安藤理論A
「コンバインドプレーン理論」に基づくゴルフスイング構築法


○アップライトなスイングの登場
しかし、ゴルフスイングは、ボールやクラブの開発とともに変化しました。1960年代に

登場したジャック・ニクラスは、トップオブスイングの右肘の高さを指摘され、偉大な

レーヤーになるには「右肘を低い位置に収まるように改良する必要がある」と酷評

をあびせられました。しかし近年では、トップオブスイングで右肘を体から離さないプ

ロゴルフファーはほとんどいなくなりました。実はニクラスが行ったアップライトな

軌道のスイングは、ニ
クラス以前にバイロン・ネルソンがリスト
ターンを行わないこ

とでフックボールを防ぐように開発したスイングだったのです。そしてニクラス以降

現在まで、このアップライトなスイングはゴルフ界で主流を占めているのです。その

理由は、クラブシャフトの開発によりリストターンを使ったスイングが以前にもまし

てフックボールを生み出す危険性が高くなってしまったことにあります。

    
○コンバインドプレーンイメージの開発


しかし、このリストターンを使わないアップライ

トスイングを指導するためには従来の一面のスイ

ングプレーンのイメージやその応用ではやりにく

くなり、新しいスイングイメージが必要になった

のです。このような状況で日本プロゴルフ協会の

A級ティー
チングプロ安藤 秀と筑波大学スポー  図2 コンバインドプレーンイメージ

ツ運動学研究室の朝岡正雄教授によって開発されたのが
コンバインドプレーン

(
Combined-Plane)(図2)のイメージです。


○コンバインドプレーンイメージに基づくスイング構築
このスイングイメージに基づくスイングの構築では、動画1

のように体の回転で作るインパクトエリアの
スイングプレー

ン(インパクトプレーン)
に、動画2のように腕の動きで作

垂直のプレーン(縦プレーン)を組み合わせて、テークバ

ック及びダウンスイングのスイングプレーン
(図2のA)、イ
                                 動画1
ンパクトエリアのスイングプレーン(図2のB
)、フォロー      

スルーのスイングプレーン(図2の
C)という3つのスイング

プレーンをつくります。

 そして、それらを組み合わせることでコンバインドプレーン

を完成させアップライトな軌道のスイングを構築します(動画

3)。
                                 動画2
 このコンバインドプレーンのイメージによって、一面プレーン

のスイングに比べイメージさせにくかったアップライトスイング

のトップオブスイングやフォロースルーの位置をわかりやすく伝

えることができるようになりました。



                                 動画3                                


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