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2006年10月のてくてく
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06/10/26/thu
■珍しいもんゲット
世の中いろいろなことがあるものである。
約2週間前に偽装結婚したわけだが、同居人がパスポートを作るために戸籍謄本を取り寄せた。そしたら、「畑仲」の「仲」の字が「中」になっていた。ニンベン付き「仲」自体、「ハタナカ」のなかでも珍しいし、実際、「畑仲」と正しく書いてくる人の方が少ないくらいなので、間違えるのも仕方ないのではあるが、戸籍謄本となると、「はら。こんなに簡単に間違えるんだ」とちょっと驚いた。ついでに「こうやって名前っていろんな字が増えていくんだろうなー」とかも思ったり。たしかに異体字って、戸籍係の書き癖とか書き間違いで生まれたもんもけっこうあるはずだからな。
畑仲さんなんて、「めんどうだからここで『中』にしちゃおっかな」と言ったよ。
まぁ、そうはいっても他が「仲」なので、今朝、役所に行ってみたそうだ。
当然、謝られて、直してくれることになったのだが、新しくできた戸籍自体を作り直すわけではないらしい。電算化されていないために、まちがえてできた「畑中」戸籍の「中」を訂正して「仲」にするだけだって。ほー。名字に訂正のある戸籍。めずらしい。電算化されていないがゆえに、間違えたことがしっかり残るわけだね。
ちなみに、電算化されていないと、新戸籍を作るときは和文タイプで打って、それを2人が目視確認するんだそうだ。へー。計3人の目をすり抜けた「中」。婚姻届の字が汚くて読めなかったのかなとも一瞬思ったけれど、考えたら、古い戸籍も一緒に出しているから、そっちを見ればよかったんだよね。
誤植は永遠に不滅です。戸籍で残るんだから、ふつうの記事や単行本でなんて、かわいいもんです。あって当然だ。と、誤植スルーが得意技な編集者の私は、しみじみ思います。
なによりこんな珍しいもんを手に入れられたので満足。そういえば、我が家の登記は「錯誤」がある。登記内容の変更要因に「錯誤」があるのもかなーり珍しかろう。だってさー、だれも教えてくれなかったんだもん、持分はだいたいでいいって。約分もしない分数で司法書士さんに正確な数字を土地のときに伝えたら、そのまんま載せるんだもん。そういうもんだと思っていたら、家のときにきっちりかっちり正確な数字というわけじゃないらしくて、結局、ありきたりな「6:4」比率にしてもらったのだ。そしたら「錯誤」が着いてきたけど。
そうそう。私はいまの戸籍名を見ないようにしているので、自分の方が戸籍でどう表記されているかまだわかりません。来年のパスポート時に別れるから、そんときしげしげと見てみよう。
06/10/14/sat
■節税対策
金の切れ目は、縁のつながり目。
ということで、本日、ハルの散歩と大阪帰りの同居人を出迎えがてら、役所の夜間受付に婚姻届など出してみました。
不備のないようにと注意しながら書く書類はめんどうだったが、金のない人間としては仕方がない。前に、まさかのときのために用意していた婚姻届は、私の姓にするものだったし、前の住所だったから、諦めて新しく書きました。
でもって、証人が2人必要だから、朝、学校で同級生に会うはしから「はんこ持ってる?」と聞いて、まずはクラスメートのKちゃんゲット。KちゃんとYさんは持っている気がしたんだ。次に、おいでになった自習室メンバーMちゃんに「持っている?」と聞くと、もっていない。残念。Cちゃんもダメで、その次においでになったYさんがやっぱり持っていて、「書いて〜」とお願いする。はんこが証人の資格のようだ。
KちゃんもYさんも「ぼくでいいんですか」的なノリだったが、だれでもいーんです。どうせ紙切れだもの。とはいえ、さすがローの自習室で証人になってもらうとちがう。「この文書の真正ってどう証明されるんでしょうね」とYさん。たしかに、証人ははんこがあればだれでもよくて、実際、婚姻届を出す二人が目の前にいるわけでもなく、眼前の婚姻届が真正なものかどうか、証人にはなんの保証もない。最終的には両当事者の戸籍が一緒に出されるから問題はないのかもしれないけど、戸籍謄本を手に入れてしまえば、だれでも婚姻届はすぐ作れるわけだもんね。
などと言いながら、23歳の若い二人が証人になってくれました。ありがと。
無事に受理されると、本日10月14日が婚姻した日ってことになるのか。無事かどうかは月曜日にならないとわからないけど。
えーっと。事実婚から法律婚になったので、実態に形式が追いついたことになる。が、気分的にはやっぱり偽装だな。ただ、プーの身としては月5万くらいは差が出そうだとなると、さすがにもったいなくてねぇ。しばし戸籍名はあちらさんの名字になります。はやいとこ稼ぐようになって離婚しないと、どうもおちつかんのう。どうせなら13日の金曜日にでも、入籍すればよかったかも。
元内縁の夫は、「愛がない」と不満をいう。愛はあるよ、愛は。ただ金がないのだよ、私に。だから結婚したんじゃーん。ふむ。やっぱり似合わなそうだから、なるべく早くバツイチになれるよう、精進します。
紙切れ1枚の軽さと重さ。とりあえず離婚届はもらっておこうっと。
06/10/09/mon
■ぎんなんこわい
落語は好きですが、落語ネタではありません。
夕飯を食べに出た帰り、車に乗ろうとしたらぎんなんを踏んでしまった。
しかたがないからそのまま乗り込んだら、ずっと「しんじられなーい。くさーい」とさんざん非難された。私だってくさいのは一緒なのに。ぎんなんがあるところに停めたのは、同居人なのに。
あんまりだから、「停めて。降りるから」といったけど、停めてくれない。
ふと思い出して、「停めてっていったのに停まってくれないから、ここでいま私が飛び降り(て、そのまま走りさっ)たら、運転手は保護責任者遺棄致死罪になるんだよ」と、直前まで予習していた内容を言ってみた。カッコのなかは心のなかでだけど。
そしたら、「被害者ってわけですか。でも、ぎんなんがあることくらい予見できたんじゃないの?」とおっしゃる。ええっ、いきなり予見可能性ですか? しかも被害者側の。と思っていたら、「いや、予見じゃなくてヨシュウか」という台詞が運転席から。
たしかにさきほどまで私は、明日の刑法の予習をしていましたが、なんでいきなりと思ったら、「予習」じゃなくて「予臭」でした。おうちに帰ってからも刑法なのかとどっきりしたけれど、ちがってよかった。
ちなみに私の靴は、片方だけ、いま玄関扉の外側に置いてあります。ぎんなんこわい。
06/10/06/fri
■とほりました
10月になってしまっていました。ふぅ。
よくわからんけど、妹が住んでいるところの駅で電車を降りたら、警察官に職務質問されたと報告があった。たしかにふつーのOLさんみたいなかっこをしているわけじゃないけど、女性が職質受けるのはけっこう珍しい。その駅の近くに住んでいるかどうか聞かれたそうだ。本人もなんでだろうと思って聞いたら、「荷物が不審」だったらしい。でもってその荷物とは、おそらく本。彼女は福祉現場で働く人で、統合失調症の本を車内で読んでいて、降りてから本をしまったといっていた。統合失調症の本を読んでいると職質受けるって、なんかやだな。「ちゃんとこの本だからですかって確認すればよかった」というのもむべなるかな。
彼女は一通りはわかっているので、「任意ですか?」って聞いたところ、最初は「えー、うー」と答えなかったとのこと。もう一度「任意ですか」と聞いて、そうだと認めたらしい。そいでもって、【同居人のときのようにはしつこく】なく、あっさり諦めてくれたらしい。これも珍しいかな。とはいえ、ご愁傷様。
私はといえば、成績発表の日でものすごく緊張した一日だった。「あれもだめかもこれもだめかも」と、途中からえらくしんどくなっていたが、ええーいと受け取りにいったら、なんとか民訴も単位がもらえたー! やたー! 科目に民の字がつくともれなくCがくることが定まりつつあるけれど、なんであれカクカクしたアルファベットを見ないで済んだのはうれしい。民訴ばっかり勉強していたし、クラスメートに救済プロジェクトを組んでもらったりしていたのを考えると申し訳ない成績だけど、なんであっても単位がくればよいのです。つきあってくれた方々、ほんとにほんとにありがとさんでした。そいでもって、心配してくれていたSWなみなさんもどうもです。どうにかこうにか今学期は無事でした。
……が、1年のときの成績の下に2年の成績が並ぶので、カクカクした字がいやおうなく目にはいるのは心によくないもんだ。一瞬、「これはどっち?」と思ってしまうのである。
そして、その1年のときの成績をあわせると「見事な一人正規分布」と3年生のAさんから笑われた。たしかに。これって、妥当な結果なんでしょうか。よくわかりません。
しかしなぁ。ほんっとに民事系が苦手なんだな。先が思いやられる。憲法や基礎っぽい、まぁ公法系は予想外によかったから、ほんとにくっきりはっきり。21条で生きてきた私としては、ここで成績がくると少し恩返しができた気分に勝手になっている。
当然、公法系含めていろいろ反省点多し。また成績説明願いを出して、自己反省材料をそろえておかないと。
あと、この3月に商法を落としたとき、大丈夫だった人や成績がよかった人から安心した雰囲気やうれしい気分をわけてもらえたのは、自分がだめだったからこそありがたかった。でも、そういうのって人によって感じ方は当然ちがうから、気をつけないといけない。デリカシーがないのがいちばんの課題です。
先月のてくてく→2006年9月