The Solar System


巨大クレーター



隕石の衝突

惑星探査機マリナー10号が、1974〜1975年の3度にわたって水星の探査を行った結果、水星の地表が月とそっくりのクレーターで覆われていることが明らかにされた。水星のクレーターは月と比べて小さいのが特徴である。

水星だけに見られる特徴的な地形は、表面全域に切り立った長い断崖が見られる。高さは2〜4kmで長さは500kmにも及ぶ壮大なものである。水星の誕生時、高熱からコアとマントルに分化する時期に水星全体の収縮が起こり、圧縮力で形成されたと考えられている。

月と水星に同様なクレーターが見られることは、惑星が形成されて以来多数の隕石が衝突したことを意味している。当然、地球にも多くの隕石が衝突してきたものと思われるが地球はプレート運動や大気があり、風雨で浸食され長い年月にはクレーターが風化してしまい形が変化して原形を残さなくなっている。地球の表面積の3/2を占めている太平洋や大西洋等の海洋には、相当数の隕石が衝突しているものと思われる。

クレーターの形が残っている代表的なものは、写真でよく見られる米国のアリゾナ砂漠にあるバリンジャークレーターである。やや四角形で直径1.2km、深さ200mである。約50,000年前、直径約30m、63,000トンの隕鉄塊が秒速15kmで衝突してクレーターを形成したものとみられているが、隕石自体は衝撃と爆発のエネルギーで消滅したようである。雨の降らない砂漠地帯で激しい浸食を受けることがなかったことで、形状が比較的よく保存されている。月面では、この程度の大きさのクレーターは殆ど目立つことがないくらい小さいものである。

世界各地で、天体の衝突によると思われるクレーターで形が残っているものは120個程度とみられている。

現在、地球で確認されている直径100km以上の巨大クレーターは次の4箇所である。カナダのオンタリオ州のサドバリ・クレーター、南アフリカのブレデホート・クレーターは直径140km、カナダのケベック州のマニコーガン・クレーターやロシアのポピガイ・クレーターである。

これほど巨大なクレーターができるような衝突が起こると、地球の大規模な気候変動が引き起こされても不思議ではない。約6,500万年前、大隕石が激突したために、地球の気候が大変化して恐竜が絶滅したと考えられている。

変わったところでは、ドイツ南部のネルドリンゲンという町は、1500万年程前に直径約1.2kmの隕石が秒速10〜30kmで衝突してできた直径約25kmのクレーターの中に円形の城壁に囲まれ中央に教会を持った町が作られている。

米国最大のクレーターはアイオワ州の中央部にある直径35kmのマンソン・クレーターである。

南米のユカタン半島にあるチクシュルーブクレーターは、半分は海中にあり確認されてはいないが直径180kmはあるのではないかと見られている。

シベリアのカラ河の河口近くには、直径60kmと25kmの二つ連なったカラ/ウストカラ・クレーターがある。

この3つのクレーターは地球儀上でみると一つの円弧上にきれいに並んでいる。地球に向かって飛来してきた小天体が、地球の重力の影響等で3個以上に分裂して衝突したものではないかと考えられている。

巨大クレーター データ・リンク


松井・阿部理論

東京大学の松井博士が1986年に英国の有名な科学雑誌「Nature」に発表した地球大気の起源と進化プロセスについての新理論は、世界中の学者から高い評価を得ている。

原始太陽系星雲は、全質量の99%を中心に凝縮した太陽を中心として周辺の原始惑星星雲の状態で合ったが、ここから惑星系という現在の太陽系の各惑星が形成されてきたといわれている。 太陽系初期の凝縮過程で直径10km程度の微惑星が無数に形成され、これらの微惑星が太陽の周囲を回りながらお互いに激しい衝突を繰り返し、成長していくことで惑星が誕生する。

ある固体が秒速1km以上の高速で地表に衝突したとすれば、当然非常に高温で高圧の状態が発生する。もし衝突固体の中に水のような蒸発しやすい成分が含まれていれば当然蒸発することになる。つまり衝突とは固体に含まれていた揮発性成分を外に放出することである。微惑星の直径が10km、秒速3km以上の高速で衝突したとすると、その瞬間に40万気圧、900度K以上の高温高圧状態になる。

太陽系の外側に行くほど水は豊富に存在する。温度が非常に低いところではガス(主成分は水素、ヘリウム)は氷になる。木星の衛星は16個、土星は17個の衛星が発見されているが、2、3の例外を除いてその地表が氷で覆われた氷衛星である。このことは太陽系に大量に水が存在していることを示している。

有名な隕石の1つであるオーストラリア南東部のマーチソン村に落下した隕石の顕著な特徴は、大量の揮発性成分を含んでいたことである。この隕石には、太陽系誕生時、46億年前の水が20%近くと数%の有機物質が含まれていたのである。

原始地球には、年間1000個以上の微惑星が毎秒数kmから数10kmというすさましい速度で衝突していたと思われる。蒸発したガスは地表を覆いその濃度は次第に増していく。揮発成分には水と二酸化炭素の割合が多く、特に水が80%以上を占めるので原始地球の大気は水蒸気でできた大気と考えられる。

多量の衝突エネルギーは熱エネルギーに変換される。原始地球に大気があったために、これらの熱は宇宙空間に放射され失われることなく地表に蓄えられた。

大気には熱をため込む性質がある。現在の地表温度が安定しているのは大気が水蒸気と二酸化炭素を含み、それに相当する温室効果があるためである。

大気圏の外に熱源がある場合は温室効果、熱源が地表にある場合は保温効果となる。原始地球では、大気の保温効果が重大な役割を担っていたと思われる。

衝突脱水反応により揮発した水蒸気の一部は、地表温度が900度以下では衝突による高温高圧状態になり、ある種の岩石と加水反応を起こし再び地表に閉じ込められる。地表温度が900度以上になると水蒸気はすべて大気になる。

マグマの海としての地表温度が、岩石の溶けはじめの温度(1500度K)から100%溶けてしまう温度(1700度K)の間にある限り、地表温度と大気量は一定の関係を保つのである。圧力に応じて水蒸気がマグマに吸収されるため大気中の水蒸気量は、一定以上増加しなくなる。大気量が一定になるのと地表温度が一定になるのとは、表裏一体の関係になっている。

原始地球の大きさから現在の地球の大きさに近づくにつれ、地表温度が下がりはじめ地表を占めるマグマの海の割合も減少し、大気量は増加することになる。
衝突脱水反応の標準モデルの最終的な原始大気の水蒸気量は、計算によると1.9 x 10の21乗kgとなった。
現在の地球の表層付近にある水の総量は1.5 x 10の21乗kgという数値になっている。

微惑星の水分含有量の割合が1〜2%位では、大気量の一定値に大きな変動はないが、5〜10%になると全く違った結果となる。微惑星の水の含有量は多くても1%位までと考えられる。
原始大気の水蒸気量と、現在の海水の量とがほぼ同じ値を示すことは、この理論が正しい方向を示していることを意味していると考えられる。

地球に限ったことでなく、恒星内に惑星が水分を多少でも含む微惑星の集積でつくられる限り、このような結論は避けられない。そして原始水蒸気大気の最終的総量は、1.9 x 10の21乗kg前後に落ち着くことになる。
原始水蒸気大気の形成やマグマの海の形成など、地球の誕生時に起きたことは、他の地球型惑星においても同様に起こり得ることである。

以上が松井・阿部理論の概略である。


宇宙には、太陽系のような惑星系が多数ある可能性は十分にあり、宇宙の構成元素が太陽系の構成元素と同じである限り、太陽系第3惑星と同じ条件にある惑星の可能性は極めて高い。地球上で生起する自然現象は、生命の発生から動植物の誕生までをふくめて、同様なことが宇宙のどこかで起こっていても何の不思議もない。太陽系は自然の法則に従って形成されたものであり、特別な存在ではない。

銀河系には、地球文明より早い時期に形成された先進宇宙文明圏と呼ばれる恒星の惑星系が、当然存在するものと思われる。

おおいぬ座のシリウス、こと座のベガ、ケンタウルス座のベータ、オリオン座、いて座、プレアデス星団などの先進宇宙文明圏より、過去数100万年前からかなりの訪問者が地球を訪れていると主張している惑星研究家がいる。

銀河系内の恒星間航行が自由にできる超科学技術の先進宇宙文明圏ならば、当然生命科学も相当に進んでいるはずである。地球上で自然発生した生命体の進化の過程で、何らかの遺伝子操作を行っている可能性は十分考えられる。現代の進化論において突然変異と考えられているものは、こうした遺伝子操作によるものかもしれない。

キャトル・ミューティレーションと言われる牛の肉体の一部が切除される現象がある。これは「グレイ」と呼ばれている宇宙人の仕業だと言われている。彼等は、地球上の牛または他の生物の遺伝子コードと彼等自身の遺伝子と組み合わせ、新しい細胞組織を創りだしユニークな有機的組織体であるサイボーグを作ろうとしていたのではないかともいわれている。


サイエンス・フィクション ?

地球環境に非常に重要な作用をしているオゾン層の状態は、人々の健康に大きな影響を及ぼしている。
地球大気圏上部で重要な保護作用をしているオゾン層が、フロンガスの使用で破壊されてしまい一部に穴があいている。この結果、太陽放射の有害な紫外線等が直接人体に作用するため、皮膚ガン等になりやすく寿命が短くなると言われている。紫外線や他の宇宙線の影響が、人間の寿命に一定の限界を与えているのかもしれない。

有史以前、数万年前、宇宙先進文明圏から地球に来訪した人々は、超科学技術を応用し地球上の数ヵ所に特殊な装置を設置した。

この装置は、有害な宇宙線を遮断することができる2層の保護層を、大気圏上層部に形成するするものであった。この保護層のおかげで温暖で快適な気候が形成され、地上の人々は長寿で健康な人生を過ごすことが可能であった。

この当時の人達の間で時々争いが起こり、保護層も一部が破壊されしばしば洪水を招いたようであるが、その都度修復されていた。 しかし、6,000年ほど前に大規模で激しい戦争になり、最終的には2層の保護層が全て破壊されてしまった。この保護層の主成分は氷であったため、膨大な量の水が地上に降り注ぐことになり壊滅的な大洪水となってしまった。この全地球的な大洪水は、地球の自転軸も少し傾くほどの大きな影響を与えることになった。
このことが言い伝えられ、
「ノアの大洪水の物語」として記録されたということである。「それはノアの600歳の2月17日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開け、雨は40日40夜、地に降り注いだ」(創世記、第7章11-12)
ティグリス川河畔のニネヴァ遺跡から収集された楔形文字で刻印された粘土板文書の中から、1872年の秋、ジョージ・スミスが創世記に記されていることと同様な大洪水の物語が記録されているのを発見した。 現在のイラクの南部、メソポタミア地方の古代町の王、ギルガメッシュにまつわる叙事詩に大洪水の物語が書き込まれていた

アメリカインディアンや南太平洋のミクロネシア、ポリネシア等の間にも、破滅的な大洪水の伝承が知られている。

聖書の創世記によれば、大洪水以前の地球の上空に「おおぞらの上の水」と呼ばれる水が存在したと記されている。大洪水以前の地球上空には、何らかの原因で「おおぞらの上の水」と呼ばれる厚い水蒸気の層があった。この水蒸気層は地球上空を天蓋状におおっていたので、当時はビニールハウスの中のように温暖な気候であった。また宇宙からの有害な放射線も、水蒸気層で吸収された結果、放射線のない地球環境が長寿な社会を作り出したのである。

地球上空に水蒸気の厚い層がどのようにして形成されたかわからないが、彗星や小惑星飛来等のような突発的なことが起きたことで、この水蒸気層の均衡が破れ大雨となり大洪水を引き起こしたということである。

進化論と創造論

創造論は、現代科学の常識とされている進化論に対立して、生命はそれぞれ独自に創造されて出現したと考える理論であり、聖書の記述を科学的に正当化している理論です。
約一万年前に、巨大な規模の大洪水が発生して、化石は短期間に形成されたと主張している。動植物の死後は、微生物の分解作用により通常ではその原型を留めて化石になるのは困難です。創造論では大洪水時に、土砂の堆積により極めて短時間に化石になったと主張しています。

大洪水は、氷水を含む天体の接近か衝突により膨大な量の水が地球に与えられた。これは想像を絶する規模の水量であり、地球の水位が2000メートル程度増加したと考えられている。地球全体を何回も襲うようなの周期的な大洪水の波により何層もの土砂の堆積が連続的に起こり、この過程で化石が形成されたものである。
聖書は未科学の時代に、当時の人々が理解できるように伝えられたことが記録されているため非科学的な記述が多いと思われるが、創造論者の主張は興味ある視点です。