2007夏・東北ツーリング
| 盆休みの連休(8月12日〜15日)に東北への海巡りツーリングです。写真集「海のある風景」に不足している写真を撮影するため、撮影ポイントをピンポイントで巡るツーリングとなりました。バイクはスズキ:SV400Sです。 |
8月12日(日) 2:30に起床するはずだったが、寝坊して2:52に目が覚めたため超特急で出発準備を進める。「ETC深夜割引」で高速料金を節約するため、4:00までに高速のICに入る必要がある。「ETC深夜割引」を使えば大型連休に伴う渋滞も回避できるので、時間の節約にもなる。キャンプ用品の入った50Lの大型バッグをリヤシートに積み、タンクバッグを載せただけの標準&シンプル装備だ。 バイクを大通りの歩道まで押していって、3:18にエンジンを始動し3分間の暖機を始める。通常は暖機中にナビのルート案内設定を行っているが、今回のルートは高速の終点まで何度も走っているのでナビはタンクバッグに入れたままとする。 暖機を終えて3:21に出発。R20、奥多摩街道、R16経由で圏央道の入間ICには3:55到着。ETCブースを通って本線へと入っていく。6月23日に中央道と関越道が圏央道で繋がったため、圏央道の交通量が4〜5倍に増えた感じだが、まだ早朝(夜中?)なので交通量は少ない。 圏央道から関越道へ入り、通常ペース(100〜120km/H)で走っていく。淡々と走って朝食のため赤城高原SAへ入る。SAは混んでいて、バイク駐車場も団体(30台以上?)が占拠して、入れないバイクが路肩に溢れていた。隣に停まったタンデムのスクーターが気になった。半キャップ、グローブなし、ミニスカート!?の女性を乗せている。「一寸そこまで」の街乗りスタイルで高速に入り込んだ感じだ。転倒しただけでも一生消えない傷を負いそうだが、馬鹿を見るのは自分達なので何も言わなかったが・・・・。 朝食はスナックコーナーで「豚汁定食:620円」の食券を買い、カウンターで注文する。朝食後は混雑している本館のトイレを避け、別館のトイレで用を足す。 朝食後は本線に復帰し、一定ペースで淡々と走っていく。関越トンネルを抜けて土樽PAから車が合流車線を走ってきたので、距離を開けて入れるスペースを作ったが、この車は合流車線の終わりでブレーキを踏んで減速してしまう。入れるスペースは十分あるのに何故入ってこない? 車は減速したまま走行車線に半分入ってトロトロと走っていく。後ろを走る私は、追い越し車線をドンドン他の車が抜いていくので、この車を抜くに抜けず、車の切れ目でやっと追い越すことが出来た。何やってんだ!!まともに走れないなら高速に入ってくるな!!と心の中で毒付く。追い越すときに見た運転者は高齢者のようだった。 これ以後は関越道でトラブルも無く淡々と走っていく。途中の山谷PAで小休止。関越道から北陸道を経由して日本海東北道の終点・中条ICには8:01到着。「ETC深夜割引」が適用されて通行料は6150円から4300円に割引となった。(1850円のお得!) 県道経由でR7へ左折し、スタンドで燃料補給。平均燃費は27.49km/Lと高速走行では良好だった。R7を道なりにズーーーッと走っていく。村上市から海沿いのR345経由となる。海岸のいたる所が海水浴場となっており、路上駐車の車が多くて交通の障害となるところも多かった。 最初の目的地は山形県鶴岡市の「由良海岸」で「東北の江ノ島」と呼ばれているところだ。R345からR7へ戻り、10:13頃「由良海岸」付近に到着。まずはR7から県道50へ左折し、急な下りの途中にある展望スペースから全体像を撮影。「江ノ島」の代わりは沖に浮かぶ「白山島」だ。 ![]() 撮影後、海岸へと下っていって海辺からも撮影していく。 ![]() この海岸は「渚100選」にも選ばれているところで、砂浜の海岸には海水浴の人が多い。 「由良海岸」の撮影を終えて県道50からR112に左折し、湯野浜温泉エリアへと入っていく。海岸を眺めてみると、海岸の一部分に大量のパラソルが開いているところがある。海岸に駐車場があるため、駐車場近くに皆パラソルを開いているようだ。混雑度は湘南の海に匹敵するかも? ![]() R112をそのまま進んで行き、酒田市内を通り過ぎてR7に合流する。 R7を走って遊佐町の「道の駅:鳥海」で昼食とする。駐車場奥にあったラーメン店で「冷し中華:800円+餃子:300円」を注文。ノンアルコールビールがあれば飲みたかったが、置いてないので水で我慢する。冷し中華&餃子は普通の味で完食する。 昼食後はR7に復帰して淡々と走っていく。途中にあった気温表示は34℃で、直射日光を受け路面からの照り返しを受け、エンジンの放熱も受けるのでかなり暑い。ヘルメットとウェアの換気口を全開にしても、汗が乾いてしまうと熱風が通り過ぎるだけとなるので涼しさは一瞬だ。 秋田市内を通り過ぎ、男鹿半島方面へR101を走って行く。県道42へはナビの案内で狭い路地を彼方此方通って合流する。ナビの設定を「距離優先」として最短経路を案内するので、かなり細かい道を案内する場合がある。ナビの画面更新にタイムラグがあるので、本当にこの道でいいのか?確認するため停まらなければならない場合もあった。 県道42を北上し八郎潟へと入っていく。途中のスタンドで燃料補給しておく。平均燃費は29.14km/Lと良好だった。 今回のキャンプ場は、八郎潟の「南の池記念公園」にあるキャンプ場とした。キャンプ場は無料なので管理棟はなく、芝生のサイト、水場、トイレ、駐車場があるだけだ。 駐車場から池沿いの砂利道を入っていき、キャンプサイトの直ぐ横にバイクを停める。15:00頃だった。先着していたW650のライダーと話をする。彼はこれから男鹿半島を一周してくるとのこと。 キャンプ場に隣接する池には蓮の花がポツポツ咲いていたが、埼玉県行田市の「古代蓮の里」で見たものとそっくりだった。 ![]() ![]() テントを張って荷物をいれ、近くの入浴施設「ポルダー潟の湯」へ向かう。駐車場にバイクを停め施設に向かうと、インターネットで見た外観と一寸違うなあ・・・・。 入ったところは「ポルダー潟の湯」の隣にある「ホテルサンルーラル大潟」だった。フロントで入浴券:500円を購入し、8Fの温泉展望浴場へと向かう。浴室には親子2人しか入っていなかった。8Fの展望浴場というだけあって西側と北側が一望でき、周辺には視界を遮る高い建物が無いので遠くの山並みまで見える。 ![]() ![]() 温泉は500万年前の地層水を汲み上げているため茶褐色の紅茶のようなお湯だ。 ![]() 浴室は西日が強くて暑い!体を洗ってから浴槽に入るが、暑いので早々にあがって脱衣場の扇風機でクールダウンする。浴室から出て1Fロビーへ下りて行き、ロビーの椅子で少し涼んでいく。ホテル内では結婚式があったようで、タキシードとウェディングドレスの新郎新婦が着替えに出てきたり、二次会と思われる会場に人が集まっていた。 「ホテルサンルーラル大潟」を出てキャンプ場へ戻る途中で、大潟村役場隣にある「あぐりプラザ」で夕食の買出しを行う。入口を入って直ぐ左ではマグロの解体を実演していた。発泡酒、アクエリアス、ロックアイス、食材各種で1883円となった。 キャンプ場に戻り、テント内で換気口を全開し少々休憩する。日差しはまだ強いが、テントを張ったところが木陰になっているのと、西風があるのでそれほど暑くはない。 18:00頃から夕食とする。発泡酒を開け、買ってきたつまみ類で一人宴会となる。発泡酒とアクエリアスを冷たいまま保つため、ロックアイスが非常に役に立つ。以前はソフトクーラーバッグを持ってきていたが、最近は荷物を減らすため使わなくなった。 ランダムに選局したラジオ番組をBGMとし、発泡酒を次々空けながら一人宴会は進んでいく。発泡酒を飲み干し、つまみ類も食べ終えて夕食を終了。することも無いし、長距離ツーリングの疲れもあるので早々に就寝する。気温が高いのでシュラフは使わず、エアマットの上にジャージ、Tシャツで横になる。 周りが静かになると水田の鳥追い装置?の爆音が気になる。一番近くの装置は約75秒周期で「ドカーン」を繰り返しているが、距離があるので眠れないほどではなさそうだ。聞こえてくる爆音から判断すると、鳥追い装置は周辺に20個以上はあると思われる。夜中に何度か目を覚ますが、爆音は続いている。 [本日の走行距離:638.6km] 8月13日(月) 4:30頃に起床する。天気は曇りだが、朝のうちだけで日中は晴れて気温が上がると思われる。トイレを済ませてから出発の準備に取り掛かる。荷物をパッキングしてテント外へ出し、テントも畳んで大型バッグにパッキングする。大型バッグをバイクのリヤシートに積み、タンクバッグを載せれば準備完了だ。 ここでトラブル!!メガネは何処にいった?? 通常生活はコンタクトレンズのみだが、乱視があるためバイクに乗るときは乱視矯正用のメガネを使っている。テント内でメガネを外したのは確かなので、テントを畳んだときにメガネも一緒に畳んでしまった様だ。テントを畳むときに中を確認したが、細いフレームのめがねは目立たず気づかなかった。大型バッグを下ろしてテントを取り出し、広げてみると中からメガネが出てきた。 テントを畳んで巻いたときに中央部分のフレームが曲がってしまったが、柔らかく丈夫なフレームのため小型ペンチで元に戻すことが出来た。このトラブルでエンジンスタートが約10分遅れる。 5:12エンジンを始動して暖機を始める。暖機中にナビのルート案内を設定してから出発する。最初の目的地は、深浦町にある「不老ふ死温泉」だ。7月の北海道ツーリングからの帰り道に寄る予定だったが、気づかずに通り過ぎてしまったため、今回はナビで目的地に設定しておく。 県道42を北上していると、朝霧の中に太陽が昇ってきたので、写真撮影しておく。 ![]() 県道42から一部R101を経由してR7に合流し北上する。R7を走っていると柱に巻きついたドラゴンを発見! JA秋田:八竜支店「ドラゴンフレッシュセンター」の看板だった。 ![]() R7を走り、能代市内のコンビニで朝食とする。オニギリ3個セット、豚汁、野菜ジュースを購入。駐車場でノンビリと朝食を食べていく。 朝食後はR7からR101へ左折し、道なりにズーーーーッと走っていく。R101には有名観光地までの距離看板があったが、「千畳敷」と「十二湖」のみだった。他に観光地は無いのか? ナビの案内でR7から外れて海岸へと下っていき、「不老ふ死温泉」の駐車場にバイクを停める。カメラのみ持って海岸の波打ち際にある露天風呂へ向かう。朝から入浴していた人が1人。思ったより浴槽が小さく、夕日が無いと絵にならない感じだ。 ![]() ![]() バイクに戻ってR7を北上し次の目的地へ。途中にある「千畳敷」も寄り、晴れたときの写真を撮っておく。道路沿いにあった気温表示は24.5℃で、バイクで風を受けているとかなり涼しい感じだ。R101から県道12へ左折して北上を続ける。県道12は内陸を走るので「海のある風景」撮影には向かない。途中でナビの画面が異常となったので、リセットしてルート案内を再設定する。 県道12からR339へ合流し北上を続ける。途中にあった「権現崎」の断崖を撮影に立ち寄ったが、漁港の先で崖崩れのため通行止めとなっていたため引き返す。 R339に戻り、海岸沿いから山道となると「竜飛崎」はあと少しだ。この辺の道は路面も良く、カーブも適度の大きさで、交通量も少ないから楽しめる道だった。 途中にある「眺瞰台」にバイクを停め、カメラに望遠ズームレンズをつけて「竜飛崎」を撮影。 ![]() まだ距離が遠すぎるので、霞んでいて思ったような写真にはならなかった。 「眺瞰台」を出てR339を更に進んでいく。次は、高台にある風力発電所の敷地内から撮影する。風力発電所の一番奥にある風車の近くにバイクを停め、見通しの利くところから撮影した「竜飛崎」が下の写真だ。 ![]() 残念ながら北海道までは写らなかったが、希望どうりの写真が撮影出来た。 R339に戻って「竜飛崎」へ。駐車場にバイクを停め岬の先端まで歩いていくが、一度来ているので目新しいものは無く、次の撮影ポイントへと移動する。 R339を下って竜飛漁港方面へと向かい、途中の海岸から眺めたのが下の写真だ。 ![]() 竜飛漁港まで行くと「竜飛崎」の直ぐ下となるため、近すぎて岬の全体が入らない。 「竜飛崎」の撮影を終えて次の目的地へと移動する。当初の予定では、蟹田港からフェリーで下北半島へ渡る予定だったが、「竜飛崎」まで予想以上の時間がかかったため、予定変更して下北半島はパスとする。R339からR280に変わり海沿いにズーーーーーッと走っていく。平館にも「不老ふ死温泉」があり、以前来たときに入浴したことがある。平館手前からR280はバイパスが出来ていて、集落を迂回している。バイパスが終わって海岸沿いを走っていくが、写真撮影するような景色は見当たらない。蓮田村付近からバイパスとなり、快適な道を走っていく。 そろそろ昼食にしたかったので、右側にあった回転寿司「まん福屋」に入る。店に入ってビックリ!客が1人もいなかった。席について回っている皿を取って食べていく。ここは回っている皿にプラスチックカバーを被せているので寿司が乾燥しにくくなっている。(それだけ客が来ないということか・・・・) 11皿の寿司を平らげ会計は1471円と安かったが、味もそれなりだった。 バイクに戻り昼食処を出ようとすると、客が続けて3組入ってきた。ここは人気が無いわけでは無いんだなあ・・・・。私が入るのが早かった(12:00頃)ため客がいなかった? R280から一部R7を経由しR4方面へ。青森市内の気温表示は29℃で少々暑くなってきた。青森市内を過ぎ、ナビの案内で「みちのく道路」へ。この道は山越えルートなので、沿道に民家や施設等は殆ど無かった。料金所で通行料:630円を払って通過。八戸方面へと走っていって、途中の道の駅「おがわら湖」で小休止とし、アクエリアスで水分補給する。上北町のスタンドで燃料補給。平均燃費は28.18km/Lと良好。 道の駅を出て八戸市内へと向かい、港側の道で市内を迂回していく。海岸沿いの県道1を進んで行き、「大須賀海岸」に出た。路肩にバイクを停め写真を撮影。ここは岩の多い海岸部分だ。 ![]() 少し移動すると砂浜の海岸が現れたので、駐車場にバイクを停め写真撮影する。ここは海水浴場だと思ったが、後日調べてみると「遊泳禁止」だった。(南側の白浜海岸は遊泳OK) 波が荒く、離岸流が原因で水死者が出たため「遊泳禁止」としているようだが、完全な遊泳禁止が出来ないのが地元自治体の悩みだそうだ。(法律や条例で個人が海に入ることを規制出来ないとのこと。) ![]() 駐車場を出て隣の「種差海岸」にあるキャンプ場へと向かう。大きなキャンプ場は騒ぐ輩が多いので敬遠したいところだが、ツーリングルートにあるキャンプ場が使いやすいのでここに決めた。 受付は道路から奥まったところにあり、駐車場は受付からかなり離れた無料駐車場を使うとのこと。使用料:500円を払い、1輪車を借りて近くに停めたバイクから荷物を降ろしキャンプサイトに荷物を運ぶ。このキャンプ場はなだらかな芝生のフリーサイトでかなり広いところだ。キャンプ場として使っている部分から更に南側にも芝生広場が広がっており、そちら側は海岸にも出られるので海水浴客も多い。 トイレに近い林の傍には若者グループが騒いでいたので、キャンプサイトの中央から少し右寄りの平らな部分に場所決めテントを張る。荷物をテント内に入れて1輪車を返却し、バイクに戻って買い出しに向かう。駅近くにあった店で、発泡酒、ポカリスエット、ロックアイス、鱈の乾物を購入。1590円だった。 バイクを無料駐車場に停め、キャンプ場のテントへ戻る。日が落ちるまでテントの換気口を全開にして休憩。汗を流すため、管理棟のシャワールームへ。料金は200円。瞬間湯沸かし器の調子が悪く、温水が水に変わってしまった。管理人から「一旦シャワーを止めて」との声でシャワーを止める。再度シャワーノズルを回すと温水が出たが、又水になったので管理人から「一旦シャワーを止めて」との声が・・・・。次にシャワーノズルを回すと正常に温水が出てきたので、頭と体を洗ってサッパリする。 18:00頃から夕食とする。買ってきた発泡酒を開け、鱈の乾物や持参したスライスサラミ他を肴に一人宴会を始める。ラジオで高校野球の中継をBGM変わりに流しておく。 キャンプ場全体では10組程のグループがキャンプしていたが、明るいときから騒いでいる若者グループは、相変わらず大きな声で騒いでいる。4人のうち1人の女の声がでかい!オペラ歌手かと思うぐらいだ。発泡酒を全部空け、ツーリングの疲れもあって早々に寝てしまう。 夜中に目を覚ます。ツーリングで疲れているはずだが、目が冴えて眠れない。テントの中で悶々としていると、相変わらず若者グループのオペラ歌手が煩い。場を仕切りたがるのか、大声で喋り続けている。さすがに深夜1:00を過ぎても煩いので注意しに行くと、一時静かになったが又大声を出すので、2度目の注意でやっと静かになった。周辺ではまだ起きているキャンプグループもいたが、いったい何時になったら寝るのだろうか? グループで来ていた人達はキャンプすることが目的のようで、真夜中過ぎまで平気で起きている。私のように早朝から行動するキャンパーは少数派のようだ。 私は以前山登りをやっていて、山では夜明け前から起きて日の出前に出発するのが常識だった。夏山は午後から雷雨となることがあるので、午前中か午後の早い時間に目的地に着くためだ。 バイクツーリングでも、早朝の空いているうちに走れば距離も稼げるし、ETC割引等も使うことが出来るので、早寝早起きはメリットが大きいのだが・・・・。 [本日の走行距離:413.7km] 8月14日(火) 4:07頃起床する。トイレに行ってから出発の準備をする。テント内の荷物を畳んでテント外へ出し、テントを畳んで大型バックにパッキングする。管理棟から1輪車を持ってきて荷物を積み、バイクを置いた駐車場まで押していく。荷物を駐車場に置き、1輪車を管理棟に返しに行く。 大型バッグをリヤシートに積み、タンクバックを載せて準備完了だ。4:49にエンジンを始動し、3分間の暖機中にナビのルート案内を設定して出発。 「種差海岸」を出て南下し、岩手県の陸中海岸エリアに入っていく。陸中海岸は観光スポットが数多くあるのでじっくり観光したいところだが、製作予定の写真集「海のある風景」は頁数に限りがあり、1県で最大4ヶ所位しか載せられないため有名所の撮影が主体となる。以前撮影済みの所(北山崎、鵜ノ巣断崖、浄土ヶ浜)はパスして大船渡市の「碁石海岸」へ直行する。 県道1からR45に入ると道はガラガラで、対向車もポツリポツリとしか走ってこない。キャンプ場から「碁石浜」まで約260kmを一気に移動する。 R45から「碁石浜」への道は少々判りにくく以前来たときは迷ったが、今回はナビのおかげで迷わず着くことができた。 「碁石浜」は名前の通り、碁石のような黒っぽくて平たく丸い石が多い浜だ。もう時効だろうけど、最初(18年位前)に来たときに石を10個ほど持ち帰ったが、以前から石の採取は禁止されている。(観光客が皆持ち帰ったら、何年もしないうちに海岸が丸裸になってしまう!!) 前回(2004年8月)は太陽の位置で逆光となってしまったため、撮り直しの為の再訪だ。浜の右には漁港の防波堤があり、沖合いには新たな防波堤が作られていた。防波堤が入らないよう左側の浜を中心に撮影するが、やはり逆光気味だ。浜の黒い石もアップで撮影しておく。 ![]() ![]() ここを訪れるのは3回目だが、来るたびに観光地としての価値が下がっているように思うのは私だけだろうか?観光地から漁港としての機能が強化されてきている雰囲気だ。 「碁石浜」を出て近くの「碁石崎」へも立ち寄る。駐車場にバイクを停めカメラのみ持って岬へと歩いていく。灯台脇を通って岬へ出て周辺の写真を撮影。 ![]() ![]() 駐車場に戻って次の目的地へと移動する。次は近くの「大理石海岸」だ。R45に戻って陸前高田市内を通り過ぎ、約9km走って「大理石海岸」付近に来たが入口の看板を見落として通り過ぎてしまった。Uターンして入口の看板を確認し左折する。細い道を海岸へと下っていく。途中でボール遊びしていた小学生の兄弟?がバイクに道を開けてくれたので、手を上げて挨拶しておく。海岸まで下って小さな漁港へ出た。左側は小石の海岸で、大理石の小さな半島が沖へと延びている。 ![]() 後日WEBで検索してみると、私の着いたところは半島の南側エリアだったようだ。半島の北側エリアには駐車場があり遊歩道も整備されているようだが、この時点では判らなかった。(途中の案内も不明確だった。)写真を10枚撮影して海岸を後にする。狭い道を上っていくと、ボール遊びしていた小学生の兄弟が道を空けてくれたので、手で挨拶するとペコリと頭を下げてくれた。親の教育が良いのか礼儀正しい子供達だった。 R45に戻って次の目的地へと向かう。途中の案内板に唐桑半島の「巨釜・半造」の案内があり、予定外だが立ち寄ることにした。案内に従って右折し、県道239、26経由で「巨釜」の駐車場へバイクを停める。案内板を眺めてみると、「巨釜」の駐車場からは「巨釜」を見られる遊歩道が遠いことが判ったので、バイクに戻って「半造」側から遊歩道へ入ることとする。バイクで「半造」方面へ少し走ると、道路の途中に遊歩道の入口を発見し近くにバイクを停める。 カメラのみ持って遊歩道を下っていくと「巨釜」が見えてきた。高い位置では木が邪魔をして全景が写らないので、海岸まで下りていく。海岸の護岸に上って撮影したのが下の写真だ。天気は良かったが、波が殆ど無いため「巨釜」の雰囲気は全然ないなあ・・・・。 ![]() 注:「巨釜」とは岩山に囲まれた湾を「巨大な釜」に見たて、荒い波が打ち寄せる様を 「釜が煮えたぎる」と表現したものだが、波がないと「巨釜」にはならない。 バイクに戻って次の目的地へと移動する。燃料インジケーターが点滅を始めたので、スタンドで燃料補給する。平均燃費は27.71km/Lとまずまずだった。スタンドの人はバイクに付けているナビが珍しいようで、機能を説明すると感心していた。 途中の気仙沼市内で昼食とする。沿道に合った「かっぱ寿司」の駐車場に丁度日陰があったのでバイクを停める。店内に入ってカウンター席に座り、流れてくる寿司を食べていく。ここは各席に注文用の画面もあり、個別に注文することも可能だが特に必要は無かった。11皿を平らげて会計は1155円と安かった。 R45を南下し、志津川でR398へ左折、暫く走ると「神割崎」の案内が出てくるので、脇道へ左折しキャンプ場入口(かなり混んでいた)を通り過ぎて「神割崎」の駐車場へ到着。路上には駐車場に入れない観光バスが駐車していた。カメラのみ持って海岸へと下りていく。以前来たときには割れ目中心で撮影したが、今回は右側の大岩も含めて撮影する。海は穏やかなので、割れ目に流れ込んでくる波は大きくはならなかった。 ![]() 駐車場に戻り、トイレを済ませてから出発。駐車場から少し走るとR398に突き当り左折していく。R398を道なりに南下していき、女川町でコバルトラインへと左折する。コバルトラインの入口には「○○○の先通行止め」の案内があったが、土地勘がないので何処から通行止めかは判らない。取りあえず行ける所までと、コバルトラインを走っていく。途中の展望台にバイクを停め風景写真を撮影する。 ![]() 駐車場を出るとき、先に停まっていたスポーツタイプの車が先行したので、後を付いて(煽ってはいない!)走っていく。コバルトラインの通行止め区間手前で右折して県道41を下っていき、西側海岸沿いの県道2へ左折して南方面へ走っていく。牡鹿半島先端に到着し、金華山を撮影できる場所を探しながら走っていく。オートキャンプ場近くの広場は手前に邪魔な電線等があるのでパスし、少し戻って高台にあった木の展望台の駐車場にバイクを停める。カメラを持って展望台に上り撮影した「金華山」が下の写真だ。 ![]() 駐車場を出て来た道を引き返す。途中に「総合運動公園」の看板があり、ナビにはキャンプ場のマークがあったので立ち寄ってみたが、近年にゴミ焼却施設と老人福祉施設に変わったようだ。(ナビのデータは数年前?のためキャンプ場マークが残っていたものと思われる。) 女川町まで戻る途中で小休止し、自販機で買ったミネラルウォーターで水分補給する。県道2からR398、R45、県道60、県道26と走って奥松島:宮戸島の「大高森」登山口へ。ナビの案内でスムーズに現地へ到着し、登山口の路肩にバイクを停めカメラのみ持て山道を登っていく。大汗をかいて約15分で頂上へ到着。「奥松島」の島々が夕日に光る海にシルエットとなっている。 ![]() 一通り撮影してから日陰に入ってもう少し日が傾くまで待つことにするが、強烈な西日で風も無いため日陰でも暑くてたまらない! 20分位待ったが暑さに耐え切れず、もう一通り写真撮影してから下山する。 バイクに戻って仙台方面へと進んでいく。当面の問題は何処で泊まるかだ。最初の予定では福島県の「大洲海岸」でキャンプの予定だったが、「大洲海岸」まは遠いので暗くなってからの到着となるし、海水浴場が近ければ騒ぐ連中が多そうだ。(前夜で懲りている!)仙台付近には温泉施設も無く道の駅も見当たらない。取りあえず仙台を過ぎてから場所を決めることとし、R45から県道10へ入り海岸沿いをズーーーーーッと走って行く。途中で日が落ちて暗くなってきた。途中のセルフスタンドで燃料補給しておく。平均燃費は27.63km/Lと少々落ちてきた。 夕食は沿道に合ったラーメン店「味噌ラーメン一流」とした。メニューを眺めて「味噌チャーシューメン:950円」を注文。出て来たラーメンはスープが溢れんばかりで、メンと具材は平らげたがスープは半分残してしまった。さて、解決していない宿泊処はどうしようか? ツーリングマップルを見ていると、相馬市付近に道の駅があったので、ナビの案内を設定して走っていく。阿武隈川を渡り県道38へ左折していく。 宮城県から福島県に入る少し手前右側に「ホテル坂元」の看板を発見。通り過ぎたのでUターンして戻り、入口を入っていく。ここは古い言い方だと「モーターサイクリストホテル」、俗に「ラブホテル」と言われるところだ。「ラブホテル」だと派手なネオンサインがあって入りにくいところだが、ここは入口の看板がある程度で派手なネオンサインは一切無くて入りやすかった。管理棟で宿泊料:4000円を払って空いている棟の車庫にバイクを停め、車庫の照明を消して使用中のサインとする。 部屋に入ると、トイレ、ユニットバス、客室にベッドのあるビジネスホテルと同様の造りだ。但し、ベッドはダブルベッドだが! 早速浴室でシャワーを浴び、スッキリしてから客室でテレビを見ている。冷蔵庫のビールを取り出して晩酌とし、ビールを飲み干した後は水分補給にポカリスエットを飲んでおく。 テレビも見飽きて22:00頃?就寝。エアコンはあるが温度設定は高くしているので、布団は掛けず浴衣のみで眠りに付く。近くの県道を通る車の音が少し聞こえる位で静かな夜だ。 [本日の走行距離:585.1km] 8月15日(水) 4:00に起床し、身支度を整えて出発の準備をする。前日飲んだビール類の代金:600円は、管理人が寝ているだろうから冷蔵庫の上に置いておく。 バイクの暖機中にナビのルート案内を設定しておく。ホテルを出て県道38を南下し、直ぐに福島県へ入る。相馬港付近はナビが又細い道へのルート案内をする。(県道経由でも100mも違いは無いのだが・・・・) 橋を渡って大洲松川浦ラインへ入り「大洲海岸」へ。「大洲海岸」は松川浦と太平洋を細長い砂嘴が隔てていて、砂嘴の上を大洲松川浦ラインが通っている。路肩にバイクを停め、カメラのみ持って海岸へと下りていく。 風は無く海は穏やかに見えるが、海岸にズラッと積まれた消波ブロックに波が打ち寄せると、「ドドッ」という音をたてて波飛沫も上がっている。消波ブロックの隙間から浜辺に打ち寄せる波が写せるので、丁度昇ってきた朝日と波の写真を撮影していく。 ![]() 撮影を終えてバイクに戻り、次の目的地へと出発する。大洲松川浦ラインからR6方面へ。途中の田園地帯で少し昇った朝日を撮影してみたが、光が強すぎて思ったような風景にはならなかった。 ![]() 少し走ったところで朝霧の中を山から出てきた朝日も撮影してみたが、やはり綺麗な写真にはならないなあ・・・・。 ![]() R6へ出て南下していく。ナビの案内通りに走っていくと「薄磯海岸」の塩屋崎灯台に到着。目的地を「小名浜」にしたつもりだったが、間違えて「塩屋崎」に設定していたようだ。「薄磯海岸」は渚100選に選ばれているところで、撮影対象の候補としていたところだ。ナビの目的地を間違えたのが返って好都合だった。塩屋崎灯台に上ろうとしたが、遊歩道は営業前で閉鎖されていたため断念。海岸を少し戻って防波堤の隙間から海岸に下り、波打ち際まで行って左右の海岸を撮影する。海霧が出ていて余分なものを隠しているため、雰囲気の良い写真となった。(海には濃霧注意報が出ていた。)海霧のためカモメも飛べずに避難しているようだ。 ![]() ![]() 次の目的地を「小名浜」に設定し出発する。海沿いを走って小名浜港の北側に着いたが、パッと見て絵になる風景はなさそうなので撮影はパスする。 小名浜を後にして次の目的地へと進んでいく。R6を南下して、ナビの案内で「五浦海岸」を見渡せる対岸の五浦岬公園駐車場にバイクを停める。カメラのみ持って遊歩道を進んでいくと、対岸の「五浦海岸」が見えてきた。崖の上に建っている赤い六角堂が良く目立っていた。 ![]() ![]() 撮影を終えてバイクに戻り、この先のルートを少々考える。北茨城の「五浦海岸」まで撮影が済んだので、残っている撮影ポイント(茨城県、千葉県、神奈川県、静岡県)は自宅から日帰り圏内で撮影が可能だ。本日(8月15日)は午後から高速道路のUターンラッシュも考えられるので、早めに帰ったほうが良いと判断し帰宅することした。R6に出て少し南へ走り、県道22へ右折して常磐道の北茨城ICへと向かう。 常磐道はまだ午前中なので目立った混雑は無く順調に流れている。日立北ICを過ぎてトンネルが連続する区間を過ぎて関東平野のエリアになると暑さが酷くなってきた。気温は35℃を超えているようだし、直射日光を浴びて路面からの反射もあるし、エンジンの熱がフレームに伝わってニーグリップしても暑い。 なるべく空いている車線(一番左側!)を走っていくが、マナーの悪い車を置き去りにするためアクセルを煽ってペースを上げる。スピードは上がっても熱風が吹き付けてくるので涼しくはならない。友部SAで燃料補給。平均燃費は28.07km/Lと高速にもかかわらず燃費はよくなった。 三郷料金所ETCブースをスムーズに通過。料金は3000円。三郷JCTから外環道へ入り(通行料400円)、道路の左側に出来た防音壁の日陰をズーーーッと走っていく。 大泉ICを出て右折し、保谷街道(渋滞気味)、青梅街道、小金井街道、東八道路経由で府中市内へ。自宅近くのセルフスタンドで燃料を満タンにしてから帰宅する。自宅には13:17到着。 [本日の走行距離:369.1km] ツーリングデータ 行 程: 3泊4日 走行距離:2006.4km 平均燃費: 27.86km/L 燃 料 費 : 10352円 有料道路: 8330円(ETC割引−1850円) 宿 泊 費 : 5200円 飲 食 費 : 12519円 − 以上 − |