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不妊治療の症例

●排卵障害&黄体機能不全を改善して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年5ヶ月  
不妊治療歴 2年 タイミング療法 AIH   
弁証 脾腎陽虚
治法 温補脾腎 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 5ヶ月 9回
経過 結婚を機に、生理周期が乱れ、周期が次第に遅くなる。婦人科を受診し、LHの値が低く、自力で排卵するのが難しいと言われた。その後、タイミング療法を試みたが妊娠せず。不妊専門のクリニックに転院し、誘発剤とhcgでAIHを試みた。2回目のAIHで妊娠したが、8週目に流産。周期がさらに乱れ、40日を超えてしまい、結果も出ないことから、体を整える意味で来院。

月経周期が長く、月経期間が短い。経量も少なく、手足と腰の冷えが気になる。仕事が忙しいので、ストレスも強く、精神的に不安定なところがある。胃は慢性的に調子が悪い。ストレスによる気の滞りと、冷えのために血液循環の悪さがある。生殖と深い関わりのある腎気を補いながら、体全体の循環を良くすることで、子宮と卵巣の機能を改善していく。

3回目の治療後、いつもの薬の量で誘発をしたところ、薬が効きすぎて卵胞が複数出来てしまい、AIHをキャンセル。以前、OHSSになったことがあるので、複数の卵胞が出来た場合は、無理に排卵させないとこのこと。仕事の関係で、1周期治療を休み、6回目の治療後、今回も複数個の卵胞が出来たが、前回よりも数は少ないので、AIHをする。8回目の治療では、多少下腹痛があるが、体調は良く、しばらくすると生理予定日が来る。その後、生理が来ないので、クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。以前、流産をしているのと、切迫気味なので、9回目の治療をして、切迫の症状が改善できたところで、治療を終了。

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●子宮内膜症&黄体機能不全を改善して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年5ヶ月  
不妊治療歴 2年 タイミング療法 AIH   
弁証 気滞瘀血
治法 活血化瘀 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 8ヶ月 19回
経過 子宮内膜症と子宮筋腫があり、黄体機能不全でプロラクチンの値も高かった。結婚後、まもなくして、不妊専門のクリニックに通院。、誘発剤とプロラクチンの値を下げる薬を服用し、黄体期に黄体補充の薬を服用する治療を1年半ほど続けた。AIHを2回したところで、結果が出ないことと、薬をこれ以上服用したくないということで、薬を使わないで体を整えることを希望し来院。

月経痛と排卵痛がとても強く、排卵期は1週間ほど痛みがある。経量が多く、経色は暗赤色に血塊が混じる。腰回りと足の冷えが気になる。瘀血が強く、黄体機能が弱いので、全体的な気の不足もある。気の推動力が弱く、血を送る力が弱いために、瘀血を作る。冷えを感受しやすいので、余計に気血の循環が悪くなる。気血の流れを良くするとともに、気を補うことで、全体的な気のレベルアップを図る。

4回目の治療後、排卵痛が軽くなっている。この周期はほとんど排卵痛がなかった。7回目の治療後、排卵痛は楽になった分、月経痛が辛く感じる。月経前の不快な症状は改善している。瘀血はかなり改善しているので、9回目以降は、気を補い治療を中心に行う。12回目の治療後、排卵痛と月経痛は軽くなっているが、体が疲れたり、ストレスを感じるときなど辛く感じることがある。17回目の治療後、体全体の調子も良くなり、高温期も長くなり安定してきている。クリニックに半年以上行ってないので、また治療を再開しようと考えている。18回目の治療後、不妊専門でない婦人科クリニックで一通り検査をして、特に内膜症も筋腫も問題がないといわれ、受診した時期が遅かったこともあり、薬は服用せずにタイミングを取ったところ、その周期に妊娠。流産を防止する意味で、19回目の治療をして終了。

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●習慣性流産を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚4年1ヶ月  
不妊治療歴 1年 AIH  IVF   
弁証 腎気虚
治法 補腎益精 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 11回
経過 1年ほど前に、立て続けに繋留流産を2回経験した。不育症の検査をしたが、特に原因は見つからず、自然淘汰であろうとの結果だった。その後、妊娠しないので、AIHを7回したが、妊娠にいたらかなった。年齢のこともあるので、IVFにステップアップするとのことで、それまでに体を整えるために来院。

特に妊娠を阻害するような原因は見当たらない。プロラクチンの値が少し高めなので、卵胞の育ちが良くないのだろうとのこと。年齢的にも卵子の質が低下してくる時期でもあるので、それが主な原因ではないかと主治医から指摘されている。月経周期や月経に伴う症状には、大きなトラブルはない。ただ、体質的に胃腸が弱いことと、風邪を引きやすく疲れやすい。流産の原因は、気血不足による卵子の質低下と黄体機能の低下が考えられる。生殖機能と関係の深い腎気を補うことで、気血の充実を図り、卵子の質向上と妊娠を継続するための力をつけていく治療をメインに行っていく。

3回目の治療後、採卵をした。受精卵のグレードは良く、8分割胚をET。5回目の治療後、判定があったが陰性。ホルモンの状態、内膜の状態とも悪くなかった。続けてETすることもできたが、体を少しリフレッシュしたいと、1周期休むことに。7回目の治療後、疲れにくくなって、体調は良い。丁度排卵するころだが、排卵に伴う体調の変化が感じられない。9回目の治療後、妊娠していることが判明。自然妊娠したことになる。ただ、以前流産したことがあるので、流産を防止する治療を、心拍が確認できるまで2回行う。その後、心拍が確認できたと報告があった。

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●子宮内環境をを克服して妊娠に至ったケース 40代
年齢・性別 40代  女性
結婚および不妊期間 結婚14年3ヶ月  
不妊治療歴 1年 タイミング AIH  IVF   
弁証 気血両虚
治法 益気補血 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 7回
経過 なかなか妊娠しないので、婦人科で検査をしたところ、年齢的な卵巣機能低下と子宮内ポリープ、卵管がつまり気味になっていることが分かる。夫の精子の運動率も悪く、AIHを7回した後に、IVFを試みる。ETを6回したが、いずれに陽性反応がでなかった。6回のうちアシスト八チングを2回実施したが、やはり着床せず。凍結胚が残り少ないことからも、子宮内環境を整え、次のETに備えるために来院。

受精卵のグレードはG2とそれほど悪くはない。仕事が忙しいので、かなりのストレスを抱えている。精神的な落ち込み、肩から背部にかけての凝り感、全身の倦怠感と体調的に良い状態にはない。月経周期は短めで、経量も減っている。気血の不足が著しいので、気血を補うことを中心に、子宮内に十分気血が行き渡るような治療をしていく。

2回目の治療後、仕事が忙しく疲労感はあるが、良く眠ることができるようになったので疲れが取れるようになった。4回目の治療後、月経が始まり、今周期にETをする。5回目の治療後、クリニックにいき内診をしたところ、内膜も十分に厚くなっており、状態も良いとのこと。6回目の治療後、無事ETを実施。精神的にもポジティブになり、今までの疲労感が嘘のように、元気が出てきた。体調も良いとのこと。判定の結果、陽性反応が出て、妊娠していることが判明。

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●リウマチ&抗リン脂質抗体を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚4年8ヶ月  
不妊治療歴 3年9ヶ月 タイミング療法 AIH  IVF   
弁証 脾腎陽虚
治法 温補脾腎 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 10ヶ月 32回
経過 若年性リウマチに罹患し、リウマチ治療と併行しながら不妊治療を開始。甲状腺機能も低下気味で、抗リン脂質抗体も持っている。誘発剤を使用してのタイミング療法とAIHで成果が出ず、治療開始から1年半後からIVFにステップアップ。結果が出ないことに焦りを感じ、身体を整えるために来院。

受精卵のグレードと内膜の状態も決して悪くはない。一度陽性反応が出たが、化学的流産となってしまった。PCOS気味で、自力での排卵が難しく、薬を服用しないと、生理がいつ来る分からない。膝から下の冷えがきつく、生理前に下痢と浮腫みがある。生理痛自身はあまりないが、生理前の下腹部の鈍痛がある。冷えの改善と腎気を補うことで、妊娠を継続できる体力を付けていく事を目的に治療を行う。

2回目の治療後、ETの結果が陰性だったが、下半身の冷えはいつもよりも楽になっている。8回目の治療後、身体の硬さも大分取れ、リラックスしてきている。11回目の治療後、5回目のETが失敗。ホルモン剤の相性が良くないようで、内膜の状態がいつもよりも良くなかった。13回目の治療後、リウマチの値が正常値になっている事が分かる。18回目の治療後、足の冷えはほとんどない。ホルモン補充をしなかった割に、内膜の状態は厚さとも良い状態で6回目のETをする。身体の緊張感も取れ、お腹の張りもいつもよりない。結果は陰性で、しばらく病院の治療を休むことに。24回目の治療後、抗リン脂質抗体の値が正常になっていることが分かる。28回目の治療後、ホルモン補充は一切していないので、いつもより周期が長くなったが、自力で生理周期を作る事ができるようになった。30回目の治療後、体温が低いものの一応高温期になっている。生理があまりにも遅れているので、妊娠検査薬で検査したところ、陽性反応。今周期は、自分でタイミングを取っただけなので、自然で妊娠したことになる。病院で検査したところ、胎嚢が確認でき、妊娠している事が判明。心拍も確認ができ、妊娠継続中。

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●排卵障害を克服して妊娠に至ったケース 20代
年齢・性別 20代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年8ヶ月  
不妊治療歴 3年7ヶ月 タイミング療法   
弁証 腎陽虚
治法 補益腎精 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 11ヶ月 28回
経過 結婚をする前、ダイエットで痩せ過ぎが原因で月経が止まってしまい、薬を使って月経を起こしていた。結婚後すぐに婦人科で検査したところ、ホルモンバランスの乱れによる排卵障害と診断され、排卵誘発剤とHMGによるタイミング療法を始めた。しかし、3年ほどタイミング療法を続けたが、妊娠に至らず。卵胞が沢山出来てしまうなどPCOS気味となり、排卵にいたらない周期もあるなど、卵巣機能が低下しているので、卵巣機能を改善するために来院。

もともと月経不順で、排卵が遅く、30日後半の周期。寒がりで、疲れやすく、浮腫みやすいなど、陽虚体質。ストレスに弱く、冷えも相まって、気が滞りやすい。冷えの改善を中心に、生殖機能と深い関係のある腎気、特に腎陽を補う治療をしていく。

3回目の治療後、薬の効きが良くなって、いつもより少ない量で卵胞が育つようになった。9回目の治療後、高温期が安定するようになってきている。この頃、婦人科で、内膜の薄さを指摘され、既に3年以上も同じ婦人科に通院しているので、気持ちを切り替える意味でも、別の婦人科に転院。16回目の治療後、内膜が以前よりも厚くなっていることを確認。21回目の治療以降、薬を一切服用せず、鍼灸だけでタイミングを取ることにした。24回目の治療後、周期は46日と長くなったが、数年ぶりに自力で排卵し、月経が来た。26回目の治療後、前回よりはかなり早い時期に排卵をして、タイミングを取った。28回目の治療後、前周期の月経時期になっても始まらないので、検査薬を使用したところ、陽性反応が出た。クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●出産後の無月経を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚6年  
不妊治療歴 7ヶ月 タイミング療法    
弁証 腎陽虚
治法 補益腎精 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 4回
経過 出産後、断乳したにもかかわらず、1年以上月経が来ないので、病院で検査をしたところ、LH、FSH、E2などのホルモン値が著しく低下していることが分かり、薬により月経を起こしていた。ここ数ヶ月は薬を服用をしていないので、月経は来ていない。薬は服用したくないので、身体を整える意味で来院。

もともと月経周期は長めで、高温期が短い。寒がりで、腰周りと手先足先が冷える冷え性。アトピー性皮膚炎で、月経前になると肌が荒れやすい。皮膚は軟弱で、色が濃い。目に下に隈があり、表情に生気がない。気の充実させる事を中心に、冷えの改善と生殖機能と深い関係のある腎気を補う治療をしていく。

2回目の治療後、腰周りと手先の冷えが気にならなくなる。治療後はしばらく足も温かい。4回目の治療後、足の冷えも楽になり、肌の張りも出て来ている。表情にも生気が出て来ている。月経はまだ来ない。しばらくして、気分がすぐれないので、検査薬を使用したところ、陽性反応が出た。クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●二人目不妊(続発性不妊症)を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚5年  
不妊治療歴 4ヶ月 タイミング療法    
弁証 気滞  
治法 理気行滞 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 9回
経過 もともと月経不順で、薬を服用しないと2〜3ヶ月の周期になる。血糖値がやや高めで、PCOSを指摘されている。また、排卵後のプロゲステロンの値が低い。誘発剤を服用しながらタイミングを見ていたが、妊娠に至らず。これ以上薬は服用したくないので、自然な方法で身体を整えたいと来院。

月経痛はほとんどないが、月経前に肌荒れやニキビ、下腹部の張りがある。また、日常的に頭痛や肩こりが辛い。 肩から肩甲間部にかけては、他覚的にもかなり張って硬い。気滞の症状が強く出ているので、気の流れを良くする事を中心に、生殖機能と深い関係のある腎気を補う治療をしていく。

4回目の治療後、薬を使わずに38日目で月経が来た。排卵は23〜4日前後と遅いなりに、自力で排卵している。7回目の治療後、今周期も40日以内に月経が始まった。肩から肩甲間部の硬さもかなり改善し、心身ともにリラックスしてきている。9回目の治療後、予定日に月経が来ないので、検査薬を使用。陽性になったので、半信半疑クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●PCOS&月経不順を克服し妊娠したケース 30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年  
不妊治療歴 1年 タイミング療法 IVF   
弁証 腎陽虚  
治法 温腎壮陽 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 9回
経過 ホルモンバランスが悪く(LHがFSHより高い)、多嚢胞性卵巣症候群と言われた。月経周期も薬を服用しないと、2〜3ヶ月周期。誘発剤を服用しながらタイミングを10ヶ月ほど見たが妊娠に至らず。IVFにステップアップするため、身体を整える意味で、来院。

月経痛はほとんどないが、月経前に眠気や精神的な落ち込みなどがある。寒がりで、常に足は冷えている。便秘気味で、月経前になると悪化。腎陽が不足しているために、身体を温めることが出来ず、子宮と卵巣が冷えている。生殖機能と深い関係のある腎気、特に腎陽を補うことを中心に治療をしていく。

2回目の治療後、治療後2,3日は身体がぽかぽかして温かく、便秘も解消する。4回目の治療後、薬を使わずに35日目で月経が来た。IVFの準備周期に入り、6回目の治療後に採卵をした。G1が1個。2日後にET。8回目の治療後に判定をし、陽性反応が出た。時折出血をするので、流産防止の治療を1回行う。

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●子宮内膜症&ピックアップ障害を克服し妊娠したケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚6年6ヶ月  
不妊治療歴 1年4ヶ月 タイミング療法 AIH  
弁証 気滞瘀血  
治法 理気行血 調理衝任 
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 6回
経過 ホルモン等の血液検査での異常はなかったが、左右卵巣にチョコレート嚢胞があり、摘出手術を行った。子宮腺筋症もあり、子宮内膜症でもある。術後、1年ほどタイミング療法をしたが、妊娠せず。AIHにステップアップしたが、やはり妊娠しなかった。癒着によるピックアップ障害の疑いがある事を指摘される。妊娠しやすい体質に改善するため、来院。

月経周期は、28周期と安定しているが、高温期の体温が山なりの、やや不安定な状態。腺筋症と内膜症で、子宮内環境があまり良くない。PMSと生理痛が辛い。経血も多い。冷え性で疲れやすく、精神的にもやや不安定。冷えによる瘀血に加えて、気滞の滞りも強い。高温期が安定していないので、やや気虚気味。気血の流れを良くする事を中心に治療を行い、生殖機能と深い関係のある腎気を補う治療を加える。

腹部は全体的に張って硬い。3回目の治療後、生理が来るが、生理痛は以前よりも軽くなっている。足の冷えも改善し、温かい。5回目の治療後、腹部の硬さがかなり改善して、柔らかくなっている。6回目の治療以降、仕事の関係で、鍼灸の治療を休んでいたが、2周期後に妊娠したとの報告を受けた。

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●原因不明の不妊症を克服し妊娠したケース 30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年7ヶ月  
不妊治療歴 1年5ヶ月 タイミング療法 AIH IVF 
弁証 腎気虚 
治法 補腎益精 補益衝任 
鍼灸治療の期間と回数 10ヶ月 29回
経過 特に大きな原因は見つからず、タイミング療法、AIH4回、IVF1回をして、いずれも妊娠することはなかった。IVF時の受精卵のグレードも1と悪くはない。内膜が若干薄めで、着床が上手く行われないのだろうということで2回目のIVFを準備中。子宮内環境を改善し、妊娠しやすい体づくりのため、来院。

月経周期は、やや早め。上半身が熱くなり、下半身が冷える、上熱下寒タイプ。便秘、常にだるいく眠気がある。子供の頃、アトピーになり、今でも疲れるとアトピーが出て、頭痛、頭重感もある。生殖機能と深い関係のある腎気が不足しているので、十分に内膜が厚くならないし、受精卵自身も、グレードは良いが、気が不足している分、成長が途中で止まってしまうのだろう。腎気を補う治療を中心に行う。

4回目の治療後、昼間でも眠気はなく、気が充実してきている。アトピーの状態も改善している。7回目の治療後、凍結胚の移植を行う。髪の毛がサラサラになっていることに気づき、気血が充実していることを実感。9回目の治療後、判定で陽性反応が出る。しかし、hcg値が上昇せず、化学的流産。初めての陽性反応で、子宮内環境が改善していることが分かり、次回のIVFに向けて、体調を整えていくことにする。

15回目の治療後、流産後初めての月経が来る。40日以上かかった。その後、周期は元の周期になる。26回目の治療後、2回目のIVF。1個受精、グレードは1。分割胚を移植。28回目の治療後、判定の結果、陽性。前回のこともあるので、判定後、1回治療をする。今回は、hcgの値も高く、心拍も確認できた。

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●AIH失敗後、自然妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚8年7ヶ月  
不妊治療歴 8ヶ月 タイミング療法 AIH 
弁証 肝気鬱結 気滞瘀血
治法 疏肝理気 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 5ヶ月 13回
経過 PMS症状が辛く、月経痛も強い。月経周期は正常。妊娠を希望し、しばらくタイミングを見ていたが、妊娠しないので病院で一通りの検査をした。特に不妊の原因は見つからず、排卵誘発剤と黄体ホルモンを服用して、AIHをしたものの、妊娠に至らず。PMSの改善と妊娠しやすい体づくりのため、来院。

月経前になるとイライラ感、精神的な落ち込みなど、感情の起伏が激しくなり、下腹痛が辛くなってくる。その他、肌荒れと便秘症状が出て、月経が始まると、これらの症状がなくなると伴に、月経痛(重たい感じ)が辛くなる。日常的に動悸、疲れやすいさなど、体調はあまり良くない。高温期中ごろで体温が一時的に下がってしまう。肝鬱状態を改善することで、気血の流れを良くし、PMS症状を緩和する。生殖機能と関わりの深い腎気を補うことで、高温期の安定化を図る。

2回目の治療後、4回目のAIHを行う。3回目の治療後、月経が来ないので病院で確認したところ、妊娠している事が判明。しかし、6週目で成長が止まり流産。7回目の治療後、流産後乱れていた月経が正常周期に戻り、体調もかなり回復してきた。PMS症状は改善傾向にあり、お腹の硬さもかなり改善している。13回目の治療後、AIHを予定したが、クリニックとの都合が合わず、タイミングを取ることになった。その後、月経が来ないので、検査したところ妊娠している事が判明。

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●月経不順改善中に妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚1年6ヶ月  
不妊治療歴 していない 
弁証 腎陰虚
治法 滋補腎陰 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 5ヶ月 11回
経過 もともと長めの周期。結婚後、周期が徐々に長くなりだし、60日以上の周期になってしまった。妊娠を希望しているが、病院での治療は望まないので、どうにか月経不順を改善したいと、来院。

胃腸虚弱、腹部、腰部に冷感がある。本人は冷え性と感じているようだが、疲れやすいさ、めまい、口渇、頬赤など、体質的には陰虚体質。胃腸の調子を整えつつ、腎陰を補うことで、

3回目の治療後、33日目に月経が始まる。胃の調子は改善傾向にあるようだが、腸の調子が良くない。お臍を中心としたお腹全体が硬いので、自宅でも腹部マッサージを指導。6回目の治療後、胃の調子は良くなってきたが、月経が前回よりも遅れている。8回目の治療後、月経が55日で来た。どちらかの卵巣機能が著しく低下して、まだ機能が改善されていないようだ。身体の調子は良く、表情も明るくなってきて、精神的にもリラックスをしている。胃腸の調子も良い。11回目の治療後、月経がなかなか始まらないので、検査をした結果、妊娠している事が判明。

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●排卵障害を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚4年  
不妊治療歴 8ヶ月 タイミング療法 AIH 
弁証 脾腎陽虚 
治法 温補脾腎 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 5ヶ月 11回
経過 不妊専門のクリニックで、潜在性高プロラクチン血症とLHの低さを指摘され、クロミッドを服用し排卵期にhcgを打つ、タイミング療法を半年ほど行ったが妊娠に至らない。AIHにステップアップするに当たり、体調を整えるために、来院。

脳下垂体の機能障害によりLHの分泌が上手くいかず、排卵がスムーズに行われていないのが原因。月経は、周期的に安定しており、やや経量が少ない。元々冷えで、月経時には冷えると月経痛が悪化する。食欲は旺盛だが、胃の調子は良くなく、疲れやすく、浮腫みやすい脾胃虚弱タイプ。身体の中に余分な水分が多いために、気血を滞らせている。

3回目の治療後、胃の調子は良くないが、足の冷えが気にならなくなってきた。5回目の治療後、1回目のAIHを実施したが、失敗。8回目の治療後、胃の調子も良くなり、全体的に体調が良くなっている事を実感。10回目の治療は、2回目AIHのとき、夫の精子の状態が悪かったということで、夫の治療を同時に行った。その後3回目のAIHを実施。 月経予定日になっても月経が来ないので、検査薬を使用して陽性反応。11回目の治療を行った後、病院で検査をした結果、妊娠している事が判明。

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●重度の月経不順を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚5年3ヶ月  
不妊治療歴 2年 タイミング療法 AIH IVF 
弁証 脾腎陽虚 気血両虚
治法 温補脾腎 益気補血 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 8ヶ月 22回
経過 初潮の頃より、重度の月経不順で、1年くらい月経がないこともあった。しばらく、漢方治療を続けて、結婚後、カウフマン療法を始める。PCOSと高プロラクチン血症と診断され、本格的にARTを受ける。ICSIを含め、3回IVFを試みるが、一度も移植までは進まなかった。卵子の質を良くし、体調を整えるために、来院。

初潮の頃からの長い治療生活で、精神的にかなりナーバスになっている。手足先の冷えが強く、のぼせがある、典型的な上熱下寒タイプ。月経前になると下痢になる、脾気虚弱体質。肩から背中にかけての強い凝りがある。月経期間が2〜3日と短く、経量も少ない。

3回目の治療後、肩、背中の凝りが楽になっている。12回目の治療後、自力で排卵をし、高温期も今までより0.2℃以上高くなっている。周期が35日と長めながら、自力で月経周期を作る事が出来るようになった。18回目の治療後、採卵。刺激した割には、採卵数は少なかったが、無事受精をして、凍結することに。21回目の治療後移植をし、移植後の治療を1回行った。判定結果は、陽性。今まで移植まで辿りつくことができかなったが、8ヶ月の体づくりの末に、初めての移植で成功すに至った。

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●フーナーテスト不良にもかかわらず自然妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年2ヶ月  
不妊治療歴 3ヶ月 タイミング療法 
弁証 脾腎陽虚 気滞瘀血
治法 温補脾腎 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 7回
経過 3年経ても妊娠しないので、婦人科を受診し検査をしたが、ホルモン値、超音波検査をしたが異常は認められなかった。しばらく、誘発剤を服用しながらタイミングを見たが、妊娠しないので、体調を整える意味で、来院。

月経周期は28日周期と安定しているが、月経前の症状が重いPMS。胃腸も弱いようで、特に月経前になると胃痛と下痢に悩まされる。腰周りから下に強い冷えがあり、それに伴って瘀血がある。不妊専門のクリニックに転院し、フーナーテストを行ったが不良。精子が全くいない状態。

3回目の治療後、いつもより月経が早く来たが、PMSの症状は依然と辛い。2回目のフーナテストをしたがやはり不良。精子ゼロ。抗精子抗体の検査をしたが陰性。AIHにステップアップすることを考える。5回目の治療後、月経痛やPMSは多少改善している。6回目の治療後、3回目のフーナテストを試みるがやはり不良。その後、高温期の治療を1回行い、月経が遅れているので、婦人科に行き検査をしたところ、妊娠していることが判明。

不良だったはずの3回目のフーナーテスト後に妊娠したことになるが、不妊専門クリニックの主治医曰く”医学的には説明できないが、体調が良かったのだろう。”とのこと。

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●原発性無月経を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年2ヶ月  
不妊治療歴 2年 タイミング療法 AIH IVF
弁証 腎精不足 
治法 補腎益精 補益衝任
鍼灸治療の期間と回数 9ヶ月 21回
経過 初潮の頃より視床下部の異常で自力での月経が起こらず、カウフマン療法により、月経を起こしていた。結婚後、タイミング療法、AIHを試みたが妊娠せず、体調を整える意味で来院。

月経は、薬の服用によって、正確に来ているが、量が少ない。月経痛が多少ある。ストレス性の胃痛があり、気の滞りがある。排卵誘発剤を服用すると、卵巣が腫れ、OHSSになる。原発性無月経は、先天の気である腎気の不足が原因なため、理気を行いつつ補腎を行い、良質な卵子と子宮内膜にすることを目的に治療をする。

5回目の治療後、同量の薬でいつもより大きな卵胞が育つようになった。胃の調子も良くなっている。11回目の治療後、AIHでは成果が出ないので、IVFにステップアップ。16回目の治療後、ETをするが、結果は陰性。19回目の治療後、2回目のETをする。ET後2回治療をし、クリニックで検査をしたところ妊娠していることが判明。

《Top》

●AIH失敗後、自然妊娠に至ったケース2 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年8ヶ月  
不妊治療歴 1年 タイミング療法 AIH
弁証 気滞瘀血 
治法 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 3回
経過 婦人科クリニックで半年ほどタイミングを見たが、もともと月経不順で、月経が遅れがちなため、上手くタイミングを取ることができなかった。その後、AIHを5回試みたが成功しなかった。腰痛も辛いため、しばらくクリニックの治療を中止して、体づくりのために来院。

月経不順以外は、特に不妊の原因になることはないが、基礎体温の高温期が安定しない。ぎっくり腰をよく起こすので、その治療と併せて、排卵がスムーズに行われるように体質を変えていく治療をする。

自覚症状はないが、下半身の冷えがある。瘀血の典型的な症状で、臍斜め下の部分が硬くなっている。1回目の治療後、特に自覚症状の変化はないが、臍周囲の硬さが改善している。2回目の治療後、高温期が比較的に安定しているようだ。3回目の治療後、予定日を過ぎても月経が来ないので、クリニックで検査をしたところ妊娠していることが判明。

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●PCOS&黄体機能不全で妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年6ヶ月  
不妊治療歴 1年10ヶ月 タイミング療法 IVF
弁証 気滞瘀血  
治法 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 14回
経過 多嚢胞性卵巣症候群のため、ほとんど自力での排卵ができない。黄体機能が弱いために、高温期の体温が低く、低温期との差がほとんどない状態。薬を服用して排卵させタイミングを取るも妊娠せず。IVFを3回試みたが、一度も陽性反応が出なかった。体外受精に向けて体質改善を目的に来院。

生理前のイライラと肌荒れがあり、生理前に生理痛があるタイプ。腰周りがかなり冷えている冷えを伴う。背腰部がかなり硬く、日常的に身体が緊張している。気血の流れを改善すると伴に、身体の緊張を取り除くことをメインに治療をしていくことにする。

4回目の治療後、凍結胚を移植。陽性反応がでるも、黄体機能が弱く、胚が成長せず失敗。初めて陽性反応が出たことで、次周期の移植に向けて治療を再開。その後数回の治療をして。身体の緊張も大分取れ、生理前のイライラも少なくなってきた。13回目の治療後に凍結胚を移植。再び陽性反応が出て、現在3ヶ月目で妊娠継続中。

●AIH失敗後、自然妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年6ヶ月  
不妊治療歴 2年 タイミング療法 AIH
弁証 脾腎陽虚 
治法 温腎健脾 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 4回
経過 多嚢胞性卵巣症候群のため、排卵がなかなか起きず、月経周期が遅い。婦人科クリニックで1年ほどタイミングを見たが妊娠せず、不妊専門のクリニックに転院して、AIHを試みたが、やはり妊娠はしなかった。クリニックでの治療を一時中止して、できれば自然妊娠をしたいと来院。

来院したときには、既に65日間月経が来ていない状態。かなりの冷え性と環境変化やストレスによって胃腸の調子を崩してしまう体質。いつも身体がだるく、話すのも億劫といった、体力もあまりない。補腎をしつつ、身体の冷えを取り除くことをメインに治療をしていくことにする。

1回目の治療後、70日程ぶりに月経が来た。身体のだるさは相変わらずだか、夜間トイレに起きることはなくなった。3回目の治療後、今回は体温の上がりが早く、18日位から高温期になった。4回目の治療後、予定日を過ぎても月経が来ないので、クリニックで検査をしたところ妊娠していることが判明。

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●卵管通過障害を克服して自然妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚1年  
不妊治療歴 6ヶ月 タイミング療法
弁証 気血両虚 脾気虚弱
治法 益気補血 補中益気 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 6回
経過 結婚が遅く、結婚後1年タイミングを見たが、妊娠の兆候がないので、不妊専門クリニックを受診。ホルモン値等には異常が見られなかったが、卵管の通りが良くないと指摘される。40歳間近になり、年齢的な要因もあるといわれ、できれば自然妊娠を望んでいるということで、少しでも可能性が高まればと、来院。

経早(月経周期が短い)で、月経前後の症状はほどんどない。脾気が弱く、気血を生成することができないので、慢性的な気血不足。そのため経早となり、十分に卵胞が成熟できず、内膜が充実してないため、なかなか妊娠できないと推察される。とても神経質なタイプで、元気がなく覇気がない。

2回目の治療後、月経が始まり、28日周期となる。4回目の治療後、身体が軽くなり、元気が出てきたとのこと。表情が明るくなる。6回目の治療後、月経が始まらないので、クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●ART失敗後、自然妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年  
不妊治療歴 1年 タイミング療法 AIH IVF
弁証 腎気虚 
治法 補腎益精 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 5回
経過 不妊専門クリニックでの検査で、多嚢胞性卵巣症候群と言われ、AIHとIVFを受けたが妊娠には至らなかった。もともと月経不順で、一時は1年以上月経が来ない時期があった。クリニックをお休みして、体調を整えたいと、来院。

月経不順以外に特に月経前後の症状はないが、ストレスを受けやすく、精神面での不安定さがあり、ストレスによって周期が乱れてしまう。来院当時、体全身が緊張状態で、背中から腰、下腹部と硬さが目立つ。いつも体がだるく、元気がない。

2回目の治療後、下腹部の緊張が取れて、軟らかくなりだした。3回目の治療後に、やや遅れたが月経が始まった。体のだるさは、まだ抜け切れていないので、補気を中心に治療をし始める。5回目の治療後、月経が始まらないので、クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●原因不明の不妊症を克服して妊娠に至ったケース 20代
年齢・性別 20代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年  
不妊治療歴 2年 タイミング療法
弁証 腎陽虚 瘀血
治法 温腎壮陽 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 5回
経過 婦人科クリニックでの検査は特に異常は見当たらず、タイミングの指導を受けていたが、一向に妊娠する気配がない。月経不順だったため、この症状を改善するために、当院に来院。

クリニックで一通りの検査をしたが、特に異常は認められなかった。基礎体温が、高温期の立ち上がりが悪く、月経前になると徐々に下がり始める、山形の波形。黄体機能がやや弱いタイプ。月経周期が、正常な範囲であるが、28〜35日と一定しない。腰部と手足の末端が冷え、月経前になると、イライラなどの精神症状と眠気、腰の重だるさがあり、かなり辛いようだ。

2回目の治療後に、月経が始まり、出血の色が綺麗になっている。5回目の治療後、今回は高温期への立ち上がりがスムーズで、月経前の症状があまりない。その後月経は始まらないので、クリニックで検査したところ、妊娠していることが判明。

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●続発性無月経を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚2年  
不妊治療歴 3ヶ月 タイミング療法
弁証 腎気虚 気滞瘀血
治法 補腎益精 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 5ヶ月 13回
経過 不妊の専門病院に通院し始めて、排卵誘発剤(フェミロン、hcg)を服用始めて直ぐに、無月経になり、薬の服用を中止。病院での治療が怖くなり、通院を止め、当院に来院。

病院での検査では、潜在性の高プロラクチン血症といわれていた他は、特に異常は認められなかった。まず、正常な月経周期に戻すことから治療を始める。高温期もやや短い傾向にあり、仕事でのストレスや夫との意思疎通が上手くいかなく、精神的に追い詰められている様子。気滞の原因は、ストレスから来るもので、肩甲間部や腹部の緊張感となって現れている。この緊張感を取りつつ、補腎することで、全体のエネルギーをアップさせ、妊孕力をつける。

4回目の治療後に、月経が始まり、精神的にも落ち着きを見せる。月経周期が32日程度に落ち着き、6回目位からは、肩甲間部と下腹部の緊張感が取れて来た。13回目の治療後、月経が来ないので、病院で検査を受ける。妊娠していることが判明。

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●二人目不妊(続発性不妊症)を克服して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚7年  
不妊治療歴 6ヶ月 AIH IVF
弁証 腎陽虚
治法 温腎壮陽 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 8回
経過 一人目を出産して2年以上経過しているが、なかなか妊娠に至らない。AIHを3回試みたが上手くいかず、IVFにステップアップする前に体を整えておきたいということで来院。

高温期になるのに時間がかかり、高温期もやや短い黄体機能不全気味。お腹と腰周り、膝下にかなりの冷えがある。もともと胃腸の調子が良くなく、生理が始まると下痢になる。子供の育児にかなり疲れているようで、慢性的な肩こりと腰痛を訴える。

冷えを取ることを中心に、補気をして、体力を付ける治療を行う。3回目の治療で、ほぼ生理前に症状がなくなり、5回目の胃腸の調子もよくなってきた。7回目の治療のときから、IVFの周期に入り、8回目の治療後、採卵・移植をし、無事妊娠。

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●PMSを改善して妊娠に至ったケース 30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚5年  
不妊治療歴 不妊治療はしていない
弁証 腎陽虚
治法 温腎壮陽 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 11回
経過 病院での検査および治療はせず、できれば自然に妊娠したということで治療を開始。手足の冷えと、PMSの症状が強いので、その症状を改善する治療をメインに治療。2〜3回の治療で、手足の冷えが改善。生理前の症状も、治療前に比べるとかなり楽になってきた。年が明けて、11回目の治療後に妊娠が判明。

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●IVFと併用して妊娠に至ったケース 40代
年齢・性別 40代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚6年  
不妊治療歴 不妊治療歴3年 タイミング療法 AIH IVF
弁証 腎陰虚
治法 補腎益精 滋陰清熱 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 2ヶ月 7回
経過 IVFで陽性反応が出たが、流産。卵胞の生育も悪く、採卵が難しくなってきたために、卵巣機能を改善する目的で来院。排卵誘発剤服用後から、寝汗がひどく、暑がりになった。年齢的に、腎虚が進んでいるために、補腎を中心に全身治療。卵巣機能を改選すると同時に、受精卵の着床を容易にするために子宮内膜の充実を図る。1〜2回の治療で、寝汗の症状はなくなり、年が明けて、質の良い卵子が採卵でき、1月末、移植成功。

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●IVFと併用して妊娠に至ったケース  30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚4年  
不妊治療歴 不妊治療歴1年半 タイミング療法 
弁証 気血両虚および瘀血
治法 益気補血 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 13回
経過 病院での検査では、特に異常は見つからなかった。排卵誘発剤と漢方薬を服用していたが一向に妊娠しないために、体質改善を目的に来院。ややPMSの傾向があり、その改善を図るとともに、気血を補い、、瘀血の改善を目的に治療。PMSの症状は、3〜4回の治療で改善。それ以降は、補気と補血を中心に治療をする。病院でAIHを勧められ、治療をしたが、失敗。今年2月初旬、IVFの治療を受け、移植成功。

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●高プロラクチン血症を改善して妊娠に至ったケース  30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚6年   
不妊治療歴 不妊治療歴4年 タイミング療法 AIH IVF  
弁証 脾腎陽虚
治法 温補脾腎 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 9回
経過 卵巣機能が低下気味で、多嚢胞性卵巣と診断されていた。プロラクチンの値も高く、排卵が十分に行われないために不妊になっていたようだ。AIHでは、妊娠しないので、鍼灸治療を受ける前に、IVFを受けたが失敗。

もともと消化器系が弱く、冷え性、疲れやすいなどの症状があり、仕事でもストレスも重なって、体全体が虚証傾向となっている。月経自身には、それほど問題はなく、月経前に腰がだるくなる程度。

消化器系(脾胃)の状態を整えることを中心に、腎気を高める治療を施す。2ヶ月ほどでプロラクチンの値が下がりだし、2周期目に再度IVFを受けて、移植成功。

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●多嚢胞性卵巣症候群で卵巣機能を改善しt妊娠に至ったケース  30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚7年   
不妊治療歴 不妊治療歴2年 タイミング療法 AIH   
弁証 気滞瘀血
治法 理気行滞 活血化瘀 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 3ヶ月 6回
経過 最初にかかった病院で、タイミング治療を2年ほどしたが成功せず。病院を変えたところ、多嚢胞性卵巣と診断された。AIHを試みたが失敗。卵巣機能の改善を目的に、来院。

下半身がとても冷えて浮腫みがあったので、冷えの改善と瘀血の改善に重点を置いて治療を始めた。治療後は、精神的にかなりリラックスするようで、瘀血の症状も思ったほど早く改善。鍼灸治療後、2周期目のAIHで、無事妊娠することができた。

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●黄体機能不全を改善し妊娠に至ったケース  30代
年齢・性別 30代前半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年   
不妊治療歴 不妊治療歴9ヶ月 タイミング療法 AIH   
弁証 腎気虚 
治法 補腎益精 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 4ヶ月 11回
経過 タイミング治療を8ヶ月、AIHを2回行ったが成功せず。しばらく病院はお休みして、体調を整えるために、当院で鍼灸治療を受けることにした。

黄体ホルモン値が低く、排卵障害が原因。暑がりだが、下腹部が冷え、月経前には腰がだるくなり、足が浮腫む。下腹部は、冷えの改善のために棒灸を使い、同時に腎気を補うための治療を施した。治療を始めて最初の月経で、月経前の症状はなくなり、月経痛も軽減した。3周期目の高温期から、病院を受診。血液検査では特にホルモンの異常が認められず、AIHを受け無事妊娠することができた。

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●高プロラクチン血症で治療開始1周期目で妊娠に至ったケース  30代
年齢・性別 30代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年   
不妊治療歴 不妊治療歴5ヶ月 タイミング療法   
弁証 腎陰虚 
治法 補腎益精 滋陰降火 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数 1ヶ月 4回
経過 タイミング療法を始めて5ヶ月、一向に妊娠の兆しがないので、当院で鍼灸治療を受けることに。

プロラクチンの値が高いのが原因。やや黄体機能が不全気味で、高温期が短い。午後になると体温が高くなる、典型的な陰虚体質。陰虚体質を改善しつつ、生殖機能のエネルギー源である腎気を補う治療をする。治療を始めて最初の月経の予定日になっても、月経が始まらないので、病院で検査したところ、妊娠5週目と判明。

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●排卵障害を改善し自然妊娠に至ったケース  20代
年齢・性別 20代後半  女性
結婚および不妊期間 結婚3年   
不妊治療歴 婦人科での検査のみ   
弁証 脾腎陽虚
治法 温補脾腎 調理衝任
鍼灸治療の期間と回数