コンテンツのトップに戻ります
最新の日記へ

ほころびとつぎあて 2002年07月分


2002/07/30(火)〜07/31(水)

 そういやこないだの週末は、諸般の事情で川崎市内の某ホールへダンスの発表会なんぞを見に行って、下は就学前のお子様たちから上はそろそろ還暦? なおばさまたちの踊りを堪能してたりしたのでした。
 もしもピアノが弾けたなら想いの全ては歌になるそうですが、仮にそれがダンスだったら、そいつはきっとミュージカル役者か何かを目指して、ソレナリに苦労の多い、しかし実りある人生を送るんだろうなあ。……なんてコトを半分本気で、半分冗談で考えたりしました。
 中途半端な思索のまま、ダンスつながりでイキナリ曽田正人の「昴」を読みたくなったので……、今、読んでるんですけどね。「め組の大吾」もそうだったけど、曽田さんて人は「天才」とか「才能」というものを描くのに興味があるみたいで、だから「昴」でも、主人公の少女・すばるに託された、バレエの才能ゆえの主人公の苦悩や悲哀が描かれていたりするんですが……。
 マンガそのものに、ソレナリに感情移入しながら(つまり楽しみながら)読み進み、すばるの「運命」の引き受け方に対する覚悟に潔いものを感じながらも、ふっと我に返った時に「でもこの子って、やっぱ幸せそうに見えないよなァ」などという感想を持ってしまうところがオレの小市民っぷりであり、愛すべきすばるの不幸でもあるよな、なんて思ったりしました。してます。
 作中に描かれる異常なテンションに、「梶原性」とでもいったものを勝手に見出してしまうのは、このバカ日誌の日々の記述に関係性を持たせようとするオレの作為なのかもしれませんが、なんとなーく、そんなものをも感じました、「昴」には。

2002/07/26(金)〜07/29(月)

 梶原作品というのは、今の若い人たち(こういう表現もどうかと思うんだけど、実際オレはオヤジ年齢になってしまったので)、特にオタクな若い人たちには、おもしろい・おもしろくないを論じる前に、そもそも受け入れて貰ってないんじゃなかろうか? なんて事を感じている今日この頃です。
 というのもホラ、むやみにアツいしバタ臭いし、つまり、スマートじゃない。ソフィストケイトなんて言葉、はるか彼方にあるような感じだし。
 んで、オレはそういう、ある種のカッコ悪さを含めて梶原作品を愛する者なので、「ジョー&飛雄馬」とか「梶原一騎原作漫画傑作選」とか、あるいは講談社漫画文庫の一連の作品とか(『侍ジャイアンツ』が講談社から出るんだもんね)、どういう層にどの程度売れているのか、ひじょうに気になるところではあります。せっかく、市場に作品(商品)が流れている時期なんだから、若い人も手にとって読んでくれたらいいなァ、なんて考えているんですけどね。「紅の挑戦者」(このへんで探してください)なんか、コンビニで売ってるんだしさあ。

2002/07/25(木)

 日曜日に買った新潮文庫の「梶原一騎伝」(斎藤貴男著)を読み終えてしまいました。もっと読んでいたかったんですが、文庫本のページ数は有限なのでありました。
 (とりあえずここまで)

2002/07/24(水)

 ヘロヘロQの第11回公演を見に、東京芸術劇場に行ってきました。「ヒーロードリル〜カンニング禁止!!〜」というやつです。
 今回は、脚本も座長の関 智一くんが書くということで(演出だけなら、今まで何度かやってたし)、オレとしてもソレナリの期待と不安(笑)を抱きつつ足を運んだわけですが……。
 つーのも。あの劇団から「電波ヒーロー」という戯曲の発注を受けた時も、冒頭の20数枚だけはすでに、関くんが書いたものが在って(ま、本編では結局使いませんでしたけど)、それを読んだ限りでは「ああ。ディテールは描ける人なんだなあ」と思ってたからなんですけどね。
 でも、戯曲やシナリオなんてものは、ディテールの重要性もさることながら、「構成」にもかなりの重きを置かざるを得ない(置かなきゃいけない)表現形式だったりしますんで、そのへんはどうなんだろう? ……というのが、オジサン的にはまァ、不安と言えば不安だったんです。今回の戯曲の執筆中だったと思われる時期にも彼、作劇に関する苦悩に満ちた電話をかけてきたりしてましたしね。「だいじょぶか関智?」ってなもんで。
 んで。蓋を開けてみれば、「ああ。『杞憂』というコトバは、こういう時のためにあるんだなァ」ってカンジです。カンジでした。かなーり良く書けていたと思います。二、三の技術的な不満点はありますが、それは楽日以降に指摘するとして、ドラマの流れの中で訴えるべきを訴え、盛り上げてキチンと落とすという「物語るという行為」が、ちゃんと出来ていたホンでした。
 と。こういう書き方をすると、「そんなの当たり前でショ?」という声が聞こえてきそうな気もします。確かにそんなの、いやしくもお金を取って見ていただく種類のものなら、出来てて、やってて当たり前なんですが、なんか個人的には、最近その「当たり前」も少なくなってるような「いやぁな感覚」もありましてね。ましてや、二時間の芝居のための戯曲を執筆するのが今回初めてである職業俳優に、それを期待するのは酷だろう、くらいの事は(実は)考えちゃっていたんですよ。
 でも、見終わってみれば、オレの心の中のアベレージをはるかに上回る出来だったんで、ウンもう、オジサンは感心したし、満足です。何より、おもしろかったしね。

 以下は、終演後にロビーでお話させていただいた、とある女性の方への私信ですが。
 確かにオレらの年代(あなたはこのオジサンよりずっとお若い事は存じ上げております。一緒くたにするのも失礼かとは思いますが、オレはあなたを、酸いも甘いもかみ分けた成人女性として認識しているので)には、ああいうテーマへの、ストレートな物言いはツラい部分がありますわな。それなのに、オレはどうして「惹かれちゃった」んだろうと、あの後しばし考えたんですが……。
 きっと、こういう事なんです。
 「オトコは、与えられているのがどんな状況でも、やせ我慢をして、モロモロ引き受けなくちゃならない時がある」。
 いわゆる「男らしさ」というのはそういうものだオレは思っていて、かなりの確度で、そのためのアクションは単なる「情けない行為」と同義になってしまうんですが(だからオレにとっての『男性的行為』というのは、例えば本宮ひろ志あたりが描くストレートなそれとは全く違うんですが)、でも、それを超えたトコロには、やっぱり光り輝く何物かがあって、それをあの芝居は、わりかしキチンと表現してくれてたんだなァと思いましてね。
 ひょっとして、感想の彼我のポイントは「性差」なのかもしれません。……なんて事を考えたので、お伝えしておく次第です。あ、あと、ちゃんとサヨナラのご挨拶が出来なくてスイマセンでした。

 飲み屋番長照明の吉川さんに「最近更新してないじゃないですかッ!」と叱られたので、観劇分だけは、急ぎアップしておきます。これでいいですか、番長?

2002/07/17(水)〜07/23(火)

 先週は自宅でも出先の会社でもずっと、苦手なDOS/V機の組み立て(修理)などをしていたのでした。
 いやホント、工作系って昔から苦手で。世のお父さんなんてのは、デフォルトで日曜大工をこなしているみたいなんですけど、オレなんかほとんど、その手の行為をやった事ありませんからねえ。むしろ、妻の方が器用なくらいです。なんかイロイロ作ってるし。
 そういうオレなので、マシンの修理なんて、できれば避けて通りたかったんですが、自分が使うモノなのでヒトにも振れないし(つーか、やってくれる人もいなかったし)、致し方なく資料を見ながらガシガシ作業をしていたのでした。
 BIOSの立ち上げ方が分からなかったり、どうして起動ディスクから起動しないんじゃいボケェ! なんて思ってたら、そもそもフロッピーディスクドライブが死んでたり、ドライバがドコにあるのか分からなかったり、ジャンパースイッチに悩んだりと、まったく正しいDOS/Vシロートっぷりを発揮しておりました。
 自宅マシンの方は、HDDが物理的にイッちゃったもんですから新しいのを(やっとこさ)買ったんですが、これもヒヤヒヤもんでして。というのも、そのHDDは、マイマシン(FMV−BIBLO NJ4/45D)の動作保証をして無かったからなんですが。……せっかく買って、「動きませんでしたあ!」じゃお金も時間ももったいないでショ?
 メーカーの作った対応一覧表を見るも、マイマシンの欄には「未評価」なんて書いてあるし。「×(バツ)」でも「条件付動作保証」でもなくて、「未評価」。困っちゃいますよねえ。お店の店員さんに(藁にもすがる思いで)相談してみても「お勧めしかねます」なんて言われちゃうし。
 それでも「まあいいや。DOS/V機だし、きっと動くだろ?」と大らかな気持ち(嘘)で購入し、接続してみたら全然問題なく認識してくれました。容量も倍になったし、駆動音も静かだし、言うコトナッシングです。あ〜。快適〜! ってカンジで。
 ……とまあ、そういう物理的なセットアップにも時間がかかったんですが、さらに面倒だったのがソフト関係の環境の構築だったりバックアップファイルの復元だったり……。何とか、仕事に支障の無い程度には復活させたんですが、その過程で、バックアップしていたとばかり思っていた大量の画像ファイル(内容は推して知るべし)を元HDDの中に置き忘れていたことなんかも発覚したりして、ソレナリにショックを受けてました。げんなり。
 あー。あと、Outlook Express のインポート/エクスポートコマンド、使い物になりゃしません。手作業でいちいちフォルダを作って移し変えてましたよオレ。ちゃんと folder.dbx はあるのに、なんで認識しないんじゃろ? 謎です。
 ま、そんなこんなの一週間でした。

2002/07/16(火)

 そういや、昨日ここにも書いた「ミルモでポン!」って、4週連続7%越えなんだそうですよ。土曜朝8時半の枠で、すっごい成績じゃないすか! あ、7%って視聴率のコトなんですけどね。
 こないだオンエアされてた「わるいぞ! ワルモ団」はお話もけっこうおもしろかったですしね。ワルモ団というのは、主人公の妖精・ミルモのふるさと「妖精の里」の王国転覆を企む悪の秘密結社らしいんですが、番組で描かれるその極悪非道っぷりがイイ感じに笑えます。ていうかソレのドコが極悪ですか? ナニが王国転覆ですか? というツッコミを大前提にしている描き方ですね。あと、あの引き、なー。まさかこの番組で、ああいう引き方をされるとは思っていませんでした。(あー。つまり、シリアスに『次回に続く!』になってしまった、ということです。)
 ワルモ団(5人いますが)が魔法を使うバンクカットでは、その5人が円状にぐるぐる回りながら三味線(だよな?)を引いてるんですが、回りながらも三味線の音と絵がさりげにシンクロしてまして、それに小さな感動を覚えたオレは「あれ、(回ってて見にくいですけど)ちゃんと合わせてあるんですねえ」と(ミルモの)監督のカサヰさんに伝えたところ、彼は「そーおなんですよ!」と嬉しそうでした。嬉しかったんだと思います。(想像)
 監督とはその後、30歳前後のお姉さんにはヤシチ(ミルモのライバル)が人気あるらしいとか、そのヤシチは猿飛肉丸→伊賀野カバ丸ラインで脈々と続く忍者キャラの正統的なカラーリングであるとか、しかし幼児にはヤシチよりムルモ(ミルモの弟)の裏表があるところがたまらないらしいとか、久々に見た『どれみ』の暴走っぷりには驚いたとか、明日の天気はどうかなあとか、平和は作った事がないとか、ていうかオレ麻雀知らないしとか、そういう(ある種しょーもない)話をしてましたが、もちろん後半は大嘘です。そのうちに暑くなってきたので(台風が近付いていたので窓が閉め切ってあったんです)、お互いそそくさと仕事に戻った次第ですが。
 えーと、とりあえず皆さんも一度ご覧になってみてはいかがかと。>ミルモ。

2002/07/15(月)

 ちと所用があって、西新宿のマクドナルドミュージアムというトコロに行ったんですよ。ハンバーガーのマクドナルドですね。(他にはねえか)
 なんでもここには、マクドナルドの歴史が分かるモロモロが展示してあるそうなんですけど、その内容はよく分かりません。というのも、受付で用事を済ませてスグ帰って来ちゃいましたから。見学してないんです。……でも、なんかおもしろそうだったので、そのうち娘でも連れて、また行ってこようかと思ってます。
 で、本題。受付にいたお姉さんのミニスカートちゅーかその中身がとってもステキでした……とか、そういう話じゃなくて。そのお姉さんからですね、「ミュージアム」のパンフレットを貰ってきまして、眺めてましたらね。「マクドナルドのキャラクター」なる項目があって、そこにおなじみのドナルド(ピエロの人)とかグリマス(紫色の怪しい生き物)なんかの絵が描いてありました。キャラの中に、ハンバーグラーという、まるで囚人のような色遣いのコスチュームを着た奴がいるんですけど、そいつの解説コメントを読んで、オレは今まで、大きな(大きくもないか?)誤解をしていた事に気が付きました。

 ハンバーグラー
  ハンバーガーやチーズバーガーが何よりも大好きな食いしん坊のいたずらっ子

 いたずらっ子? 「子」ってなんだそりゃ!? えー? オレ、ハンバーグラーって、いい年したオトナだとばかり思ってたなあ。少なくともドナルドと同年輩で、あんな服着てるんだからやっぱりマクドナルドランドの犯罪者で、正義のドナルドとはいつも対峙していて熾烈なバトルを繰り広げているとか何とか……。
 ああ。でも、そんな空想もしょせん、妄想に過ぎなかったというワケですね。なんつっても「いたずらっ子」ですもんね。「子」。「ミルモでポン!」で言えば、せいぜいワルモ団くらいの奴なんでしょうね。なーんだ。つまんねーなー……。
 ま、マクドナルドの世界観に、勝手にバットマンテイストを持ち込んでも仕方ありませんので、ここはおとなしく59円バーガーでも食べているコトにします。

2002/07/14(日)

 妻&娘と、「ロケットゲーム」というボードゲームをやりまして。
 皆さん、ご存知ですかね? 昔から「家庭盤」なる、複数のボードゲームがセットになった商品があるんですが、ロケットゲームもその「家庭盤」の定番ゲームなんですよ。んで、その最近バージョンが我が家にもあるんですけどね。フンイキ、こんなのです。
 ロケットゲームというのは、十字架状にレイアウトされたボードをくるくる回りながら、手持ちの4つのコマを、サイコロで出た目の数だけ進めていって、いちばん早く4つともゴールさせた人が勝ちという単純なルールのゲームです。
 4人以下で遊ぶ決まりになってまして、ボードのマス目には4種類のコマと同じカラーリングが交互にしてあります。自分のコマの色と同じ色のマス目に止まったら、ロケットよろしく、びゅーんと次の、同じ色のマス目まで飛ばせます。だからロケットゲームなんですね(多分)。
 くるくる回りながらコマを動かしていると、サイコロの目によっては、他のプレイヤーと同じマスに止まるコトもあります。で、これは我が家だけのローカルルールなのか、それともロケットゲームなるものは基本的にそういうものなのかはよく分からないんですが、同じマスに二つ(以上)のコマが止まってしまったら、最初に置いてあったコマは強制的にスタート地点まで戻されちゃうんですね。
 今日の試合(試合?)でオレは、4つのコマをいちどきにボード上に出していたんですが、そのうち3つまで、妻と娘によってスタートまで戻されてしまいました。順調にコマを進めているのにこれをされるとヒジョーにムカつきますが、そのムカつきも含めて、これはそういう遊びなのでした。ぷう。
 それでも余裕で一位をゲットするところが父親の貫禄というものですが(嘘)、4つ中3つも妨害されてしまうオレというのも、ちとアタマが悪すぎるような気もします。そういや昔、某テレビ局のスポーツディレクターとダイヤモンドゲームをした時も、連敗を重ねてずいぶん馬鹿にされたりもしましたっけ。あー。
 やっぱアタマ、悪そうです。

2002/07/13(土)

 必要があって「決算書が分かる本」みたいなのを読んでるんですが。
 青色申告を始めてもう何年も経つのに、「おお! 貸借対照表というのはこういう意味だったのか!?」なんて、今さらながらに知る知識が多くて、いやはや、世の中っていうのは知識の宝庫ですね。(←ビミョーに間違ってる認識)
 表には「見方」というものがあるそうで、今まで自分が作ってきた(個人事業の)貸借対照表からも、その「見方」によってずいぶんイロイロな、そして多分に落ち込むであろう情報が得られそうです。……ので、とりあえず落ち込んでおく事にします。

2002/07/12(金)

 終電1本前の電車で地元の駅に降り立って、「あー。こういうものが書きてえ」なんて思いながらフラフラ歩いていたら、イキナリ馬場当さんの昔の文章を思い出しまして。馬場さんというのはシナリオライターなんですけどね。「復讐するは我にあり」とか「遠い明日」なんかをお書きになった方ですが。
 かれこれ17、8年近く前の「月刊シナリオ」の、新人コンクールの選評です。馬場さんは「本当に書きたいものがないんだったら書くな」と仰ってたですよ。「なんとなく書けちゃったものなんて、読む方だってつらいんだ」(大意)ともお書きになってましたっけ。
 ……思い出す度に胸に刺さる言葉ですが、でもやっぱ、真剣に生きてないと、「本当に書きたいもの」なんてナカナカ自分の中から出てくる筈もないんです。(だから真剣に生きなくちゃいけないんですけどね)。
 こういう、ただ毎日書くことソノモノを目的にしてしまっている(ような)テキストは、自分でも「どーゆーもんかのう……」なんて思いますけど、デイリーなよしなし事に真剣になり切れないオレには、「毎日」でも訴えたい事なんて、やっぱり無いのでした。あったとしても、それは単なるネタに過ぎないのでした。うーむ。

2002/07/11(木)

 久しぶりに「虚航船団」(筒井康隆)でも読むべか、と思って本棚を探したんですが見当たりません。新潮文庫の筒井シリーズは棚の上の方に全部まとめて並べて置いた筈なんですが、なぜか「虚航船団」だけがないんです。あれえ。オレ誰かに貸しちゃって、そのままになってるんだろうか? それとも、棚の奥の方に入り込んじゃったのかしら?(いや、女言葉になる必要はないんですが。)
 ううむと唸って、とりあえず本棚に引っかかりっぱなしになっていたシャツをよいしょと脇にどかしたところ、目の前にありました。どうやら、自分でも気付かないうちに一冊だけ移動させちゃったみたいです。ともあれ、めでたしめでたし。
 蔵書が多くなってくると(つっても、それほどのもんじゃないんですが。捨てるの好きだし)「アレは確かに在った筈なんだけどドコにいったか分からない」状態がけっこう発生するものでして、おかげで我が家には平井和正「狼のレクイエム」第一部と第二部が合計で6冊ばかりありますし、角川文庫版の「幻魔大戦」に至っては、第一巻だけが3冊もあります。どこで買ってたんだオレ。
 とにかく、そういうのは経済的ではないので、一度買ったものは(可能な限り)二度と買わないようにしたいものです。そういう意味では「虚航船団」をもう一度買うようなハメに陥らなくてラッキーです。しかし食玩系は(って、どうしてそっちの話になるかな?)同じものが揃ってしまう事も含めて楽しみの内なのでそれはそれでOKです。
 そういやさっき、やっぱり本棚から、河盛好蔵「愛・自由・幸福」なんてのも発見しちゃいました。誰だこういう本買うの。妻か? 娘か?(ないない) それともやっぱ、若い日のオレなのか?(覚えてないので……)

2002/07/10(水)

 台風が近付く中、早々に帰宅したオレです。それでも途中でスーパーに寄って、特価品199円の食用油を買う事も忘れない程度に所帯じみてたりもします。いいじゃんかよ。
 その足でセブンイレブンに入ったら、「ウルトラ怪獣名鑑2」と、発売中止になったと勝手に思っていた(思うなよ)「ソフビ道 其の三」が置いてあったので買ってきました、両方。「ソフビ道」の方は、個人的にはわりかしどうでもいい商品なんですが、今回のラインナップにあるブースカを欲しがってるヒトがいるんだわ。それでまァ、ほとんど使命感に燃えて。購入した次第デス。あ、出来はかなりいいと思いました。レッドキングが出たんですけどね。
 んー。それにしても「ソフビ道」シリーズの扱いって不思議だな。HGシリーズと箱に唄ってある割には、バンダイのHGのページに行っても情報がないしさ。食玩だと思ってたらラムネ菓子は入ってないしさ。(だからHGシリーズなのかもしれないけど)セブンイレブンだけの限定発売だとか先行発売だとか、そんな話も聞きましたけど(ちゃんと確かめて無いのであまり信用しないでください)、だからなのかな?
 あ、ちなみに「ウルトラ怪獣名鑑2」の方はウルトラマンのBタイプが出ました。早速娘のおもちゃになってます。レッドキングと戦ったりしてましたっけ。ははは。

2002/07/09(火)

 昼頃に再びの頭痛に襲われるも、その後持ち直して何とか仕事に出かけられました。よかったよかった。仕事先の若い衆は「せっかくだからもう一日くらい休んでればいいじゃないですか」と暖かい(?)言葉をかけてくれましたけど、そうも言ってられんのよ。貧乏暇なしって言うか宮沢賢治はやまなしって言うか。
 ……とか、くだらないコト書いてると、熱心な賢治ファンの方々に嫌がられそうですが、クラムボンが笑うくらいだからオレだってたまには笑ってもいいんじゃないかというような気もします。……ああ! ごめんなさい他意も悪意もないんですただ何となく書きたかっただけなんですぅ。ばかか。

2002/07/08(月)

 昼頃から頭痛が。
 そのうち治るだろと思って、バファリンを飲んで仕事に出かけたんですが……。全然よくなりません。出先の会社に着いてからも、あんまり辛いんで、マイデスクに突っ伏して痛みが引くのを待つばかりです。
 さすがに仕事にならないので、一時間ばかりそこにいた後、帰って来てしまいました。あー、電車代がもったいねえ、です。
 帰る途中の電車内で吐きそうになって、慌てて次の駅で降りてトイレに駆け込んだりしてましたが、どうにかゲロゲロしないで済みました。ゲロゲロ。
 そういや、ちょうど去年の今頃も、こんなふうに頭が痛くなって、仕事に行けなかった事があったよなあ……。この時期、何かあるんでしょうか。
 とにかくそんなこんなで帰宅して、さっさと床に着いた次第です。はふう。

2002/07/07(日)

 日曜日だというのに朝の7時(オレにとっては深夜同様の時刻)に起きて日比谷へ。妻と娘に付き合って、小学館主催のポケモン映画試写会に行ったのでした。えーと今年は「水の都の護神(まもりがみ)ラティアスとラティオス」というやつです。併映が「ピカピカ星空キャンプ」ですね。
 会場はみゆき座でした。東宝本社の入っているビルの地下にある映画館です。そういやオレ、昔ここに東宝の青春映画特集オールナイトを見に来たっけなあ。「赤頭巾ちゃん気をつけて」とか「神田川」なんかは、この劇場で見たんでした。……ま、それはいいや。
 肝心のポケモン映画ですが。普通にキレイにまとまってたと言うか、可も無く不可も無くと言うか。それなりに面白かったけど、大きな感動にはつながらなかったと言うか……。
 んでも、ポケモン映画の脚本ないし演出って、イロイロと縛りが多いような気が(勝手に)しているので、その意味ではすごく頑張ってたんじゃないかと思ってみたり……。
 以下、ネタバレしてるんで、これから見る予定のある方はご留意いただきたいんですけど、

 水上レースの実況アナウンスの声が広川太一郎さんに似てるなァ、なんて思ってたらホントにご本人だったりして驚きました。
 クライマックスで、水の都アルトマーレを襲う大津波に我らが(?)ラティオスは突っ込んでいき、彼の(ポケモンならではの?)不可思議な力によって津波は霧散し、アルトマーレは破壊から免れるんですが、それってどうなんですか?
 いや、そういう運びそのものはOKなんですけど、映像的にも、すばらしい大津波を作っておいて……本当に人間の無力さが感じられるような荘厳さで……それがラティオス一匹の力でどうこうなるって言われてもなァ、とか……そんなふうに感じたですよ。嘘でもいいんで、もちっとロジックが欲しかったかな、と。
 いやそりゃ、ラティオスは最初から「水の都の護神」なんだから、そういう力を持っていても不思議じゃないかもしれないけど、ごめん、オレには良く分かりませんでした。

 上映が終わった後には監督や出演者(声優さんとか)による舞台挨拶なんかもありました。司会のお姉さんが、ずいぶんと間抜けな質問を湯山監督にしていたのが印象的でしたが、まァアレは台本にその質問が書いてあったんだろうから、お姉さんに罪はないのかもしれませぬ。ちなみにその質問てのは(大意ですが)「監督がこの映画で皆さん(子どもたち、と言ったっけかな?)に訴えたかった事は何ですか?」というものだったんですが。お客さんが映画を見終わった直後に、そんな質問の回答を喋らせられる湯山監督の胸中を(勝手に)察して、オレは胸が詰まりました。全く、ンなのみゆき座の舞台上辺りで一言二言で語れるんなら、わざわざフィルムにしてないよなァって感じです。ましてや題材がポケモンなんだしさ。

2002/07/06(土)

 昨日の続き。しかし結局、「ヘルハウス」は見つからなかったのでした。
 熟考した末、代わりに借りてきたのが「サスペリア」(笑)。あー。なんかオレ、10年に一度くらいの割合でこの映画観てるな……。別にダリオのファンだとか、そういうんじゃないんですけど。あ、でも、ゴブリンのメインタイトル(のテーマ)は好きだな。うん。かなり好き。キラキラ光ってくるくる回りながら上へ上へと昇っていく不安な感覚。その音楽的表現。ブラボーです。
 あとは……、そうだなー。ヒロインの友達が針金だかピアノ線だかに絡まって死んじゃうシーンが好き。何をどう考えたら、ああいうシチュエイションが思いつくんでしょう。ガキの頃、テレビCMで初めてあのシーンのカットを見た時は「なんで針金?」と、その意味の分からなさにとりあえず畏怖を覚えていたものです。
 けど……。あんなの何度見たって分からんよね。どうしてあの部屋に針金がしまってあったのか? つーかアレ、そもそも何の部屋よ? バレエ学校の公演か何かで使ってたんでしょうか。>針金。……お話内的、あるいは設定的な意味はなくても、とりあえず女の子をそういうふうに虐殺する映像を作りたいんだからそれでいいじゃん! というスタッフの声が聞こえてきそうですが(いや実際オレには聞こえた)。
 他にはね。赤い色を効果的に使っている映画なので、やっぱビデオで見るのは(少なくともオレの性能の悪い14インチの画面で見るのは)ちと辛いかも、とか思いました。色彩を楽しむにはいい映画なんでしょうね。趣味がいいとは思わないけど、魅力的な色遣いではあるし。
 うん。そんなとこです。公開当時の有名なコピーは「けっして一人では見ないでください」でしたけど、今回は最初から最後まで一人で見ました。今や特に、たいして怖い映画でもショッカーな映画でもないですしね、個人的には。なんか、味わいたかっただけで。(『世にも怪奇な物語』の第三話『悪魔の首飾り』だけは未だに一人で見られないケド)

2002/07/05(金)

 あー。なんか突然「ヘルハウス」が観たくなりました。後でビデオ借りてくるか……。(最近の暗い心境の反映でしょうか。知らんて)
 筒井康隆の昔の短編「お紺昇天」を読んで、都合のいい女と悪い男の関係とか、ある種のエロマンガやエロゲーにありがちな「男の(子の)理想の女の子像」の馬鹿らしさと、そして同時にその正当性(お?)とか、さらには人形愛とHAL9000との関連とか、いろんなコトを考えたり考えなかったりしてるんですが、今ひとつまとまらないのでこのまま放置! するコトにします。どうでもいいですか? いいですよね。
 あー。それにしてもベラスコなあ……。(←そうとう観たいらしい)

2002/07/04(木)

 そういや昨日、オレは雑君センセの「そして船は行く」第4巻を遅ればせながらで買ったのでした。地元商店街にはいくつか本屋さんがありますけど、ワンフロアをマンガで占めているような店では入荷してなくて、いかにも新刊書専門のような雰囲気の小さな店に毎回(つまり1巻発売時からずっと)入荷してあった(しかも一冊だけな)というのもなんか、不思議な気がします。メディアファクトリーの他のマンガは置いてないくせして、「そして船」だけあるってのはつまり、その書店の経営者は雑君センセのファンだったりするんですかね? 確かめたコトないけど。
 ともあれ、そういうありがたい心がけの書店主さまのおかげで、センセのホームページでさんざん「入手は難しい」旨脅かされていたワタシ(たち?)も、無事購入させていただけた次第です。ブラボー書店主さま!(←どこの、と書かないとこらへんが、な……)
 帰宅してから仕事も忘れて読み耽っておりましたので、後で時間が押して大変でした。つーか家に帰ってまでも仕事したくねーって話もありますが、なかなかそうも言ってられず。おもしろかったので、良かったです。わー。小学生の作文みたいー。
 どうでもいいようなコトをひとつ書くと、雑君センセがカルメルみたいな女性キャラを創造する(した)ってのが、なんか個人的に不思議。ラ・ブーズは分かるけどカルメルは不思議。どうして? って言われても困るんだけど、唐突にそう思っちゃいました。
 違うか。ラ・ブーズと比べても仕方ないのか。やっぱアンとかメアリーとかコニー君(コニー君?)なんかを並べた上でのカルメルじゃないと比較の意味ないか? いや、比較してもしょーがないんだけど……。
 何を言いたいのかというと、カルメルはマイフェイバレットキャラだという事なんですが。(←言ってない)。この文章の後半、マンガを読んでない人には意味不明だったと思いますけど、ワザとなんで。気にしないでくださいね。

2002/07/03(水)

 探し物は、どうして一番最後に見つかるのか? という話がありまして。

 バンダイの食玩に「ワンピースワールド」というのがありまして。「ワンピース」のキャラクターが二頭身のフィギュアになって箱入りラムネ付きで100円です。コンビニで買うとおつりが一円返ってきますけど。
 娘が欲しがるもんですから、最近よくおみやげに買ってきてたんですけどね。何回も買ってると、そのうち今までに何を買ったのか分からなくなってきて、おかげで我が家にはサンジ人形が二体あるんです。ま、それはいいや。
 いったん買い始めると、全部揃えたくなるのが人情で、今回の場合はオレがと言うより娘がそれを欲したもんですから、んじゃ残りの三体(三体だったんですよ)を買いにいくべと、こういう話になったんですな。ちなみに、その三体ってのはエースとカルーとスモーカー大佐だったんですが。
 コンビニをですね。自宅の近所から絨毯爆撃して歩きましてね。スーパーにも寄りましたか。もう、片っ端から。8軒も歩いたんですが、どの店に置いてあるのも家にあるやつばかりなんです。「ワンピースワールド」は、箱にどの人形が入っているのかちゃんと書いてある親切な商品なので、オトナ買いをしなくて済むのが不幸中の幸いでしたけどね。
 9軒目になって、もうここに無かったら他にドコ探していいか分かんないよ、少なくとも地元では! な気分になりつつ入ったファミリーマートで、無事エース様ご一行(と勝手に命名)を発見し、ホッと一息ついたオレと娘ではありました。延々歩いて、雨も降ってきたし、疲れて会話も無くなるし……、それにしてもどうして、探し物は一番最後に見つかるんだろう?
 えーとこれは、よく考えれば当然の話で、それが見つかってしまったら、人はもう、探すという行為をしなくなるからです。探していた時間が長くても短くても、それは必ず「最後」になるという……。
 で、そんな事はともかく、娘は今度は「海賊王グミ2」のカードに興味を持ち始めたらしいです。アレは中身が分かんないんだよなァ……。

2002/07/02(火)

 実に久しぶりに「プロジェクトX」を見まして。何ヶ月ぶりだろう? オレが最後に見た時には、まだ司会が久保純子だったしなあ。デジタルカメラの開発物語だったんですが、最初の20分ほどは見逃してるんで、後でもう一度見直さないといけません(いちおう録画はしておいた、珍しく)
 ……にしても。いつも思うけど、『成功したプロジェクトだから』話せる、って部分も多いんだろうなコレ。失敗に終わっちゃったから、今でもきっとヤバヤバなまま隠匿されてる情報というのも(様々なプロジェクトにおいて)多数存在するんじゃないかと思われますが。
 というか、失敗に終わったその時点で、そのプロジェクトそのものには世間的価値が無いのかもしれないから、それはそれでいいのか。そういうのはNHKも取り上げないんだろうしさ(カタルシスが無いから)
 ともあれ、相変わらずの手堅い作りでそれなりに堪能しました。六田登が描いたというマンガ版というのも、そのうち読んでみたいと思ってます。ふむ。

2002/07/01(月)

 もろもろ落ち着きつつあるのに今ひとつ爽やかな気分になれないまま「アッシャー家の崩壊」なんぞをおよそ20何年ぶりに読み返したりしてたんですが。いや、昨日、たまさか古本屋さんでポーの短編集を見つけて、「あ、そういやオレ、『黄金虫』ってちゃんと読んでなかったっけ」なんて思って買ってきて、それに収録されてたんですけどね。
 いやはや、こんなに神経症的な小説だったっけ? と思うほど神経症的な小説で、まァ訳にもよるんだろうけど、今ひとつ爽やかな気分になれない今のオレには非常にタイムリーな読み物であったかも、です。いーい具合に心がささくれ立ちますしね。
 クライマックスの嵐の夜、月明かりも星明かりも無いのに、沼から上る蒸気(?)で低く低くたれこめた雲のディテールまで分かるというその様子、現実に見たい気がします。スゴくしてます。コーマン映画ではどう表現されてるんじゃろう? と思ってみたり。(見たことないんで)

コンテンツのトップに戻ります
最新の日記へ