようで…態度にしっかり表れていました。
加藤『いやぁ…。』
山本『いやーついにねー、来ましたね〜♪ようやくねー。でもねー。
この、国民的なね、バラエティ番組に…。』
中居『ありがとうございます。』
山本『…って事は、国民的なゲストになったという事で、
よろしいですね、もちろん?』
中居『いや、もちろんそうだと思いますよ。ホントに。』
加藤『なら、もっと感動しようよ!もっとココで話しましょう!
あっためないと!あっためとかないと!』
中居『(^o^)ハハハハハ〜 名前、聞いてないんですよ。』
山本『あ!』
中居『多分、ご覧になったと思うんですけど…名前言って、お座りに
なっていただいて、それからお話しするじゃないですか?』
山本『あ!そうだった!』
加藤『そうか…!』
中居『僕が「ご予約のお名前は?」って言うまでが、長〜い…。』
加藤『そういうね、悪い癖が俺らあるの(^^ゞ』
---中居バカウケ---
加藤『どんな番組でもやっちゃうんですよ。』
山本『「番組壊し」って言われてます。』
オーナーもスタッフも大笑い!思いがけない形でのスマスマ出演に、は
しゃいじゃってるのが歴然ですからねー。コントのゲストとか、脇役で出
演したドラマの番宣で主演女優さんのお供とか、そういう格好でならね、
考えやすいんですけども。
ともあれお2人はちょっと気取って名を名乗り、台本の進行に戻って席に着
きました。
コンビを組んでいるお2人ですが、コンビがコンビとして単体に何かに出演
するというのは、実はすごく久しぶりです。1人でのお仕事も多いし、め
ちゃイケ等では一緒にいてもバラバラに、全体の中でのそれぞれの役割を
果たしています。そんな2人が、よりにもよってスマスマにゲスト出演なん
ですから…嫌でもテンションは上がります。
中居『声、ちょっとおっきいですね^^;』
加藤『いやいやいや!声出さなきゃ仕事した事にならない…。』
山本『そうですよお!』
加藤『ギャラ分、声張っていいかないとな!』
山本『スタジオの隅々まで聞こえる声で喋るのが、豚異人
舞台人でございますから!』
…あっスミマセン(^^;;; 変換ミスですわっ★
(お笑い芸人さんなので〜容赦なくイジメます♪ いじられてナンボなお仕
事です。そっちのがオイシイと中居さんだっておっしゃるはず!)
*オーダーは、マグロ好きな加藤さんからは『マグロ料理』、2月生まれで
お母様が作る誕生日頃のごちそうがシチューだったという思い出のある山
本さんから『シチュー』、この2品が入りました。
*「極楽とんぼ」は結成から丸16年、今年は17年目です。とっくの昔に
「若手芸人」ではありません。でも何故か、「若手」のイメージが抜け
ません。もう17年目なのに…。
加藤『若手のポジションでフワフワ滞在しているって
いうだけです。』
中居『ちょっと失礼ですけど、なんか「若手」のイメージです。』
加藤『あ〜。ありがとうございます。』←嬉しいの???
中居『何でそのイメージがあるんですかね?』
山本『声が大きいからでしょうね。』
---スタッフ爆笑---
加藤『上がれないんだよねー。どうやったら上がれんの?』
中居『(^^;;;』←絶句
山本『どうやったら「中居正広の、ナントカ」みたいな番組が
増えるの?』
中居『いや。それは…。』
加藤『「極楽とんぼのナントカ」なんか、無いですよ。
1回、「極楽とんぼの…」って冠が付く番組をやっ
てたんですけど、F1ってあるじゃないですか…F1
の女性が0.0って、叩き出したんですよ!』
山本『ゼロパーセントを叩き出したんです。』
F1というのは、視聴率の集計区分で20〜34歳の女性層のことです。
幅広い商品に対して購買意欲がある・CMが消費行動に直結しやすい視聴者
層=スポンサーにとって重要な人達…という訳で、視聴率を語る際にはこ
の層の数字が何かと重要視される傾向があります。民放はスポンサー無し
には番組を作れませんから、F1層に受けないのは明らかに不利です。
加藤『初めて見ましたよ、「0.0」っていう…。「1人も
見てない」って事ですよ!』
山本『それを叩き出したんですねー。』
加藤『おっかしいな〜(ーー;)???』
中居『すごいです。伝説…ですね、それ。』
山本『ま、伝説でしょう。』
中居『ターゲットというか、ファン層っていうのは誰
なんですか?』
山本『僕はあの〜女性に向けて発信してる事が多いんですけど…
どうしてもこう、毛嫌いされる雰囲気は持ってるようですね。』
---あまりにも「事実」な為、逆に笑い難そうな加藤&中居---
中居『山本さんは正直、女性に対して、ちょっとカッコイイって思われ
たいですか?』
山本『(笑)…それはやっぱ、あるでしょ。カタチは悪くとも。』
---スタッフ爆笑---
山本『カタチは悪くとも、それはね…「モテたい」みた
いな気持ちがなくなったらオシマイですから…。』
加藤『いや、昔ね、痩せてたでしょ…モテてた時代があるから、
その当時の自分を忘れられないんだよな、山本は…。』
中居『その当時から何キロ増えたんですか?』
山本『その当時は全く今と同じ身長168cmで、今はジャスト100(kg)
なんですよ。当時は54しかなかったです。』
中居『ええええ〜!?(@_@;)』
加藤『46キロオーバーですよ。』
中居『ほぼ倍じゃないですか。』
山本『ただね、俺はね、お笑いを始めて、ちょっとした頃に体重が70
前後ぐらいになったんですよ…そん時に加藤がね「オマエ、中途
半端だな」と。「なんかオマエ、ポッチャリしてるかどっちかわ
かんねえ」と。「中途半端だから、1回100キロぐらい
までいってみ!」って。加藤が言ったのは確か
なんです。そんで俺、106まで頑張っていってみ
たんです。そしたら体壊して入院したんですよ。』
加藤『肝臓をね…。』
山本『肝臓を痛めて。』
笑っていい話なんだか…^^; 体張っての芸道追求です。みんな笑っており
ますが、ちょっとハンパじゃありません。
*「若手」から脱却できないお2人には、いかにも「らしい」部分がありま
す。それは、仲の良さ。互いの仕事については、今も昔も変わらず話し合
いをしていますし、売れっ子芸人コンビにありがちな「仕事以外で会わな
い・話さない・楽屋も別」状態とは全く無縁、今日も楽屋は一緒です。さ
すがに今は、プライベートは別々ですが、昔は2人だけでしょっちゅう飲み
に行っていました。
◆厨房トーク(1) 稲垣&草なぎペア
極楽とんぼのお2人は、顔を合わせるなり『あ、ラチェット!』
「ワンピース」の映画で共演したばかりなのです。
稲垣『あ〜!マジだ!』
加藤『マジですっ(^o^)』
稲垣『ホンキ!』
山本『ホンキ大佐ですっ(^o^)』
稲垣『俺の部下♪』
加藤&山本『どーもどーも。お世話になりましたっm(__)m』
稲垣『お世話になりました…。』
映画で、吾郎君はカラクリ城主のラチェットを、極楽とんぼのお2人は部下
のホンキ大佐とマジ将軍を、それぞれアフレコしました。主と部下の関係
なので、一緒のシーンがたくさんあります。だから当然、3人は一緒にお仕
事を…?
中居『間とかって…話すんですか?』
加藤『ガッチリ話しましたよね!』
山本『話しましたよ、色々…。』
稲垣『そーう。かなり…。』
山本『もう…ワインの話から、もう…ワインの話まで。
ねえ?』
加藤『すーごい、したよねー。』
稲垣『はい…。』
中居『アハハハハ(^o^)』
稲垣『楽しかったです。難しかったですね…。』
山本『難しかったですね。』
中居『え…でも。会話とかあったんですか、加藤さん?』
加藤『ありましたありました。』
中居『どんなお話、されるんですか?』
加藤『あれ?何の話したっけね?アレかぁ?あの…。』
稲垣『ヘアスタイルの話とか…。』
加藤『そう。ねえ。あのドライヤーがいい、とか…。』
稲垣『そうそう。楽しかったですよ。』
加藤『飲み行きましょうよ、また!』
稲垣『…あ。また行きますか!』
加藤『一杯、行きましょうよ。』
稲垣『(^^ゞ』
スタッフ&オーナー笑いっぱなし。微妙に不自然な間が、真実を物語って
いるかのようです^^; アニメの吹き替え作業って…例えば「ハウル」の時
にも、ハウル(木村)とソフィー(倍賞)が一度も顔を合わせなかったってく
らいですからねえ…。
剛君と山本さんは、映画「黄泉がえり('02年)」で共演しました。俳優・
山本圭壱への出演オファーはそれっきりありませんが、俳優・草なぎ剛は
その後も映画・ドラマと大活躍。山本さんももっと活躍したいみたい?
(ま…バラエティのお仕事がギチギチな状況では役者としてまとまった仕事
をするのは無理っぽいですが。)
他には「笑っていいとも!」で2人と一緒の曜日だった事がありますし、
剛君が司会をしているフジテレビの特番「がんばった大賞」でも一緒に
仕事をしました。 ※次回予定 3/20(月)pm7:00〜
草なぎ『あの時の極楽さんはホント、面白いですよ。』
山本 『剛君っ…?!』
加藤 『今日、全然空回りしているみたいな感じ?!』
山本 『剛君、オカシイよ?』
草なぎ『…いつも助けてもらって(^^;;;』
中居 『いつも何か、会話するだとかお話するだとか…。じゃ、今度、
ホントに行こうかみたいな…?』
加藤 『いや。ほとんどね、会話は無いんですけど。
収録中にアイコンタクトで「助けて、ココ!」
って目を、たまにする時があるんですよ…。』
草なぎ『(^^;;;』
加藤 『「あぁ〜!」って、それでいく。そのアイコンタクトは、よく
しますね。』
草なぎ『しますします。』
中居 『それはいい事ですよね。通じ合うって事ですから。』
ポジションこそ万年「若手」ながら、実は頼りになる先輩って事なんです
ネ〜。
◆厨房トーク(2) 木村&香取ペア
慎吾君は加藤さんとドラマ「人にやさしく('02年)」で共演しました。
中居『じゃあ、かなり仲良くなられたんじゃないですか?正直?』
加藤『まぁね。なったねー。』
香取『…はい!』←微妙な間アリ☆
中居『あれっ?』
山本『あれっ?』
香取『………。』
中居『電話番号とかは?』
加藤『いや、俺、電話番号とか交換するっていうの、
あんま好きじゃないんだよね。』
香取『僕もそうです。』
山本『あれ?お前、松岡君と電話交換してたんじゃない?』
※SOPHIA
加藤『してた。』
香取『………。』
山本『慎吾ちゃんは?』
加藤『いや。そういうんじゃない。そういう関係じゃないもんね。』
香取『じゃ、ないですね。』
加藤『あのう…「田舎の友達」の感覚!』
---香取&スタッフ、バカ受け---
山本『田舎の友達っ(笑)』
加藤『そう。田舎の友達の感覚。だから、3年会わなく
ても、「おぉ!」って言い合える感覚。』
中居『いいことだと思いますよ。』
香取『山本さんがちょっと、気まずいですね…。』
山本『きま…気まずいのはオカシイでしょ(+_+)』
香取『ちゃんと言っちゃいますと、ちょっと怖いです、
なんか…。』
山本『ホントですか!?』
香取『「ちょっとコワイ自分」をちょっと演じてたり
するんですよ。』
加藤『「近づくな」みたいな…?』
香取『ハイ…。』
中居『ちょっと「カッコイイ」とかって、あるんじゃないですか?』
香取『あ、そういう感じです、なんか…。カッコイイっていう。』
山本『ま、ダンディズムを見せてる感じですかね?』
香取『なんか…ポケットに手を入れる感じとか、一瞬
見たりとか。こう…。』
---実演する香取・確かにちょっと怖い---
香取『…みたいな感じが。あんまり…いらないと思い
ます。』
山本ダンディズム、一蹴★ 相方にまで『もっとさらけ出した方がいい
よね!普通でいいと思う。』と言われてしまいました。ダンディズムっ
てのは、1つの方程式が誰もにあてはまるわけじゃないので、結構難しいん
ですよね…。痛〜い指摘を受けた山本さん、『そういうところは慎吾
ちゃんに今言われて、ちょっと気づきました。一瞬ポケットに入れ
るシーンは、今後なくそうと思います!』と、ドマジで反省してい
ました。
#00154
そして、木村君とは…。
中居『うわぁ〜。もう…。』
加藤『どえらい距離をおかれてますよ…(・・;)』
---目測でその間3m超・慎吾君の倍★---
加藤『お会いしたこと…ございました?』←かなりの阿呆面
木村『加藤さんとは、一度あのう…プライベートなん
ですけど…お店で、すれ違った事があります。』
中居『加藤さん、もちろん覚えてますよね?』
加藤『覚えてます、覚えてます!』
中居『どこですか?』
加藤『あの…お肉屋さんですよね!』
木村『はい。』
それは焼肉屋さんでのこと。加藤さんに気づいた木村君は、『あ、どう
もこんばんは。お疲れ様でーす。』と挨拶しました。そして帰ってき
たお返事は『うぃ〜っす(^o^)丿』…超軽い〜★
中居『やな感じ〜〜〜!』
加藤『それはウソでしょうよお!(>_<)』
加藤さん、必死です。だって、そんなお手軽な挨拶をしたなんて、全く記
憶にないからです!加藤さんの記憶の中では、自分はちゃんと立ち上
がって、きっちり丁寧に挨拶しているのですから…。
実は木村君、加藤さんが先に来ていたお店に後から入り、すぐに気づいて
挨拶をし、加藤さんより早く食事を終えました。お店を出る時にもまた
『じゃ、失礼しま〜す(^^)/』と挨拶していたのですが、加藤さんが記憶
している「挨拶」は、帰る時のものだけだったんです。木村君の記憶
でも、帰り際は確かに、席を立って挨拶してくれました。さっきの「加藤
さんのやたらフランクな挨拶」は、来た時の話なのです。
加藤さん、そのへん記憶にありません〜?よぉーく考えてみて!
加藤『帰りしか覚えてないわ、俺!最初の「ういっす!」
は、従業員だと思ってたかもしんないわ…。』
木村『(頷きつつ)いや、普通に。普通に言われましたね。』
これは痛いですねー(^^;;; ステルス戦闘機並みに「オーラ消し」が得意な
木村君相手とはいえ、天下のアイドルを店員と間違えるとは★
コトの真相を知った加藤さんは、最敬礼で『おはようございまッす!』
を連発しました。『ココでご破算にして!(>_<)』って事で(笑)
3つも年上なんだからそこまで低姿勢にならなくてもいいと思うんですけど
ねえ…^^;
木村君は木村君で、極楽とんぼのお2人をうらやましく思っている事があり
ます。加藤さんは、スポーツ番組(「スーパーサッカー(TBS)」)にレギュ
ラー出演していること。山本さんは、萩本欽一さんの社会人野球クラブ
チームに所属していること、です。
加藤さんは学生時代からサッカーが得意でした。山本さんは野球好きで、
特に広島カープに関しては相当なマニアなのです。何か番号を言えば即、
選手データが出力されちゃうくらいです。試しにやってみると…
香取『8番!』
山本『8番なんてもう、1人しかいないんですよね!』
中居『1人しかいないんですよ!』←ここにもマニアがっ^^;
山本『山本浩二さんですよ。』※カープの永久欠番です
木村『21番!』
山本『21番は…今年最後は小林幹英というのが最終的にはいましたけ
ど、昭和50年当時は佐伯(和司)というピッチャーがいたわけで
すよね。佐伯さんは今はもう、スカウト部門の方へ行かれまし
たけど、最後の21番の小林幹英は今年から投手コーチになりま
す。』
木村&香取『(^^;;;』
加藤『全部出てくるんですよ、コレ。すごいなーと思うんだよね。
(山本に)ベンチにいるもんな、お前な…ペナントレース
中?』
山本『試合前はベンチにいるんですよ、なぜか(^^ゞ』
中居『毎日会うんですよ。』
木村『え?ホントの?』
山本『ホントのベンチに…。』
木村『何やってるんですか?』
山本『いや、色々こう…ま、ぶらぶらしてます。』
---木村大笑い---
山本『選手と話して…。』
中居『金本(知憲)って選手、知ってますよね?阪神タイガースの?』
山本『金本選手と小学校ん時のリトルリーグが一緒で、
そこの、僕がキャプテンの時の、選手です。』
木村『「アニキ」って言われてる方ですよね?』
山本『そうそう。アニキって言われてる方の、アニキ分
ですねー。』
---木村、ビックリ顔で口笛ピュ〜♪---
中居『そうなんです。後輩ですから…金本の方が。』
香取『でも野球はヘタなんですよね?』
山本『ヘタじゃない!ヘタじゃないぞぉ!!!』
加藤『だって、野球…コイツ、やってなかったからね。』
山本『やってた!高校ン時、やってた!』
加藤『高校ん時、どのぐらいやってたんだっけ?』
山本『だから…高1の4月一杯までやってたの!』
---絶句〜★---
加藤『1ヶ月もやってないんだもんな。』
中居『なんだ…じゃ、あんな偉そうな事、言わないでくださいよ。』
山本『でもそれ、そっからずっと、気持ちは野球部ですよ。』
---スタッフ爆笑---
山本『草野球も今、16年やってますから。』
中居『へえ〜。』
加藤『「草野球好きのオッサン」ですよ!』
ま、いずれにせよ立派な「野球バカ」のお1人かと。中居君、仲間がいっぱ
いで嬉しいね〜(^o^)丿
*****本日のお料理*****
【稲垣&草なぎペア】牛タンオムレツとたっぷりキノコのデミグラスシ
チュー マグロ・イクラ丼〜和風マグロだし汁
【木村&香取ペア】マグロ脳天ソテー&手作り豆腐 極楽ブイヤベース〜
ガーリックチーズトースト&ルイユ(ニンニクマヨネーズ)添え
*稲垣&草なぎペアのシチューはキノコをたっぷり入れたデミグラスシ
チューです。このシチューを、牛タンソテー&トロトロオムレツ&バター
ライス&炒め野菜の上からソースのようにかけました。豪華な洋食系とい
う感じ? 根元のいちばんおいしい部分を使ってモッツアレラチーズとピザ
チーズを乗せて仕上げた牛タンは、スプーンで切れる程柔らかで美味し
く、『うまい。やばい。』『コメントしようがない旨さだね!』と大好
評。オムレツもシチューも全部相性が良く、2人は批評を忘れてパクついて
しまいました。木村君に『今、極楽とんぼじゃなくなってる。部活
帰りだもん!』とからかわれちゃったくらいです。
マグロは丼物にしました。大トロは焙り、中トロはヅケにし、イクラと一
緒に盛り付けた豪華丼です。2品ともご飯物にしたのは、スポーツ大好きな
2人なら『ものすごい食べられると思いまして…。』という理由から。
この丼は、最後は出汁茶漬けで楽しんでいただきました。
お2人は、『旨くないワケがないね!』『旨いね!』と、こちらもひたす
らパクパク。
中居『もっとなんかあの…説明してもらいたいんですよ。』
加藤『どういう風にですか?』
中居『あの…「これはイクラとマグロがからみあって、焙った部分がト
ローっと溶けて、焙ってない部分がまだ口の中に歯ごたえがあっ
て…」みたいな。「ウマイ」しかないんですか?』
加藤『ウン。その通りですね。』
中居『(^o^;;;』
木村『何で加藤さんて、基本が逆ギレなんですかね?』
木村君のさり気ない指摘に、加藤さんバカ受け!なんか、芸風を見抜かれ
てる感じです。
★☆★ 本日の慎吾ちゃん's リアクション I ★☆★
「♪男の勲章」をBGMに登場したのは、関取団(@めちゃ×2イケてるッ!)
の火の竜関…? かと思ったら、シンゴ関★ でも、相撲をとりにきたので
はありません。恐怖のお土産を持って来たのです。そう、お馴染み「マ
ル秘」写真! 過去の過ちやナイショの恋愛、恥ずかし〜い失態写真等、ど
こでこんなモノを見つけてきた〜?!と絶叫したくなるような恐ろしいネ
タが内側に仕込まれているという…。
シンゴ関は加藤さんの胸元にペタンと貼り付け、悠々去って行きました。
『ちょっと。ココではやめてよ、こんなの〜(>_<)』
こっそり中身を確認しましたら…『アハハハハハハ〜』の笑いがちょっと
自暴自棄。『ホント色々…大変な事になったんで。ウチの方も…。』
そういう方面のお写真だったようです。
★☆★ 本日の慎吾ちゃん's リアクション II ★☆★
「♪男の勲章」再び!2連続だ!『まだあるの?!』という加藤さんの叫び
を聞きつけたのか、シンゴ関は真っ直ぐに加藤さんの背後に…。
『えっ!マジで?!俺っ?』
いえいえいえ。シンゴ関は加藤さんを驚かすだけ驚かしておいて、マル秘
写真は隣の山本さんに貼りました。
『なんだろう…?』『山本さんはいっぱいありますよ♪』
期待の声を背に、中を検め…山本さん、引き攣り笑いをもらしました。
木村『っていうかオマエ(香取)さ、ホントにあのコーナーに出てる人に
似てるぞ?』
香取『…(^^ゞ』
山本『いるぞ!いるもん、これに近い人!』
---頷く香取---
木村『似てるぞ、オマエ!(笑)』
---と、ここで話が核心から逸れている事にオーナーが気づいた!---
中居『(山本に)あのう…仲、いいんですか?』
山本『フラれました!(-_-;)』
加藤『その方に?』
山本『ハイ。』
…というお方の写真だったみたいです。誰でしょね〜?
*木村&香取ペアは、マル秘写真を見せてもらって楽しんでから、お料理
をお出ししました。1品目はマグロ料理です。「脳天」という、1匹のマグ
ロからほんの少ししか取れない頭の部分の肉をミディアムレアにソテー
し、手作り豆腐と一緒に盛り付けたものです。大トロほど脂っこくない、
味わい深い部位は、お豆腐にピッタリの美味しさでした。
2品目は魚介類がたっぷり入ったブイヤベースです。お好みでルイユを加え
て召し上がっていただきます。『濃厚な旨さ。』のスープは、ご飯を加え
ておじや風に変化させ、2度楽しみました。ポイントは最後に散らしたア
サツキと柚子です。洋食だったはずが、柚子ひとつで和食に化け、ビック
リ。カワハギの肝も入っていて、『贅沢な味ですよ』『すごい魚介が
いっぱい入った鍋の後のおじやの味』と大変好評でした。
山本さんの食事風景を見守っていたカトリ関=慎吾君は、『山本さん、ま
た大きくなりましたね〜。』としみじみ…。体重がますます増えたのは事
実だそうで、山本さんは田舎のロケ先で、年配のおばちゃんに、竜虎さん
(元お相撲さん)と間違われた事を白状しました。(確かにちょっと似てます
ネ〜)
*極楽とんぼの結成は、「東京ボードビルショー」という劇団が縁での
ことでした。意外や、吉本興業の人ではありません。
加藤さんは小樽出身。札幌の運送会社に就職して働いていた頃、息抜きに
よく遊びに行っていたのが、ススキノのディスコ「マハラジャ」でした。
加藤さんがそこでナンパした女の子がたまたま「東京ボードビルショー」
の研修生で、興味を覚えた加藤さんは研修生になる方法を聞き出し、試験
を受けたのでした。山本さんとはそこで出会ったのです。昔の山本さんは
痩せていて、『水商売から上がってきたような人』でした。何故そう
感じたかというと、服装のセンスがタダモノでなかったからです。
『素肌に紫色のVネックのセーター着て、スリムのジーパン穿いて、
素足にスリッポンみたいなの履いて、ココ(胸元)に18金のネックレ
スしてた』といいますから…。加藤さんは『コイツ何だ?!』と思った
そうです。
その話を聞いて『アヤシイ〜!』とか叫んでいる人が約一名いましたが、
その人も、ジャニーズレッスン生の頃の服装が「全部赤で、毒蛇みたい
だった!」事を後に熱〜く語られてしまったり、レギュラー番組の中に
「今日の私服・暴露コーナー♪」を作られてしまったりするような経歴
の持ち主ですから…似たよーなもんですわナ(^-^)bヾ(・・;)オイオイ
*******判定*******
◎本日の勝者は稲垣&草なぎペアでした〜\(^o^)/オメデトウ♪
◎勝因は…『お茶漬け。ホントに旨かった!』『食いしん坊の僕を
満たしてくれた1品目。高コレステロールを1つの皿で食わされた…
足の先から頭の先まで全部コレステロールで満たされる感じに参り
ました!』…という事で。評価基準の全く違う2人がどちらも勝者ペアの
お料理をベストに選んだ、完全勝利でした。
◎ご褒美は、『僕の家から持って来た、「ワンピース」全巻!』
平たく言えば「古本マンガ」です。自宅保管のセコハンなので、変色等ご
ざいますし、『若干、何巻か無いのがある』という難アリ品ですが、
「ワンピース@尾田栄一郎」は既刊が40巻近くあり、まだ連載が続いてい
る作品ですから、まあそれでも十分に楽しめるかと(^^;
無い巻は3,13,14,37です。途中抜けてるのは『すげぇ迷惑〜(~_~)』
な事。吾郎君と剛君は『僕が読んだら貸してあげるね!』『うん!』
と言いあってたくらいなので、読むつもりなのでしょう。お手元に余分を
お持ちの方はスマスマ宛に是非差し入れをお願いしま〜す(^o^)/
山本さんからも、1品あります。古ぼけた野球のボールなのですが、サイン
等は特に入っていません。どういう由来があるボールなのかといえば…
『神宮球場で9月下旬に行われたヤクルト-広島戦で、ヤクルトの今
期の抑えエースになると言われている五十嵐亮太が投げた153km/h
くらいの球を、カープの木村拓也が1塁側にファールし、僕がノーバ
ウンドでキャッチした球』なのです。なんか、微妙にすごい感じはありま
すが…『その記念ボールですヽ(^o^)丿』と言われても…『へえ〜。』
『それは、山本さんにとっては記念ですけど、これをもらう剛君に
とっては、何の記念も…。』という、相当な微妙さ加減…。
山本さんは熱〜く語りました…『とりあえずSMAPっていう事で。カープ
の木村拓也が…木村拓也君が打った…。ここでも…。』
そして、木村君と目が合い、ハタと気づいたのです。木村君が勝っていれ
ばすっごくいいネタだったのに、こういう形じゃイマイチだっていう事に。
惜しかったですねー。
『投げた・打った・捕った…ハイ!』な土つかずのボールは、勝者・剛君
の手に渡りました。(どうせなら、渡す前に木村拓哉さんにサインを入れて
いただいて「キムタク尽くし」を完成させてたら、価値が急上昇したと思
うんですけど…ねえ?(^^;;;)
#00155
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●ハッピーバレンタイン〜あの日の思い
<カウントダウンシリーズ>
※出演 … 中田【中居】 バーテンダー【稲垣】
メガネブー(国仲涼子) ラグビー部顧問(山下真司)
会社の上司(高橋克実)
<これは一週間前の出来事です…>
昨夜の残業で泥のように眠っていた俺は、この日が2月14日のバレンタイン
デーだという事など、すっかり忘れていた。
玄関でチャイムが鳴り、俺はボーっとした頭で荷物を受け取った。
一目で目が覚め、中身がわかった。ついでに今日の日付も。
大学1年の時から、俺の所にはチョコレートと高価なプレゼントが、毎年届
く。差出人は、わからない。添えられたカードにはイニシャルが、「T」と
だけ書かれている。
正直…全く心当たりが無いといえば、ウソになる。
俺は、写真立てを手に取った。高校時代の思い出の写真だ。
ラグビー部の仲間達と撮った集合写真、ふざけてダンゴのように固まって
いる野郎共の端っこに、1人だけ女子の姿があった。
田村タカコ…通称「メガネブー」
メガネをかけたおさげ髪の、地味で内気な女子マネージャーだ。
正直…たった1人の女子マネなのに、部員にはあまり有り難く思わていない
フシがあった。陰で「もっと可愛いコがよかったのにな!」なんて、言わ
れてたくらいで、だからメガネブーなんてあだ名をつけられたんだろう。
せめて明るく元気なタイプだったらまだ良かったんだけど、メガネブーは
口下手で、ハツラツとしたところは全然なかった。ただ黙々と、マネー
ジャーの仕事に取り組んでいるだけの…顔もパッとしなければ仕事ぶりも
パッとしない、影の薄いコ。メガネブーはそういうコだった。
俺はふと、15年前の出来事を思い出した。
… ★ …
河川敷のグラウンドで。俺達ラグビー部員はいつも、練習に明け暮れてい
た。真冬の晴れ渡った空が眩しい。身を切るような風も、練習中は苦にな
らなかった。揃いのユニフォームでスクラムを組み、声を張り上げた。顧
問の山下はスパルタ式で厳しく、よく怒鳴られたものだ。
そんなある日。厳しい練習にヘタばり、河原の土手にひっくり返っていた
俺に、メガネブーが声を掛けて来た。
『今日バレンタインデーだから、チョコレートケーキ作ったんだけ
ど…。』
チョコレート!?…俺は飛び起きた。
でも俺は、真っ赤なハート模様の包装紙に包まれた派手な箱を受け取りな
がら、周囲の視線に気づいてしまった。
ヘバっていたのは俺だけじゃなかったから、そのへんには部員がまだ、山
のようにいた。みんなは興味津々、俺とメガネブーの妙ななりゆきを、固
唾を呑んで見守っていた。
俺は咄嗟に口走ってしまった。
『何これ、マジ?やめてくれよ。俺がお前と付き合う訳、ないじゃん!』
ケーキの箱を突き返した。メガネブーがうつむいたまま、固まった。
その時、俺達の様子に気づいた顧問の山下が、やたら明るい声で割り込ん
できた。
『おいおい、どうしたんだ?…おっ、バレンタインか!』
その瞬間、俺の頭に名案がひらめいた。宙に浮いた格好になったプレゼン
トを、俺が受け取らない形で片付けてしまう名案を。
『先生、コレあげるよ!あげます、あげます!』
手に持ったままだった箱を、山下に差し出した。
山下は固辞したけれど、強引に押し付けたら結局受け取った。そして、箱
の蓋を開け、中を見た。
『おっ…手作りじゃないか!』
ピンクのハートのプレートが乗ったチョコレートケーキが入っていた。プ
レートには「Happy Valentine」のチョコ文字。
『いいっすよ、いいっすよ!全然いいっすよ!』
贈り主を無視したまま、山下と笑顔で話す俺の視界の隅っこに、黙ったま
ま唇を噛むメガネブーの姿が映っていた。その頬にひと筋、涙がこぼれて
落ちた。
周りの目が気になり、俺はメガネブーを傷つけてしまった。
その翌年から、あの時と同じ包装紙に包まれたチョコレートとプレゼント
が、毎年届くようになった。
メガネブーはまだ、俺に思いを寄せているのか、それとも、あの日残酷な
事を言った俺に対する、復讐なのか…。
俺はカードを手に、去年と同じ苦さの後悔を、じんわりと噛み締めた。
… ★ …
出社すると、上司の高橋が満面の笑顔で俺を出迎えた。いつもは小言ばか
りの上司が、実に珍しい。聞けば、業界最大手のアパレルメーカー「T&Tブ
ランド」が、吹けば飛ぶような弱小会社の我が社と契約したいと言って来
たそうで、それなら大いに納得だった。
しかも、その話には、ビックリ仰天の「続き」があった。先方が、担当者
に俺を指名して来たというのだ!
『理由はどうあれ、コイツはいい話だよ!ウチの社運は、お前の肩にか
かってるぞ!コンチキショ〜、頼むぞぉ〜!』
上司はすっかり舞い上がり、俺の肩を抱いて揺さぶった。何が何だかわか
らなかったが、俺にチャンスが巡ってきた…それは確かだった。
俺は早速、T&Tへ挨拶に参じた。
社長室のドアをノックすると、女の声で応えがあった。俺は緊張して入室
し、部屋を見渡した。
社長はデスクのあちら側に座っていた。背を向けていて、振り向こうとも
しない。何を見ているのか、すぐ前の窓はブラインドが下りたままだ。
俺は精一杯の誠意を込めて、お決まりの挨拶をした。こういう事は最初が
肝心、社運の懸かった契約を前に、できるだけ好感度を上げておかなけれ
ばならない。
『この度は誠に有難うございます。私、販売促進部の…。』
俺の台詞を、社長が遮った。
『中田君、でしょ?』
社長がクルリと振り返った。いかにもやり手そうな、なかなかの美人。
しかし見覚えは無かった。少なくとも、「中田君」と親しく呼び掛けられ
るような覚えは、全然。
『失礼ですが、僕の事を…?』
社長は立ち上がり、俺の目の前に立った。ブランドメーカーの女社長らし
く、いかにも高そうなスーツを着ている。胸元には大粒パールのネックレ
ス。身なりでは到底、太刀打ちできそうにない。
『覚えてないの?』
『え…?』
ちょっと恨めしそうな顔。
背中に冷や汗が噴き出した。ホントに全然わからない。
社長は手に持っていたメガネをかけると、俺にうっすら笑み掛けた。
『メガネブー、です。』
目の前の小奇麗な女の顔に、泣きべそ顔の地味なマネージャーが重なっ
た。
『あ…!』
『久しぶり。』
ニッコリ笑うと、白い歯がこぼれた。
… ★ …
その夜、俺達は改めてバーで会い、旧交を温めた。
というか、正直最初は困った。メガネブーはメガネブー、タメ年の昔馴染
なんだけど、今は大会社のやり手と名高い女社長だ。しかも契約がかかっ
ているとなれば…。
サラリーマン根性の染み付いた俺は、当然のように敬語で喋った。
そんな俺を、メガネブーがやんわりたしなめた。
『同級生なんだから、敬語はやめて。』
感じのいい笑顔だった。だから俺は、すんなり謝る事ができた。
『昔…失礼なことばっかり言っちゃって、ホントごめんね。』
メガネブーは笑って許してくれた。
『私、変わったでしょ?』
『ああ。ホント、見違えた!こんなキレイになるなんて…まるで別人だ
よ。』
ちょっとはお世辞も入ってた。でも、お世辞率はほんの少々。
メガネブーはたしかにキレイになった。絶世の美女って程の派手さはない
けれど、ヤボったさが抜けた、感じのいい美人になった。イモムシがチョ
ウチョになったくらい、すっかり垢抜けたと言っていい。
『全部あなたのおかげ…。』
『え?』
『高3のバレンタインデー…あなたにフラレて、あたし誓ったの。絶対キレ
イになってやろうって。ずーっとずーっと思い続けてた。仕事もがんばっ
たわ。』
彼女はちょっとだけ遠い目をして、ホロ苦い思い出を振り返っていた。
それから、悪戯っぽい笑顔で、俺に言った。
『どう…今の私?あなたに似合う女になった?』
『そんな…。』
どぎまぎして、言葉に詰まった。
間違いない…毎年バレンタインデーにプレゼントを贈り続けて来て
いたのは、やっぱりこのコだ!
あとは、それが恨みなのか、恋なのか…?どっちだ?!
会話が途切れた俺達に、バーテンダーがさり気なく声を掛けて来た。
『お客様…何か他のお飲み物はいかがでしょうか?』
『そうね…じゃあ…長年の恋が実るようなお酒、ある?』
意味深な問いだ。
バーテンダーはカクテルを薦めた。「XYZ」という名前だった。
アルファベットのラスト3文字には、「思い続けた恋愛の決着がつく」とい
う意味が込められているという。
『じゃあそのカクテル…彼に飲ませて。』
『かしこまりました。』
彼女と目が合った。
『次の契約の日…すべての決着をつけましょ。』
間違いない…イニシャルの「T」はタムラタカコ…あれからずっと、
俺に惚れていた…!恨んでなんか、ない。これで契約もこのコも、
俺のモノだ…!
喝采を叫びたい気分だった。
… ★ …
俺はその瞬間を想像してみた。
「契約の日の決着」は、多分こんな風だろう。
立ち会い人は上司の高橋だ。
契約書を前に、彼女はちょっと緊張しながら、ある「条件」を切り出す。
それは、俺が彼女と付き合うって事!
断る理由は何も無い。俺は即答でその条件を呑む。
T&Tは関連会社を立ち上げたばかりだから、そっちが忙しい彼女は、俺に会
社を任せてくれるかもしれない。そしたら俺は、美人の妻と年商100億の大
会社の両方を、同時に手に入れる事になる…!
想像しただけで頬が緩んだ。
ついに契約日がやって来た。
俺は、今年のバレンタインデーに受け取ったばかりのネクタイを身につ
け、決着の場に臨んだ。いかにも高級そうなネクタイだったから、上司
が目ざとく気づいたくらいだ。
『実はこのネクタイね…。』
俺が自慢しようとした時、彼女が現れた。
『お待たせしました!』
明るく弾んだ声が、幸せな未来を予感させた。
彼女はすぐに、俺のネクタイに気づいた。
『そのネクタイ…!』
『すごくいいよ。』
2人だけにわかる目配せが、ちょっとくすぐったい。やっぱり贈り主は彼女
だった…!
上司は早速、契約の段取りを進めた。
あとは俺の想像通りだった。契約書を前に、彼女が「条件」を切り出した
のだ。
『私が契約をしたら…中田さん、付き合って欲しいんです…!』
俺は即座に『ハイ。』と答えた。幸せの絶頂が、目の前まで来ていた。あ
とは手を伸ばして引き寄せるだけ。
ところが…!
話は予想もしなかった方向に転んだ。
『あ…私じゃなくて…。』
『ん?誰???』
驚く俺の耳に、野太い声が飛び込んできた。
『俺です!』
はあっ!?
俺はテーブルに、思いっきり頭を打ち付けてしまった。
声の主には見覚えがあった。え〜と、たしか…?
『あの日…お前からチョコレートをもらった時から…俺はずーっと、
お前の事が気になってたんだ…!』
あなたは……顧問の山下先生でわ〜〜〜?!
『私、ずっと先生の相談にのってたの!だから今回、こうしてあなたに近
づいたの!』
『だって…あの手紙に、「T」って…。』
山下先生のイニシャルに、Tは無い。
『あれは、お前に「トライ」だ!』
驚愕の真相。俺はコケて床を踏み抜いた。片手をかけた「幸せ」が、ガラ
ガラと崩れ落ちていくような、絶望的な気分だ…。
なんとまあ、突き抜けて馬鹿馬鹿しい話なんだろう。ホント、ありえない!
案の定というか、事の成り行きを横で見ていた上司が、たまりかねた様子
で怒鳴りだした。
『何言ってんですか、契約の場で!』
常識人の怒声が、妙に嬉しいぜ〜。
『私は許せませんよ!この際だからハッキリ言わせてもらう!』
『ちゃんと言ってくださいよぉ!』
言え、言え、言ってやれ!この常識ハズレな連中に、ガツンと言え!
『俺も、君が好きだ!!!』
いきなり告られ、俺はズッコケた。ズッコケすぎて、頭で隣のテーブルを
叩き壊してしまった。なんかもう、クラクラめまいがする…。
ところがところが。目眩がするような展開は、さらに続いた。
『アレ…?あなたは…?』
山下先生が、俺の上司をマジマジ見ていた。
『あ…!』
上司も驚きの声を上げた。
『え…?2人は知り合いですか?』
メガネブーが尋ねた。
上司は頬をポッと染め、恥らう素振りで答えた。
『元カレです…。』
瞬間、俺はぶっ飛び、壁を突き破った。
『久しぶり…。』
『久しぶりだな。』
中年男が2人、モジモジ話すのが聞こえた。異次元の彼方に飛んで行きたい
気分だった…。
#00156
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■□■ ENDING ■□■
※今日は「Respect 70's」に山本潤子さんをお迎えしました。
・山本潤子…1969年フォークグループ「赤い鳥」結成。'71年発表の「♪翼
をください」が100万枚を超える大ヒット。現在、ニューアル
バム「small circle」が好評発売中。
中居『始めまして〜。』
山本『始めまして!(^^)』
中居『今日、唄わせていただきましたけども…いかがだったでしょう
か?』
山本『いやぁもう…感激しました。本当に楽しみに、今日はやって来
ました。嬉しかったです。』
中居『そうですか〜(^^ゞ』
稲垣『僕は、「♪翼をください」って、生まれて初めて
人前で唄った歌なんですよ。』
山本『えっ?』
稲垣『音楽の授業の時に。』
山本『ああ〜。小学生ですか?』
稲垣『3年生ぐらいだと思うんですけど。すごい緊張して…音楽の授
業の時に…。』
中居『教科書に載る感じって、どんな感じなんですか?』
山本『不思議な感じですよねえ…。』
中居『僕なんかは、多分、テレビで見るよりも学校で教わって
知る事が多いと思うんですね…僕等の世代っていうのは。』
山本『あのね…ウチの娘が小学校5年生の時に、リコー
ダーを吹きながら、この曲を吹きながら、帰って
きたんですよ。私がそういう歌を唄ってるって全
然彼女は知らなくて…。』
中居『え?知らなかったんですか?』
山本『ええ。で、ビックリして、「なんでこの歌知って
るの?」って言ったら「学校で習ってきた」って
言うんですよね。で、「それを私がその歌唄って
た」って言ったら、娘も驚いて。』
中居『もっとビックリだと思いますよ。』
山本『「えっ?こんな歌唄ってたんだ!」って。』
中居『木村君、いかがだったでしょう?』
木村『音楽の授業で教わる歌ってあるじゃないですか…。あん中で、
小学生ながらに「この歌はいい歌なんだ!」って
いう風に理解できて唄ったのは、最初だったよう
な気がするんですよ。』
中居『ああ〜。』
木村『だからなんか…「その頃」になってしまいまして…。』
山本『いや〜嬉しいなぁ〜。』
中居『戻りますよね。』
木村『コレは戻りますね。』
中居『「♪翼をください」「♪ドナドナ」「♪グリーン・グリー
ン」のメドレーで、とか、小学校の時やったんですけど。』
山本『ええ〜?なんか、すごい古い歌ばっかりで。』
中居『はい。古い歌で。その時もテンション上がったの、覚えてます
ね。』
木村『そのナンバーは上がるんですよ。で、カッコでイカロスの…あ
るじゃないですか?』
稲垣『ああ〜!』
---「♪勇気一つを友にして」を唄う稲垣---
木村『あ〜。もうコイツ、感情移入してますからね!』
中居 『剛君、いかがだったでしょう?』
草なぎ『実はSMAPのコンサートでも歌った事があるんですよ。』
山本 『あ、そうなんですか!』
草なぎ『ええ。あの…赤い革ジャンを着て、コンサートの最後の
方なんですけど、唄ったことがありまして。今日はまた
違った感じで、良かったです。』
山本 『いや、嬉しいですね。みなさんそうやって、こう…愛され
て。』
中居 『この人数で、すごくやっぱりありますよ…この歌に対す
る…。』
中居『慎吾君いかがだったでしょう?』
香取『改めて確認したいんですが、この歌は山本さんがレコードにし
て、発売してた曲なんですよね?』
山本『「赤い鳥」のオリジナル曲です。』
香取『そのアレはもう…全く無いんです僕に。学校の
歌なんです。』
山本『シングル版のB面だったんです。』
木村『えっ!?これ、B面なんですか?』
山本『はい。』
香取『B面なんですか?』
木村『A面はちなみに、何だったんですか?』
山本『「♪竹田の子守唄」っていう、すごくいい曲なんですけど。』
香取『それが、何でそこまでこうなったんですか?』
山本『うーんとね…ステージの最後に、いつもこの歌を
「赤い鳥」は唄ってたんです。それでもう…みなさんに
すごく慣れていったっていうのと、あと、教科書に20年間
載ったんですよね。』
中居『で、娘さんの縦笛で聞いた…と。』
山本『ハイ…。』
中居『うわ〜。すごいな〜。』
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♪♪♪ Respect 70's ・ 翼をください ('71年 / 赤い鳥)
スマスマ視聴者のほとんどにとっては「教科書ソング」であろう名曲で
す。でも、リアルタイムで「赤い鳥」を知っている世代にとっても、お子
さんの音楽発表会や卒業式で耳にした経験が、相当高い確率であるんじゃ
ないでしょうか。
スマスマではこの曲を、生バンドと生ストリングスで、格調高く演出しま
した。山本さんはギターを手に、透明感と力強さを併せ持った歌声を響か
せてくれました。
もうすぐ3月、卒業シーズンですね。背中に見えない翼をつけた子供たち
が、より広い世界へ飛び立っていく記念の日に、この曲が唄われる学校が
あるに違いありません。
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