Making of Fender Line by smallforest Top Page


さて、これまでの説明でノーマルランサーのフェンダーではエボバンパーとフェンダーラインが合わないことが分かって頂けたと思います。それを解決するにはどうしたらいいか?3通りあります。

  1. エボ用のフェンダーに交換する
  2. バンパー側の足りないフェンダーラインを自作する
  3. もともとフェンダーラインの合わせてあるシグマスピードのエボ3風バンパーを装着する(笑)

現実的には1番か3番でしょう。ところが!その2番を実行した豪傑、smallforestさんからその過程をレポートしていただいたのでここにご紹介いたします。すごい!の一言です(素材はエボ1用のバンパーです)。

なお、smallforestさんのHPには同様の加工記事と、エボ1バンパー装着のレポートが詳細にアップされています。
併せて参考になさってください。

基本ラインの形成

先ずスチロール(できれば発泡アクリルが良い)を継ぎ、この後FRPの厚み(1cm前後)を考慮に入れながら大体の形にまで削ります。
上部の角にある、フェンダーとの固定ネジ穴のある出っ張りは切り落としておきました。

FRP樹脂の貼り付け

次に、スチロールを溶かさないサーフボード用FRP樹脂を染み込ませながらFRP繊維を貼り重ねます。
強度を考えて、だいたい15枚くらい貼りました。最後に3〜4cm継ぐ様になるまで貼りました。
樹脂がタレると固まってから余分な所にくっついてしまって厄介なので、ガムテープ等でマスキングは必ずしておくべしです。

FRP樹脂の貼り付け2

今回ウソっぽくならない様に、バンパーライン上部がフェンダーラインに収束する窪みの部分を外側に移動させたのでかなり削る事になり、穴が開かない様に裏からも一部FRPを貼りました。

荒削り

そして荒削りです。固いので、ディスクグラインダー&電動サンダー必須です。(持ってる人滅多に居ないか!?)
ちなみに、黄色く少しスケている部分が窪みを削った部分です。オリジナルは完璧に穴開いてます;;
上面が平らになった時点で仮組し、実車とラインを合わせる為に鉛筆で印しながら更に削っていきます。
面が決まったら、上部のフェンダー固定ネジ穴用の板をFRPで作り、それも削って形を作ったら、印鑑の要領でフェンダー(車体側)のネジ穴部分に絵の具を塗って仮組し、穴の位置を正確に特定します。決まればドリルで、ちょっと余裕を持たせて穴開けです。

仕上げ

最後に仕上げです。盛り部分や大きな傷消しに全体的にエポキシパテで仕上げ、細かいキズ消しはタミヤパテで仕上げました。
最後の最後には、塗装を頼んだプロの板金屋さんに仕上げてもらいました (^_^;)
苦労したのは、フェンダーラインにシャープなラインが入っているのですが、その部分のライン出しと面出しです。
フェンダーラインの”弧”の形を上手く合わせるのも苦労したポイントです。
ここで出来が左右されるので、念入りにしました。

これが、フェンダーライン作成後の様子です。エボフェンダーか?と見間違うほどの出来だと思います。ノーマルランサーのフェンダーに無理矢理ボルト止めしただけですと、インナーが固定穴まで届かず、フチがバッチリと見えてしまいかなりみっともないのですが、これですとその心配もありません。
色々な工作機械を使いますし、パテやFRPなど一般には馴染みのない素材を扱うため誰にでも、というわけにはいきませんが(だから「上級」としました^^;)これは素晴らしいアイデアだと思います。フェンダーを交換するよりもコストパフォーマンスに優れ、かつ究極のDIYですね。みなさんも挑戦されてみてはいかがでしょうか!?

smallforestさん、情報提供ありがとうございました。



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