坐骨神経痛「様」の下肢の痛みの原因となる疾患
D梨状筋症候群


★片方の下肢(一側の殿部)に力が入る姿勢や作業で、殿部の筋肉(梨状筋)が緊張して、坐骨神経を障害することがあります。痛みの範囲は根性坐骨神経痛とほぼ同様ですが、痛みの程度は、鈍痛程度の場合もありますが、痛くて動けないこともあります。

病 態
★殿部の深層で、坐骨神経(ピンク色)は梨状筋(赤色)という筋肉中を走行します。何らかの原因で、この梨状筋が過緊張をした場合や炎症を起こした場合に、坐骨神経は障害を受けます。
症 状
★その結果、根性坐骨神経痛とほぼ同様な領域に痛みを生じることがあります。殿部から大腿後側(太股の後ろ側)や下腿後側(ふくらはぎ)にかけての、鈍痛(時に激痛)を生じます。
★また、痛みの替わりに、しびれを生じることがあります。
治 療
★梨状筋の過緊張を除去するとともに、股関節の外転・外旋動作に注意することです。
鍼灸治療:梨状筋症候群の主な原因は、梨状筋の過緊張によるものですが、鍼灸治療は、血液循環を改善することで、筋肉の緊張を除去します。


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