不妊症や不育症、月経前症候群(PMS)、更年期障害、過敏性腸症候群などでお悩みの方のための鍼灸院です。

Suimeikan Therapy Room
翠明館治療室 〒192-0912 東京都八王子市絹ヶ丘1-68-1 Tel 042-689-4216    

●東洋医学的な”機能性胃腸症”とは・・・

”機能性胃腸症”いうのは、あまり聞き慣れない言葉ですが、ここ数年、内視鏡検査をしても潰瘍などの器質的な異常が認められないにもかかわらず、上腹部痛、上腹部の不快感、腹部の膨満感、悪心、嘔吐、ゲップなどの上腹部症状を”機能性胃腸症”として診断し 治療をしています。

【定義】
上腹部もしくは心窩部に限局した不快感や疼痛があり、3ヶ月以上の期間にわたり症状が出現し、そのうち1/4以上の期間に症状があるもの。そして、その原因となる器質的な疾患あるいは代謝疾患などがないもの。

【分類】
@胃食道逆流型・・・胸焼けや胃液がこみ上げるなどが主な症状
A運動不全型・・・早期満腹感や上腹部の膨満感、食欲不振、悪心、嘔吐などが主な症状
B潰瘍症状型・・・夜間痛や周期性不快感、上腹部痛や空腹時痛などが主な症状
C非特異型・・・うつ症状や各種不定愁訴を訴える

病院で検査をしても、異常の見つからなかった人は、この機能性胃腸症と考えて差し支えないでしょう。病院では、それぞれの症状に合わせて、胃の機能を調整する薬胃酸を押さえる薬、あるいは精神的な症状には抗うつ剤などが処方されているようです。

東洋医学には、この機能性胃腸症に該当する言葉はありませんが、それぞれの症状に対して、”胃脘痛””呑酸””納呆”などといっています。では、どんなタイプがあるか見ていきましょう。

食積 胃食道逆流型 暴飲暴食やもともと胃弱体質の人が消化の悪い食事をしたときに、胃脘部に飲食が停滞してしまうために起こります。
運動不全型
肝気犯胃 胃食道逆流型 過度のストレスや情志の失調により、肝気が鬱滞して気の流れが悪くなり、それが原因で、胃気を損傷し機能が失調して起こります。
運動不全型
潰瘍症状型
非特異型
脾胃虚弱 運動不全型 飲食の不節や過労、ストレスなどにより、脾気を損傷して、脾の機能が失調することによって起こります。
脾胃虚寒 運動不全型 もともと脾胃虚弱の人が、生ものや冷たいものを過食したり、腹部を冷やすと、寒邪が胃に凝滞し、胃気を損傷して起こります。
潰瘍症状型
胃陰不足 運動不全型 過度のストレスや情志の失調により、肝気が鬱滞して熱となり、胃陰を損傷したり、長期の病により胃陰を損傷して、胃の滋養を失い起こります。
潰瘍症状型
非特異型

●機能性胃腸症のタイプ別特徴・・

食積 腐酸臭のあるゲップ 呑酸 厭食 悪心 嘔吐 上腹部の膨満感 悪臭のある便もしくは便秘 、
肝気犯胃 食欲不振 悪心 ゲップ 呑酸 しゃっくり 溜め息 胃脘部の脹痛 痛み脇部に放散 イライラしやすい 精神的な抑鬱 すっきりと排便ができない
脾胃虚弱 食欲減退 上腹部の膨満感 無気力 疲労しやすい 倦怠(特に食後) 体が痩せる 多食すると嘔吐 泥状便
脾胃虚寒 脾気虚弱の症状に 胃脘部の冷え・冷痛 空腹時痛 腹痛 温めると楽になる 水様便 四肢の冷え 小便清長(薄くて量が多い) 
胃陰不足 口や舌が乾燥 口苦 空腹感があるがし食べたくない 胃脘部痛(軽微) 大便燥結 尿量少 嘔気を催すが吐かない 

●タイプ別治療方法・・・

食積 治療部位 背腰部 腹部 下腿 前腕
治療方法 【消食導滞法】
上腹部に症状がある場合と、下腹部に症状がある場合に分けて治療をします。鍼治療は、多少刺激を強めにして留鍼をします。鍼治療と合わせて、温灸をします。
肝気犯胃 治療部位 背腰部 腹部 下腿 前腕
治療方法 【疏肝和胃法】
鍼治療は、腹部以外、多少刺激を強めにし、腹部は軽めの刺激で、留鍼をします。鍼治療と合わせて、温灸をします。
脾胃虚弱 治療部位 背腰部 腹部 下腿
治療方法 【益気健胃法】
鍼治療は、軽めの刺激で、胃気を補いようにし、留鍼をします。鍼治療と合わせて、温灸をします。
脾胃虚寒 治療部位 背腰部 腹部 下腿
治療方法 【温胃散寒法】
鍼治療は、軽めの刺激で、温めるようにし、留鍼をします。鍼治療と合わせて、腹部全体を棒灸にて温めます。
胃陰不足 治療部位 背腰部 腹部 下腿 前腕
治療方法 【養陰和胃法】
鍼治療は、軽めの刺激で、胃気を補いようにし、留鍼をします。便秘がある場合は、腹部の刺激を多少強めにします。

●治療期間と周期・・・

4〜6回の治療を1クールとして、概ね1クール毎に症状が変化していきますので、体調に合わせて治療期間を設定していきます。

1クール目 最も辛い症状を中心に治療(標治)していきます。余分なものは取り除き、足りないものを即席に補います。
2クール目以降 辛い症状が改善したら、次は体質改善(本治)です。じっくり足りないものを補充し、体をリラックスさせ、体全体の調和を図りますます。

治療の初期段階で、辛い症状は取れますので、最初2〜3回は、週1回程度で来院してください。その後は、症状や体質に合わせて隔週1回〜月1回程度の間隔で来院することで、体質が改善できます。

機能性胃腸症 
過敏性腸症候群
潰瘍性大腸炎
神経性胃炎
逆流性食道炎
胃下垂不眠症
胃痙攣)
下痢
便秘
胃酸過多症
胃潰瘍
慢性胃炎
十二指腸潰瘍

治療案内

《治療時間》
午前 10:00〜13:00
午後 15:00〜20:00
《休診日》 日・月・祝日

《治療料金時間》
鍼灸治療    3,000円〜
安産&逆子の灸 2,000円

《完全予約制》
お電話もしくはメールにてご予約ください。ネットからの予約も受付しています。

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