サーバーをXPで動作させる場合には、音声転送の対象はサーバーマシンに設定されている録音プロパティーに従って決定されます。
出力音を転送させたい場合には、サーバーマシンの「ボリュームコントロール」のプロパティで録音対象を指定して下さい。
「WAVE 出力ミックス」/「ステレオミキサー」といった名称で登録されているコントロールを対象とすることで出力音を転送できます。
「ボリュームコントロール」はタスクトレイのスピーカーアイコンの右クリックから開くことができます。
設定は「ボリュームコントロール」の「オプション」メニューの「プロパティー」を実行して表示されるダイアログで行えます。
上記のような音源が無い場合には、ステレオミキサー機能を提供するソフト(
TiVSound)を公開していますので、これを利用して下さい。
複数のオーディオデバイスが実装されている場合には、予め、コントロールパネルの「サウンドとオーディオのプロパティ」での設定が必要になります。
「サウンドとオーディオのプロパティ」の「オーディオ」タブにある録音用の規定のデバイスを利用するデバイスに設定して下さい。
- サウンドとオーディオデバイスのプロパティ画面 -
XPではMirror-DTCサーバーは音声転送用に規定録音デバイスからの入力データを使用します。
サウンドデバイスが一つしかない環境では「ボリュームコントール」での設定が有効です。
しかし、二つ以上ある環境では規定デバイスを指定するためにレジストリ操作が必要になる場合があります。
操作が必要なレジストリキーは以下の通りです。
HKEY_USERS\S-1-5-18\Software\Microsoft\Multimedia\Sound Mapper
通常は上記キーは存在しないため、新たに作成する必要があります。
規定デバイスを指定するためには、上記キーに対して以下の値を書き込みます。
Playback=規定再生デバイス名
PreferredOnly=0
Record=規定録音デバイス名
SetupPreferredAudioDevicesCount=0
上記の値は、ログオンユーザー用として設定されるものと同じです。
このため、以下のレジストリキーを参考にすることができます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Multimedia\Sound Mapper
上記を参考にして同じ値を前述のキーに書き込めば、規定オーディオデバイスを指定できます。
上記が存在しない場合には、タスクバーのスピーカーアイコンの右クリックから「オーディオプロパティの調整」を開きます。
「オーディオ」タブで「規定のデバイス」を設定後、Okボタンで終了すれば、レジストリキーは作成されます。
なお、
TiVSoundの開発時にこのレジストリ操作を行えるユーティリティを作成しました。
「TiVSound Supporter」をインストールするとインストールフォルダーに「SMChange.exe」というファイルが作成されます。
このファイルは単体でも使用できますので、レジストリ操作をユーティリティで行いたい方は使用してみて下さい。
- SMChange.exeの起動後に表示されるダイアログ -
サーバーをXPで動作させる場合にはサーバーマシンの「ハードウェア アクセラレータ」を「なし」に設定すると性能が向上する場合があります。
「ハードウェア アクセラレータ」の設定を行う場合には、まず、デスクトップ上での右クリックから「プロパティ」を選択します。
次に、表示される「画面のプロパティ」ダイアログで「設定」タブを選択します。
次に、「詳細設定」ボタンを押し、「トラブルシューティング」タブにあるスライダーで設定を行います。
「ハードウェア アクセラレータ」を「なし」に設定すると、Mirror-DTC使用時のサーバー負荷を減らせる場合があります。
また、メディアプレイヤー等で動画画面が表示されない場合にも、その画面を表示することが出来るようになる場合があります。
ただし、設定を「なし」にすると通常動作に支障が出る場合もあります。
このため、性能的に大きな問題が無い場合には、設定変更は行わない方が良いかもしれません。
- トラブルシューティングの画面 -