since 2001.5.23

店名

系統 実食メニュー 場所 営業時間 定休日  情報・感想 実食した個人的評価(好みとも言う、A〜E「このサイトについて(評価について)」参照)
 ※感想および評価はあくまでも主観的なものです。ご了解ください。


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味処
むさし野

和風オリジナル  中華そば+づけ玉 子 塩そば+づけ玉子 つけそば 木の子味噌つけそば【季節限定】 ふぐつけそば【季節限定】 山菜とろろつけそば【季節限定】 地どりたたきそば【季節限定】 ふぐつけそば(2003)【季節限定】 山菜あさりつけそば【季節限定】 冷し鱧そば【季節限定】 ふぐつけそば(2004)【季節限定】 毛がに味噌つけそば【3周年限定】 活け鮑すり流し山菜とろろつけそば【季節限定】 黒豚と焼松茸のつけそば【季節限定】 ふかひれ入り雑葉(じゃっぱ)そば【季節限定】 ごま辛そば 冷やし山菜そば【季節限定】 秋刀魚と松茸そば【季節限定】 木の子味噌つけ三平そば【季節限定】 鱈と鱈場蟹の味噌つけそば【限定】 バターとうもろこし塩そば【限定】 かにつけそば【限定】 青のり塩つけそば【限定】 鴨と下仁田葱つけそば【限定】 生姜そば【限定】 毛がに味噌つけそば【限定】 
千葉県松戸市松戸新田133-4  
18:00〜翌2:00 日 

11周年記念メニューの日。ほんとは26日が記念日なのだが、今年は26日が日曜日に当たるために前日の今日になったとのこと。で、その11周年記念メニュー、今年は毛がに味噌つけそばで、微妙にネーミングは違うが、2年前と同じメニューと思われる。季節のごはんは、京厚揚げ、本マグロ、和牛のロースト、山ウドのきんぴら、漬け物がのっており、こちらもかなり豪勢である。そして記念日の特別なデザート、杏仁豆腐がおまけで付いてくるわけで、もはや和食懐石フルコースといってもいい。しばらくして運ばれてきた毛がに味噌つけそば、つけ汁には微妙に赤っぽい油が少々浮いており、これはかに由来の油だと思われ、ほんのりとつけ汁からはかにの香ばしい風味が漂っている。麺の傍らにはまるまる1パイの毛がに、そして麺の上には湯葉と三つ葉のような葉物が乗っている。さっそく麺をつけていただいてみる。う〜ん、濃すぎない味噌とかにの風味のバランスが絶妙で、めちゃくちゃうまい。これはいつものペースで麺をいただくのがもったいない、そう思えるうまさである。麺を数口いただいたあと、毛がにの解体に取りかかる。手はべたべたになるがしょうがない、一気に解体してしまおう、と思ったのだがかなり時間もかかるので、ちょこちょこつまみながら解体作業。言うまでもないが、小振りな毛がにではあるが、身がぎっしり詰まっていてうまい。何よりもこれも小振りなわりにはたっぷりのカニ味噌のうまさと言ったら、比べるものがないほどである。まあ、唯一、かにに時間をかけている間に麺がくっついてしまうのが難点といえなくもない。季節のごはんも何をとってもうまい。特に、個人的には漬け物が最高にうまかった。すべて終了したあとでスープ割り、最後の最後までうまさを堪能することができた。杏仁豆腐はミカン、苺などのフルーツ類も入っている。これだけ充実した内容で1150円、ウソみたいな値段である。(2012.2.25A)

限定メニューの生姜そば。こちらは中華そばをベースに高知産の有機栽培の生姜をすったものが入っているという。その生姜そば、運ばれて来るなり、生姜の香りが漂ってきた。これだけでも食欲がそそられる。いただいてみると、生姜の風味が口いっぱいに広がって、これが実に美味い。中華そばに合うだろうことは予想できたが、予想以上のうまさである。しかも生姜が上物なのか、たっぷりとおろし生姜が入っているわりには辛くはなく、生姜の香りと旨味と滋味が存分に生かされており、これが高知産の生姜の特徴なのだろう。そして中盤あたりから体がぽかぽかと温かくなってくる。ちょっとした風邪なら吹っ飛んでしまいそうだ。寒い冬にぴったりだね〜。(2012.2.18A)

中華そばの大盛をいただく。今日の中華、魚が濃厚なわりには完璧なまでのバランス、とにかくうまい!!!むさし野でこれまでいただいた中華そばの中でも最強である。いや〜、今日行ってよかった〜。(2011.10.11A)

つけそばと季節のごはんをいただく。今日のつけそば、これまでになく煮干がよく出ていてかなり美味い。実に濃厚である。特に一口目は感動の味であった。毎回これだったら最高なんだけどね。季節のごはんはさつま揚げ・もやしのナムル・スルメイカの刺身が乗っているもので、なかでもさつま揚げは手作りで分厚く、これがかなり美味しかった。いや〜それにしても、今日のつけそばは特濃でうまかった〜。(2011.8.1A)

むさし野の10周年記念の日。今回のメニューは、なんとあのしお仕立てふぐつけそば!!個人的にはむさし野の限定の中では最も好きなメニューである。さて今回のふぐつけそば、つけ汁には小ねぎが浮いており、以前のものよりも透明度が高い気がする。麺は通常の麺と同じ、傍らにはふぐの唐揚げと皮が添えられている。さっそく麺をつけていただいてみる。口の中に広がる風味は、まさにこれまでいただいたふぐつけそば同様のもの。わずかずつの変化はあるにせよ、「むさし野のふぐつけそば」としてのDNAをしっかりと受け継ぐ作品である。とてつもなく美味い!としか言いようがない。いただくたびに少なくなってゆく麺や具の唐揚げや皮など、すべてに名残惜しさを感じてしまった。最後はもちろん、つけ汁を飲み干し、ふぐつけそばを余すところなく堪能させていただいた。大満足!ちなみに今日のごはんはマグロと生ウニと京厚揚げとホタテ、利益度外視の豪華な盛りと美味さは、こちらも大満足としか言い様のないものであった。至福〜。(2011.2.26A)

限定の鴨と下仁田葱つけそば、つけ汁は鴨で丁寧にとったと思われるもので、中に数個の肉のかたまりが浮いている。麺は通常の麺で、その傍らには鴨肉と焼きがつけられた下仁田ネギが添えられている。さっそく麺をつけていただく、鴨南蛮をイメージしたメニューなのか、ちょっと甘みがあり、麺で持ち上げられたつけ汁からは鴨のうまみが口の中に広がって、かえしのほんのりとした甘みと実にあうことあうこと。かな〜りうまい。鴨肉もジューシーでうまいし、下仁田ネギの焼かれた香ばしさとネギの芯の甘みが何ともいえずにうまい。鴨と葱との相性がいいのは言うに及ばないが、それをこのようなつけそばに仕上げてくるとはさすがである。ちなみにつけ汁の中の肉のかたまりは、おそらくは内臓系だと思われるが、そちらも臭みなく美味しくいただけた。(2010.12.29A)

限定メニュー「青のり塩つけそば」がある。あとで聞いてみると、どうやら今日だけの限定らしい。何ともラッキーである。その青のり塩つけ麺、以前いただいたバターとうもろこし塩そば同様に、ちょっとした変化球的限定なのだろう、ネーミングを聞くだけで何となく味が想像できるが、同時にうまそうであることも想像できる。出てきたつけ汁、ベースは通常の塩そばで、そこに大量の青のりが投入されている。麺をつけていただいてみる、塩そばのうまみと青のりの風味が見事にマッチし、また麺に青のりもちょっと絡んで想像通りにうまい。この裏メニュー的な限定、ちょっとした遊び心もあるのかもしれないが、いただくことができて、実にラッキーであった。(2010.5.6B)

9周年記念メニューの「かにつけそば」と季節のごはんをいただく。季節のごはんは、生のインドマグロ、いくら、白子、甘鯛の焼き物が乗っているもので、こちらも豪勢である。しばらくして、かにつけそばが登場。つけ汁は味噌仕立てで、すでにかにの香りが漂ってきて食欲をそそられる。麺の傍らには毛蟹がまるまる1パイ、どーんと添えられており、その向こうには刻まれた湯葉と刻まれた葉物が彩りよく配置されている。見た目の美しさに、手をつけることをためらってしまいそうにもなる。まずは麺をつけ汁につけていただく。味噌の風味とカニの豊かな風味が口の中に不わーっと広がり、そして濃いめのつけ汁のおかげで麺のうまさが引き立って実にうまい!そのうまさゆえに、うっかり麺をどんどんかき込みそうになるが、そこは我慢して、カニの解体に取りかかる。すでに切れ目をつけてくれているので、たいへん食べやすくなっている…、がやっぱりそこは丸ごとのカニなので時間がかかる。けれども時間がかかる分、解体後にいただいたカニの身は絶品だった。そして、毛蟹といえばカニ味噌!たっぷり入っているわ、うまいわで、これが850円とは、あり得ない安さである。そして最後にはスープ割り、これもまた旨み満載で最高のできであった。ちなみに、9周年ということで、杏仁豆腐のデザート付き。これもまた最高にうまかった。もちろん、季節のごはんも最高!至福のひとときだった。(2010.2.26A)

ごま辛そばと季節のごはん。季節のごはんはふぐの白子の炊き込みごはんの上に、山かけとマグロとウニと切り干し大根と韓国海苔、何とも贅沢である。しかもめちゃめちゃうまい!ごま辛そばは、個人的にこの冬のマイブームで、今日もまたまた辛さの中の何層もの厚みを持った旨みがたまらなく美味しい。えらく冷えた今日一日を心底暖めてくれた一杯であった。 (2010.2.8B)

久々のごま辛そばで、ちょっといつもとはスープが違っている。いつも、とは言っても、こちらでいただくメニューとしては圧倒的に中華そばとつけそばが多いわけで、ごま辛経験値は3〜4回程度?だから、それほど「いつも」を語れるわけではない。ただし、よそでいただく担々麺とは明らかに違って、むさし野らしさがうかがえると言うことはわかってるつもりであり、舌もその味を覚えているつもりである。そのような私が感じた違いは、いつも以上に旨みが深く、辛さのあとにはその旨みゆえの甘さが広がって実に味わい深いのだ。確かに辛いが、その辛さを意識するのを忘れてしまうようなスープであった。こちらのごま辛そばのファンは多いと聞くが、その気持ちがわかってきた気がする。そんな一杯だった。(2009.12.5B)

限定のバターとうもろこし塩そばをいただく。こちらは通常の塩そばに、これでもかという量のたっぷりバター炒めコーンが乗る。このコーン、実に香ばしく大変おいしかった。ただ、ちょっとスープの繊細な味をじゃましちゃってるかな。(2009.8.19C)

むさし野の8周年記念メニューをいただきに行く。限定は鱈と鱈場の味噌つけそば。以前にもいただいたメニューである。もちろん季節のごはんもいただいたのだが、今日のごはんはフグの白子の炊き込みごはんの上にフグと鮑と帆立とだし巻き玉子。贅沢だ。そして何よりも贅沢なのが限定のつけそば、まず麺は通常の麺なのだが、その上にどーんと大きな焼きタラバと鱈の揚げ物とミニキャベツ?贅沢だ。そしてつけ汁の中にもタラバ。そしてそのみそ味のつけ汁だが、ちょっと味噌が濃いめでありながら、タラバとの相性が最高にいい。もちろんタラバの出汁もよーく出ており、旨味が凝縮された、何ともうまいつけ汁に仕上がっている。何口か麺をいただいて、早く食べてしまうのがもったいないくらいだった。そしてあとから、デザートも登場。デザートは杏仁豆腐にみかん、イチゴなどのフルーツが入ったものである。まったく贅沢だ。ごはんはごはんで、アワビとフグに帆立なんて、内容そのものも贅沢でしかもうまい!ただし、難は食べるのに時間がかかること、とにかく、タラバに時間がかかる。最後のスープ割とデザートをいただいて店を出たのが、実に入店から45分後であった。それにしても、大満足であった。これであわせて1150円なんて安すぎる。(2009.2.26A)

久しぶりのごま辛そば、ライトな担々麺という感じで程よい辛さが寒くなってきたこの時期にはぴったりである。ただし、やっぱりこちらの中華そばとつけそばが完璧な好みなので、スープと麺と具の相性・バランスに関しては中華そば・つけそばには及ばない。ま、個人的な好みだけど。(2008.11.8B)

限定「冷やし冬瓜そば」、通常使用しているどんぶりとは違って、ラーメン用というよりも、丼ものに使用されそうなタイプ。そのどんぶりを使用した冷やし冬瓜そば、まずは見た目に大変きれいである。スープはとろみがつけられており、表面には数々の色鮮やかな具が散らされている。枝豆の緑、クコの実の赤、約1センチ四方に切られた湯葉の白、その他にも海老、じゅんさい、そして骨切りされているところを見ると、鱧だろうか。そしてスープと一体化してるかのように、ところどころに入り交じっている冬瓜の煮物も確認することができる。麺は中太の手もみ縮れ麺で、麺を持ち上げるととろみのついたスープをよくすくい上げてくれる。まずはスープをいただく。あっさりとした中にも和ダシ(日高・羅臼昆布、弘前産いわし・あじ、指宿産鰹節、静岡産干し椎茸など:テレ朝より)のうまみがぎっしりとつまった極上スープ。鱧も使用されているので、かつての鱧そばを彷彿とさせる味でもある。そして数々の具もまた味わい深い。特に印象的なのが冬瓜、口の中に入れたとたんにとろけて、ほんのりとした甘みとともに冬瓜が吸った出汁のうまみが口いっぱいに広がるのである。そして鱧、弾力があり、味が濃い。海老のぷりっぷりとした食感もたまらない。湯葉の風味も実にスープにあっている。クコの実もいいアクセントになっている。別皿にはなすの漬け物と青菜と松茸、すだちを搾っていただくとなんとも上品な香りが広がる。立派な一品料理である。(2008.8.15B)

季節のごはんが終了してたので、つけそばのちょい増しをいただいた。今日のつけそば、つけ汁はここ最近ではいちばんバランスがよくて美味く感じられただけでなく、麺に甘みがあって味が濃くてぴろっぴろで美味かった。完璧!(2007.10.13A)

つけそば+季節のごはん。つけそばはいつもどおりにうまかったのだが、今日に関していえばごはんがめちゃめちゃうまかった。今日の季節のごはんは、ハマグリごはんの上に切り干し大根と、エビと三つ葉のかき揚げと舞茸の天ぷらがのる。まずは塩を振りかけられたかき揚げ、これがうまい。切り干しも優しい味が何ともいえなかったし、舞茸の天ぷらは、まさに舞いたくなるお味であった。そして何よりもハマグリの炊き込み、思わず感嘆の声が出てしまったほどの絶品!ぷりっぷりしたハマグリが入っているし、ごはんにも今が旬のハマグリの味が思う存分に出ており、うまいことこの上ない。これを食べていなかったら、今日の人生を損するところだった。いや〜うまかった。ということで、おなかはぱんぱんになったが、心もぱんぱんに満たされた夕食だった。(2007.2.12B)

中華そば+づけ玉子+季節のごはん。季節のごはんは里芋とカニのごはんの上にひじきと白子の天ぷらが乗ったもの。今日の中華そば、とにかくスープがいい!まろやかだし、まとまりがあるし、奥行きがあるし、バランスがいい。麺もいつもながらよかったわけで、最初から最後まで完璧なうまさだった。季節のごはんもうまかった。特に白子の天ぷら、衣にふられている塩と白子の甘みの組み合わせが何とも言えず、幸せな気分になれた。(2007.1.17A)

開店5周年記念メニューの「鱈と鱈場蟹の味噌つけそば」、つけ汁は味噌の色が濃いめでやや赤っぽく、鼻を近づけてみるとタラバガニの香り。それもそのはず、これでもかというくらいのタラバガニが入っているのだ。他に鱈なのかなぁ?味噌で煮込まれてタラバガニと一緒になっている。麺はぷりっぷりの手打ち縮れ麺、気のせいか通常の麺よりも細めのような気もする。そして麺の上にはほぐした鱈の身と生湯葉と三つ葉がてんこ盛り。その上、サービスでデザートの杏仁豆腐もついてきて、何とたったの750円!さすがに記念メニューである。それはともかく、麺をつけていただいてみる。コクのある味噌+ちょっとしたピリ辛+カニの風味が実にこのプリプリ麺によくあっていて、うまいとしか言い様がない。完璧な相性とはこのことを言うのかも知れない、それほどうまいのだ。また鱈のほぐし身もそのままだったら淡白なんだけど、これがつけ汁でいただくと味に厚みが増してこれもうまい。加えて生湯葉、小さいわりには大豆の味が濃厚で、ほんのりとした甘みが濃いめのつけ汁と堂々と渡り合っている。まさに感動ものである。もちろん、蟹もいける。さらにどれをとっても食べやすいようにカットされているのが心憎い。ということで満足この上なし!ついでにサービスの杏仁豆腐、味が濃くってうまい!

中華そば+季節のごはん。先週は魚系強めだったが、今週は昆布強め。羅臼昆布をふんだんに使用したスープは、通常のものに雰囲気が似ていなくもないが、やはり軸となっているのは昆布、旨味が濃くて先週の魚系中心のスープに劣らず、めちゃめちゃうまかった。特に後味がよかったなぁ。あとメンマが太めのものになっていた。これも噛めば噛むほど味が出てきてかなりうまかった。ちなみに今日のごはんは紅マスの混ぜごはんに牡蠣フライ、白子のフライとだし巻き玉子が乗ったもの。あと2杯はいただきなるようなうまさであった。特に白子のフライ、とろーっとして甘みがあってたまらん味だった。(2006.2.7A)

今日の中華、見た目からしていつもと雰囲気が違う。何が違うっていつもよりも油が多めで、わずかに膜を張りつつあるのが確認できるのだ。魚?と思いながらスープをいただいてみると、思った通りいつもよりも魚系が濃い!それでいてバランスの良さは崩れてはおらず、とにかくえらくうまい!これは進化と思いきや、どうやら屋台時代のように濃いめにしてみたのだという。「幻の…」と言われていた屋台時代、私個人的には行かずじまいで、まさに「幻」で終わってしまったのだが、こんな味だと知っていたら「幻」で終わらせなかったのに、という味である。こりゃばっちり好み、大満足である。(2006.2.4A)

2005年冬限定の「木の子味噌つけ三平そば」をいただく。今回の限定、つけ汁はまさに三平汁、鮭の切り身とにんじんと大根とこんにゃくとねぎ、それにジャガイモが入っており、そこに三平汁ならでは、酒粕が加わって味にまろみが出ている。味噌はそれほど強くはないので、そのまま汁物としていただくことができる。そのつけ汁に合わせた麺はいつものプリプリ麺ではなく、加水率低めのスープになじみやすいものが使われている。そして圧巻はこれでもかという種類と量のソテーされた茸類が多めの麺を覆い尽くすほど乗せられている。こりゃきのこ好きにはたまらん、という感じである。そしていただいてみると、何ともホッとさせられ癒される優しい味で、しかも麺が温盛りなのでいつまでも熱々でいただける。時間が結構経っていたので汁の中の具に思いっきり味がしみていてこれはこれで好みであったが、開店時間に近い頃だったら、それぞれの具材の味も楽しめただろうなと、それはそれでうまそうである。麺はどちらかといったら脇役的な存在に感じられたが、この汁にはこの麺しかないという感じで、具のひとつのような感覚でいただけた。そして最後に麺の皿に残った茸類を汁にぶち込んでいただく。これがえらくうまかった。ま、そんなわけで、北国の冬の囲炉裏端でいただいているような身も心も温まる、いい意味で田舎臭いつけそばであった。

今日の中華そば、麺はよかったが、スープにちょっと雑味があったかなぁ。それでもうまかったけど。(2005.10.20B)

つけそばの麺ちょい増し+づけ玉子、今日もやっぱりうまかった。特に麺がよかったなぁ。(2005.10.8B)

秋刀魚と松茸そば」最終日。今日はこの前よりも若干だしが濃いめ。松茸はこれまでの中でも最も立派なものでスライスの厚みもあり、松茸の香りもすごかった。ということでだしと香りのバランスはとてもいいのでやっぱりうまい!ところで今日はレンコンが乗ってなかったなぁ、あと梨の天ぷらも乗ってなかったなぁ。とはいえ、最後まで美味かった。(2005.9.24A)

秋刀魚と松茸そば」の醤油、基本的に塩とスープも具の構成も同じであるが、ちょっとだけ違う点もいくつか。まず塩ヴァージョンのスープから受ける印象よりも醤油の方が透明感があるということ。次にどんぶりに乗せられているのが松茸スライスと刻みネギだけではなく、1センチ以下にカットされたレンコンの炒めたものが乗っているということ。さらに別皿の具にちょっとぶよぶよした何かの天ぷらが加わっているということ。ということで、塩が醤油に変わったという点を除くと大きな変化ではない。さっそくスープをいただく。立ち上ってくる香りは塩の時とさほど変わりがなかったが、そのスープを口に含むと、あら不思議。スープは塩の時と同じなのはわかる、口の中に広がる風味だって当然同じだ。けれどの印象がまったく違う。どのように違うかというと、説明するのは非常に難しいんだけど、スープが丸くというか、まろやかに感じられるのである。この醤油に比べると、あれほど繊細かつ豊かな味わいの塩ヴァージョンが攻撃的に思えるほど。同じスープでも塩と醤油とでこれほど印象が変わるものなのかと、とにかく驚きである。きっとスープと醤油の組み合わせの妙なんだろうな、と思う。まあ、いろいろとくどくど書き連ねてしまったが、要するに美味すぎるのだ。塩は塩の良さがあったが、醤油にも醤油の良さがある。私にとってはどちらも美味すぎる。どちらも大好きな味だ、甲乙つけがたい。…こういう風に感じられるのは幸せなことだとしみじみ思う。ところで微妙に違う具について、レンコンの食感は面白いが別にこれはなくてもいいかな。別皿のぶよぶよした天ぷら、食べるとしゃくっとした食感とともにほんのりと甘いジュースが口に広がる。梨だ、梨の天ぷらである。こりゃ面白いし、意外に美味い。そんなわけで、思いっきり満たされたひとときであった。(2005.9.21A)

「秋刀魚と松茸そば」2度目。先日のものよりも秋刀魚がさらに濃厚で、そりゃもうインパクト大!あの香り高き松茸の香りを凌駕してしまうほど濃厚であった。個人的には先日のバランスが完璧だっただけにそっちの方が好みではあるが、今日のは今日のでやっぱりうまい。(2005.9.20A)

むさし野の秋の季節限定、今回は「秋刀魚と松茸そば」、そのネーミングだけでうまそうである。その秋刀魚と松茸そば、スープは塩ベースのクリーム色っぽく半濁したもので、麺は中太の平縮れ、どんぶりの中央には贅沢にも松茸のスライスがたっぷり乗っている。よく見ると刻みネギも入っている。そしてどんぶりからは何ともかぐわしい松茸の香り…。さらに別皿で秋刀魚のすり身を海苔巻き状にして揚げてある秋刀魚の磯辺揚げとスダチと大根おろしが出てくる。磯辺揚げはそのままいただいてもいいし、スープに入れていただいてもいいとのことで、大根おろしは秋刀魚の臭み消しという意味があるらしい。まずはスープをいただいてみる…美味い、文句なしに美味い!秋刀魚の臭みがあるかと思いきや、まったくそんなものは気にならないどころか、秋刀魚の香りと旨味が上品かつ十分に引き出されている極上スープ。そしてそこに松茸の香りが加わるのだが、この松茸と豊かなスープの組み合わせはまさに天下無敵、立ち上る香りはどんどんよくなるわ、スープにも松茸の味が溶け込んで豊かな味わいになるわで、「食の秋」が凝縮されたかのようなうまさである。そしてこれがまたぷりっぷりの麺にもよくあうのだ。夢中になってスープをすすり、麺をほおばり、途中途中に松茸をかじる…。まったく贅沢な瞬間である。そして別皿の秋刀魚の磯辺揚げ、こちらもまったく臭みはなく、そのままいただいても十分にうまいし、スープにつけてもいただいてもいいし、スダチを搾りかけてもうまい。すでにこの小皿だけで完璧な一品料理となっている。ということでまったく文句のつけようのない、美味すぎるっ!としか言い様のない一杯である。

今日のつけそばはやや辛みが強めだったが、むっちりとした麺は相変わらずうまい。(2005.9.3B)

塩そば+づけ玉子+季節のごはん。今日もまた味わい深くうまかったが、やや麺がいつもよりも固めだったかなぁ。季節のごはんはサーモン・帆立のマリネが乗っているもので、味つけが何となくイタリアン。一風変わっていてこれもうまかった。(2005.8.9B)

2度目の山菜そば、山菜類で最初にいただいたときと変わっているのは蕗と舞茸の天麩羅など、あとはスダチのスライスが乗っていることであるが、基本的には大きな変化ではない。スープは最初の時よりも鶏がやや強めか?いずれにしても麺や山菜類と一緒にいただいたときは相変わらずのうまさ、やっぱり好みである。(2005.6.14A)

季節限定の「冷やし山菜そば」をいただく。冷たいスープはかなり濃いめの醤油の色がでており、まるで蕎麦つゆのよう。麺は太めの縮れ平打ち、その上にぜんまいやわらびやなめこなどの山菜てんこ盛り、さらにそのてっぺんには刻みネギが乗っている。とてもラーメンの類には見えない、見るからに蕎麦である。まずはスープをいただいてみる、鰹と昆布がよく出ており、見た目通りかえしの効いたそばである。実際の蕎麦ほどの淡白さはないが、目をつむっていただいたら、やっぱりこれは蕎麦のつゆだと答えてしまうかもしれない。次に麺をいただく、やっぱり蕎麦である…と言いたいところだが、これがうまい!つゆだけだとやや濃いめにも感じられたのだが、麺と一緒にほおばるとこれがいい塩梅で、麺の美味さと冷たいスープのそれぞれのよさが一気に炸裂という感じで、意外な展開を見せてくれる。さらに山菜類も加わるとまさに三位一体のうまさ。期待はしていたものの、見た目から受けた印象が見事に裏切られてしまった、そんなうれしい誤算でどんどん食が進む。それにしても、山菜類がかなりうまい。何でも、旬の中の旬の山菜らしく、それゆえに今回の限定はあまり長い期間できないのだとか。この手の冷やしはおそらく好みが分かれるところだろうが、個人的には大好きである。

ごま辛そばをいただく。超久しぶりのごま辛そば、細か〜くスープになじんだ胡麻辛ペーストが徐々にスープ表面に浮いてきて膜をなしている。具はチャーシューにメンマにほうれん草になるとに刻みねぎ、あと底の方には細かく刻まれたザーサイも入っている。まずはスープ、思ったよりも辛い、以前の記憶がよみがえってくる。ただ以前の記憶にあるものに比べて、ベースとなっている繊細なスープを黙らせるほどの胡麻の風味でも辛さでもなく、むさし野の味は健在であるように思える。まあスープそのものが進化したこともあるのだろう。そして今日の麺、口の中で暴れ出しそうなほどぷりっぷりで活きがよくてうまい!まったくたまらん麺であった。

今日のつけそばはやや酸味が強めだったが、相変わらずぷりっぷりした麺がうまくて満足。あとちょっとチャーシューの味が濃かったかな〜。(2005.4.7B)

久しぶりに中華そばをいただく。で、その中華そば、これがえらくうまい!単に久しぶりだからそう感じたのではない、スープそのものが進化したのか、あるいは今日のスープの出来がいいのか、とにかく過去にいただいた中でも最高にうまい。むさし野のスープが極まってくると、こうなるのかなというスープだった。ま、あくまでもばっちり好みなだけだけど。(2005.3.11A)

2度目の限定の「雑葉そば」。今日もまたうまかったんだけど、昨日に比べるとキレと深みがなく、やや平べったい味に感じられる。あとで教えてもらったのだが、時間が経ってしまったために野菜が溶けてしまったということで、いちばんいいタイミングではなかったらしい。何でも開店してから2時間が勝負だとか。そう考えると、見た目以上に繊細な一杯なのだなと感心させられた。とはいえ、十分にうまかったわけで、これはこれで満足であった。(2005.2.16B)

季節限定「ふかひれ入り雑葉(じゃっぱ)そば」をいただく。目の前に運ばれてきた雑葉そば、これまでのむさし野では見たこともないような、なみなみと満たされたスープにまず驚かされる。そしてこれまでの限定がまるで芸術のような作品であったのに比べると、見た目は中華系のとろみそばのような、あるいは塩仕立てゆえにタンメンのような、雑葉そばだけに大雑把な(自爆!)ビジュアルなのである。さて、その雑葉そば、スープのベースは塩そばと同じで、そこに様々な具材の味がそれぞれの旨味を出し切って閉じこめられたようなあんが乗っており、その中央には白子が数個、そしてそのかたわらには彩りよく緑のものが添えられている。ちなみにあんの中には確認できただけでも白菜、にんじん、鱈の身、長ネギ、大根、細かい椎茸(おそらく干し椎茸)、キクラゲなどが入っており、「雑葉」の名の由来はここからのものと思われる。もちろんキラキラ輝くふかひれもけっこうな量が入っている。まずはスープをいただく、この前塩そばをいただいた時にそのスープの進化に驚かされたものであるが、そのスープがベースだけに一口めから旨さ炸裂。魚の風味とあんに溶け込んだ野菜類の甘み、風味、旨味がこれでもかというくらいの最高の調和とバランスで、これはもう言葉で表現するにはあまりにも自分の語彙の少なさを痛感させられるような、そんなうまさなのである。またあんのとろみ具合も絶妙、どろっとし過ぎず、さらっとし過ぎず、まさに中庸というようなとろみ、これが太めの手もみ縮れ麺とふかひれにうまい具合に絡んでかなりいい感じである。おかげでいつまでもスープが熱々。そしていちばんの驚きは中央に鎮座する白子、一つめはスープの熱が伝わらないうちにいただいたのだが、これはかすかな甘さを漂わせるうまさを余韻として口の中で溶けてゆく。これはかなり上物である。二つ目はスープに十分になじませていただく、これまたうまさ二重奏という感じである。感心しているうちに、どんぶりすれすれだったスープが少なくなってゆく。すると今度は気のせいか椎茸が強めに感じられてくる。いつの間にか大満足のまま完食。いや〜まったく美味いとしかいいようがない!

久しぶりにいただく塩そば、ダシの取り方が変わったのか、これがまたえらくうまい!これまでいただいた塩そばもうまかったには違いないんだけど、何かが突出していていまひとつまとまりのなさというかしっくり行かないものを感じることが多かったのだが、今日のは完璧と言えるほどのまとまりと深みのあるスープで塩とのバランスも完璧。唸ってしまうほどにうまかった。ただ、唯一気になったのがチャーシュー、全体のバランスの中で見るとちょっとチャーシューに乗った醤油の味が強く感じられてしまった。塩チャーシューとかだったらいいんだけど、ってそこまでは贅沢ってものか。(2004.11.8A)

黒豚と焼松茸のつけそば」2回目、先日のスープと比べると黒豚が若干弱めで微妙に違いがあるものの、それでも十分にうまかった。(2004.10.9B)

むさし野の秋の限定「黒豚と焼松茸のつけそば」。限定のつけそばが運ばれてくるとさっそく松茸の香りが漂ってくる。つけ汁は見た目醤油の色が濃いめで立ち上る湯気の中にもけっこう強く醤油の香りを感じる。つけ汁の中には黒豚の薄いスライスと1.5センチくらいの幅に切られた焼ネギ数個と紅葉の形をした麩がひとつ浮いている。あと表面には豚のものだと思われるが透明な油が水晶のごとくきらきら浮いている。麺は太めの手打ち縮れ麺、そのかたわらには茹でられたほうれん草に合わせられ、食べやすいサイズに縦に切られた松茸、そしてスダチが添えられている。まずは麺をつけていただく。香りで感じたほど醤油は決して強くなく、黒豚の肉と脂身がコクとうまみをもたらし、そこに焼ネギの甘みと香ばしさが加わって全体をまとまりのあるまろやかな味にしているような印象を受ける。特に表面に浮く油、見た目はしつこそうだが、さすがに黒豚ならではなのか、これが意外にさらりとしていてうまさに厚みを与えている。もちろん麺はぷりっぷりでうまい。このつけ汁に合わせてあるのかやや太めに思えたが、スープとのバランスは完璧。そしてそのままスダチをかけてもよし、つけ汁につけてもよしの松茸、単体でうまいのはもちろんこと、これが意外と黒豚のスープにもあっているのが驚きであった。そして最後にスープ割、じんわりとうまい。やっぱり表面の油がうまい。大満足である。

久しぶりにつけそば、プリプリした麺もスープも相変わらずうまい。ただ、つけ汁が以前にくらべてちょっと酸味の質が違っているようにも思えた。気のせいか梅干しの酸味に近いような、自信がないけどそんな酸味である。あとダシが濃厚だったかな。そんなわけで久しぶりだからそう感じたのかもしれないが、グレードアップしたような気がする。あえて難をいえば、麺が切れやすいかな、美味しいんだけど。(2004.7.13A)

むさし野の初夏の限定「活け鮑すり流し山菜とろろつけそば」と季節のごはん(鯛飯の上にウニが乗ったもの)をいただく。視覚的に言って第一印象は「山紫水明」、清流が流れる音のような、とにかく心が透き通 るような美しさがあるのだ。まずつけ汁、表面は乳白色の霧のようなとろろが浮かんでおり、そのとろろをかき分けると和ダシがあらわれ、さらに底の方には活け鮑のすり流しが沈んでおり、なんと三層構造になっているのだ。そして別 皿の麺、中太の平縮れ麺は通常のものとおそらくは同じなのだが、そのかたわらに添えられている山菜類、わらび・うるい・ぜんまいの静かなるたたずまいは通 常の麺を懐石の領域にまで引き立てているような丁寧な仕上げがなされているのである。山菜類はすでに下味が付けられており、つけ汁でいただかずにそのままいただくのだという。ついでに季節のごはんの鯛めしは鯛のほぐし身とこんにゃくと厚揚げの細かいものもたきこまれており、緑のもの(何だろ?)の上に新鮮なウニが二粒乗っている。いずれもあまりにも美しいので箸を付けるのがもったいなかったほどだ。…などといってはおれないので、さっそく麺をつけ汁に浸す。表面 のとろろが縮れ麺に和ダシと共に絡んで、まさにとろろそばのような食感、そして口の中でとろろと和ダシの風味が広がってかなりうまい。何回か麺をつけているうちに表面 のとろろがなくなり和ダシがあらわになる。その後、麺を底の方にくぐらせてみると麺には鮑のすり流しが絡んでくる。そしてそれを口に運ぶと和ダシの香りのあとから鮑の豊かな味がかすかに追いかけてくる。まさに至高の味である。箸休めに山菜をいただいてみる。いずれとも丁寧な仕事がうかがい知れる逸品でえらくうまい。季節のごはんも気絶しそうなほどうまい。とにかくどれをとってみても最高なのだ。すべてがうまいだけに、なくなるのが惜しくなってくる。後半のペースが落ちたのは言うまでもない。麺も山菜もすべてなくなり、最後につけ汁だけをいただいてみる。依然として底の方には鮑のすり流しが残っている、もったいないことだと思いつつ飲んでみる。さすがにちょっとしょっぱめだけれど上品なダシのうまさがたまらない。さらに底の方のちょっと鮑の固まりが残っており、それがコリコリッとしていて鮑を食べていることを実感できる。すべて終了して店を出る時、鮑の味が口の中にフラッシュバックしてくる。確かに鮑である。ということで大満足のまま完食、さすがむさし野、というようなつけそばであった。

2月26日、むさし野の3周年記念・今日だけ特別メニューの「毛がに味噌つけそば」。それは、想像をはるかに越えた逸品だった。まず出て来たつけそばを見てびっくり、つけ汁は合わせ味噌のような色で表面 にわずかにラー油のような赤い油が浮いており、鼻を近付けるとほんのりとカニの芳醇な風味が香る。麺はいつものむちむちプリプリ麺、その上にはゆでられた水菜。ここまでなら驚かないのだが、そのかたわらになんとゆがいた毛ガニが1パイ、大きな笹の葉に包まれてまるごと鎮座しているのだ。やや小ぶりな毛ガニだったとはいえ、これにはまったく面 喰らってしまった。しかも3周年記念ということで、杏仁豆腐のおまけつき。さらに驚異的なのはこれで何と700円っ!!いくら3周年記念とはいえ、こんなことがあっていいものだろうか…まあ、嬉しいんだけど。さてさっそく麺をつけ汁につけていただいてみる。最初にぴりっとした辛さを感じた直後、日本人的にホッとするあのカニ味噌汁の風味。ここで終わったら単なる凡庸なカニ味噌汁なのだが、凡庸でないことがわかったのはそのあとである。『カニ味噌汁?』という印象が浮かんだすぐあとに広がるさらなるカニそのものとカニ味噌の深いコク、うま味、香り…それも濃厚!ぴりっとしたものを感じてから展開されるこのような味の変化は、なんと言っていいか、はっきりいって適切な表現が見つからない。こんな味噌つけは初めてである。とにかくうまい。夢中になっているうちに麺が少なくなってゆく。最後にこの感覚を再び味わいたいので、麺をあとにまわして毛ガニに取りかかる。うまい具合に包丁が入れてあって食べやすいが、やっぱりそこはカニ、時間がかかる。身は弾力があって味も濃く、カニ味噌だって小ぶりなわりにはたっぷり!新鮮な証拠にカニ味噌にまったく臭みはなく、絶品。またこのカニ味噌を麺にからめていただくと、そこはまさに未体験のうまさ。そして手をべたべたにしながらほぐしたカニの身をつけ汁につけていただくと、これまたうまい。まったく、感嘆するしかない。杏仁豆腐もうまかった。なのにこれで700円。カニだけでも食べられないぞ、きっと。

2度目のふぐつけ2004。初日にくらべて出汁はそれほど強烈ではなかったし、皮もちょっとこりこりしてたし、から揚げもほくほくではなく、むしろ去年、一昨年の印象に近いものがあった。去年、一昨年レベルと言っても、かなりうまいんだけど!ただ先日にくらべると今日の麺はぷりっぷりむちむちしてスープの絡みもよくってうまかった!(2004.2.7A)

2004年のふぐつけそば、まず目の前に運ばれてきた時につけ汁から立ちのぼる香りが尋常(?)ではなかった。記憶はやや曖昧ではあるが、ここまでガツンと来る芳醇な香りは経験がないように思う。もう香りだけでたまらない。さっそく麺をつけていただく。うまい!思わず笑ってしまいたくなるうまさである。過去2回も最高だと思ったふぐつけそば、当然ながら過剰な期待を抱いていただいたわけであるが、その期待をはるかに凌駕するうまさである。何よりも今年は出汁が濃い。この濃さが香りになって立ちのぼっていたのだが、それがスープという実体をともなうものになると、もう完全に口の中はふぐに支配されてしまう。また麺に絡んだ時の麺との調和たるや、言葉ではとても言い表せない。最高にうまい!としか言い様がない。そして付け合わせのふぐのから揚げもほくほくでうま味が衣によって閉じ込められてめちゃめちゃうまい。さらに驚いたのはふぐ皮である。まあふぐ自体それほど食べなれているわけではないが、はっきり言ってこれまではふぐ皮のこりこり・うにうにした食感も淡白な味もそれほど好きではなかった。ところが今日のふぐ皮、つけ汁に浸していただくとふわっとしていて歯がすっと通 ってしまうほどにやわらかいのである。湯通ししたか多少出汁で煮込んだりしたのかもしれないが、これほどやわらかいのにうま味がまったく逃げていない。もちろんつけ汁のうまさもあるのだろうけど、ふぐ皮がこんなにおいしく思ったのは初めてである。つけ汁にから揚げに皮、どれをとっても主役と言えるかもしれない。あまりにもうまいので薬味のもみじおろしも万能ネギもつけ汁に入れたりするのがもったいなかったのでまったく手をつけなかった。そして最後につけ汁をスープで割らずにそのままいただく。もしスープ割りして薄くなったりでもしたら大変である。もっとも、割らずにそのままでもまったくしょっぱくないし、またうま味が濃厚なままに楽しむことができるので今日のつけ汁に関してはこれがいちばんいい。名残惜しいままに完食。完璧なほどのうまさだった。

中華そば+づけ玉子。スープは若干エグみのようなものが感じられたがスッキリして奥深く、やっぱりうまい。そして麺、むっちむちプリプリしてこれまたやっぱりうまい。チャーシューは脂が多めだったが、その脂自体が口の中に入れるとあっという間にとろけて素晴らしかった。(2003.12.5B)

超久しぶりに塩そば+づけ玉子をいただいてみることにした。印象としてはほぼ最初にいただいた時と同じような感じであるが、今日はダシの出がよいのか、スープ自体に厚みが感じられてうまかった。(2003.8.20B)

季節限定の冷し鱧そばをいただく。今回はつけそばではなく、むさし野初の冷やしラーメンである。個人的な事前の印象としては、ただでさえも淡白な冷やしラーメンに、これまた淡白な素材である鱧をどのように使うのか、そして和のむさし野はどのような作品に仕上げるのか、かなり興味ある冷やしラーメンである。その冷し鱧そば、麺の入った深めのどんぶりには鱧の焼き骨と丸鶏と昆布でとったという見た目にもあっさりした薄めの醤油スープ、麺は中細の黄色っぽい縮れ麺、そしてその上にじゅんさいと、よく刺身についてくるような赤紫色のやつ(?)が浮いており、いかにも涼しげでうまそうである。底の浅い別 皿には、大笹の葉の上に職人の技を物語る丁寧に骨切りされた鱧と皮がむかれた焼きナス、ゆでられて下味がつけられたオクラ、玉 子豆腐、そして少々手が加えられた梅肉が添えられている。色彩的にも配置的にも素晴らしく、またしても懐石をいただくような、そんな神妙な気分にさせられる。まずはスープをいただいてみる。淡白だという予想はあっさりと覆され、鱧の風味と旨味とコクがスープの隅々にまで行き渡っているような、まさに絶品!これほど鱧という素材は旨味が濃いのか、と感嘆してしまうほど。通 常のものと違う麺はそのスープをよく絡め、しかもしっかりと水でしめられているので、食感も抜群、これ以上の相性はないような麺である。またじゅんさいのとぅるっとした食感が妙にいい。そして付け合わせの鱧、そのままだとやはり淡白だが、梅肉につけるとこれがまた絶品、スープにつけてもうまい。ナスもオクラも本来の味を大切に残しつつも全体のバランスの中で調和しているかのごとく、そのままでもよし、梅肉につけてもよし、スープにつけてもよし、いや〜完璧である。これはもし食べそこねていたら、人生損するところだった。

春の季節限定メニュー、山菜あさりつけそば。つけ汁はアサリのダシが香るもので、おそらくは薄口醤油あたりが使われているのかもしれない、色はきわめて薄く、塩と言ってもいいくらいのものであった。まあ、これくらいの方がアサリダシを生かすことができるのだろう。麺は手打ちの中太縮れ麺、今日のはややツヤがないようにも思える。そしてその麺のかたわらにはほどよく下味がつけられたこごみやスライスされた山ウドやごぼう、あと見た目はわらびの茎の部分のようなもので何となくとろみのある山菜、それにゆでられたアサリが添えられている。さっそく麺をつけ汁につけていただく。いやみにならない程度にアサリが前面 に出ており、さっぱりしていながらもたいへん奥深い。しょっぱさ加減も絶妙、さすがはむさし野である。ただし、今日の麺は見た目どおりちょっとなめらかさに欠けるような気がする。決して悪くはないのだが、つけ汁とのバランスを考えると、もうちょっと細めでもいいかもしれない。まあ、十分にうまいんだけど。それから麺に添えられている山菜の数々、それぞれの素材の特徴と本来の味を生かしつつもさらにうまみを引き立てられている。さすがは和のむさし野、ミニ懐石的な雰囲気に仕上げられている。そして特筆すべきは最後のスープ割り、つけ汁の段階ではやや控えめだったアサリがぐーんと立っており、香りも味わいもたいへん深みがあってめちゃめちゃうまい。スープ割り後の味で言えばこれまでいただいたむさし野の作品の中でも屈指であろう。いや〜うまかった!

季節限定メニューのしお仕立てのふぐつけそば、これまで食べた限定メニューの中では、もっとも好きなメニューである。つけ汁はふぐのだしがたっぷりとつまっていそうな白濁したもの、別 皿にはプリプリした中太の手打ち縮れ麺、その上には水菜と白菜と白菜の芯(大根?アロエ?)が、それぞれの持つ味わいを逃さないように丁寧に仕上げられたあんかけとなって乗っており、麺のかたわらにはふぐの空揚げが3つ、柑橘系(の何だっけ?)のスライス、そしてあさつきが盛られている。昨年のものとは違う、言わば2003年ヴァージョンである。さっそく麺をつけていただく。つけ汁の塩加減が絶妙で、ふぐなどの豊かな味わいが口の中に広がる。何と表現してよいか、「幸せ〜!!」という感じである、メチャメチャうまい。麺ももっちりしつつもコシがあり、スープをよく持ち上げてこれもまたうまい。また、見た目は「どうかな」と思った麺の上のあんかけ、これが麺とからめていただくとまさに至福の味である。もちろんふぐの空揚げも、柑橘系のスライスを搾っていただいてもよし、そのまま香ばしさとともにいただいてもよし、つけ汁につけていただくもよし、とにかくうまかった。昨年のヴァージョンとくらべると、見た目ではやや豪華さに欠けるが、シンプルゆえの素材の旨味を堪能できるつけそばと言えるだろう。

久しぶりの中華そば。以前よりも麺が少し太くなっているのでは?、と思いつつスープからいただく。うまい、かなりうまい。前にいただいた時は、ややだしの弱さと醤油の強さを感じて、むさし野低迷か、と悲しくなったものだが、今日のはそんなことは全然ない。開店当初に感じたような魚系を程よく抑え気味にしつつもその旨味を存分に生かした極上のスープがよみがえっている。醤油も決して突出させず、だしを引き立てる程度に使用されている。そしておそらくはやや太めになった麺、かなりモチモチして、しかもコシも強くてうまい。夢中でいただいているうちに完食。大満足である。(2003.1.17A)

2ヶ月ぶりのつけそば、中華そばと同じやや太めのもっちりした麺でつけそばならばかなりうまいに違いない。つけ汁を見ると、旨味がつまったような油が乳化しかかって浮いている。さっそく麺をつけていただく。うまい、確かにうまいのだが、前回ほどではないがやや酢が強めかもしれない。個人的な好みと言えばそうだが、あの極上スープならば酢なしでもよかろうに、とちょっともったいない気がした。それでも十分にうまかった。麺はあっという間になくなってしまう。うまい麺だけに惜しい気がした。最後にスープ割り、はじめの数口は酸っぱさがなくめちゃめちゃうまかった。でもそれは表面 の方だけで、数口後には酢が気になったのでそこから先はもうやめておいた。それにしても、スープ割り後の味を考えると、やっぱり酢なしでもいいくらいかもしれない。(2003.1.17B)

久しぶりのつけそば、つけ汁の香りがまず鼻についた。酢の香りである。以前も少しは入っていたとは思うのだが、ここまで鼻につくことはなかったように記憶している。全体的な味としては美味しい部類に入るのだが、ちょっとだしの旨味が影に隠れてしまっているような気がする。うーん、もったいない。ちなみにスープ割り後もそのことは気になった。(2002.11.23C)

新メニューの地どりたたきそば、つけそばである。つけ汁はこれまでのむさし野のつけそばのものにくらべると、醤油が強く、透明度がない濃厚なものである。そして麺がこれまでのつけそばにくらべると太く、かなり歯ごたえが楽しめるコシのあるものである。この麺だからこそ、あのつけ汁なのかもしれない。そして麺のかたわらには地どりのたたきに薬味としてみょうがと黄味おろしと、さすが和のむさし野である。さて、味であるがつけ汁の醤油が強いためか、だしが弱めに感じてしまうのだが、麺とともにいただくと、大変相性がいいことがわかる。そして地どりのたたき、外がカリッと焼き目がついて香ばしく、中は赤みが残ってやわらかい。そのままいただいても美味しいが、スープにつけていただくとその味がより広がる。かなりうまい。最後にスープ割りをしてもらう。すると、先ほどまで隠れていたかのように、魚系のだしが顔を出し始める。最初から最後まで楽しめる一杯であった。追記だがつけ汁にはじゅん菜が浮いている。この食感が面 白い。

Chiba Walkerの企画である期間限定春の陣。今回は味処むさし野も参加をしている。メニューは山菜とろろつけそば。太い竹を半分に割ったものを器に、麺と具の山菜(タケノコ、山ウド、コゴミ、ウルイなど)がきれいに盛り付けられ、さらに麺の上には桜の葉の塩漬けがのせられている。つけ汁は中華そばと同じ醤油ベースでその透明なスープを通 して中に山いも(自然薯)が入っているのがわかる。麺をつけ汁に沈ませていただくとその自然薯のとろみと共に麺とスープとのやさしい味わいが広がる。同様に山菜をつけ汁でいただくと、これもなかなか爽やかな味わいである。特に、桜の葉の塩漬けを麺と一緒にいただいた時の味がたまらない。最後にスープ割りでつけ汁をいただいたが、かすかにシソの香りがしたのは気のせいか?いずれにしてもやはり和の職人らしい一杯である。でもちょっと単調だったかな。

中華そばが何となく変わったような気がする。スープの色自体は薄いのだが、妙に醤油を感じる。しかも、あのだしの奥深さがそれに隠れているか弱くなっているかで、普通 のラーメンっぽくなっている。これがたまたまであるといいのだが…。(B

ふぐつけそばは、おそらく季節限定の新メニューである。つけ汁は様々な素材の旨味が濃縮されたような塩仕立ての逸品。そこにプリプリの手打ち麺を付けて食すとこのうえない麺のうまさが伝わってくる。そして何と言っても「ふぐ」!あの高級食材の「ふぐ」が添えられているのだ。とは言ってもあくまでも具としてあるわけで、ふぐ刺しの皿がついてくるわけではない。ほどよく揚げられたから揚げに、ふぐの皮が彩 りもよくささの葉の上に並び、薬味としてもみじおろし、万能ネギ、それからキャビアのような何かの卵(?)が添えられている。このふぐが、意外にも塩味のつけ汁によくあう。これで850円とは実にコストパフォーマンスの高い一杯である。

かつて同じあたりで深夜営業の屋台を出していたらしいが、なかなかその存在を確認することが難しかったため、幻の店と言われていた。そのご主人が店を構えたという。外見からはラーメン屋とは確認できない、中に入ってからも和の小料理屋としか思えない。でて来た中華そばは、もともと和食の職人らしい丁寧な奥の深いスープに手打ち麺が泳ぐ。具はやわらかいチャーシューにホウレン草になるとにメンマ。一見、何の変哲もないラーメンだが、実にバランスが良く、すばらしい一杯に仕上がっている。つけ麺、塩そば、季節のご飯もいい。

塩そばの具は基本的に中華と同じだが、キクラゲがそれに加わる。塩そばを最初に食べた時の印象は、中華そばにくらべると多少安っぽさがあったのだが、それも今では改善されたのか、だしが上手く調和されて、かなりまろやかな味になってきている。この変化を考えると、今後も進化を続けることだろう。中華そば同様、満足の一杯である。

つけそばは、あの手打ちのプリプリした麺をしっかり味わえる逸品である。もちろんつけ汁も中華そばのスープと同じベースのだしで作られているものだけにうまい。薄すぎず濃すぎず、麺を主役に仕立ててくれている。麺のうまさを堪能しているうちにいつの間にか食べ終わっている。スープ割り後もまたいける。

味処むさし野の新メニュー、木の子味噌つけそば。秋らしいメニューだが、季節ものだろうか?麺の上には舞茸などのゆでられた茸類と乾燥岩海苔がのっており、いかにも秋っぽい。つけ汁はそれほどしょっぱくはなく、繊細な手打ち麺の味を殺さない。ただちょっと味噌汁っぽかったけれども、ちょっとピリ辛に仕上げられていることが、インパクト弱めの味を少し引き締めているのかも知れない。

評価 中華そばA 塩そばB つけそばA 木の子味噌つけそばC ふぐつけそばA山菜とろろつけそばB 地どりたたきそばB ふぐつけそば(2003)A 山菜あさりつけそばB 冷し鱧そばA ふぐつけそば(2004)A 毛がに味噌つけそばA 活け鮑すり流し山菜とろろつけそばA 黒豚と焼松茸のつけそばA ふかひれ入り雑葉(じゃっぱ)そばA ごま辛そばC 冷やし山菜そばA 秋刀魚と松茸そばA 木の子味噌つけ三平そばB 鱈と鱈場蟹の味噌つけそばA バターとうもろこし塩そばC かにつけそばA 鴨と下仁田葱つけそばA 生姜そばA 毛がに味噌つけそばA