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2004年4月のてくてく

04/04/30/fri

■10万

 祝・10万ヒット。
 今朝、アクセスしてみたら超えてました。日記しか更新していないのですが、みなさまご来場(?)ありがとうございます。アクセス解析とか一切してないんで、なーんにも詳しいことはわかりませんが、こまめに見てくださる方が、100人くらいいらっしゃるのかな? 100人を前にしゃべろうと思ったら、ドキドキしちゃうなー。書くのは平気だってのが、また不思議だ。

 そろそろこのサイトも丸3年。


■あんただ

 【山形浩生広報部・部室】で、安藤忠雄が設計した家の話が出ていた。
 昔、大阪でとある講座に通っていたら、なんかの講義のときに家の話になった。自分の家が気に入っているというか、なんか話せる人ってことで、受講生が何人かちょっとずつ説明させられることになって、ある一人が「安藤忠雄の建築なんです」って言ったら、講師が即「何邸?」って反応したのがなんだかおかしかった。

 その子曰く、「母親には『使いにくい』とものすごく不評でした。ぼくは家の中に自分の場所みたいなのを見つけられたので、わりと気に入ってます」と言っていたような…。母親による評価がえらく低いのが印象的だった。父親はどうだったんだっけか。覚えてない。あんただ建築ってことが父親の満足なのかな。

 うちもいちおう注文建築だった(もちろん、あんただではない)。できあがったころ、住宅雑誌の撮影があって、子供部屋は私の部屋が映されていた。雑誌の写真になった自分の部屋は、実際の部屋よりもすごーく広く感じられて、「ウソツキ」と思った10歳の秋でした。



04/04/29/thu

■増える仕事とマンボウと2坪

 朝から、うなりまくった。昨日のうちに買っておいた薬が効かない。「バファリンL」はダメみたいだ。この期に及んでは「イブ」じゃ無理だし。もう1種類の「セデス」に切り替えてみたら、どうにか効いてきた。でも服用間隔を6時間はおけません。4時間くらいで飲んでたなぁ。薬を飲んでは、少し寝るという感じ。「気分はうげええ」だった。

 「これも今日1日のことよね」と、腰がだいぶよくなってきた同居人にあたってみたりしながら、とりあえずガマンしてみる。……ガマンしてないか。

 そうそう、昨日は、週に1度の会議で調布にあがったら、えらくショックな仕事を「お願い」という名の下に強制される。マジっすかー。イヤっすー。じたばた。逃げられるんだろうか。ひきこもってやるー。あ、すでにけっこう引きこもっているから、効果ないか。仕事に選択の余地がないフリーなんてフリーじゃないやい! ぷんすか。

 家に戻ってからは、少しだけ作業をして、6時過ぎにわたわたと丸の内に出かけた。【やんも】で、【いずもり・ようさん】と一緒に、元上司のYさんが独立したのを祝う会。題して「こっちの水はあまいよ〜」。ビンボーでも効率はたいていいいからね。ただ、ある程度1カ所からたくさんお金をもらうようになると、上記の私のような事態になるので、注意が必要。リスクヘッジの基本は分散投資だよな、うん。

 ちなみに、この店の突き出しで出てきたのは、「マンボウのポン酢和え」だった。身とキモがもみじおろしを添えられて小鉢にちょこなん。新鮮じゃないと臭くて食べられないものだそうだ。魚の店では食べる前に観察するのが基本のいずもりさんによると、「フグの仲間ですから、あんまり味はないです」とのこと。漁師にとっては、網にかかったら船の上で食べるものらしい。たしかに味は淡泊。が、やや匂いはあるかな。別にくさいってほどじゃないけど。
 一緒に呑んでた麦焼酎が、なんだかモルトウイスキーみたいな香りだった。「ふくろう」だったかな。色もちょっとついていて、「シェリー樽とかつかっているんじゃないですかね」といういずもりさんの言に1票入れたい感じ。
 東京駅と有楽町のちょうど中間ではあるけれど、便利なところだし、個室がけっこうある店。和食系がいい人には、仕事利用しやすそう。と、人の独立祝いもお店の下見に使わせていただいてます。

 にしても、ここのところ何人か集まると必ず出る話題が、ここでも出て、そのインパクトの強烈さに改めて感じ入る。Yさんの分析が秀逸だった。「ふつうAならばB、BだからCとか、AならばBで、CもBだからとか、そういうふうに筋は進むでしょ。それがあの場合は、AならばX、CならばYと展開されるから、途中で不快になってくる」。あ〜、なーるほど。私の頭の中に「?」マークが飛び交った理由が、きれいに説明されていた。すっきりして嬉しい。ただね、そういう分析は見事だけど、辞めて1カ月近く経っているんだから、名刺くらいはつくっていないとマズいと思うよ、Yさん。

 そして、10時半すぎにお店を出てから、東京駅からほど近いYさんの事務所に2人でお邪魔してみる。だって、2坪っていうんだもーん。みてみたいじゃーん。2坪って4畳よ、4畳。会社から引き上げた荷物がダンボール20箱くらいになったというのに、どうやったら入るの? 人はきっと体を横にしないと入れないだろうと思うよ。が、あにはからんや。イスはないけれど、私といずもりさんが入っても、まだ余裕があった。不思議。机も本棚もあるのに。Yさん、いい稀少物件みつけましたね。
 ウダウダしているうちに、ほとんど終電。たったか帰ってきたけど、今日はしんどるの。



04/04/27/tue

■空耳アワー・メモ

 アオリ系のときはいろんなところがワッセワッセとコピペだ、リンクだするけれど、ヒケシ系はそうはなかなかいかん。一瞬だけ面白ければいいってのは、やなこったね。というわけで、リンク・メモ。あの「イッテ、イッテ(言って、言って)」について冷静に。

 中東(古代)がご専門の【春田館(本館)】経由で、【アラビア語に興味があります】

 産経さんや内藤さんは、その後、何か言っているんだろうか?


■暴風

 それにしても、ほんとにものすごい風だった。ちょっと出ただけだが、頭はボウボウ。雨がぱらついていても、傘をさすのは無謀な行為になるくらい。今日は、お昼頃から午後、ひたすら眠かった。眠いし、かゆい時期なんである。どうにか眠気の山は越えたようだ。カウントダウンは37かな。明日〆切の図版を処理しなきゃいけなくなったりしていたら、あまり減らなかった。

 あ〜、いただいた本や、買った本の整理をしたい〜。おいつかない〜。月末よりは、月初にリストアップしましょ。



04/04/26/mon

■今日はなにもないので、週末をふりかえる

 ぶはははは。【三中さんは「すね毛」】でしたか。同居人は「ええ人やぁ〜」という、よくわからない感想をもらしてました。いまんとこ、非生物個体は「馬ふん」と「すね毛」だけかな? なんか二人で、「前世バフン・スネゲ」てなコンビ組めそう。「バフンでーす」「スネゲでーす」「二人あわせて…」「ちゃう、2つあわせてやがな」とか冒頭からボケられる。

 先週末はじつはけっこうお出かけしていた。木曜日の夜は、TさんとKさんに、同居人の学業相談会食@新宿AEN。院生にもなって「楽勝科目はどれ〜?」と必死になっているやつです。しかも、友達がいないから情報不足。教わる方より、教える方の人々が近しくなってしまっているしなぁ。

 金曜日はできるだけのことはとりあえずやって、夕方から久々にキアイを顔に入れてみる。化粧だ、化粧。ファンデーションも塗った。アイラインも描いた。シャドーもちょっと。チークもいれて、マスカラばっちり。でも目がデカイと目の回りの化粧はしにくいなぁ。それにいい加減、昔に買った化粧道具を脱しないとと思った。だって、このチークは就職活動用に探したときのもんだから。よく、カブれないもんである。強い我が肌に感謝。
 そうして向かった先は、【表参道の松浦亭】。おおお、フレンチじゃん。学位取得がきまったFさんのお祝いをだしに、Sさんと女の子だけ3人で、おされーな会食。スパークリングワインで乾杯して、前菜とメインからひとつずつ選ぶ。私は前菜・ボタン海老とメイン・子羊にしたけれど、今日のいちばんのヒットは主賓Fさんの前菜ででてきたウサギだった。ワインはボルドー・ポーイヤックからシャトー・ピバラン1999。メインのあと、デザートの前に、チーズも出してくれて、ウォッシュはもうちっと熟成が進んでいた方が好みではあったけれど、至極満足。
 たあいない楽しい話と、気分転換できるオサレーな食事の場は、疲れを吹き飛ばしてくれるよい時間だ。しかも、さばさば系のメンツだというのがポイント高し。今度は、ぜひアクアパッアへ行こうと盛り上がる。

 土曜日は、スカパーのアンテナ工事の人が来たあと、【人間学アカデミー】の講義へ。この日からスタートする【浜田寿美男氏の「『私』はどこまで自由か」】を聞きに行った。
 むかーしむかし1度だけ、ある取材を進める途中で、話を聞かせてもらいにいったことがある。そのときも思ったが、今回一受講生としてお話をうかがいながら、ほんとにチャーミングな方だなぁと感じた。変に硬い表現をせず、個別の話の現場でであった事柄をそのままの言葉で話す。じつはけっこう難しいことなんだよな、こういうの。研究者は、ついつい抽象化をしてしまう。もちろんそれも大事なことだけれど、ひとつひとつの場面の手触りも大事だから。そうやって具体的に、ふつうの言葉で話していても、そして抽象的な言葉を使わなくても、ちゃんと話せば、聞き手にはちゃんと抽象的な部分の思いも伝わるものなのだろう。

 昨日の日曜日は、土曜日のスカパー工事で高さを変えられるポールを準備してこなかった工事オジサンのリターンマッチ。だから、電柱の変電機が問題だって言ったじゃないか。「たいていは木の陰とかそういうことなもんで」って、勝手に決めるな。木の陰もアンテナに映っていないのに、昨日はそういう適当なことを言ってたし。今日はあっさり30分程度で設置終了。昨日の1時間半はなんだったんだ。
 で、午後、遅いお昼を食べに出た帰りがけ、2日間ほとんど動いていない同居人の散歩に付き合う。だいぶ腰の痛みも減ってきたようではある。で、ぷらぷら歩いていたら、近所に引っ越してきたという同居人の同僚の家、ハケーン。我が家から徒歩3分くらいかも。へー、とヤサを押さえた証拠をデジカメにおさめ、再びぷらぷらと歩いていたら、自宅直前でくだんの同僚一家にばったり出くわした。ほんとにご近所の証明。お子さん二人と4人で買い物帰りだったらしい。

 で、今日、月曜日は国民保険や郵便、クリーニング引き上げなどなどの雑用以外は、基本的におしごと。カウントダウン39!



04/04/22/thu

■前世はかわった

 失礼しました。昨日の「受け攻め度チェック」の前世は、名前が変わると同じ生年月日と血液型でも別物でした。性格は、私がためしたところ、名前を変えてもかわりません。で、同居人の場合、前日に生まれていれば「アラビアのお姫様」でした。もし私が同居人の生年月日と血液型だと、どうなるかというと、「お殿様」でした。ふっふー。


■月と無重力・続報

 引用元の【いろもの物理学者さんの日記】で、【無重力という言葉(04/04/20)】の先にお話が進んでいた。どうもです。あと、【野尻ボードで野尻さんもさらなる分析】をしてくださっている。お久しぶりです&どうもです。

 いろものさんが考えたNG理由パターンのうち、「そうだよなぁ、宇宙服着てちゃ戦えないもんなぁ」と「そうだよなぁ、息できないから死んじゃうよなぁ」はちらりと私も考えた。「月で決闘」という場面を想像すると、二人ともが白い宇宙服を着込んでいる図が頭に浮かんだのである。が、だから戦えないかというと、ついフェンシングのかっこも想像しちゃって、戦ってもよさそうな気がしてきてしまった。ほら、お相撲さんサイズのフェンシング服みたいなもんでしょ、宇宙服って。
 「息ができない」は、たしかにそうだけど、そこを見るなら宇宙服を着せてもいいかと先のパターンに吸収。で、結局、宇宙服を着ててもOKとなると、ダメっぽくて、しかもおかしい感じがするのは、やっぱり変な動きを二人にさせると一発でいけそうな気がした。で、ぼよんぼよん系の重力にまつわるもののほうが、各人が頭の中にイメージしたところの図で「笑える」ポイントが高そうかなと思う。

 「あの時代ロケットないもんなぁ」は、正直、ぜーんぜん思い浮かびませんでした。そりゃそうだな。ロケットなんてありゃしません。笑えるかなぁ。うん、これならそれなりに笑いそうな気がする。
 ただ、「わかりやすさ」でいうと、動きに落とし込んだ方が万人受けするんじゃないかな。

 実際は、野尻さんが最後に書いている「何も知らずに無重力だと思っている」パターンなんでしょうけれどね。ああ。



04/04/21/wed

■受け攻め度

 ぎっくりした腰を抱えてそろそろと仕事に出て行った同居人が、帰ってきて、報告してくれた。

 「隣の席の子から、『痛いのをガマンして仕事していても、能力あがらないから帰った方がいいですよ』って。『それは能力やなくて、能率やろ。能力ないのはもともとや』っていったけど、腰と胸がズキュンと痛かった…」

 うーん、なかなかいい言語感覚のお隣さんですねぇ。

 と、昨日よりはマシになったとはいえ、まだ痛いらしい腰に手を当てている同居人を癒そうと試みてみた。【森山さん】【buruさん】がやっていて面白そうだった、【受け攻め度チェック】で、気分転換。まず私。

鈴木クニエさんは 襲い受 です!
●襲い受の貴方は
★性格★
飾り気のない実直な人です。
温厚で真面目、頭も良く、さらに自分のことは犠牲にしても人のために力を注ぐことのできる人格者。
情や一時的な感情に流されない、非常に理論的な考え方を持っています。
客観性や論理性など、ビジネスで有用な能力を持つあなたは、大物の風格が漂ってます。

★夜の性格★
精神的攻め・体は受けのタイプ。
自分の武器を十分に熟知しているので、利用できるものはすべて使い、自分の快楽を追い求めます。
大抵は相手を挑発して快楽を貪ります。
誘い受けとは違い、人の後ろをおとなしく歩くのを嫌います。
貴方の魅力に周りはKO寸前。
★相性★
へたれ攻・攻寄リバ
 うーん、なるほど。なんとなーくその気にさせるな、これ。「夜」は、もうそこまで元気じゃないかも…。とほ。そして、前世は、

  ●鈴木クニエさんの前世は、ジャワ原人です!

でした。ジャワ原人っていっても、けっこう数がいるよなぁ。紫式部は一人だけだけど。あ、アメーバよりは少ないし、人に近いな。しかし、けっこうな時間を飛び越えて、よくまぁ、生まれ変われたものだ。変わりそこなって、漂いつづけないですんでよかったね、前世のジャワ原人さん(のだれか?)。で、同居人の畑仲さん。

畑仲哲雄さんは 天然受 です!
●天然受の貴方は
★性格★
おおらかで人情味あふれる人です。
明るくさっぱりした性格で、態度や表現も背伸びすることがなく、等身大で、ありのまま。
ただ裏表がないので思ったことをズバズバと口にしてしまう傾向もあるので注意が必要です。
強さと優しさをあわせ持った魅力あふれる人情派といえるでしょう。

★夜の性格★
いつも自然体でいるので、気付かないうちに相手を魅了しています。
どことなく慣れた雰囲気があるので相手は嫉妬が強くなり、激しく、乱暴に突かれることもしばしば。
そんな乱暴な行為にも感じている貴方を見て、相手は興奮して余計激しくなったりも。
ちょっとは自分の行動を意識してみましょう。かなり罪作りですよ。
★相性★
鬼畜攻・自己中攻
 そうでっか。天然でっか。あんまり人情派じゃないような気もするけど…。オトナだから、そんなにズバズバ言わないし。でもって、前世。

  ●畑仲哲雄さんの前世は、馬ふんです!

 笑い転げました。ひたすら笑い転げました。同居人は、「腰が痛い〜。笑わせないで」と、笑いながら泣いてました。さっきまでは、「アメーバはちょっと」とburuさんの前世を笑っていたのですが、いまは「せめて生き物に〜」と泣いてます。私は、一人で5分以上笑い続けました。途中から「笑うな」と言われるくらい笑いました。最後には、「バカにしてる…」とスネてしまいました。でも、笑いは止まりませんでした。

 ちなみに、この占いは、名前はどうでもいい。生年月日と血液型だけで決まるもののようではある。1961年9月7日生まれのA型さんのみなさん、前世は「馬ふん」でしたよ。



04/04/20/tue

■ぎっくりする日常

 朝、休みをとって大学に出かけようとしていた同居人の腰がギックリ。この人、いっつも出がけにギックリくる。しばし、横になってじっとしていたが、そうは言っても今日出て行かないと調べものができないわけで(大学の図書室は土曜日すらやっていないんだってさ。平日も夜はもちろんNG)、30分後くらいに、そろそろと出て行った。かわいそうに。

 お昼過ぎに、コートをクリーニングに出しがてら、東大にいってみる。相変わらずそろそろ歩いていた。で、借り出した本と、もっていったノートパソコンを私が受け取って持ち帰る。いまの彼には、あまりに重いから。ご飯を食べて、同居人はふたたび図書室へ、私はお家へ。スカパーはワヤになるし、腰はギックリだし、ほんと踏んだり蹴ったり。痛みに引っ張られて、「休学しようかなぁ」という発言まで出てきた。それ、元気なときは出てこないんじゃないのかな。この学期は忙しいらしいので、単位はそれほど取れないだろうけれど。

 そういえば、私の昨日は子供の日だった。夜、ちょっと大人の時間があった。日曜日もだいたい子供の日だった。今日は、結局、ずっと大人の日だった。子供と大人が一緒になると頭の中がパンクしそうになるので、かなり切り分けざるをえない。つまりは、仕事の話。明日は、会議と子供の日かな。
 えー、結局、いまのところ、書評1本、新規原稿2本、アップデート作業2本、図版類半分くらい、特別企画4本くらいまできました。あとはなんだ? 書評1本、アップデート1本、図版類まだたくさん、特別企画できるだけ、か。

 でも、今日は大人の日だったので、寝る前に「岡潔」関連のデータを調べてメールで流して終わり。


■無重力という言葉

 いろもの物理学者・前野昌弘さんの日記【こんなところでも】を読んでいて、少し悩む。えー、「月をなめるな」路線の話である。

 私は、いろものさんが見たコントを見ていないのでよくはわからないけれど、なんとなくこういう場面でばっちり伝わる短い表現が「無重力」しかないのかも、という気もした。
 月の上で佐々木小次郎と宮本武蔵が決闘するわきゃないが、決闘する場面を想像したら、プカプカ浮かんだっきりにはならないものの、地球から出かけて行った筋力で、おそってきた刀を飛びよけたら、けっこう上の方まで飛んでしまったり、そいでもって、ゆっくり落ちてくるから間合いが取れなくなったりして、戦いにくそうだとは思う。いわば、ドクター中松ホッピングシューズ履いて(ついでにちょっくら羽つけて)、決闘しているようなイメージというか…。

 で、重力が地球よりも小さくて、ぼよ〜ん、ぼよ〜んとした動きになった状態って、パキッと伝えにくいような気がする。それで、代用品として(も)、「無重力」が出てきちゃいそう…。
 コントのスピード感あるやりとりの中で、「重力が6分の1じゃ、戦えないよな」といってもぜーんぜんピンとこないだろうし、「微重力じゃ戦えないよな」もダメだし(そもそも微じゃないけど)、「ぼよんぼよんしちゃってちゃぁ戦えないよな」じゃ、決まりが悪い。

 まぁ、どれでも言ってしまえば、受け手は勝手に感じるんだろう。でも、なんか一般的に広まっていて、かつ月の状態にぴったりな表現ってのはないものなんだろうか。あ、私がしらんだけかもしれぬ。



04/04/18/sun

■CS映らず

 『自白の心理学』、先着1名様、お取り置き予約入りました〜。

 なんかせっぱ詰まっている状況だと、我が身を振り返って気づいた。今頃気づくなんて、あほだ。金曜日までにやらなきゃいけないことは、書評2本、新規原稿チェック2本、アップデート原稿づくり3本、図版の新しい分の翻訳チェック(いくつあるんだろう?)と出来上がってきた(&できあがってくるであろう)図版のチェック、特別企画用原稿整理(とりあえず10本程度)と、あとなんだ? とりあえずそんなもんか? ふー、がんばるべや。追い込まれたときに、ふんばれなくてどーする。まずは手元の作業をやってやろーじゃないの。

 全然関係ないけど、『ベストセラー本ゲーム化会議』の著者のお一人である米光さんがやっていらっしゃる【こどものもうそう】というサイトを見に行くたんびに、「こどものそそう」とつい読み違えてしまう。そそうは、わしじゃ。でもって、ここは、いろんな本が紹介されていて楽しい。最近、【カエルブンゲイ】の日記が更新されなくて悲しいので、こっちをよく見るようになってしまった。
 あ、アライさん、『文学賞メッタ斬り!』も買ったよ〜。二人で1冊の本をちょっとずつ読んでいて、しかも1つのしおりも共有していたので、毎回、「あれ? ここ読んだっけ?」と悩みながらあちこち読んでます。山形浩生の『新教養主義宣言』をトイレの中の短い時間を重ねてやっと読み終わったので、次にこの本を読ませてもらってます。ごめん、へんなところで読んでて。……無意味な私信でした。本のリンクを張る気力もない私。

 そいで、今日見た「もうそう」にでていた『生徒諸君 教師編』だ。

 『BE LOVE』の雑誌掲載時に毎号、否応なく読まされてますが、悲惨。やっぱ、やめとくべきだったと思うよ。2ちゃんの少女マンガ板見てたら、「集英社のあまねかずみ、講談社の庄司陽子」と並べられちゃってた。並べられちゃうのは仕方ないけど、それが『生徒諸君』なんだってのが、少し悲しい。25年前に終わっているんだから、そのままにしておいてあげれば、美しい思い出になれたのに…。

 てなことよりも、たいへんな事態。スカイパーフェクTVが映らなくなってしまった。ここ2〜3日、受信できない状態だった。同居人がベランダのアンテナを確認したところ、ちょうど衛星とアンテナの間の電信柱に、変電機みたいな箱が装着されてしまったらしい。スカイサービスの衛星は入るんだけど、BBCだのなんだのほとんどが入っている衛星がまったくダメ。これが入らないと、スーパーチャンネルが入らないのだ。

 とするとなにが起こるか。『スタートレック』のために加入したCSなのに、その『スタトレ』が見られないという同居人の悲劇。しかも月末からは、「エンタープライズ」の第2シーズンが始まるという……。第1シーズンの一挙放映とか、第2シーズンまでもが一挙放映とかいろいろあるのに。ご愁傷様。
 では終われない。いろいろベランダ内の場所を探すと、どうにかダメな方の衛星も入るところがあった。そっちだともう片っぽがダメになったりもするんだけど、被害はまだ少ない。ただ、アンテナをいまの器具では固定できない。というわけで、電気屋さんにお願いして解決を図ってもらえないか相談してみることになった。はぁ〜。いろいろ起こるなぁ。あまりにかわいそうなので、協力してあげよう。



04/04/17/sat

■お墓参りと仰天情報

 今日は、土曜日なのに8時過ぎに起きた。3年ぶりに、Mさんのお墓参りに行くから。
 職場の関係者4人と最寄り駅で待ち合わせて、ご家族のいらっしゃる霊園へ。ほんとうはいちばんご家族と親しいAさんも一緒の予定だったが、友人の訃報で欠席になってしまった。残念。お墓に到着したら、お掃除はほとんど終わっていて、お花を供えたり、最後のふき掃除をしたり。無宗教の墓碑銘には「希望」とあるのだが、この言葉は、家族が考えて決めたものらしい。Mさん、3年は早いね。今度一緒に行こうと誘ってくれていた高田馬場のおそば屋さんに、まだ行ってないよ。なんか一人で行くのは寂しくて。またあの記憶がよみがえるGWがきちゃうんだ。

 お墓参りをしたあとは、タクシーに分譲して、懐石料理の店で食事会。転勤話や二人の息子さんが学生時代にいた関西の話、Mさんの思い出などをあれこれ話しながら、なつかしい時間を過ごした。

 3時半頃に解散して、それぞれの方向へ別れるが、Tさんのお買い物におじゃまして渋谷へ一緒に向かった。久々の渋谷…、とはいえ、結局、駅にくっついて建っている東急の中であれこれ品定めをしていた。渋谷の外の空気は吸わずじまいだったが、やっぱり人は多かった。
 一通り予定の買い物を済ませてから、ちょっとお茶。業界のとある話を聞いて、「ひぇ〜」とぶっとぶ。そんなことが起こっていたんですか。情報収集欲がちょっと頭をもたげてきた。しかしなんでそんなことに…。これが偽らざる感想。でも、さもありなんとも思う。これも正直なところかな。

 喫茶店から出てきて、土曜日なのに出社している同居人に2度目の電話をしたら、遅くなる由。「人質残り2人が解放されたんですよ」「ええっ? ほんと? 生きているの?」「生きている」「よかった」というやりとり。たまたま別件で出社していた同居人は、偶然出くわした解放ニュースの処理に巻き込まれたのは不満そう。こればっかりは、しゃーないねぇ。

 しかし、解放されたら否応なく帰国させられるって、なんだか新しい拉致みたいな印象も受ける(いちおう本人の同意があってのことだとは思うけど、有無を言わせない雰囲気がありあり)。前の3人は、本人の知らないところでチャーター機とか用意されちゃうし。ケガしているわけでもないんだし、帰って来るにせよ、ふつうに帰ってくることもできそうなものを。今回の2人は、ヨルダン経由で帰国させられるみたい…。

 非戦闘地域であるはずのところのサマワから、報道各社の記者が、電波ニュース社とフリーの二人以外引き上げたらしい。危険だからですって。各社の「転伝会社化」が一層に進ってわけか。このフリーってもしかしたら不肖宮嶋かしらん。彼は、もう帰ってきているんだっけ?
 ほんとなら、ここからがフリーランスの本格的な出番だ。危険だからこそ現地にあえて向かう彼らを私は支持する。
 支持こそすれ、迷惑なことなんてひとつもない。彼らが事故にあおうが、事件に巻き込まれようが、命を落とそうが、拉致されようが、私の迷惑になることは一切ない(でも死んじゃったら伝えられることが半減するので損だとは思う)。ごく一部の人たちを除いて、ほとんどが迷惑や被害を被るわけではない(迷惑というか、これで忙しくなっている人たちはそれがお仕事のケースがほとんどだよね)。何かあったら、喜んで税金を使ってもらいたい。こういうときに使ってもらってこそ、税金を納めているかいがあろうというものだ。

 「地雷を踏んだらサヨウナラ」は受け入れられても、「爆撃されたらサヨウナラ」ないし「拉致されたらサヨウナラ」が拒絶されるいま、むこうでの危険よりも煩わしいことが国内に多いかもしれない。難儀なことだ。
 家族に非難が集まるのだとしたら(しかも本人のあずかり知らぬところで)、天涯孤独にでもならないとやってられん。しかし従兄弟レベルまで引っ張り出されたら、天涯孤独になるのも難しいものだ。いくら本人が「天涯孤独主義((C)同居人 プッ)」でやっていようとも、まわりがそう見てくれなければ、どうしようもないから。

 夜、家に戻ってきた同居人と夕ご飯を食べに出て、「メディアの身びいき」についてあれこれ話す。たしかに雲仙普賢岳とか、いろいろあったよなぁ。
 あと、なんだったら受け入れられて、なんだったらダメなのか、とか。マッキンリーで消息を絶った植村直己は国民栄誉賞なのだった。すっかり忘れていたけど。冒険家とかスポーツは危険でもOKなのかな。あ、そういえば世界のビルによじ登っては逮捕されるスパイダーマンが、日本ではよじ登るのを事前に阻止されていたこともあった。おやさしい国ですこと。


■“ぶり”は満

 数日前、NHKの夕方やっている言葉コーナーで、この「〜ぶり」が話題になっていたのでメモしておく。ややこしいというか、混乱しがちな用法なので。

 数の数え方には、「かぞえ」と「満」がある。最初を1とするのが「かぞえ」で、最初を0にして次を1とするのが「満」だ。年齢の数え方でご確認を。で、この「〜ぶり」はどうかというと、「満」なんだそうだ。たとえばの例として、野球でバッターのヒットをどう表現するかで考えてみていた。下の成績の場合、「何打席ぶり」に打ったと表現できるでしょうか。

  打 振 振 振 打

 この場合、「ぶり」は満で数えるので、最初の「打」はゼロ。次が「1打席」で、その先は「2打席」「3打席」で、その次の「4打席」でヒットを打ったので、「4打席ぶり」になる。もしこれが1打席のところでヒットを打てば、「1打席ぶり」(もちろんこうはふつう言わない)、その次なら「2打席ぶり」という具合。



04/04/16/fri

■早く読んでね

 昨日、書きかけた自己責任と自業自得の話が長くなりそうで、途中で放棄したら、だいたい思っていたことを、松沢呉一さんが書いてくれた。ので、リンク・メモ。程度の問題をどう書こうかというところまで来て、面倒になってしまった私でした。

 【お部屋687●自業自得って…】

 やっぱり松沢さん、池袋事件を出しているし(私は、昨日名前だけ出すんじゃ誰もわからんと思ってメモつけたらまちがいた。こういう場面では確認せんとな。いちおう気づいて直したあとに、ここを読んだのではありますが、そんな言い訳は単なる自己満足)。
 でも、この【黒子の部屋】、どんどん流れていってしまって、最近じゃ、新聞社のニュース記事並に早く消え去ってしまう。確信犯的に、無断転載しちゃおうかな。



04/04/15/thu

■ダブリ

 くっ、失敗。同じ本を2冊買ってしまった。前に買っていたのを忘れて、再度注文したのは、浜田寿美男さんの『自白の心理学』(岩波新書)。近々でも、いずれでも、私に会う方から注文があれば、差し上げますです。新書だし、送ると送料がばからしいので。お取り置きの必要があればメールください。


■サイレント・マリス

 イラクで人質になっていた3人が解放された。よかった。昨日は、「人質の数は減っているかな?」と思って帰ってきたら、増えちゃっていて驚いたので、とりあえずは一部だけだけどよかった。

 ここ数日間、「自己責任」と「自業自得」と、さらには「自作自演」という3つの「自」に辟易としてた。このうちの「自己責任」と「自業自得」は、「自己決定」の議論でもよく出てくる。いずれにしろ、自は3つなのかも。ポッポポ、ポポポー、三自だよ〜。「自己決定」を主張すると、理不尽な「自己責任」までおっつけてくるのはわかっていたけれど(性の自己決定がらみでいやというほど付き合わされた議論。端的に表れた例は売春婦が殺された池袋事件※追記)、カタマリで噴出すると凶器のようだ。
 そういえば、昨日、有楽町の駅で切符を買おうとしていたら、通りかかったフルムーン夫婦といった感じの男女が発していたのは、「国だって行くなっていっているのに行ったんだからねぇ」という言葉だった。国の作り出すムードに一緒に乗っていったら、その先に戦争があったんじゃないの?と聞いてみたいなーと、駅の階段を上りながら思った。

 ここのところ思っていた言葉がある。「サイレント・マリス」。あんまりサイレントじゃないか。でも、サイレント・マジョリティよりは、現状にあっているような気がしている。
 もしキー局の名前が入った大きなテレビカメラを路上で向けられたら、きっと出てくる言葉にはマリスが覆い隠されているだろう。

※追記 まちがいた。「売春婦が殺されそうになって、客に反撃して殺してしまった」が池袋事件だった。別のとごっちゃになりました。04/4/16



04/04/14/wed

■はじめてのビッグイシュー

 珍しく10時に家を出る。午前中からお外で活動は久々かも。今日の会議のあとに行われる撮影資材の買い出しである。銀座で降りて、地上にあがると「びっぐいっしゅ〜」という、なんだか不思議なメロディにのせた声が聞こえてきた。ああ、やっと巡り会えた。買いたい買いたいと思いつつ、人混みを避ける傾向があって、なかなか出会えなかったのだ。

 が、ちょっと先を急いでいたので、とりあえず【銀座わしたショップ】へ。海ブドウ各種と下に敷くマットなど買う。よかった、海ブドウがあって。タイミングが悪いとないかなぁと恐れていたもんで。もし、ここでなかったら、銀座の百貨店巡りが始まるところだった。
 撮影資材を仕入れて、すぐ近くの無印良品へ。まだ時間も早いのでイートインコーナーの「MUJI」も空いていた。デリセットを頼んで、朝兼昼をすます。

 ぐるっと無印良品をチェックして、お箸など買い求め(これも撮影用)、200円を握りしめて数寄屋橋交差点のところに戻った。もう売り切れていなくなっていたらどうしようと思いながら、到着すると、まだ売っていた。というわけで、【ビッグイシュー日本版】をはじめて買えました。新宿あたりをよく通っていれば、もっと早く買えたんだろうけど、まだまだ販売員が各地にいるわけではないんだろうな。

 200円を差し出して、ビッグイシューを1部受け取った。彼の足下の袋には、発売されている号の内容を書いた紙が貼られている。「よければこれからも読んでください」と一言が添えられて、「ありがとう」と答えて、その場を離れた。

 ああ、この方法はいいだろうなと思った。

 ホームレスの人たちは、ホームアリの人たちと隔絶しがちだ。もちろん細かい接点はいろいろとある。でも、透明な存在になりやすい。そこにいるのに、いないかのように振る舞われる。もしくは突然の敵意の対象となる。
 ビッグイシューの販売のように、当たり前の感覚で何かを手渡しすることや、その販売員というためにやるべきことを考える、声を出して呼びかけること、買ってくれた人と一言二言会話をかわすこと、そういうことを積み重ねられるのは、じつはとても大事なんじゃないだろうか。

 横浜の実家の近くには、寿町というドヤ街があった。その近くの関内駅周辺には一時期、かなりの数のホームレスが集まっていた。
 私はあまりコミットしてこなかったが、妹はいろいろな形でこの街やホームレスの人たちと関わってきた。寿に暮らす人たちを、別の町の多くの住民が恐れ、嫌っているのも事実。たまに夜の元町商店街などに彼らがくると、まさに透明な存在のように扱われていた。
 だいぶ前に聞いた話だが、妹が「寿を歩くと怖いっていう人がいるけど、寿の人は元町を歩くときに怖いんだよ」と言っていたことを思い出した。

 お互いに怖がっている。それは、ふつうに挨拶したり、ものを渡したり、言葉を交わしたりすることが成立していないからなのかなとも思う。もしかしたら、「雑誌を売る」ということが、そのごくふつうの他人の接し方を思い出すきっかけになるのかもしれない。そんなふうに200円の代わりに手元に残ったビッグイシューと、「読んでください」と言われた一言から感じられた。

 調布に上がってからは、編集会議があって、それから撮影の準備をして、素人が集まってあれこれブツ撮り。久々なんだけど、いままでブツを撮っていただいたカメラマンはみんなプロなんだなと改めて思いなおした。ライトがあっても、ふつうに使えてないもん。スタイリスト兼助手としては、レフ板代わりにポスターの裏側(白い)を持ってもなんのリクエストもこないのが不思議で仕方がない。角度や位置の注文が入らないのだから。それはやっぱり光の扱いをなれているカメラマンじゃないとできないことなのだ。

 素人スタイリストがあれこれ工夫やアイディアを出すと、うまいアングルを探し出してくれるものだった。そういうのは、やっぱりそれで食っている人だからできることなんだなと思う。バリエーションを作りながらいくつかのパターンで撮るというのも、慣れていないと難しい。私も久々の撮影立ち会いというかお手伝いだったので、なかなか勘が戻ってこなくて…。やるべきことをすっかり忘れていた。ほんと、慣れは大事ね。

 終わったら3時間くらいがあっさり過ぎていた。その後、問題になっていた点についての打ち合わせ。問題になるくらいであるからややこしいのである。決まりゃしない。が、決めないといけない。あれはダメこれはダメ、これならどうだ、あれならいけるかと5人が頭を寄せ合って知恵を出す。どうにか決まったときには、1時間半経過。お腹減りすぎ。
 どうにか終わって8時半すぎからやっとご飯にありつけた。カメラマン役の人へのお疲れさまもあって、結局、11時半近くまでうだうだ〜。家に戻ったら12時半を回っていた。しんどい1日でおわした。



04/04/13/tue

■変温動物

 いつの間にやら変温動物になってしまったのかもしれない。暖かかった(暑かった?)昨日は、眠くもならずにお仕事できた。でも、10度くらい寒いらしい今日はダメ。眠い。先週の木・金みたいにやたらめったら眠い。

 思うに、これは代謝の問題なのかもしれない。自力での代謝が低下していて、ある程度の温度がないと、活動できる状態にならないとか…。単なる老化を如何に言い換えるか腐心している私。
 ホルモンバランスもちょっと変わってきたように思うし、やっぱり、7年ぶりにフィットネスクラブに通うか。いや、通おう。そうやって負荷をかけて、体調を取り戻さないことには、仕事も何もあったもんじゃない。この手の体調変化はメンタリティにも絶大な影響を及ぼすから、危険だし。20代のころからの経験が積み重なっているので、多少は学習ができている。最後の問題は、実行力があるかどうかだけどね。

 お外は今日もそれなりに暖かいのかな。西向きで、底冷えする家は、寒くてたまらん。冬眠したい。


■メモ

 内向きには、【その1】【その2】【その3】

 外向きには、【いろいろな情報たち】

 心情としては、【ふんばる】



04/04/09/fri

■大愚痴大会

 ちゃぶ台ひっくり返し欲が高まってきたので、ぐじぐじぐじぐじ同居人に愚痴る。基本的にはどうでもいいことばかりである。

 私は打たれ弱いので、同居人の輪をかけてたいへんな話を聞いても、「それはたいへんだねぇ。でもね…」と、自分の甘い愚痴をはき出させてもらった。そうだ、甘いのだ。それはわかっているのである。それに、ちゃんと寝ているのに、こんだけ眠くて眠くてたまらないのは、起きているとうつうつするからという退避的な反応かも。ということ含めて、はき出しておかないと、いきなりポンッと食らわせちゃうことにもなるからね。

 いろいろ忙しいときに、受け止めてくれる同居人に感謝。


■レッテル

 昨晩、ご飯を食べていたら、邦人3人がイラクで拘束されたというニュースが流れた。ちゃんとやっていたのは、当然、NHKだけだけど。同居人は会社にとんぼ返りのはめになるのかなと思いつつ、まぁ、今の仕事内容ならこの段階でそういう必要はなさそうということで、テレビを見ながらご飯を食べていた。

 そこら中にいろんなコメントがあふれているので、それはおまかせするとして、気になったことだけメモしておこう。

 先日、【イラクに行っていた勝谷誠彦氏】は、「週刊朝日」や「サンデー毎日」に寄稿していた郡山総一郎氏のことを「自称ジャーナリスト」と今朝の更新部分で書いている。

 で、【勝谷氏と同時期にイラクにいた常岡浩介氏】は、イラクで強盗にあったこの勝谷誠彦氏のことを「テレビタレントの邦人」と書いている(3月7日分)。

 なんだかなぁと思う。書かれている内容は別に気にならないが、細部で行うこういうレッテル貼りはどういう立場の人がやろうが癇にさわる。ちなみに、常岡氏は、「FLASH」によると「ジャーナリスト貧乏日本一」だそうだ。あ、これはレッテル貼りじゃなくて、単なる事実認定か!?(笑)

 メディアに関係する人間として、戦場や紛争地帯に行くことについて考えたことがないわけはない。いまの私の現実としてはイラクや紛争地帯は上がってこないけれど、わりと嵐を呼ぶ同居人(フィリピンに行ったらクーデターが起きたり、スリランカ行きを決めたら爆弾テロがあったり)と一緒にいると、巻き込まれやすいかもと思うことがあった。ちなみに仕事ではなくてどれもただの旅行なんだけど。旅行先とはいえ、なんかあったら取材に動いてしまうサガだけは身についちゃっているからね。その場に居合わせたら、オンだのオフだのの境目はないのだ。
 ただ、自分が死ぬのはしゃーないし、いいんだけど、取引の条件にされるのはかなわんだろうなぁ。

 それでも、いま、なんかやだ。やな感じがする。

 重油まみれの海鳥や、クウェートの女の子がアメリカの国会で偽証したこととか、そういうことだけじゃなくて、たまたま『下山事件』(森達也著、新潮社→[bk1amazon])や『葬られた夏』(諸永裕司著、朝日新聞社→[bk1amazon])を立て続けに読んだからかもしれない。
 今回の3人を非難する声は、ぬくぬくした無関心がゆえに発せられるものに感じられる。自衛隊ぶら下がり報道や、イラク戦争のときの米軍従軍報道だけあればいいなら、関心がないということを表明しているのと同じだと思う。



04/04/08/thu

■まぶしい

 こまごましたことは日常にもあふれている。
 というわけで、お昼前にこまごまバスターにでかける。同居人のスーツをクリーニングに出す。郵便を出す。銀行に行く。最近の銀行は、窓口に用があると、どんな用件でも軽く30分はかかるようになってしまった。場所と時間によっては、ATMもものすごい行列だし、とても時間効率性の悪い場所なんじゃないだろうか。

 そういえば、少し前から、晴れた日に外に出るとき、まぶしくて仕方がない。3月の半ば過ぎにも、日差しにめげてサングラスをかけた私。すっかりお日様に縁遠くなっている。日中の日差しがこの時期でももうダメなのかも。家の中では昼間でも電灯がついている。弱めだけどね。せっかくブラインドにした大きな出窓も、結局、ブランドは閉めたまんま。目の前にあるノートパソコン2台の画面の輝度は落とせるだけ落とした上で、黒い背景と濃紺の背景。IEもエディタなど個別のソフトも何もかも、背景色は黒かブルーグレー。唯一、ブラウザのポータルにしているGoogleの地だけが、真っ白いくらい。でも、ふだんは最小化されているので、あまり目立たない。

 どんどん目が退化しているような気がする。

 ……あたしゃ、Gakutかい。彼のお嫁さんになれる自信があるかも。私の生活に、窓はいらんもん。蛍光灯も不要。蝋燭だけだとつらいけど、白熱灯があればよろし。

 あ、でも、パソコンの画面の背景を白以外にすることは絶対のオススメ。特に長く画面を見ている方は、よほど「明るいのが好き」と自覚しているのじゃない限り、お試しあれ。ウィンドウズならデスクトップ上で右クリックして出てくるウィンドウの「プロパティ」を開くと、「画面のプロパティ」になるので、そこの「デザイン」というタブのところであれこれ好みにあわせて設定できる。って、ここを読む人たちには無用な説明でしたな。


■形式重視

 去年の後半、とくに11月12月あたりからのブログの広がり方はものすごい気がしている。もちろん、はてなはもっと前からやっていたし、どんどん広がっていたのはそうなんだけど、いわゆる大手プロバイダが参入してからたしかにケタが変わってきていると思う。

 なんでだろう? と感じていた。

 だって、別にふつうのウェブ日記ならしやすいネット環境は、それ以前からできていた。でも、こういう感じではなかったと思う。にもかかわらず、いまのブログスタイルだと急速に広がっていったのは、「形式」があるってことの気楽さなんだろうなと思う。しかも、「そこそこの形式」である。ウェブ日記だと形式、…スタイルともデザインともいうね、形式を決めないといけない。じつはその閾値が、多くの人にはとても高かったのだろう。研究者ワールドのような素っ気ない作りをするのもためらわれるのが、論文などの掲載物を持たない人たちのごく自然な感覚だろうし。

 その他にも、HTMLやFTPがめんどいだの、カテゴリが便利だの、トラックバックは偉大だなどなど、いろいろあるとは思う。でも、根っこにあるのは「(そこそこの)形式がすでに用意されている」ってことなんじゃないかな。

 しかも。形式のパターンには限りがある。ある程度はいじれるにしても、よっぽどいじりこまない限り、色違いといった程度で似たり寄ったりのそこそこな形式が出来上がる。これは「浮かない」という安心感をもたらしてくれる。さらに。デフォルトの設定であっても、タイトルや名前(ハンドル)で、自分のセンスをさらせる。ほどよい自己顕示にもなる。

 もうひとつは、手書き文字よりもワープロで打ち出した文書の方が良くできていると感じやすいのとおなじ効果があることじゃないかな。つまり、内容が形式によって、ある程度底上げされる。読み手も書き手も錯覚できる。いわば、大きな雑誌のあるページ担当みたいな感覚で参加している気分をもたらしてくれているんじゃなかろうか。
 こうした錯覚は悪くないかなと思う。アウトプットやインプットに自覚的になるきっかけだから。

 あ、あとまさに雑誌的な仲間意識がもてるというのも、いいのかも。つながり欲も適度に満足するだろうし。
 それから、んーと。昔、ニフティのフォーラムで遊んでいた時にその場に対して感じたものと、近づいているというか、戻ってきたような気もする。

 自他共に認める「形から入る」タイプの私は、ブログに乗り換える気はいまのところない。なんでか。いちばんの理由は「面倒」だからなのだけど(慣性の法則っていのは意識や習熟にも働く)、カテゴリー分けが個別サイト内のレベルでも、サイト外のレベルでもピンとこないからかも。えっと、つまりは、分類下手。

 ただね。このブログさんたちが、半年後、1年後にどうなっているかは、じつはあまり明るく見ていないのだ。バブルの跡地みたいになっていないといいなー、というところ。以上、帰ってきた同居人と夜、話したこと(と話さなかったこと)の自分部分のまとめでした。彼がなんでブログにしたのか、改めて聞いてみよう(今日は聞かなかった)。



04/04/07/wed

■声

 4月になって、薬丸・岡江のメイン以外は全取っ替えされたらしい「はなまるマーケット」も2週目になった。今日は、調布へ向かう前につけていたテレビから、「ん? この声は…」という声が流れてきて、確かめるとやっぱり水野真紀。(代議士センセと)結婚して、はなまるのレギュラーになる資格をゲットしたわけか。

 この元きれいなお姉さんの難点は、私が耳をとめた「声」なんじゃないかと改めて思う。

 かわいい系のお嬢さん女優さんだし、そういう意味合いの役柄が割り当てられてきたけれど、いまいちぱっとしないのは演技力じゃなくて、声そのものが理由じゃないかとにらんでいる。
 たしかナンシー関に取り上げられたときは、「記号」として流通する役柄を、じつは彼女がもっている演技力なんかを無視して押しつけられているんじゃないかという内容だったように思う(たしかめていないから必要な要素が抜け落ちているかも)。その最たるものとして例示されていたのは、温泉のピンポン台で見せる、「チラッ」のCMだったはず。
 そういう「当てはめられたわかりやすい役柄」があり、でも、それを打ち破るでもなく、かつ王道のお嬢さん女優でメインをはれるでもなく、という来し方は、彼女の「声」が制約になっていたんじゃないかなぁ、と、朝から無意味な考察をしてみた。

 私も変な声なので同情するのではあるが、水野真紀の顔と声は激しく不一致。しかも、素のしゃべり方が声のダメさを強調する。つまり素ではしゃべりもダメなんであるが。
 いちおうは女優さんなんだから、発声練習くらいはしたことあるんだよねぇ。ちがうのかな。ボイストレーニングを必死で受ければかなりかわるだろうにな。


■おしごと

 調布へ行って、会議2つとこまごましたことの確認などをすませて、神保町によって帰ってきたら6時過ぎ。ああっという間にすぎる1日。本格的にテキストに向かえると心していると、飛び込む図版関係の〆切作業。いとかなし。テキスト用とは別に、図版用身体欲し中。

 雑事も仕事なのだから、いたしかたなし。平身低頭。>各位

 来週は撮影ですって。久々。



04/04/06/tue

■備忘録

 その1。田中真紀子の長女vs週刊文春の事前差し止めは、とりあえず特別抗告期限が切れて、高裁の結果で確定した。で、いま私が思っていること。
 さっさと、長女の元旦那の独占手記をとらんかーい。もめているうちに出るかなと期待していたんだけど、ダメだった。これからなら、文春が掲載したら快哉。「田中家の元婿からの手紙」てな感じで、いかがっしょ。元秘書さんだって気張っているんだから、ここはひとつぜひとも元旦那に気概を見せてほしい。たしかメディア関係者による職場結婚だったんだし。

 その2。あと、前にもたしかリンクしたことがあったような気がするところへ再度。だって、だいぶ内容が増えてきたんだもん。【スタジオ・ポット】で連載が続いている【デジタル/シゴト/技術】
 いまのお題はダーマト。これ、私はあまり使わずにきてしまった。ポジフィルムと縁が薄かったもので。文字校正の引き合わせをつぶす印は、黒の鉛筆でやっていたしね。そのときの右手には、直っていないところを再度書き込む赤ボールペン。左手が黒シャーペン。こういう作業ももうとんとしなくなったなぁ。左手の下にあるのも、右手の下にあるのも紙だった時代。いまは最終的なアウトプットが紙ではない仕事がメインなこともあって、片方ないし両方がディスプレイになりやすい。

 マーカーがすぐ乾くという指摘には納得。ダーマトも赤だけじゃなくて、いろんな色があるもんね。ずっと赤だけだと思っていたから、カラフルなダーマトを見つけたときは驚いたもんだ。
 それから、えーと。この石田さんの連載の中でも早々に「○○とは」で検索をかけることが指摘されていたことを、今日、ずらっと目次一覧を見て思い出した。記憶容量に難がありすぎる。

 その3。「しがつはきらい」だけど、4月になったらNHKの「みんなのうた」が新しくなって、ついつい見てしまう曲になった。前の「象だゾウ」もすごかったけど、あれは大人としては微笑ましくやりすごせた。
 今度の新曲である「とのさまガエル」はやりすごせない。しりあがり寿の絵もさることながら、2who'z(ツーフーズ)というよくわからないユニットが歌っている、詩というかなんというかが、ツボ。【「みんなのうた」の新曲紹介】を見ると、ポケモンのたなかひろかずらしいが、私はポケモンを知らんからなぁ。ほしいけど、「みんなのうた」って反響が大きくないとCDとかにならないみたいだし…。すくなくともいまは無理そう。


■タミフルも例外になれる仕組みではなかったのね

 読売新聞の【2004/4/6/15:01】にウェブにでた記事によると、タミフルにも耐性ウイルスが出てしまったらしい。3割がどれだけ実態を表している数字かまでは私にはわからないけれど、耐性ウイルスを本気で心配しないといけないのは確定的なのだろう。
 いま日本が必死こいて備蓄しているのは、このタミフルだから、タミフル耐性インフルエンザウイルスが日本から出やすそうでもある。バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌も日本で最初にみつかったんだよねー。うーむ。同じことが繰り返されませんように。この辺の危惧は、【2月7日のてくてく】と続く【11日のてくてく】にメモがありんす。

 しかし、読売のトップページのサイエンスコーナーからリンクされている記事の見出しは「インフルエンザ薬タミフル、3割の子供に耐性ウイルス」だと。もちっとどうにかならんでしょうか。これじゃ、わからんぞー。
 片や、同じ読売の医療ニュースのコーナーだと「タミフルで約3割に耐性ウイルスが出現」になっている。あいまいだけど、トップよりはましに感じる。こちらは【2004年4月6日】というタイムスタンプというか日付が記事にくっついていて、この発表をおこなった河岡義裕・東京大学医科学研究所教授とは別の人のコメントもくっついていた。



04/04/05/mon

■日常

 1日からだと思っていた毎日新聞とmsnの合体が、今日からだった。めーわく。やっとこさ毎日新聞のウェブサイトに慣れてきていたのに、またインターフェースを一から学習しないといけない。

 お昼過ぎまでは、下に書いた親孝行のお手伝いで外出。帰宅後は、こまごま。こまごましたことを進めているうちに、経験上では、だんだんと後ろ向きが解消されるものである。手を動かすことは大事だなぁ。メール書いたり、メール書いたり、今後の予定を確認したり、原稿整理をしたり。これが進まんのだ。みー。

 とはいえ、こまごましたことも自宅でやっていると、ほんとに人と話さなくなる。週に1回は会議で出て行くけれど、その他の6日間はたいてい同居人としか口をきかないからなぁ。日々いろんな人と連絡はとっているけれど、圧倒的にメールなので、“しゃべっている気分”と錯覚しつつも、静かなもんである。でもって、「私は畑仲さんを通してしか世界とつながることができない」とか言ってみたら、「そういうことを言いたい気分だってのはわかった」と軽くかわされてしまったよ。今日だって、外出はしたけど、「ぱーこーさんらーめん」という言葉だけが、同居人以外に向かって発せられた声なのに。

 そして、夕方のニュースチェックをしていたら、【森田さんのヒマネタ】を見つけた。読売のサイエンスコーナーにのる、「太った犬の主人は肥満気味」という記事。いや、いいんですけどね。森田さんたら、ロスでおちゃめなヒマネタの転伝モノ書いちゃって。元気かなぁ。元気なんだろうな。私がほしいのは、トイプードルかミニチュアピンシャー。これって、私に似ている? ちなみに同居人はチワワがいいらしい。プルプル震えるあたりは似ているかも。


■入学式の取材

 今日は、ほんとなら調布へ行かないといけなかったのだけど、どうしてもというオブリゲーションではないので、同居人の親孝行のお手伝いをすることにした。大学院の入学式。昨日の雨と寒さだったらどうしようと思っていたが、天気も良くて、快適な日になった。ほっ。タイミングよく手元にやってきたLUMIX-FZ10を持って、入学式が終わる頃を見計らって安田講堂前に行くと、大学院だというのに、親御さんがけっこうわらわら。さらには、「父母控え室」が別棟に用意してあって、中の様子を中継しているつーのに笑った。私、ここで控えていればいいのかしらん? 父母じゃなくて、内縁の妻ですけど。

 1部と2部に別れていて、主には文系分野中心の入学式が終わって出てきた同居人は、なんか職員みたいだった。いちおうスーツは着ていったんだけど、ヒゲははやしてるし、年食っているからねぇ。まぁ、でも古希も過ぎた母親が喜んで舞い上がっているということらしいので、「東京大学大学院入学式」という看板の横に立つ姿を写真に撮ることにする。みんな同じ事を考えてるわけで、順番を待つ列ができていた。と、いきなり看板の横に幸田シャーミンが立って、写真に撮られている。自分の関係者しかとらない周囲の人々が、このときばかりはシャッターを切っていたのが、なるほどというか、顔が知られていることの現実を感じたなぁ。彼女がいたことで、同居人が最高齢ではないことも確認できたわけだし、よかったよかった。幸田シャーミンは何をおべんきょなさるんでしょね。新しくできた公共政策大学院かな。
 あとは、安田講堂の時計を入れて、あおったアングルのショットを撮って、おつとめほぼ完了。プリントして送らないといけないけど。

 こんなことをしていると、気分はすっかり「入学式取材」である。どうせなら式に潜り込んで、来賓として招かれたという前東大総長・蓮見重彦の話も聞けばよかった。ものすごーく長い総長談話を数年前の学部の入学式で食らわせた蓮見センセである。その話を枕にしゃべっていたらしい。学部から東大の院生たちにオオウケだったとか。
 し・か・も。壇上にいる総長とか、各学科長とか、先生方みなさん、あのアカデミック・ガウンと帽子を着用なさっていたんだって。コスプレ? いや、傍目には羞恥プレイっぽく映りそう…。

 ただ、大学院の地味な入学式なのに、テレビのENGが3台くらいは来ていた。なんででしょーか。理由はもちろん、佐々木総長御自ら「とくに歓迎します」と言ったらしい、法科大学院の入学式も兼ねているから。まー、早稲田、中央と東大が300人の大規模ロースクールだからね。実際、新入大学院生の数でも他を圧倒していた。その他大勢の院生なんか眼中にはありません。
 それと、これは帰ってきてから知ったのだけど、大学院の入学式は今回が「はじめて」だったらしい。それもあって、取材が多かったんだな。独立行政法人化されたからか。にしても、「最後の」とか「はじめての」とかにうまくひっかかっているなぁ、同居人は。

 あ、ちなみに、私の最近のお気に入り東大スポットは、「帝大下水」と書かれたマンホールの蓋。そこにしゃがみ込むスーツ姿の同居人も撮影した。その後は、当然、瀬佐味亭で酸辣麺を食べて、ガイダンスに出席する同居人と別れて帰ってきました。



04/04/04/sun

■しがつきらい

 4月になって早4日。やっぱり4月はキライだ。新しい感じがいやかも。明るさ全面展開なムードがすでに苦手なんだな。思いっきり、後ろ向きで落ち込んでました。過去形になりきっていないけど。5月病なんてわからんけど、4月の陰鬱な気分はけっこう強いだろうな。ちゃぶ台ひっくり返し欲増大中。

 そんな中、「見ないの?」という同居人の声にせかされて、『イノセンス』を見に行った。雨だし、寒いし、つかれた。オープニングは好みがぴったり。もっのすごくかっこよくて、あそこで出てきたら120%満足だったかも。絵柄も嫌いじゃないし、鬱陶しいのもいいんだけど、せっかくハッキングがシームレスに描かれていたのに、背景が場面によってシームアリアリ。背景画にばっかり意識がもっていかれちゃって悲しいよぉ。
 ただ、日比谷で見たからなのか、半分も埋まらないガラガラさで、しかも大半がカップルだった。単身男性はどれくらいいただろうか、という程度。あと、男性のレベル高め。これが不思議だった。女性のレベルよりも、男性のレベルの方が平均は高かったんじゃなかろーか。ま、爬虫類系が好きな私の価値判断ですけどね。むかーし、エヴァンゲリオンの2作目を見に行ったときは、観客の男子を直視するのがつらい雰囲気だったから、その記憶と比較してしまったよ。

 んー、もうちょっと元気のいいときに、もう1回見たいかな。投げやりな気分だと、「いいねぇ、こだわれることがあって」くらいな受け流しになりがちな私なのでした。あ、気分転換なら『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』にしときゃよかったのか。これは同居人が興味を示さないので一人で行こっと。

 で、終わったら、懸案のデジカメ問題を解決すべくビックカメラに向かった。我が家においでましましたデジカメは、その昔のカシオQV-11(38万画素)からはじまり、コダックの重くてすぐに撮れなくなってしまう150万画素のDC215を経て、おもちゃとしてソニーのサイバーショットU20(200万画素)。現在、稼働中なのはこのサイバーショットのみ。さすがにおもちゃ以上にはならないので、もうちっとこましなデジカメを買わないとと思いつつ、1年以上過ぎてしまっていたのだ。

 ハイエンドコンパクトか、一眼モドキのか、両方か。考えたら、銀塩フィルムのカメラだって一眼とコンパクトと両方持っていたんだから、デジカメだってそーだよなと納得させつつ、見て回る。結局、同居人の好みを反映させて、とりあえず店にあったパナソニックの大きいLUMIX-FZ10購入。12倍ズームですって。でも画素数は400万。ちっちゃいLUMIXも400万なのにと思いつつ、まぁ、小さいのはサイバーショットがあるから、大きいのにした。いびつー。でも、ふつうに使う分には400万あればジューブンである。グラビアカメラマンじゃないもーん。といいつつ、新しく出たニコンのクールピクス8700も気になる私。安くなったら、800万画素というこの子を狙おうかしら。これか、ほんもんの一眼か。そいでも15万円くらいで買えるようになったし。

 しかし、このLumixはデカいなぁ。小さめの気軽なのもほしい。暴速系と言われるリコーの28ミリ広角のも買っちゃおうかな、という浪費モードが到来。落ち込んだときは、体を動かすor大きな声を出すor衝動買いをする、といった気分転換がよろしいわけでして、買うかぁ。ここんとこ、じつは本もどしどし増えているくらいだし、カメラくらいいーよねー。


■変な割り算

 昨日、ニュースチェックをしていたら、毎日新聞が、変な割り算の記事を書いていて、頭をかかえる。

 「BSE:感染牛1頭発見に11億円」というタイトルの、2004-04-03-15:00にウェブに出た記事。内容は、要は、BSE全頭検査が始まってからかかった費用を、発見された感染牛で割ったら1頭につき11億円かかったよ、というものである。ちなみに費用は、検査キットとその設備費だけで99億円で、現在発見された11頭のうち最初の1頭(当然、全頭検査は始まっていない)と、死亡牛検査で発見された1頭をのぞけば9頭だから、「99億円÷9頭=11億円/頭」てな計算。

 あの。これ、なんの意味がある割り算なんでしょか? ちなみに、これまでに全頭検査した牛は301万7245頭なんだと。こっちで割り算するならまだわかるんですけど、なんで感染牛の数だけでしか割らないの? 概数でいいなら、「99億円÷300万頭」という割り算をすれば、これまで牛1頭の検査に、えーと、…安産もとい暗算できない。

 99億÷300万=「99×10の8乗」÷「3×10の6乗」=33×10の2乗

だよね。ここで挙げられている数字をつかうと、1頭3300円ぽっちりになっちゃうよ。牛1頭だったら、何キロあるんだろう。我が家では300グラムぐらいしか買わないから、そこにかかるコストは100円以下なんじゃないの? スキヤキするときに安全料としてプラス100円取られているってくらいだったらOKってな割り算もできちゃいそうじゃありませんこと?
 ナンシー関が存命だった頃、「二人の年齢を足すとちょうど100歳」だのなんだのという定型の修飾語にツッコミを入れていた。「なぜ足す?」と。ここでは「なぜそれで割る?」になるな。そのコラムを思い出して、「ナンシー関はもういないんだ」とまた憂鬱さをましてしまったじゃないか。

 ただ、私は統計が苦手だ。データのもつ意味をちゃんと取り扱うトレーニングを受けていない。だから根本的な勘違いをしているのかもしれない。そうだったらいいな。




先月のてくてく→2004年3月
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