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2006年1月のてくてく

06/01/31/tue

■終わり

 今日で、1月が終わり。ほんとのほんとに1年生としての授業も終わり。……2年生として同じ授業を受けること(=再履修)は自分に許しているが、1年生として受けないですむ(=無事進級)かどうかもまだわからないのが実情である。むーん。

 というわけで、「毎日商法」状態に相応しく最後の補講は商法。クラス担任でもあるI先生を囲んで、クラス写真を撮ってみたりした。1年間というか約10か月にわたり、みなさん、ほんとにありがとうございました。なんかなんにもクラスに貢献できていないなぁと思う今日この頃。雑務なら多少は得意なのだけど、そういう能力はあんまり要求されないし。

 去年の4月からの日々は、人生のなかでいちばん勉強している期間であることはたしか。惜しむらくは偏りすぎという問題点があることか。キャパシティをもっと広げないとな〜。欲張りにならないと。

 1月の終わりなので、なんとなく〆気味の気分で書いてみたが、そんな〆ていられる状態ではない。6日後から試験スタートです。期末試験って、やっぱ高校生みたいだ♪ 最初の科目は捨てている行政法。中身は好きなんだけどねぇ。おそらくとっても好きなんだけどねぇ。だからきっともう1回お勉強するのね(涙)。前期と同じく前半の週は中1日で民法、また中1日で商法、そして週末はさんで火曜日に民訴、木曜日に刑訴と続く。現実を振り返るとほんとに泥縄だなぁ。当面は、民法と商法の人になります。ぶくぶくぶく。



06/01/29/sun

■あと2日

 正規の学期中よりもハードな補講の1週間も明日明後日とあと2日で終わり。明日は考えたくない3コマ連続だけど。そして試験は来週の明日から。ひぃ。

 1年から2年に進級するのに必要な最低単位数は22単位。前期は幸いなことに全部通って16単位あるから、あと最低6単位あれば2年生にはなれる。今期も全部で16単位(当然全部必修)なので、残りの10単位分落として2年生の後期が乗り切れるかどうかは定かではないが、先のことは考えないことにした。「あと6単位、あと6単位」とつぶやく日々。
 せめて再履修は6単位くらいにしたいなぁ。いやぜいたくはいいません。もう法学入門から取り直しはいやなので、2年生にだけしていただければ十分です。


 前期は様子がわからずおびえていたらけっこうよい成績だったが、後期はそうはいかなそう。社会人を17年もやってきたのに、お金のやりとりとか組織の基本とか、なーんにもわかっていないのが手痛い。出版社にいても会社のことはわからないままだし、フリーになってからは組織とは無関係に育ってしまったし。視力検査表になるんだろうなぁ。カクカクしたアルファベットが来ないでくれたら感謝感激です。

 しかし、中学高校からそうだったけれど、試験前ほど勉強意欲がわく時期はない。ただし、試験とは関係ない科目たちに。ここのところ2年生になれると仮定して、とりたいなーと思っている基礎系の先生の本とか、上級がくっつく憲法で役立ちそうな本とか、できればリサーチペーパーなるものも書きたいなーとか思ってそのネタになりそうなものとか、今学期読めなかったけど関心をもったウッチー本とか、「試験が終わったら読む本」コーナーを作ってしまったあるよ。

 前向きな意欲はあるので、どうか2年生にしてください、試験の神様。



06/01/27/fri

■バトラー

 「バトラー」だけでぐぐると、「闘う人」の意味で検索結果が返ってきた。おもにはゲームだったかな。欲しい結果はそれじゃなくて、「ジュディス・バトラー」の滞在予定なので、ちゃんと入れ直してみた。でも、いつまで日本にいるのかはわからなかった。

 なんで理系だし、いまはロー漬けの私が、【ジュディス・バトラー】を調べたかというと、25日の朝日夕刊(東京本社版)に来日中というバトラーのインタビュー記事があったから。
 一昨年、基礎ゼミでバトラーと格闘していた同居人からあれこれ話を聞き、ふとそういえば遙洋子の本にもちょっとだけ登場していた人だと思い出していたものの、その難解さは私の手に負える範疇ではなかったので、クィア理論方面の話題には興味をもっていたけれど「ふ〜ん」と放置していた。

 この手のインタビュー記事はウェブに出ないよね。残念。由里幸子編集委員のインタビューで、「性見つめ、性の可能性問う」というタイトル。バトラーの現在の対象が、

 「『生の可能性』を念頭に置く必要があると思索を深めている。誰が生きるに値し、誰が値しないと思われるのか。境界はどのように引かれ、それを決定している考え方はどのようなものか。境界を維持するため、どんな社会的装置が使われているのか。」

にあると書かれていた。
 新聞記事はやっぱり「わかりやすい」。もちろん切り捨てられるもの(と間違いの可能性)があるのはわかったうえで、そして、それを批判する人が多いのもわかったうえで、やっぱりやっぱりありがたい。その「わかりやすさ」があってこそ、次に進めるし、通り過ぎたところにも戻れる。

 「社会的装置」なんて社会学的物言いは好きじゃない。ポストモダン的言説は大いにニガテだ。
 でも、この記事を翌日の昼間になって自習室で読んでいたら、思わずじわっとしてきた。法律は【法律のキモは線引きにあるといえるのかも】なんてことを片方で思いながら、その線引きへの(私なりに)納得できる加担や抵抗は、どういう形になるんだろう。

 ただ、新聞を読んでいると、たまたま水俣病の認定基準の話だったからかもしれないがそれだけで「えらいですね」と言われる環境は、「納得できる加担」から遠いところにいるような気がしてならない。法学部から引き続いて進学する人たちのなかには、ひたすら法律だけを純化して勉強することしかできなくなる人もいそうだ。4年+2年、つまり6年。小学校1年生が中学生になるだけの時間なんだよね。



06/01/21/sat

■ネストと雪とマンホール

ネストテーブル 雪ですねぇ。都心でもけっこう積もりました。そんな日に、我が家にはネストテーブルが届きました。作っていただいた【ハオあんどメイ】さんが届けてもくれたのですが、よくまぁ無事でたどり着いてくださいました。かっこいいでしょ♪ 「個人宅でネストテーブルって、あんまりないですよね」と言われました。狭い家には、スタッキングできるネストテーブルって、ありがたいものだと思うのだけどなぁ。

 今日のもうひとつのネタは、マンホール。雪があたり一面積もっているのに、マンホールの上だけは黒々していたりする。なんで?

 「ふたが鉄だからかなぁ?」
 「下水道が暖かいからじゃない?」
 「あのマンホールみたいなのは積もっている。あ、でもこっちは積もってない」
 「ここはすでに踏み固められているねぇ」
 「必ずしもフタが下水とは限らないから、下水じゃないところは積もるとか?」

 雪中行軍をしながら、同居人とあれこれ話していた。
 で、帰ってきてぐぐってみたところ、

 【どうしてマンホールの上は雪がないんでしょう?】

で、だいたい問題解決。でも、雪国はもっと先を行っていた。

 【札幌ではわざわざマンホールの穴を雪で埋める!】

 雪との関係も奥が深いのぅ。



06/01/14/sat

■諦観

 あと少しすると試験期間が始まる。ううう。つらい。はっきり言って今学期のメタメタ感は、前期で少し様子がわかっているからこそかなり現実的。試験勉強したい日々なのに、デイリーに授業があるのは極めてつらい。

 さて。現実的に考える。何を諦めるか、だな。テイカンと打って、「定款」が最初に変換される(しかもヘンカンは返還なのだっ)、商法的・民法的IMEには育ちました。それで許してくれないだろうか。
 あ、でも……。この前、作ったレジュメに「連帯債務者」と書いたつもりが、そこにあったのは「恋愛債務者」という文字。強烈に恥ずかしかった。「t」が抜けただけなんですけどね。なんでこうも三文小説のタイトルみたいなミスタッチするかね。気づいた瞬間、何を話そうと思っていたかすっ飛んでしまった。「故意」は「恋」になっていたりする、浮ついたIMEです。個人的には、「恋愛だったら、債務超過になってもいい」というわけのわからない心情になってます。しかし、恋愛債務者ってどういう状態だ? お。おおお。これって、もしかして求愛されているってことになるかも? 超過かもーん。



06/01/10/tue

■予備

 明日から学校が再開されることになってしまった。試験前に授業はもういりません。なんなら試験後にいくらでも授業受けますから、ってダメ? しかも補講期間のスケジュールが発表されたところ、平常通りの時間割+商法2コマ。これ、補講という概念を超えていると思います。

 あと、面白い掲示をみつけた。ロースクールが始まってからは博士課程進学希望者もローを経由するのが基本だそうで、口述試験の日程があった。

   試験日 21日(金)
   予備日 20日(木)

 えーと、これって予備日はどう機能するんでしょう? 21日が豪雪どころじゃなくなったりして、「やっぱり今日はむりだー」となったらデロリアン号かなにかがお出迎えしてくださり、前日に向かうんでしょか。それとも予定されているストライキとかが決行されそうだったら、前日の予備日にとかなんでしょか。だったら最初から20日にやればよいのではないかと……。

 こういう読み方自体が若輩者で、じつは「どっちかにやります。どっちかはまたお知らせします」ってな意味なんでしょかね。



06/01/08/sun

■さん

 曜日はよくわかりません。ただ学校は明明後日からだからえーと。日曜日だ。といって上の曜日を書く。

 在イスラエルの【山森みかさんの日記】で、シャロンの様子というか様子の様子を仕入れていたら、学生さんからマンガにでてきたBFを「姓+さん」で呼ぶのはよそよそしいという反応があったらしい。んー、14年も一緒にいても、やっぱり「姓+さん」のままだなぁ、私。

 なんかでたまーに「なんて呼んでいるの?」と聞かれて、「畑仲さん」というと反応は2つ。「またまたぁ〜。で、ほんとはなんて呼んでいるの?」か、「ありえない!」かだった。でも、家の中でも外でもやっぱり「畑仲さん」だなぁ。あちらのご両親の前だと「哲雄さん」になることもあるけど。回りはみんな畑仲さんだからね。

 単に最初に呼んだ呼び名を変えられないだけなんですけどね。せいぜいが途中で「ちゃん」がとれるとかそれくらい。
 ふつーのカポーは、いつごろどういうふうに呼び名を変えるもんなんでしょうか? でもって、変える呼び名は二人で相談して決めるの? それとも「こう呼んで」とか言われるものなのかな。なんとなく落ち着いちゃうのかな。
 そうやって変える瞬間を想像すると、すごく不思議。

 ちなみに畑仲さんは、私のことを「クニエさん」と呼んでます。なんか最初のころは「クニエちゃん」だった気もするんだけど、いつのころからか「さん」で定着したようだ。畑仲さんが「クニエさん」と呼んでいるなか、学生時代の友人達が回りにいるとそこからは「クニエ」と呼ばれて、ギャップがちょっと楽しい。



06/01/02/mon

■2006年

 あけましておめでとうございます。元旦は元日の朝だけを指すと、2006年のはじめになってやっと知りました。
 12月から思っていたことなのだが、2006年は妙に非現実的。2005年までは20世紀の人間にとっても許容範囲だったのだろうか。人間は、±5年というアバウトな感覚で生きているのかもしれない。私だけかもしれないけれど。極めつけは、大晦日の日にCSでやっていた『2001年宇宙の旅』を見たからか。HALが出てきたのが5年前ですよ。木星に行ったのが5年前ですよ。

 そんな2006年ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、みなさんにとってよい1年となりますように。
 例によって年賀状はいただいた方にゆるゆるとお返事いたします。今年は畑仲さんが作ってくれたし、一部は紙で。


■はたらきもの

 去年、前の部屋ではなかったものが2つ、増えた。それは温度計。じゃじゃーん。久々の画像で紹介です。えーと、画像ってどうやって貼るんだっけか。

ガリレオ温度計 ふっふー。ガリレオの温度計。Kくんから新居祝いにいただきました。これ、大阪にいたときに見つけて以来、ほしくてほしくて、何度「えいやっ、買ってしまえ」と思ったことか。引っ越し後も、部屋が寒いし乾燥するしで「温度計と湿度計がほしいね」と言っていたときに、「あの、その、あまり実用的ではないのですが、ガリレオの温度計はどうでしょう」と言って却下されていたのだった。それをもらえたのだから、激しくうれしい。

 で、秋も深まっていたので、18℃から26℃まで計れる我が家のガリレオ君は長らく上がりっぱなしだった。あ、この色の玉に18℃、20℃、22℃、24℃、26℃の札がついている。微妙な温度変化に比重が反応するように調節されていて、下がったり上がったりする仕組みです。だから分かれ目が、そこの温度。
 当然、寒い我が家は18℃以下だってことでした。わかっていたけど、現実として突きつけられると少し悲しい。
 ところがぎっちょんちょん。分かれたのです。12月も後半に入って。ガスファンヒーターの向きを変えたら、直接当たるわけじゃないのに、うまく部屋の中を暖気が循環するようになったらしい。窓辺のガリレオ君があるとき、ひとつぽちょんと……。あまりに驚いて写真に撮っ(てもらっ)た。

 吹き抜けのある家なんで、冬場だけ吹き抜け回りにカーテンをかけようかとかいろいろ言っていたのだけど、吹き抜け横を通るようにいい角度でファンヒーターをかけると、エアカーテンぽくなるのか人の所在地方向へ向けるより部屋全体がうまく暖まった。それをきづかせてくれたガリレオ君でもある。

 でもガリレオ君では乾燥の様子はわからない。というわけで、湿度計も探していた。ところが湿度計はけっこうやっかいらしい。探した先で、並べてある湿度計を見ると、どれもてんでんばらばらな数字をさしている。20%近く違ったりすることもザラ。「???」と思って、少しウェブ検索なぞすると、けっこうやっかいなものだというのが葉巻好きたちのサイトでわかった。保管の際の湿り気は大敵な人たちにとって必需品なのに、誤差が大きいものでもあるらしいのだ。基準をあわせるには、塩を湿らせたところに一緒に湿度計を入れて、75%になればOKなんだそうだ。へー。

バリゴ気象計 最初は、「学校の理科室にあるような温湿計がいいよね」といっていたものの、あんまり出会えない。取り寄せになるくせに、500円とかいう値段もちょっと気が引ける。そんなとき、時計を探していた丸善で出会ったのが、これ。質実剛健といえばドイツ製のバリゴ社がほこる気象計。あまりの美しさにみとれていたら、同居人がクリスマスプレゼントでくれたー!

 ね、美しいでしょ。温度計と湿度計と気圧計が一緒になった気象計。ドイツの首相の誰だかの机の上にも同じのがあるとかないとか。
 美しいものは人目に触れるところにおきたい。というわけで、ガリレオ君とともにバリゴさんも2階の書斎は、窓際においでになる。同じフロアに温度計が2つ。過剰です。

 つくづく、私は「はたらきもの」が好きなんだな。2階用にと買った時計は、歯車が全部みえるようになっているもの。はたらく歯車。このバリゴもはたらきもので、そのはたらく姿が美しい。きっと機能美に引かれるんだろうね。基板好きもこの辺と通じる。

 ……はっと気づいた。5歳児くらいが「はたらく自動車」にのめり込むのと一緒じゃないかと。そういえばこの前しみじみと消防車を見て、「きれいだ」と思ったなぁ。2006年のはじめに、自分の精神年齢が5歳の男の子と一緒だと発覚するとは。




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