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2005年10月のてくてく

05/10/29/sat

■民法の実地復習

 昨日の夜中、やっと衣替え。これでウール素材の服が、着られるようになった。
 でも、衣替えというより、クローゼットの中身の把握と若干の整理という感じだった。なぜなら、引っ越し業者に荷ほどきまで頼んだせいで、どこに何があるかいまいち把握できていなかったから。そして、大枠の指示はしておいたものの、「こうしよう」「ああしよう」という細かい思惑とは全然別の詰め込み方をされたので、目の前にあるとわかっているものも、取り出せない状況でもあったのだ。

 どうにかこうにか、一通りの冬物を確認し、だいたい仮の置き場所を決めた。最終的にはクローゼット用の引き出しや棚を買う予定なので、それからフィックス。でも、当初の予定通り、「衣替えのいらない収納」にはなったぞ。夏物も冬物もなしに、通年使える状態なのだ。ふふふ。せいぜいが、引き出しの位置を変えるとかそんな感じですみそう。……要は、衣装持ちじゃないってことです。はい。

 やっぱり寝室がムダに広い。うーん。これは予定外。途中で、けっこうスペースがあるかもとは思ったが、図面だといまいち実感が伴わなくて。やっぱり、寝室用のキャビネットとか棚とか本気で探さないと。置こうと思えば、ドレッサーなるものもぴったりおけそう。でも、ドレッサーはいらない。化粧しないから。基礎化粧くらいはしたいもんである。正確には、「しないとまずい」ぢゃ。

 ……待てど暮らせど、今日配達予定のローシェルフが来ない。第一、これまで配達予定時間の連絡が、当日わりと早い時間にあったのだが、その電話もない。うーむと思って、買ったところに電話をしたら、調べて折り返してきた。そしたら、なんと発注ミス。というわけで、今日どころか、来月半ばまでこないことになりました。
 まー、ミスはあるものなので、起こってしまったことをあれこれ言っても仕方ない。ちゃんと謝ってくれたし。ちなみに店頭から製作所への発注ファックスが届いていなかったんだそうだ。でもって確認もしていなかったというミス。「内部的なことですが」と断りつつもちゃんと説明してくれた。

 電話をしながら、こういうときに買主の立場として、何ができるのかなと考えるようになったあたりがまがりなりにもローに通っている成果かな。というわけで、以下、個人的復習メモ。間違っていたらごめんなさい。

 えーと、何ができるでしょう。まず、売買契約において、「目的物を引き渡す」という売主の債務について、売主の瑕疵「責めに負うべき事由」っていうやつ(帰責事由、)による履行遅滞がある(んーと、ありていには「遅れた責任は売主」ってことか)。つまり債務不履行といえますね。ただ、細かくは、目的物たるローシェルフが「特定」されていたかどうかが法律的には問題としてある。たとえば、すごく気に入った節目のあるローシェルフで「これ」と指定していたのに、間違えて他の人に売ってしまったケースなんかは、「特定」ともいえるのかな。この辺は前期から混迷しがちだったし、いまの民法でもニガテ意識大。特定されるとやっかいなんだよ、いろいろと。
 まぁ、でも今回は、倉庫の中の「これ」と指したわけではないので、「不特定物」だよね。実際、調達可能(というか現実は新たに作るらしい)なわけだし。売主としての私が持っている債権は、種類債権というものになる。

 で、ほんとは売買契約みたいな双務契約は同時履行の関係(引き渡さなきゃ払わんとつっぱねられる)にあるんだけど、世の中そんなに原則通りじゃないので、すでにお金は払っている。しかも全部。さして高いものじゃないからね。

 てな状況で、私は何ができるか。まずは「履行請求」。ちゃんとやってねー、ということですね。あとは「解除」という行為。つまり契約をなかったことにしてもらう。元に戻すのが原則。そすると、支払った代金債務は返還される。あと何か損害があれば、損害賠償ができる。

 電話をしながら、私の脳裏に「あー、これって債務不履行で解除できるパターンなんだなー」という知識が浮かんできた。で、解除するの? 自問自答。その間、現実的にしたことは、「遅すぎる」と不満を言うこと。ガス抜きですね。さすがに、ほんとは整形外科のリハビリにいけるはずだったのに、ずっと待って過ごしたこの時間をどうしてくれるという思いと、半月以上先まで部屋のレイアウトが決まらないのかーというげんなり感が、襲ってきたから。フォローとして、「現在、展示してある商品をお届けして、できあがり次第、交換させていただきます」という提案もあった。ありがたい申し出だけど、めんどい。2度受け取りとセッティングをしないといけない。

 でもさー。「解除」って個人生活ではあんまり現実的ではない気がする。脳裏に浮かんだけれど、「解除したあと、どうするの?」って思うと、「じゃ、解除します」という選択肢はとりにくい。2度受け取る以上にめんどくさい。振り出しに戻るなわけだから。気に入って注文した商品なわけで、それ以上に気に入る商品をまた時間かけて見つけるってこと? などと思うと、「ムリ」という文字が瞬時に頭に浮かぶもん。

 解除はなかなかできないと走馬燈のように思った、履行請求者の土曜日でした。トイレを我慢していたとか、リハビリにいけなかったとか、部屋が片付かないとか、そういうことで損害賠償請求もでけんわな。菓子折一つの世界でしょう。菓子はいらんぞ。代わりのもんもいらん。商品だけ届けてくれーい。



05/10/23/sun

■水伝と大きなテレビな週末

 日曜日もサザエさんが終わってしばらくたってから、月曜午前の授業の課題が出るのはきついっす。ないのかと思っていた。結局、毎回、こうなるのかにゃ。

 昨日、しみじみとmixiにまだアカウント(?)があってよかったなぁと思った。当然、各所で、【「mixi招待します」という動きを起こしている】、「水伝」の【きくちさん】によるトピ「なぜ信じたのか、教えてください」を読む。

 あの本は、大阪にいたころ最初のが出た。中身を見ないでいたうちは、「きれいそうだな。氷の結晶の写真集かな」と思ったのだけど、ちらっと開いた後は、「こんなん、サイエンスのコーナーに置くな」と心の中で叫んだ。でも常時、面立てで置かれていて、とても悲しかったなぁ。
 すでに中谷宇吉郎も読んでいたし、少しは水の取材もしていたし、まぁ、なんというか「波動」だったし、私の中では箸にも棒にもかからんなというのが感想ではあったのだが、いつの間にやら「お水様」になられて、道徳の授業で取り上げられる存在になっていたとは。

 きくちさんの地道な活動には頭が下がる。その一方で、こうやって言及することが書き込みのブレーキになっているのかもしれないな、と、mixi外で大きく話題になってから書き込みが止まってしまったことが気になる。いちおうの発言は出尽くしたというだけなのかもしれないけれど。  ただ、mixi内で話題になることと、mixi外で話題になることの違いもなにかありそうだなと思ったり、mixiの様子を見ていて「mixiとかのSNSが急成長している裏で、ひっそりとニフティのフォーラムはなくなったんだなぁ」と、SNSとフォーラムの類似性を考えながら感慨深く思ったり。

 比較的穏やかな週末には、こんなこともできてうれしい。そして家には32インチのテレビが届いた。で、でかい。それまで14インチを転がしておいたので、一気に倍以上になると、びびるくらい。同居人がネットで情報収集してきたマイナーメイカーのなので(とはいえテレビCMを打ち始めて驚いた)、リモコン設定がうまくいかずいまだ悪戦苦闘中(彼が)。
 ただ、人間の慣れる力は恐ろしい。昼には「大きすぎた?」「27インチのでよかったかも」といっていた我々が、夜には「なんかふつーに見えてきた」と言っているんである。

 でもテレビ台は来週。順序、間違えてる。



05/10/22/sat

■目が回る

 比喩的にも目が回る日々である。が、いまは直截的な意味で「目が回る」。なぜなら、家の階段が1階分につき2回曲がる作りだから。ようはクルクル回りながら上下移動しないといけない。
 で、3階から1階、1階から3階への一気移動をすると目が回るんである。
 家の中でくるくる。小さい家であることの証左。少し悲しいかも。

 今週末は、引っ越してやっとなんの外出もしないでいい週末になりそうだ。ていうか、お出かけはしんどいの。もちろん、手のリハビリやいくつか生活立て直し業務はあるが、基本的に受け取り・立ち会い等なので比較的らくちん。こんなにゆったりできるものだとは。ほっ。やっぱりこの2週間は、平日も週末も新居関連業務に追われていたのだと改めてわかる。予習も少しは落ち着いてできるであることよ。月曜火曜がえらく重いので、週末が勉強に使えるようになるとえらく助かる。

 が、それはすなわち、「とりあえず」でスタートした生活が「とりあえず」のまま継続されることでもある。あと何が必要なのかなー。列挙してみるべし。

比較的急ぎ:
水切りかご、追加のゴミ箱、傘立て、ホース、消化器、クッション・座布団類、洗濯機横に置くかごタイプの細いワゴン、寝室のナイトテーブル、寝室用キャビネット、クローゼット用引き出し、トイレットペーパーホルダー、文房具整理用の引き出し。

ゆっくり考えたい(けどほんとは早く欲しい):
リビング用のテーブル数種(ダイニング用、サイド用のネストテーブル、ちゃぶ台系)、残りの各種窓のブラインド類(をどうするか)、デスク用のいす、

 ……ほんとにほしいのは、並び替えをする時間なのだな。でも後回しにされる運命。本の天地が逆さまのままになっているのを見ると、申し訳ない気持ちになる。が、実害がないのでついそのままだったり。

 あ、忘れていた。かなり急ぎ! 表札!



05/10/17/mon

■脱まるみえ

 考えたら、先週の木曜日は、サッシの直しもあったのだった。上下スライド式の網戸の受けがなく、下げていくとスルッと抜けてしまう状態だった。もちろん受けがないのがおかしいわけで、その修復と、さらには我々が気づかなかったはめ込み網戸の直し。外側にはめ込まれていて、窓の掃除ができない状態になっているところがあった。

 そういう細々した直しがあと1カ所は見つかっている。シャワーヘッドとホースが当初の予定よりも低いグレードのまま設置されていた。こういうのも見逃すんだよなぁ、竣工立ち会いでは。住み始めてからとはいえ、よく気づいた。えらいぞ、自分。
 問題続出だったLANはつながる点は問題がなく、見た目の問題が残っているだけになったので、これ以上は諦め。少し通常と違うことをリクエストすると、やたらと問題が生じやすいところだった。

 今日は、やっとこさカーテンというかブラインドとロールスクリーンがついた。いままで、夜に電気をつけると丸見えの家でした。これからもどうしようかなというところが残ってはいる。細い明かり取りの窓とか。何もつけずに、そのまんまにするべきかどうか。ほんと、どうしよう。急がないけれど、ほかにもつけたいところはある。

 なんか生活のための雑事が、毎日毎日性懲りもなく対応を迫ってくるなぁ。薬指は相変わらずしびれているし。夜になると、じんわりと痛みが出てくる。夕方、整形外科でリハビリを受けておいた。……勉強しなくてよければ、ほんと、気楽なんだけど。



05/10/16/sun

■衝動買い

 「ああっ」という間もなく、時間が過ぎていく。

 何をやっていたのかというと、11日の火曜日は幸いなことに午後の授業が休講で、3時に各種修復業者がやってくるのを待っていた。この日に直したのは、なんだっけ。収納棚のダボレールが浮いていたのを止めてもらい、トイレのフラッシュバルブが飛び出してきたのを直してもらい、床暖房の配線を直してもらい……、ってことは前に書いたな。
 その後、前にスカート自転車巻き取られ事件で救出した中国人留学生が、休み明けで日本に戻ってきたので、救出仲間のクラスメートと一緒に夕飯へ出て行った。何気なく、「ご兄弟は?」と聞いたら、返事はもちろんこうだった。「一人っ子。一人っ子政策だから」。おおー、当然そうですね。知識としては知っているのだけど、ぜんぜん身に付いていないのがバレバレ。なんだかリアリティをもって「一人っ子政策」を感じてしまった。お互いの学食を行き来しようと言っていたけど、あちらさんの学食はえらくきれいで、とてもとても東大の学食へお招きなぞできない。というわけで、我々のみ、あちらさんの学食へ行ってみよう。

 12日の水曜日は、午前と午後に授業があって、全然予習ができていないのに午後の授業でばっちりあたってしまって悲しかった。当面どうしようもない。身体も疲れ切っていて、めためたっす。家で鎮痛剤を飲み、じっとしている。
 13日の木曜日は、延ばしていた追加担保の設定に銀行へ。実印を押すためだけだよ、実際は。電子認証にしてほしい。ついでに免許証の住所変更。これが変わっていないと不便なのだ。朝から動いていたので昼前に一息つき、同居人は学校に行く。今学期は水木に授業があるらしい。私はしこしこ復習。夕方近くに学校へ行って、映研の上映会。ビスコンティの「ベリッシマ」を観てくる。いいなぁ、バーブラ・ストライザントと田中真紀子を足して2で割らないような、はちゃめちゃイタリア女性。でも愛情深い。元気がでます。ビスコンティってこういう作風だっけ? なんかもっと大人しい作風の印象があるのだけど。幹事選択作品の奥深さにも感動。ほんとはさらに「カサブランカ」とハンセン病支援フィルムの上映があるのだけど、さすがにこの日はやらなきゃいけないことがありすぎて、1本だけで帰ってくる。夜は予習と復習。やたらめったら眠い日だった。理由はわかっているので仕方ない。

 14日は、授業2コマのあと、サバイバルな復習会初回を経て、雑事をすませると、午後7時からの合コン。といっても、1年生と2年生と先生方という、極めて雑多な合同コンパ。結局、先生方とはお話しせず、2年生にあれこれ話を聞いていた。でも立食で2時間は厳しい。薬飲みだったから酒も飲めないし。某先生が入学式のときと全然ちがって、お茶目な物言いをしていて驚いた。そっかー、そういうキャラなのか。夜は、しびれている薬指が悪化して、ひじから肩にかけてずーんと重い痛みが走るようになった。薬指もしびれというより痛み。まずい。腱鞘炎が悪化しているのかと悲しくなる。

 昨日の15日土曜日は、私の両親と妹が新居に来た。けどその前に、近所の整形外科に朝イチで飛び込む。症状を話して、少し触診すると、首のレントゲン撮影。え、腱鞘炎じゃなくて、頸椎ヘルニアってこってすかい? ぞわわ。空いているので、座って本を開いて落ち着きそうなタイミングですぐ呼ばれる。いえ、ありがたいです。レントゲンをみると、幸い、頸椎の椎間板がつぶれているわけではないという。どこも間隔がちゃんと空いてはいる。でも、一カ所だけ少し椎間板が出気味らしい。これが原因ぽい。というわけで、当然、首の牽引と低周波治療があって、初体験。頸椎の牽引は、首つり状態になりっぱなしかと思ったら、ゆーっくり引っ張り上げては、ゆーっくり下ろし、が繰り返されるのね。でもって低周波は、マッサージ状態。気持ちよかです。しばらく時間をつくってリハビラーになること決定。湿布薬をもらって帰る。
 この日の午前中は、各種通販注文品が到着する予定でもある。同居人に任せていたので、帰宅するとあれやこれやと格闘してくれていた。感謝。少しだけ手伝っているとそろそろ両親が到着の時間で、迎えに出る。乗り換えに手間取ったらしく、当初の予定より少し遅れて到着。家に戻る途中のパン屋さんであれこれ買い出しして、できあいのウェルカムパーティー準備。

 カーテンもまだついてない、かつテーブルもない状態だが、揃ってから呼ぼうと思うといつまでたっても呼べないので、とりあえずはファーストゲストということで、勘弁してもらう。年寄りに3階は申し訳ないが、まだ元気なので我慢してもらおう。「いい家だ」と言ってもらえてほっとする。
 3時前に、両親と妹が引き揚げ、それから同居人と新宿へ。同居人の机を確認するのと、テレビ用のローボードを注文するのがメイン。通販生活で見つけた机の質感を確認しに、カタログハウスの路面店に行ったのだが、やっぱりちょっとカラーボックス的な表面と色が悲しい。とはいえ、サイズや構造はほぼ希望通り。家に帰って注文しようということになる。その後、西新宿のオゾンに行き、テレビ用のローボードを再度確認して、えいっとオーダー。木の家具なので、お安くはないのぅ。

 ついでにコンランショップで日用雑貨を買うときに使おうと、たまったポイントを商品券に変えて、戻る途中。再び、出会ってしまったのだ。ナラ材の机。前に来たときも「かっこいいねー」「でも高すぎ」と諦めていたものだが、また見るととてもよい。カタログハウスの机も悪くはないが、これと比べるとねぇ。値段も倍どころではない差があるし。同居人の机として「こっち、プレゼントに買ってあげようか?」という話をしていたら、お店の人がやってきて、あれこれ説明してくれる。サイズや引き出しなども自由にできるそうだ。要はオーダーメイド。そういう話をしていたら、同居人も封印していた「ほしい気持ち」がほどけてしまったらしく、「よし、買おう」。そうしたら、私の「ほしい」も刺激されてしまったあるよ。

 はい。二人して衝動買いしました。ナラ材の机。締めて37万円也〜。

 とはいえ、まだ請求書も来ていないので、一切払っていない。踏みとどまるならいまか?! って、もう、踏みとどまれませんね。火がついたのを無理矢理消化するのはキケンだもの(強引)。しかし、こんなもんを衝動買いする我々は……。

 いま私が使っているサザビーの机が不要になってしまった。約15年前に7万円程度で買ったのだし、その後、フリーランスで仕事をしてきた私にしてみれば、日々お世話になったので、十二分に元はとったといえる。まだ使えるので、どなたか気に入る人がいたら、おゆずりしたいです。片方が3段の引き出し付き(硬質パルプのやつ)で、片方はシンプルな足。上にのせる天板は60センチ×120センチで、天板の上側までの高さは73センチ。天板はのせるだけなので、わりと運ぶのも楽そう。

 今日も通販商品が届くし、洗濯はしないといけないし、あれやこれやと雑事におわれる。少しは楽になっているが、薬指は依然しびれているし。同居人は大阪に日帰りで両親の様子を見に行っているので、もっとたいへん。頭が下がる。ああ、勉強する余裕もないままに週末が過ぎていった。



05/10/11/tue

■上往下往

 見出しは、いまの同居人と私にぴったりな表現。右往左往なんて、あまいあまい。水平移動なら疲れないじゃないか! 垂直にうろうろするのはしんどいぞ。

 妙な疲れがたまっている気分。勉強する気が行方不明になりました。トシのせいか、腱鞘炎にもなっているようだし。私の場合、親指じゃなくて薬指がしびれる。ズボンをはく動作で親指にひっかけるような動きをすると、ビクンという痛みが薬指に走ることもある。腱鞘炎というのは中年女性に多い症状なんだそうで。はいはい。わかってますよ。

 一口に腱鞘炎といっても、バネ指、ド・ケルバン症候群など、部位によって名前が違うらしい。薬指だけだと基本的にはバネ指なのかな。原因はキーボードか、それとも試験期間中に酷使した手書き作業か。どっち?

 いったい、いつになったら私は新しいところでの生活に慣れるのだろう。慣れる日が来ないような暗澹たる気分に浸ってみている。軽い引っ越し鬱とかなのかなぁ。引渡も済み、引っ越しも済みっていうことは、所有権も占有もしているのに、どうも自分の家と思えない。これまでの引っ越しと違って、歩いて移動できる程度の距離だから家以外はほとんど変わらないし。「引っ越した!」というすがすがしい気持ちはないねぇ。

 そういえば、今日、クラスメートに「困ったトラブルとかありました?」とリアル民法な経緯から感想を求められて、こう答えた。「理論と現実はちがーう」。だって、請負契約の履行に必要なのは「完全な仕事」なのだけど、それに対して「直さないと、代金は支払わん」というつっぱりをするには(これを法律的には同時履行の抗弁権という)、ものすごい大きな問題があるか(裁判にするようなくらいの話)、つっぱることができる余裕がないと無理なのだ。賃貸で住んでいるところを明け渡さないといけないとか、授業が始まってしまうとか、そういう諸般の事情から自由な人じゃないと、注文者の権利をフルに活用することなんてできましぇん。そんな自由な人、どれだけいるっていうんだろう。

 今日もそんなこんなで、細かいところの直しと確認が計6件。新規の相談事項と持ち帰り確認が4件。3歩進んで2歩下がっているくらいかな。途中、床暖房にあった問題では、すわフローリングはがしが必要か(=張り替え)、という雰囲気が漂ってきて、「じゃあ、このワックスは? ワックスを塗ったらまた3日入れないよ」とあわてる。どうにか事なきを得て、電源が入るようになって落ち着いた。私の印象では、本件工事は電気系統の対応がめためたかな。

 ふぁぁ。ひたすら眠いよぉ。



05/10/09/sun

■引っ越しました

 筋肉痛。しかもどこがというわけでなく、全身。……昨日の引っ越しで、明日ではなく今日筋肉痛になったのだからヨシとしよう。が、考えたら「おまかせパック」なのだから、筋肉痛になるのはなぁぜ? という気がしないでもない。知らず知らず、身体を使っていたのか? それとも、ほとんど使っていないのに、筋肉痛になる身体になった? 筋肉痛の身体に、階段のある家はつらい。筋肉痛じゃない人は、お近くにいらしたらぜひお立ち寄りください。

 というわけで、住所とファックス番号が変わりました。が、ファックス番号は電話番号と同じになっただけで、電話番号もメールアドレスも変わりません。郵便は当面転送もされるので問題はないと思いますし、もう少し落ち着いてから直接知り合いのみなさまにお知らせするつもりです。ついでにケータイメールができるようにしてからなどという野望も持っているので、ちょっと遅れるかもしれません。私のケータイはまだモノクロ画面で、面倒なのでメールの契約もしなかったのだ。やろうと思えばそのころでもできたのではあるけれど。

 なんだかとても静かだからか、音に慣れない。マンションの音の伝わり方とはまた違うし、一体感のある家(せまいからね)なので、いろいろなところの音がよく伝わる。それに戸建てだと外との音のつながり方もマンションとは違いそう。うるさい家だというのが近所にばればれになるのかなぁ。窓を開けてしゃべっていると、2軒先まで聞こえるらしい(笑)。さらに、周囲の音の特徴に慣れるまでも、いちいち「あれはなんの音だ?」とビクビクしそう。

 家を買ったわけだから、これから先の引っ越しはあんまり想定していないけど(高齢者になって階段がつらくなったら別。フラットなマンションにまた戻る)、「家を建てると異動になる」というジンクスのある業界に同居人はいるので、単身引っ越しはあるかも。

 学校が本格化するので、生活の体勢を立て直すのは当分先になるなぁ。でもテレビ台になるローテーブルやサイドテーブル、細かい収納用品をそろえないと、とっても安直な生活が続いてしまう。なにより問題なのは3面を本棚で囲まれた2階の本たちの居場所決めというか、ソーティング。ある程度位置指定はしたもののぐちゃぐちゃです。自分で入れてないからどこになにがあるか把握できていないし。困った。これがおまかせパック最大の問題点かも。造作本棚の棚板の位置は、彼らはぜったいに変えてくれないのでした。サイズ的に入るところに入れるのが基本だった。
 まぁ、ダボ穴が15センチ間隔と大まかにしかあいていないので、ほとんど調節しようがないんだけど。自力で、ダボ穴を増やして、ちょうどいいところに棚板をもってこれるようにしないと、すぐにも本があふれます。10箱以上ブックオフ行きになったのに、ほぼぴったりな分量になってしまったのである。あぁ。

 ただ、面白いのは、人によって本への態度がちがうこと。責任者のお兄ちゃんはけっこう本が好きな人らしい。同居人によると、本を箱から出すときに「あ、サイバラがある〜」と、にんまりしたとのこと。そして「サイバラどこに置きます?」とうれしそうに聞いてきたそうだ。その彼は、分野別になっていた元の本を詰め込むときにも、いちいち「社会・ルポ」とか「サイエンス」とか「食」とか「コンピュータ」とか「宗教」とか、箱にメモ書きしていた。こちらがつけたメモは簡単な行き先本棚番号くらいだったのに。自分たちでも困るジャンル分けをしてくれていた。なんか感動。彼とは本のことを話してみたい。
 が、その努力も、若い兄ちゃんが箱から出すときに水の泡となる。物理と数学で分けていた本を見事に一緒くたに扱ってくれた人なので仕方がないのだが、出すときも単にサイズのみに注目して空きスペースへと運び込むもんで、ぐちゃぐちゃ。ま、こんなもんだよね。

 我が家の引っ越しは屈強なスタッフとか、懇切丁寧な梱包をするスタッフとかより、「本が好き」という人にお願いしたいかも。そういうスタッフなら、たとえ夜中まで時間がかかっても、高くてもいっこうにかまいません。っていうか、書店員さんに並べに来て欲しいよぉ。

 家庭内LANは、ネットワーク管理者の同居人におまかせ。今度こそ各プリンタと各パソコンをつなぎたいねー。

 あ、前期の単位は、全部通りました! わーい。しかもなんと「可もなく不可もない」ような、私的にはすばらしい成績。ほんとの穴になっていたところは出なかったので、極めて運が良かった。なによりうれしいのは「釘のようにはまっていた」憲法がA+だったこと! 感激。答案越しの愛が伝わったような気がして、かつ受け止めてもらえたような気に、勝手になっている。ただ、2年生に進級できても、上級憲法は来年教えないそうなので、それがとても悲しい。




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