プロローグ
王国暦999年。

突如として現れた魔王によって平和だったミニマル王国 は一転して恐怖の世界へと変わり果ててしまいました。
しかし、どこからか勇者が現れ、魔王との壮絶な戦いが始まりました。
魔王との戦いには終わりがないように思われましたが、突然その戦いに終止符が 打たれました。
それはお城から少し離れた古い遺跡での戦いの時でした。
勇者は深く傷つきながらも手にした聖剣エクスカリバーの力で遺跡の地下深くに 魔王をその剣と共に封印することに成功したのです。
そしてミニマル王国は再び平和を取り戻し、勇者はどこかへと去っていきました。

王国暦1005年。

平和を取り戻したかに見えたミニマル王国に再び魔の手が忍び寄ろうとしていました。
生き残った魔王の手下たちは魔王の封印を解くために密かに準備を始めていたのです。
そんなとき、魔王の手下によってミニマル王国のお姫様がさらわれてしまったのです。
お姫様はとても美しく、またとてもやさしい心の持ち主であったため、 その知らせを聞いた国中の人々は嘆き悲しみました。
聖なる力を持つといわれる王族の手によってしか聖剣エクスカリバーの封印を解くことが できないといわれているため、お姫様がさらわれたのではないかとも噂されました。
数年前、魔王と戦ったあの勇者はもうどこにいるのかわかりません。
何人もの勇敢な若者が、お姫様が連れて行かれたとされる魔王の封印された遺跡へと旅立ちましたが 誰一人として戻ってくるものはいませんでした。

お城の池の中でも、お姫様ことを想い心を痛めているケロちゃんがいました。
ケロちゃんはカエルの男の子で、小さいときからお城の池に住んでおり、 お姫様とは昔からの大の仲良しでした。
そんなケロちゃんは決心しました。「ボクがお姫様を助けなくては!」
ケロちゃんは一人で魔王の封印された遺跡へと旅立ちました。

物語はケロちゃんが遺跡の入り口にたどり着いた所から始まります。
はたしてお姫様を無事に助け出すことができるのでしょうか?


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