【Mirror-DTCの追加情報: サーバープログラムの使い分け方】

DTCServiceはMirror-DTCサーバーとしてフルスペックの機能を提供します。
これに対して、簡易サーバでは、ロック画面/ログオン画面/UACダイアログの表示/操作が行えません。
また、「管理者として実行」を指定しない限り、管理者権限を持ったプログラムが画面にあると操作が行えません。
このため、一般には、Mirror-DTC用のサーバープログラムとしては、DTCServiceの使用をお勧めします。

- Windows7のUACダイアログ -



ただし、DTCServiceの利用にはプログラムのインストールと管理者権限が必要になります。
また、フルスペックの機能を利用するためには、サービス開始後にリブートして立ち上げ時から動作させておく必要があります。
このため、簡単な作業のために一時的にリモート操作を行いたいような場合には、簡易サーバーの利用をお勧めします。

DTCServiceと簡易サーバーの同時利用は可能です。
このため、DTCServiceを利用している環境でも補助的に簡易サーバーを利用することができます。

同時利用時には、異なるMCClientから個別接続する形態になるため、それぞれに独立したウインドウが用意されます。
このため、デュアルモニター構成時には両方のモニターを異なるウインドウで同時表示可能になります。
また、一つのウインドウで通常操作を行いつつ、別ウインドウで画面構成の調整を行うといった利用形態も可能になります。
簡易サーバーは複数の同時利用が可能なため、簡易サーバーだけを使って同様の利用形態を採ることも可能です。

DTCServiceと簡易サーバーの同時利用時/複数の簡易サーバー利用時にはそれぞれに異なる使用ポートを設定して下さい。
同時利用時には、それぞれに独立したデータ転送が行われるため、CPU/ネットワーク負荷は増大します。
このため、通常操作用として使用するMCClient以外では、音声転送は禁止し、画像転送レートは落としてください。
ただし、画面転送についてはウインドウを最小化することで自動的に停止させることができます。
このため、同時表示が不要な場合には、表示の必要がないウインドウを最小化しておけば負荷の増大は防げます。

簡易サーバーの起動には、ダイアログ入力が必要なため、定常的に複数サーバーを利用したい場合には不便かもしれません。
このような場合には、Cross-Platform Packに収められたサーバーを利用する事ができます。
Cross-Platform Packのサーバーは、機能的には簡易サーバーとほぼ同等ですが、起動時のダイアログ入力は省略できます。
Cross-Platform Packのサーバーでは、終了時に以下のような確認が行われます。

- Cross-Platform Packサーバーの終了確認ダイアログ -



上記の確認で、「いいえ」を選択すると、次回起動時には、起動ダイアログはスキップされ、保存された設定で動作します。
このため、Cross-Platform Packのサーバーを使えば、スクリプトで、複数サーバーを異なる設定で起動する事も可能になります。




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