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<ご紹介>
「紅天女」とは1975年の年末より始まった連載漫画「ガラスの仮面」の作中に最初から登場する劇中劇で、女優をめざす主人公北島マヤとライバル姫川亜弓が競い合う芝居です。
作中では演劇界幻の名作と呼ばれています。
<物語>
南北朝の頃、戦乱の世を憂えていた北朝・京都の帝は7日7夜同じ夢を見る。
美しい天女が現れ、告げた。
「わが姿を仏像に彫って祀れば、世は平安になるだろう」。
帝の命で一人の男に白羽の矢が立つ。 西のはずれの荒寺に住むもと野盗。
子供の頃、仏師のもとに弟子入りしていたことはあるが、もとよりそんなだいそれた仏像など彫れるわけもなく、悩んでいたところへ一人の法師が現れる。
「千年の梅の木を探し、それで彫ればまこと魂の籠もる天女像が彫れるだろう」
そして南の方角を指差した。
男は北朝の京都から、敵対する南朝の吉野へ。
迷い込んだ神秘の梅の谷。
そこで男は美しい一人の乙女と出会う。
その乙女こそ千年の梅の木の精の化身だった…。
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