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・和風オリジナル ・卵麺(平) 平つけ麺 卵麺(太) 太平 太平つけ麺 肉みそめん(平)【季節限定】 肉みそめん(太)【季節限定】 ミート麺【季節限定】 細つけ麺
・千葉県松戸市稔台63-19
・土日祝11:45〜15:00
・月〜金
・最終日、今日は妻と共に開店3時間前に到着。1番目かと思ったが、すでに1人が店の前で待っていた。あとで話を聞いたのだが、茨城県から来た人らしい。しばらくするとマスターが店を開けにいらしたので、そのタイミングで店の中で待たせてもらうことになった。外は、かなり激しい雨が降っている。涙雨というには、あまりにも激しすぎる。この雨のおかげで、もしかしたら出足は鈍るかもしれない、と思ったのだが、どうやら杞憂であったようだ。先日、私が来たくらいの時間には、すでに十数人が並んでおり、最後の嘉無蔵を求める気持ちは、この激しい雨などものともしないようだ。私は待ちながら、マスターと奥さんの最後の仕事を目で追う。そこには、いつもと同じく真剣な表情のマスターと、笑顔を振りまく奥さんの姿があった。気のせいかもしれないが、どことなくいつもとは違うような気がする。もっとも、見る側の私の見方が違っただけなのかもしれないが…。待っている間、マスターからうかがったのだが、昨日は12時半頃にはストップをかけたにもかかわらず、多食(2杯以上)が多かったので、最後は5時になってしまったそうだ。そのようなわけで、本日は多食はちょっと…とおっしゃっていた。やっぱり、できるだけ多くの人に、最後の嘉無蔵を食べて欲しいのだろう。今日はまだつけ麺も卵麺もまだ出せるらしい。しかし、肉みそめんとあわせて、合 計30杯ほどしか出せないという。さて、3時間ほど待って、ようやく最後の嘉無蔵をいただくことになる。今日は私が肉みそめん、妻がつけ麺。ということで、昨日最後のつもりでいただいたつけ麺は、結果的に最後のつけ麺ではなかったわけだが、まあいいか。最初に妻のつけ麺が出てきた。妻がつけ麺を食べるのは数週間前に引き続き2回目。実は、最後の最 後まで肉みそにしようかつけ麺にしようか悩んでいたのだが、この前はじめてつけ麺をいただいたときの衝撃とうまさが忘れられずに、大好きな肉みそではなく、つけ麺を決断したというわけだ。もちろん、最後なので、2人で分け合っていただくつもりではある。そんなわけで、私も少しつけ麺にありつくことができた。今日のつけ麺は麺にしてもつけ汁にしても最高の出来だった。余計なことは言わない、理屈なしにうまかったのだ。妻も食べながら、こちら(つけ麺)にして本当によかった、と言っている。もちろん、スープ割だって忘れてはならない。いつもながら、実に滋味あふれる、優しい味わいである。全身で嘉無蔵の出汁のうまさを感じ取ろうとしているような気がする。…最後の最後に、またこの味を楽しむことができてよかった。(2008.6.29A)
次に私の肉みそめんが出てきた。ついに嘉無蔵での最後の一杯となる。思えば6年前の開店直後に最初に来て以来、長く嘉無蔵の味に触れてきたが、いつだって美味しかった、いつだって丁寧な仕事が感じられた、いつ来ても笑顔で迎えてくれた…。その最後の1杯をいま、気持ちだけは襟を正していただいている。最後の肉みそめん、平麺、太麺、きゅうりのすべてが肉みそとの絶妙な相性を舌に感じさせてくれている。肉みその旨味とコク、麺の食感と噛めば噛むほど感じられる自然な小麦の風味、フルーツといっても通用しそうなほどみずみずしいキュウリの素朴な青臭さ。最後の肉みそめんをいただきながら、私ははじめて肉みそめんをいただいたときの感動を、ふと思い出していた。そこから、最初に嘉無蔵を訪れた時のことにまで記憶がさかの ぼる。そうしているうちに、キュウリがなくなり、平麺も太麺も残り少なくなってきた。思わず最後まで平らげてしまうところだった。まだスープ割が残っている、全部食べきってはいけない。そして平麺を2枚、太麺を適量残してスープ割をお願いする。本当に最後の最後だ、全身が舌と胃袋になったかのような気持ちででいただく。もちろん、美味しかったのだが、どんな美辞麗句を並べても表現しきれない美味しさであった。次第にスープも残り少なくなって来て、あと一口というところまで来てしまった。飲み干す前には、これで終わりなのかと思うとためらいもあったが、どこかでピリオドを打たなければならない、数秒どんぶりの底のスープを見つめたあと、ためらいを振り切って一気に飲み干した。すべてが終わった。本当に美味しく、感慨深い、記憶に残る一杯となった。(2008.6.29A)
いよいよ最終週、今日と明日の営業を残すのみとなった。店に到着すると、すでに店内には7人の待ち、つまり私が8人目である。先週は肉みそめんと卵麺だったので、今日はつけ麺をいただこうと心に決めていた。私の嘉無蔵生活における最後のつけ麺(結局、最後のつけ麺ではなかったが…)、つけ汁のネギの切り方が普段と違っていたために微妙に味の雰囲気が違っていたが、それでも平麺と太麺のそれぞれの違いとうまさを十分に堪能させてくれるつけ汁であった。最後のつけ麺、平麺が一枚一枚なくなるたびに、そして太麺がどんどん少なくなるたびに、軽く切なさがこみ上げてくる。もう、このつけ麺が食べられないのか。だからこそ、しっかり記憶にとどめておこうと思いながら、心していただいた…。そして最後のスープ割、体中に染みわたるようなうまさだった。(2008.6.28B)
今日は、もしかしたら来週はないかもしれないという話を聞いたので、卵麺の太平をいただくことにした。これで最後だという思いと共に、ゆっくりと味わいながらいただく。太麺も平麺もいうまでもなくうまい。スープ、これほど優しく奥深いスープは他の店にあるだろうか。2種類のチャーシュー、とろとろだが肉の旨味がしっかりとしている、脂身=白肉の自然な甘みは最高である。メンマの代わりの筍、やわらかく絶妙な味わい。玉子焼きもかまぼこも青もの(今日は青梗菜?小松菜?)もこの卵麺には欠かせない。このすべてがあって、麺屋嘉夢蔵の卵麺なのだ。スープを最後の一滴までいただいたとき、妙に淋しくなった…。(2008.6.22A)
いよいよ来週までの営業となった。で、今日行ってみると、昨年逃してしまったことがいまだに悔やまれてならない肉みそが本日から始まるという。今日はもともと卵麺をいただくつもりで行ったのだが、そう聞いてしまったからには肉みそである。そしていただいた肉みそ、過去にいただいたものと遜色がないくらいにうまい。麺は特に指定しなかったので太平で出てきたが、今日は太平で正解。割包に麺と唐辛子の甘辛煮とをはさんでおいしくいただくには、やっぱり太麺である。そして平麺で肉みそを包んで口の中で噛みしめるときの幸福感は、他の店ではとうてい味わうことができない。そしてフルーツのようなみずみずしさと甘みを持つ有機きゅうりと肉みそとの相性はいうまでもなく、超うまい。そして最後のスープ割、嘉無蔵ならではの優しい和出汁の旨味が肉みそのコクと相まって、これまた超うまい。この味をまた楽しむことができないかもと思っていただけに、今日は最高にうれしく、満足した一日だった。それにしても、さすがに人が多いな〜。(2008.6.21A)
奥さんの「細はつけ麺が美味しいのよ」といった言葉がどうしても気になってしまって、細つけのダブルをいただく。出てきた細つけ、麺の太さは2ミリ程度なので、世間的には中細という感じである。さっそくいただいてみる、当然ながら平とも太とも違う食感。細いがゆえにつけ汁をよく持ち上げてくれるので、平とか太が麺の食感と美味さをじっくり味わうものだとすれば、細は出汁を感じつつ無かん水の麺ののど越しを味わうというものになるかもしれない。実際麺を口に運んだときに鼻腔から抜ける出汁の香りは太とか平ではここまで感じられなかったものであり、そういった意味では別の店に来たかと思うほどの違いがある。細いだけに、思い切りすすりたいところだが、ここは麺屋嘉無蔵、そのへんは我慢することにした。また細いだけに軽くいただけてしまう。最後のスープ割も麺に連れて行かれるつけ汁の量が多いので、通常よりも残り少ないつけ汁を割ってもらうだけに、出汁がストレートに感じられて、たいへん美味しい。麺屋嘉無蔵の営業もいよいよ今月限り、最後にして未食の細をいただけてよかった。(2008.6.1B)
今日のつけ麺、出汁がめちゃめちゃうまい。魚だけではなく、様々なお味が渾然一体となっていながら、優しく仕上がっている。ダブルの場合、つけ汁を途中でもう1つ出してくれるので、最後のスープ割は、ひとつを麺と具入りで、もうひとつをそのままスープを入れてもらったが、それぞれ微妙に別の味わいでどちらもうまかった。そしてあんまん、いただくのは初めてだが、あんにごまも混ざっているのであますぎず香ばしく、コクもあってこれまたうまかった。感動〜。(2008.5.18A)
久しぶりにつけ麺の太平をダブルでいただくことにした。ダブルとは文字通りダブル、麺が倍ということである。おまけの割包に筍をはさんでいただきながらつけ麺を待つ。すると通常のよりも大きなどんぶりに麺が入れられて登場。なかなか食べ応えがありそうである。さっそくいただいてみる、ねぎと生姜の効いたちょっと濃いめのつけ汁が麺のうまさを引き立ててくれており、まさに嘉無蔵の真髄をいただいているごときである。麺が半分程度になったあたりでつけ汁が薄くなってしまうので、つけ汁の追加をお願いする。すると、最初とまったく同じつけ汁が別の器で登場し、味がリセットされる。具はいつもと同じだが、緑のものはほうれん草、このほうれん草はとってもほうれん草の味が濃くてうまい。そして最後に太麺と具の半分を投入し、スープ割りをお願いする。味の加減はちょうどよく、これまたうまかったので完食。おなかもほどよくいっぱい。いいな、ダブル、満足度高いぞ。(2008.2.23B)
いただいたのは卵麺の太平大盛(200円増し)、このメニューは実に久しぶりである。出てきた卵麺、大盛だけあってどんぶりが大きい。具はバラ&ロースかな?チャーシュー2枚にメンマ代わりのタケノコに卵焼きに刻みネギにかまぼこに緑のものは青梗菜か?そしていただいた久しぶりの卵麺、相変わらずこれほど優しく滋味あふれるスープは、およそラーメンのスープとは言い難いが、よそでは味わえない極上スープ、体にしみる。麺は太も平も噛めば噛むほど味が出る。チャーシューはバラが絶品、そして今日は特にタケノコがうまいことこの上なし。そりゃもう超大満足である。
(2008.1.12A)
恒例の冬限定のミート麺。ことしもまた例年と同じ素晴らしい味に仕上がっていて、まさにドーパミンが分泌されているかのごとく、一口一口に充足感が得られた。また、今日はたまたま肉みそをはさんでいただく割包のかわりに、薄い生地をミルフィーユのように何重にも重ね合わせたものが出てきて、それにミートをはさんでいただくと、これまた不思議な食感で、むっちりしていて噛めば噛むほど味わい深い。これもいいぞ。何でも今日はたまたまであって、ふだんはとても手間がかかって店では出せないとのことで、それをたまたまいただけたことは、まことに幸運としかいいようがない。そして最後のスープ割、飲めば飲むほど旨味じんわり。至福の時であった。(2007.11.10B)
昨年同様に冬季限定のミート麺。太平で。今年もやっぱりめちゃめちゃうまい。(2006.12.2A)
肉みそめん、2006年版、平でいただく。今年もまたいい有機キュウリが入らないとできないメニューだけに、キュウリがうまいのなんの。もちろん平麺だって肉みそだって最高にうまい。ちょっと乗ってる薬味の生姜やねぎのみじん切りはみずみずしいし、肉みそに溶けるとこれまたうまい。別皿にはむっちりした割包と青唐辛子とモロヘイヤを揚げたもの。割包に平麺と肉みそを包んでいただくと、この上ない幸せを味わえる。そして平麺を少し残したところでスープ割り、嘉無蔵風味噌らーめんの完成である。こちらには別皿のモロヘイヤの茎の部分を入れていただくのだが、スープのうまさは言うに及ばず、そのモロヘイヤのとろみと食感といったら、もう何も言うことなし!まさに完璧である。(2006.8.19A)
卵麺の太平をいただく。今日のスープは夏なのでちょっと濃いめだということだったが、バランスがちょうどよく、相変わらずしみじみとうまい。具の緑のものは青梗菜、味が濃くていい感じだった。そして何よりもチャーシューがうまかったなぁ。もちろん麺もうまかった。ところで、最近になって平日の営業時間が変更になったらしい。ていうか、予約制になったのだ。気軽には来られなくなるが、でも、その方がゆっくりできるかも。(2006.6.11B)
2度目のミート麺、今日は平麺のみでいただく。太平でもうまかったけど、こっちの方が断然いいなぁ。で、今日は麺を3枚残してスープ割り。これはこれでスープそば的な味わいがしてこれもまたよし。ところで今日のスープ、前回よりトマトは控え目だが、逆に出汁が濃くてえらくうまい!(2006.2.18A)
いただいたのは冬季限定のミート麺の太平。こちらは鹿児島産黒豚挽肉と有機野菜(トマトピューレ、タマネギ、人参)がミートソース状になったものを太と平の暖かい麺の上にかけるというものである。いわば嘉無蔵ならではの(メニューに書いてあるのだが)和風パスタである。出てきたミート麺、見た目はほぼミートソースである。まずは太麺からいただいてみる。はじめ、ちょっとだけ酸味が強めに感じるが、麺を噛んでいれば噛んでいるほどにじんわりと麺の旨味と挽肉や野菜から出た甘みがその酸味を中和してうまい。それは平麺ならなおさらのこと、噛むほどにうまい。さらに、別皿の…何と表現したらいいか、肉まんの皮の部分の厚いものが添えられているのだが、それにソースをはさんでいただくとこれが絶品!麺のうまさが飛んでしまうくらいにうまかった。ということであっという間に麺終了。最後にスープ割りをお願いすると、「あら、麺食べちゃったの?残しておいたらトマトラーメンになるのに」というお言葉。ちょっと失敗した。でスープを加えて温められたものをいただく、不思議と先ほどよりもトマト風味が強めに感じられ、加えて嘉無蔵の和風スープの味もしっかりしておりたいへん美味しい。確かにこれで麺をいただくとそりゃうまいに違いない。
すっかり夏の風物詩となった嘉無蔵の肉みそめんをいただく。何でも今年はキュウリのいいのがなかなか入って来ないとか。ちなみに今日のキュウリもそれほど自信はなさそうだったが、何しろ目的は肉みそめんだったのでもちろんいただくことにした。そして出てきた肉みそめん、まずはキュウリをいただいてみる。確かに昨年のに比べるとフルーツのようなみずみずしさはないものの、十分に美味しい。もちろん肉みそにもぴったり。そしてその肉みそ、平麺にも太麺にも相変わらず抜群の相性で言うことなし。別皿の薬味は青唐辛子の醤油煮(?)とニラ(?)、こちらもいい変化を味に与えてくれている。そして残った肉みそはスープ割りでいただく、じんわりとうまいとはこのことだ、と言わんばかりに派手さはないものの、最後まで美味しくいただくことができた。(2005.7.8B)
太平のつけをいただく。麺は相変わらずむっちりして噛みごたえがあって味が濃くってうまい。つけ汁も麺の味を引き立てるにはいい濃さである。具は別皿にチャーシューと小松菜と厚焼き玉子とタケノコ、そしてつけ汁の中には直前に焼き色をつけたチャーシュー。特に別皿のチャーシューがうまい!何がうまいって脂の甘さがうますぎ。こりゃいいものをいただいたと大満足。そして最後にスープ割り、しばらくいただいていない間に新しい食べ方が推奨されているのでその流儀に従ってみる。それはあらかじめ具を半分くらい、麺(太)を一口くらい残しておいてつけ汁の中に入れ、そこにスープを入れてもらうというものである。つまり、汁そばなのである。つけ汁の中にはもともと生姜などの薬味が入っており、その味も当然強くなるが、これがなかなかいける。1杯で2度美味しいとはこのことである。(2005.6.23B)
久しぶりに卵麺の太平。今日のスープは最初の口当たりはさらりとしてうどんっぽい淡白な味わいだったが、どんどん食を進めるごとに魚系・動物系ともにしっかりとした味わい深いものであることが感じられるような、じんわりとうまいコクのあるスープであった。そして麺、久しぶりだけに何とも懐かしい食感で、噛みしめるごとに幸せ一杯!具は2種類のチャーシューと筍と厚焼き玉子とかまぼこと青梗菜、いずれもしみじみとうまい。大満足であった。(2005.5.6A)
久しぶりに卵麺の太平、スープはほとんど以前の印象と同じだが、やや魚系が抑えめかもしれない。具はバラとロースのチャーシュ1枚ずつ、タケノコ、小さい厚焼き2個、かまぼこ1枚と青ものは小松菜。スープも太麺も平麺も相変わらずうまい、ゆっくりとあわてずにいただける、これこそホッとする一杯である。麺や具をいただきながら、スープをその都度口にはこびたくなる。そうしているうちにどんぶりの中のすべてがバランスよく少なくなってゆく。普通のラーメン屋さんだったらまず麺だけなくなっちゃうところだが、嘉無蔵だけはすべてを交互にいただきたくなってしまう。スローフードとはこういうことなのかも知れない、としみじみ思った。やっぱりたまにはこういうのもいただかなきゃいかんな〜。(2004.9.25B)
この夏3度目の肉みそめん、今日は平でいただいたがやっぱりうまい!あと今日は別
皿でモロヘイヤの天ぷら(といっても衣はあまりついてないが)がついてきて、これをつまみながら平麺をいただくってのもまたオツなものであった。そしてそのモロヘイヤの茎の部分を最後のスープ割りに入れていただく。さらにゆでられたオクラなんかも入れてもらっちゃったもんだからトロトロでこれまたうまい!(2004.7.31A)
肉みそめんを太(ふと)でいただいてみる。基本的な構成は麺以外ほぼ同じだが、やや肉味噌の味が濃く。加えて別
皿で鷹の爪の輪切りの醤油漬け(?)が添えられている。もともとこのメニューは平麺のために作られたらしいのだが、太でも十分にうまい。おもしろいのは麺の食感、通
常の卵麺ではあまりわからなかったのだが、この麺、柔らかいのにコシが強いのだ。これは圧力鍋ならではなのかもしれないが、柔らかいのにコシがあるなんて、よそではめったにお目にかかれるものではない。うまさもさることながら、新たなる発見だった。
肉みそめんの2004年版を平麺でいただく。どんぶりの中の構成は昨年とほとんど同じだが、最後に刻みネギと刻みショウガが少量
加えられている点はちょっと違うかもしれない。で、味の方であるが、うまい!お見事!としか言い様がない、とにかく麺も肉みそもキュウリもそれらの相性も、すべてが最高である。言うことなし!(2004.6.26A)
季節限定の肉みそめん。季節限定とは言っても、正確にはいい有機きゅうりが入ってくるまでなので、いつ終わるかわからない、そんな旬なメニューである。肉みそめんを注文すると「平にするか太にするか」と聞かれたので一瞬迷ったが、ここはやっぱり平でお願いした。なんでも、平と太ではあわせる肉みそも違うようで、太の方がちょっと味濃いめ、平の方は甘めで肉の味が出るように麺によって変えているそうだ。さてその肉みそめん、水でしめられた平麺の上に、熱々の肉みそがかけられ、その周囲に有機きゅうりが彩
りよく並べられ、最後に肉みその上にすりゴマをふりかけている。さっそく麺を1枚いただく、はっきり言ってかなりうまい!肉みそは細かい挽肉にしいたけなどが煮込まれたもので、肉のうま味としいたけのうま味が味噌とうまく融合しており、やや甘めに仕上げられているので、そのまま肉味噌だけいただいてもたいへん美味しい。それがあの平麺と一緒になった時はまさに感動的である。ここまでこの平麺を引き立てるものなど考えられないほどの絶妙なコンビである。さらに有機きゅうりもまた絶妙、フルーツのようにみずみずしくてきゅうりの味も濃く、そのうえ肉みそにも言うまでもなく相性抜群。あとこれは嘉夢蔵の麺にしかできないことだが(笑)、途中、平麺に肉みそときゅうりを包んでいただくと、これまた何とも言えず、うまいのである。まさに三位
一体。いや〜それにしても凄い麺である、このようにいただいてもうまいとは。この肉みそめん、タイプとしてはジャージャー麺タイプと言えるのだが、これほどのものはそうお目にかかれないのではないだろうか。
この前いただいた太平のつけをいただく。最初につけだれとチャーシューとタケノコとかまぼこと卵焼きが盛られた小皿が出てくる。つけだれを見ると、最初にいただいたものとはかなり違っている。引き続き出てきた麺とつけていただくと、以前のものよりも味が濃いめで、たくさんの刻みネギとショウガの香りが刺激的であるが、これはこれで麺の味が逆に引き立てられているような気がする。また、濃いわりにはだしも強くなっているのか、醤油っぽくなっていない。もちろん麺は平も太も歯ごたえがよく、濃いめのつけだれのおかげで噛めば噛むほど旨味と甘みがじんわりと堪能することができて、かなりうまい。つけだれの中には刻まれたチャーシューも入っており、一緒にいただくとさらに旨味が口の中に広がる。最後にスープ割りをしてもらうと、魚系の旨味が立ってくるのがなかなかよかった。卵麺(平)のスープは以前のものにくらべて動物系がおさえられ、魚系を強くしてあるのか、こちらもたいへん美味しい。
新(裏?)メニューの太平。ちなみにこちらはもともと賄いでやっていたもので、こういうのもありじゃない?ということで出すようになったらしい。それにしても「太平(たいへい)」とは、なんかめでたい名前である。さてその太平、2種類の麺が一緒になっただけなのだが、それぞれの食感の違いが楽しめてなかなか面
白い。不思議なことに、それぞれスープの絡みも違うためか、味まで微妙に違うようにも思えてくる。まさに一杯で2度美味しい、というところか。そしてスープは以前よりも豚を少なめにして魚系を多くしているらしい。聞くと、スルメも変えたのだという。そのためか、後味がとてもいい。それから具の構成で以前と違うのはオクラの代わりに青菜が入っていることくらい。季節ものを使うのかもしれない。ついでに今日のチャーシューは完璧だった。
今日は太麺でいただく。奥さんの話だと、スープがかなり変わって、スッキリしたらしい。太麺も平と同じく、圧力鍋で茹でる。さて出てきた太麺、太さは二郎とほぼ同じ程度である。ただ太いわりにはたいへんコシが強く、やはりよくかんで食べることになる。さすが嘉夢蔵である。このコシを、芯までしっかり茹でた上で出すことができるのは、やはり圧力鍋ならではだろう。スープは、かなりスッキリしている。むしろうどんのスープに近いような気もするが、思ったほど淡白ではなく、奥の深さがあり、麺ともよくあっている。この前とちょっと変わったところは、具の中央にホタテの貝柱のくずし身がちょこんと乗っていたところ。その他の具は健在である。特に今日はチャーシューと薄焼き卵と干しタケノコがうまかった。それから今日はすいているのでサービスしているというロースのチャーシュー、具として乗っていたの(こちらは脂がうまい)とはまた違って赤身の部分の味がよかった。
ここの特徴は、何よりもこだわりの麺(卵麺)である。北海道産内麦小麦粉、地鶏の有精卵を使用した無かん水の自家製麺。メニューには卵麺の「平」と「太」と「細」があるが、その麺のよさをいちばん味わえるのは「平」であろう。この「平」、他でなかなかお目にかかれない代物である。何しろ、約3・くらいの巾があるのだから。ラーメンと言うよりも、むしろきしめんのようなラザニアのようなワンタンのような、とにかく特徴がある。その麺を鍋で茹でるのではなく、何と圧力鍋で茹でる。これも大きな特徴と言える。スープは鰹節やアゴ節や豚肉や有機野菜などのみを使用した無化調で、醤油はまろやかな再仕込み醤油が使われている。さて、そのラーメン(と言っていいものか?)、見るからに不思議な感じである。麺が麺だけにワンタンっぽいビジュアルである。スープは心地よい透き通
り具合で、魚系の香りが食欲をそそる。チャーシューは黒豚のバラで、若干八角の香り(?)が強めではあるが、うま味が閉じ込められている。特に脂にうま味がある。その他の具としてはまずメンマのかわりに程よい味付けの干しタケノコが使用され、また無燐かまぼことゆでられたオクラとこだわりの卵の薄焼きが刻まれたものと万能ねぎが乗っていてスープには揚げねぎ(エシャロット)も浮いている。で、味の方であるが、意外と平麺と和風だしのスープとの相性がよく、かなりいける。麺を1本ずつ食べると、どうしても口の中でかんで味わうことになる。だから「かむぞう」なのだが、かんでいると、なんだかラーメンではないような気にもなってくる。ところで麺のゆで方がゆで方だけに、時間がかなりかかる。「スローフード」を目指しているとの事なので、時間のない人はきついかもしれない。
麺屋嘉夢蔵の平つけ麺。こちらはまさにあの巾3・の麺が主役である。つけ汁はそれほど濃くはなく、もう「麺をよくかんで味わえ」と言わんばかりである。確かに麺の味がこれほど味わえるものはないだろう。つけ汁はラーメンにくらべると、ややおとなしめで、中には刻まれたチャーシューが入って、万能ねぎに刻みショウガが浮いている。このショウガがなかなかいい役を演じている。それから付け合わせに例の干しタケノコと肩ロースのチャーシューを別
皿で出してくれた。このチャーシューがかなりうまい。味付けもさることながらとってもやわらかく、口の中でとろけるのである。麺を食べ終えたあと、スープ割りをお願いする。すると、とたんにだしのうま味が口に広がり、ここからはスープが主役の座にすわったかのようである。
・評価 平B 平つけ麺B 太B 太平A 太平つけ麺B 肉みそめん(平)A 肉みそめん(太)A ミート麺B 細つけ麺B
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