| 名称・標高 | 白馬岳:2932m |
| 所在地 | 長野県白馬村、富山県との県境 |
| 百名山番号 | 51 |
| 登頂日時 | 2003年7月5日 AM9:44 |
| 登頂順 | 71座目 |
| 天候 | 晴れ時々曇り |
| 登山口への アプローチ |
自宅からバイクで中央道、長野道を経由して豊科ICで下り、県道306、R148、県道322で登山口の猿倉へ。 |
| 登頂ルート | 登山口−大雪渓−村営頂上宿舎−白馬山荘−頂上の往復 |
| 同行者 | 無し |
| 宿泊場所 | 無し、日帰り |
| 歩行時間 | 標準 登り:6時間05分 下り:3時間40分 実績 登り:4時間58分 下り:2時間51分 (小休止含む) |
| 踏破の記録 | 先週の「雨飾山」に続いての登山行です。 AM12:33に自宅を出発し、AM4:30頃登山口に到着。登山口の駐車場(約20台)はほぼ満杯だった。登山地図には駐車場:50台となっているけど、バスのUターンスペースがあるので20台程度しか停められない。丁度空いていたスペースにバイクを停め登山スタイルに着替える。他に2組が登山の準備をしていた。 4:46 登山口出発 猿倉荘の横を通って登山道に入る。登山道に「大雪渓上のお花畑は天然記念物」との看板が立っていた。林の中を少し登ると林道に出て、暫く林道歩きとなる。林道を歩いていると、ヘリコプターが荷揚げのためか頻繁に飛び回っていた。 ![]() 林道から登山道へ。登山道脇には白い花が多く咲いていた。ニリンソウは萎んでいたので撮影せず。 「キヌガサソウ」 「サンカヨウ」 ![]() ![]() 残雪を2ヶ所越えると白馬尻に到着。 5:32 白馬尻小屋 ![]() 年配の女性が1人休憩していたので、挨拶して先へ進む。水の流れる沢状の登山道を少し登ると残雪に覆われ、大雪渓の始まりとなる。 雪渓を少し登ったところで軽アイゼン(6本爪)を付ける。雪渓の表面は足跡が付く位の硬さなので、アイゼン無しでも登ることは出来たが用心のためアイゼンを付けた。雪渓の少し先(15分位か?)を登山者(単独)が登っている。雪渓についた踏み跡から判断して、この登山者以外に先行する人はいないようだ。 ![]() 雪渓の下のほうは右岸(下に向って右側のこと)沿いに登っていく。一部雪渓が溶けていたり、山の斜面から流れ落ちた土で雪渓の表面が泥だらけの部分もあった。 コースが雪渓の中ほどになったところで小休止。先行する登山者には追い付けないし、下からは続々(10人位)と登ってくるので先を急ぐことにする。ここからはストックも2本使用しながら登っていく。ストックを使ったほうが足どりは良くなるが、ペースが速くなって足がすぐに疲れてしまうので休み休み登っていく。 雪渓を2/3位登った所から撮影した上側の景色。左にはゴツゴツした岩山の「天狗菱」が見え、中央やや右寄りに「葱平」?と思われる雪の無い部分が見える。 ![]() 紅ガラ伝いに登っていたら、大きなクレパスが口を開けていた。ここまで来る間に幾つかクレパスはあったが、どれも幅が狭かったので難なく渡ることが出来ていた。このクレパスは割目の幅が1m以上あり、深さは5m以上(深くて底は見えない)はありそうだ。飛び越えるには危険が伴うのでここを渡るのを断念し、クレパス沿いを少し右に下って幅が狭くなった所を渡る。クレパスの上部にはロープが張られてクレパスを迂回するコースが作られていたが、下から登ってくると迂回コースが判り難くて皆間違えそうだ。休み休み、一歩一歩登っていく。先行の登山者が雪渓の切れた所で大休止していたが、私が着く10分位前にまたまた先行して姿が見えなくなった。 7:12 大雪渓上部 雪渓途中の地面の露出部分かと思ったが、どうやら「葱平」の下に着いたようだ。休憩10分とし、軽食と水分補給。後続の登山者が大クレパスで立ち往生しているのがよく見える。アドバイスしたい所だけど、距離が遠くて声は届かない。 ![]() 雪渓の南側(登りの左側)の山の斜面から時々落石があるが、登山道のかなり手前で止まるので心配はなさそうだ。 休憩後アイゼンを外し、風が冷たいのでレインウェアの上のみ着て登山道を登っていく。登山道脇に高山植物の花が沢山咲いていた。 「シナノキンバイ」 「ミヤマオダマキ」 ![]() ![]() 「名称不明のピンクの花」 「ハクサンイチゲ」 ![]() ![]() ※高山植物のポケットガイド(3冊)で名称を調べても、載っていないもの がある。 途中、大きな岩にレリーフが嵌め込まれていたが、文面は忘れてしまった。雪解け水で登山道が沢状になっている部分が多くなる。小雪渓をトラバース。ここで踏み外すと百メートル以上雪の急斜面を滑落するので命は無いかもしれない。慎重に歩いていく。 8:02 お花畑避難小屋 水が流れる登山道を少し登るとお花畑避難小屋に到着。小屋から少し登った雪の切れた所で10分の休憩。後続の登山者(単独)が追い抜いていった。登山道は所々残雪に覆われている。この辺りは地名が「お花畑」となっており、色々な花が咲いている。シナノキンバイやハクサンイチゲ以外にウルップソウやミヤマシオガマ等もあった。 「ウルップソウ」 「ミヤマシオガマ」 ![]() ![]() 村営白馬岳頂上宿舎は見えているが、足が疲れてペースは遅く中々辿り着かない。宿舎は増築工事を行っている様子。休憩せずに通過。 9:00 稜線分岐点 宿舎のすぐ上に稜線の分岐標識がある。遮るものが無いので風が強くなった。南側の離山(手前の黒山)越しの杓子岳と鑓ヶ岳。白馬岳の頂上方面は巨大な白馬山荘が目立っている。 「杓子岳と鑓ヶ岳」 「白馬岳の頂上方面」 ![]() ![]() 登山道の両側はお花畑となっており、植生保護のためロープが張られて立ち入り禁止となっている。登山道脇の花を撮影。 「オヤマノエンドウ」 「イワベンケイ」 ![]() ![]() なだらかな斜面の登山道を登っていく。 9:16 白馬山荘 山荘周辺に大量の布団が干してある。山荘前のベンチで風を避けて10分の休憩とし、おにぎり2個を食べお茶を飲む。山荘の関係者(10人位)が忙しそうに山荘から出たり入ったりしていた。休憩後頂上に向け出発。相変わらず風が強く冷たい。途中で先行する登山者が下りてきた。この人は、お花畑で休憩していたときに追い抜いていた人だった。 9:44 白馬岳頂上到着 頂上は稜線の1ピークという感じで、本当にここが頂上?と思った。標柱と方位盤があるだけで誰も登山者がいないので一寸寂しい雰囲気だった。多少曇っているが方位盤で周囲の山を同定していく。剣岳や小蓮華山を撮影。 「標柱と方位盤」 「剣岳」 ![]() ![]() 「小蓮華山」 ![]() 頂上の東側は断崖絶壁となっており、恐る恐る写真を撮影する。 「猿倉方面」 ![]() 風が強くて寒いのですぐに下山とする。 9:48 頂上出発 頂上近くの登山道脇にはハクサンイチゲ、シナノキンバイ、コイワカガミが群生していた。綺麗なウルップソウもある。 ![]() 10:00 白馬山荘 下りでつま先に負荷が掛かるので、靴の中の足を踵側に寄せ靴紐を増し締めする。休憩せず下っていく。2人組の登山者が荷物を途中に置いて登ってきた。 10:10 稜線分岐点 村営白馬岳頂上宿舎奥の広場にはヘリコプターで運んだ荷物が沢山置かれていた。今朝飛んでいたのはここに荷物を運んでいたのかもしれない。稜線から下っていくと風が弱くなる。 段々と登ってくる登山者が多くなってきた。残雪で擦れ違うこともあり、登り優先で道を空けることも多い。風が弱まったので防寒用に着ていたレインウェアを脱ぐ。 小雪渓のトラバースでも対向の登山者と擦れ違う。この時は相手が道を譲ってくれたので、礼を言って慎重に歩いていく。 葱平周辺は休憩中や登ってくる登山者で賑わっていた。総勢は100人位?皆大雪渓の登りで疲れた様子だった。 11:15? 大雪渓下降開始 アイゼンを付け、踏み跡を辿って下降を開始する。登ってくる登山者に道を譲り左側のコース外へ。ここから登山靴スキーを開始する。アイゼンを付けたままだけど、雪面はザクザクで斜度もあるのでスイスイと下っていける。苦労して登っている人達の横をスイスイ下るのは多少気が引けるが・・・。登っている登山者から「下りは怖くないですか?」の質問があるが『何度もやっているし、バランスに気をつければ大丈夫』と回答。(私はスキーが得意です!) 大雪渓を半分位まで下ってくると雪面が固くなり、斜度も緩くなってきたので歩いて下る。少しの間だけガスが出て視界が悪くなった。 土でドロドロの所を抜け、雪が無くなった所でアイゼンを外す。ドロドロのアイゼンは途中の流水で洗っておく。 11:53 白馬尻小屋 観光客が3組ほど大雪渓を見に来ていた。アイゼンとストックを仕舞い下っていく。朝来た時萎んでいたニリンソウが元気に咲いていた。 ![]() 登山道から林道へ。疲れているので足取りが重い。山菜取りや観光客もチラホラ見かける。林道途中の対岸に、朝来た時気づかなかった人工大滝がある。落差は20〜30m位はありそうだ。こんな山の中に砂防工事で人工滝を作るのは、税金の無駄使いとしか思えないのだが・・・。(名所にするつもり??) ![]() 林道から林の登山道に入り、少し下っていくと猿倉荘が見えてきた。 12:39 登山口帰着 予想よりかなり早く戻ってこられたので、明るいうちに自宅まで帰れそうだ。登山スタイルからライディングスタイルに着替え、荷物を積んでPM12:53駐車場を出発。 途中の道の駅「白馬」で遅めの昼食。山菜そば:800円。朝来た道を引き返し、豊科ICから長野道へ。中央道も渋滞することなく順調に流れており、自宅にはPM4:40頃帰着。 以上 終わり。 |