讃岐うどん&鰹のたたきツアー2007

2007.6.15〜2007.6.17


最近めっきりラーメンを食べる機会が少なくなった。
飽きたわけではない。体調は…まあ、最近までちょっと思わしくなかったが、
ラーメンをあまり食べなくなった直接的な原因というわけでもない。
ただ単に、以前のようにがっついて食べなくなっただけのことである。
そのようなわけだから、体調もよくなってきたことだし、
機会さえあれば、いつでも連食する用意はある。
北海道にでも行ってこい、と言われれば、らーめんツアーに行く心準備も十分にある。
つまり何が言いたいのかというと、食べたいものを
がっつりと食べられるレベルまでに、私は健康になったのである。

以上のようなわけで、2年前に引き続き讃岐うどんツアーへと
出かけることになったのだが、なぜまたしてもうどんツアーなのか。
その理由は単純である。
「本場の鰹のたたきが食べたい、温泉に行きたい、讃岐うどんも食べたい」という
妻の希望があったからである。
けれども、単に妻の希望だけではない。
私もラーメンだけでなくうどんも大好きだし、
2年前のうどんツアーの際、帰りの飛行機が濃霧で飛ばなかったことをのぞけば、
かなり満足度が高かったことから、いずれまた行きたいと思っていたところなのである。
いろいろと、くどくどもの申しているけれども、
何のことはない、私自身も「温泉+うどん+鰹のたたき」は私自身も楽しみなのである。
…ということで、今回のツアーを振り返ってみることにする。

第1日目 <6月15日(金)>

初日はうどんではなく、たたきの日である。
たたきと言ったら高知、ということで今回はまず羽田から高知空港に向かうことになる。
朝一のANAで高知へと飛び、10時頃には到着。
すぐに空港内のレンタカー・カウンターで予約している旨を伝えると、
営業所まですぐに連れて行ってくれた。
今回借りる車はプリウス、ハイブリッド車である。
最初はエンジンのかけ方だの何だのがまったく普通の車と違うから
いささかとまどったが、慣れればなかなか運転しやすい車である。
もちろんナビもついている。

最初にナビで設定した行き先は桂浜、
せっかく高知に来たのだから、
ということで妻と意見が一致した場所である。
『竜馬がゆく』の愛読者である私にとっては、
やっぱりここは来なきゃいかんでしょう、
ということで来てみたわけである。

初めて来た桂浜、小高い場所には坂本竜馬の銅像が立っており、
太平洋の荒波を見下ろしている。
波打ち際まで降りてみると、砂浜に打ち寄せる波の音がどことなく雄々しい。
これぞ、南国土佐の荒波、というような波の音、
かつて坂本竜馬も見つめていたであろう海は見ていて飽きることはなかった。

その後、土産物屋さんを少し物色したあと、
昼食をとりに行くために、次の店をカーナビでセットした。
昼食はもちろん鰹のたたきである。
妻の希望は、わらで焼いた本場の鰹のたたきを食べること。
実は事前にネットなどで情報を集めたが、意外とありそうでない。
ちょっと足を伸ばせば、もちろんいっぱいあるのかもしれないが、
食後にはその足で宿泊予定の温泉宿に向かうつもりでいたので、
それほど足を伸ばす余裕もない。
ということで、それなりの近場でよさそうな店を見つけて行ってみる。
駐車場に車を停めて店の中に入ってみる、けれども何かが違う。
店の人に聞いてみると、どうやらその店では、
その場でわらで焼いたものをいただくのではなく、
すでに焼きが入っているかつおが真空パックされたものを選び、
それを店の中でいただくシステムなのだという。
これは妻の希望とはまったくちがうわけで、
わざわざここまで来て、パックものをいただくのも何なので、
出発前に羽田空港で購入したガイドブックに載っている店を目指すことにした。

目指す店は中土佐町にある。
いまいる場所が空港近くなので、そこから100km以上は離れている。
高知道で須崎東まで行き、そこからは一般道を使用する。
須崎といえば、高知のご当地ラーメンといえる鍋焼きラーメンが食べられる土地ではあるけど、
今回は残念ながら鍋焼きラーメンは予定にはない。
後ろ髪を引かれつつ、中土佐町へと向かう。
実はよく知らなかったのだが、どうやら中土佐町は「カツオの町」として知られているらしい。
つまりは、それが事実であれば、まさに本場で鰹のたたきをいただくことになる。

目指す店は「黒潮工房」、到着してみてわかったのだが、
少し小高い場所にある「黒潮本陣」という温泉施設だの何だのの
複合施設の中にあって 店の雰囲気としては決して悪くない。
いただいたのは鰹のたたき定食、
ちょうど店に入ったとき、外の調理場では
大量のわらに火がつけられて、鰹が炙られているところだった。
まさに妻の希望通り、香ばしい香りがすでに立ちこめており、
必然的に食欲がそそられる。
そして出てきたたたき定食、鰹のたたきの切り身が
10切れ程度、下にはタマネギのスライスが
敷き詰められ、上には青ネギが散らされており、
その傍らにはニンニクスライス。実にうまそうである。
たたき以外はごはんとみそ汁とたくあん、浅漬け、それにスイカ。
さっそくテーブルに備え付けられているたたきのタレをかけていただいてみる。
さすがに新鮮な鰹だけに身がしっかりとしてぷりっぷりしており、
その上たいへん香ばしい。
甘みのあるたれとタマネギとニンニクの組み合わせもよく、
わざわざ足を伸ばしてまでいただきに来てよかったと、
しみじみと思わせられるたたきであった。

 

黒潮工房

高知県中土佐町久礼8009−11
営業時間8:00〜15:00
第4木曜定休

 

 

 

 


食後、来たときとはほぼ逆のルートで高知道を使用して大豊インターで高速を降り、
2年前と同じホテルかずら橋を目指した。
到着したのは4時頃、チェックイン後、さっそく露天風呂で疲れを癒すことにした。

夕食は7時から。2年前もそうだったが、地元でとれる山のものとか、
川のものとか、とにかく素朴ながらもとてもおいしい夕食だった。
もちろん名物の祖谷そばも登場、こちらもおいしくいただくことができた。

第2日目 <6月16日(土)>

いよいようどんツアー開始の日である。
まずは、朝風呂のあと朝食をとるのだが、
朝は朝でけっこう食事がうまいので、うどんツアー日にもかかわらず
がっつりと朝ご飯をいただいてしまった。

食後、出発準備をしていよいようどんツアーに出かける。
今回は、2年前にまわることのできなかった名店(有名店)を何軒もコースに入れている。
まず向かったのは谷川米穀店、秘境と言うほどではないけど、
「こんなところに行列店」的な店として有名であり、
特に大きな看板はなくてわかりにくいけれども、
行列が目印というような店である。
情報によると開店時間は11時、その時間にあわせて行ってみると、
すでに店がある辺りにはたくさんの車が停まっており、
その先には場所が場所だけに、異様ともいえる大行列がある。
なるほど、確かに行列が目印である。
この行列には、また理由がある。
先ごろ『UDON』なる映画が封切られたおかげで、
いま讃岐はうどんブーム真っ最中なのである。
おかげでその映画にも出たという谷川米穀店は、
ただでさえも行列店なのに、開店時間前から大行列。
私が行ったときには、すでに150人以上の行列ができていた。

右の写真は列に並んだときに、手前の橋の上から撮った写真である。
列はすごいが、うどんなので回転は速い。
ちょっとずつだが、列はどんどん先へと流れている。
なんだかんだで40分くらい並んだだろうか、ようやく入口が見えてきた。
そこにはかろうじてこの店が食事のできる店であることを示す
「食堂」の文字と営業時間が書かれてある。
これだから、おもしろいんだよね、うどんツアーって。

それからしばらくして店内に入る。
右手のカウンターで「冷たい」か「ぬくい」かを言って、次に「小」か「大」かを告げる。
私は「冷たい」のを「小」で「卵」を入れてもらうことにした。
テーブルについて、薬味のねぎを入れ、生醤油を入れて思いっきりかき混ぜる。
実は本来ならば、ここに青唐辛子の辛い佃煮が乗るところなのだが、
残念ながら季節的に青唐辛子がないらしい。
そしていただいた谷川米穀店のうどん、たまたまかもしれないが、
コシが弱く、まあまあおいしかったんだけど、思ったほどの感動はない。
青唐辛子がないからかな〜?
まあ、青唐辛子入りも試してみたいが、この行列は勘弁だな。

谷川米穀店

香川県仲多度郡まんのう町川東1490
営業時間11:00〜13:00
月曜定休

 


 

 

多少の不完全燃焼…ということで次の店、がもううどんを目指す。
がもううどんもかなりの人気店で、うどんブームの今でなくとも行列ができる。
本当ならばもっと時間的余裕を持って行きたいところだが、
定休日が日曜日なので明日にまわすわけにもいかない。
ということで急いで行ってみると噂通りの大行列である。
目の前の駐車場に車を停めて列に並ぼうとすると、
な、なんと終了してしまったとのこと。
並んでる人がたくさんいるところから察すると、目前で終わったのかもしれない。

その時点ですでに空腹だったので、とりあえずそこから近い候補店を探してみる。
この日にまわる予定はなかったけど、気になった店である松岡に行ってみる。
松岡は2年前に行った名店「宮武」の流れをくむ店だという。
宮武での印象は何と言っても太さのまちまちな麺としみじみとうまいいりこ出汁。
そのイメージを抱きつつ松岡に到着、行列はない。

店の前の駐車場に車を停めて入店、
左側に天ぷらとか大きなおあげがあり、
それらを皿に取って、それからうどんを
注文するしくみになっているらしい。
天ぷらにも興味はあったが、
おあげがいかにもうまそうだったので、
1枚とって、うどんを注文しようとすると、
どうやら店の看板メニューである
ぶっかけがあと1人前しかないらしい。
ということで、妻がぶっかけの小を、
私がかけの小をいただくことになった。

いただいたかけは、さすがに宮武の血をひくだけあって麺がうまい。
だしもなかなかよかった。…けど、妻のぶっかけをちょっといただいたら、
やっぱり、そっちのほうがうまかった。とはいえ、行列のないわりにはいい店だと思う。

手打うどん 松岡

香川県綾歌郡綾川町滝宮1722−3
10:00〜14:00
不定休

 

 

 

 

次に向かったのは、これもまた行列店のなかむら。
こちらも映画に出たらしいのだが、この店が有名なのは、
畑から自分でねぎをとってきて、自分で切って入れるという、
他では見られない究極のセルフスタイルゆえである。
ただ、最近では、すでに切られたものが置いてあるらしいが…。
ということで道路からわかりにくい入口を入って、
店の前まで来てみると、閉店時間前だというのに、どうも雰囲気がおかしい…。
店の前には「本日終了」の文字が見えるではないか。
どうやら麺が終わってしまったらしい。さすがに、人気店である。
ただ、なかむらは日曜日も営業しているので、明日には来られるだろう。
ということで、次を目指す。

次は2年前に引き続きはまんど、やっぱり外せない。
前回は基本のはまんどラーメンをいただいたのだが、他にもメニューが多彩であり、
どうしてもいろいろといただきたくなってしまうのが人情である。
ただ、この時点で、すっかり何を注文するのか、イメージができてしまっていた。
それは、2年前に来た時点で心に決めていたつけそばである。
ということで、つけそば狙いではまんどへと向かったわけである。

はまんどに到着してみると、すでにピークは過ぎたようで、
店内は7割の入りである。
席についてメニューを見てみると、2年前とはちょっとメニュー構成が違う。
ただ、心はすでにつけそばにあるわけで、
迷うことなくつけそばの「ひやあつ」を注文。
「ひやあつ」とは麺が冷たくて、つけ汁が熱いものを言う。
通常のつけ麺では普通のスタイルで特に変わったことはないのだが、
この「ひやあつ」の名称が讃岐うどんの地らしく、
多くのうどん店で「ひやあつ」だの「ひやひや」だの
「あつあつ」だのという注文の仕方は一般的なのだ。
なお、はまんどにおける「ひやあつ」の呼び方はあの「宮武」の了承を得ているとのことである。

待っている間に、メニューに目を通してみると、
確かにメニューにも変化があるのだが、営業時間とか営業形態とかも若干変わっているらしい。
詳しいことは忘れてしまったが、これまで昼のみの営業だったのだが、
夜は隣のちょっときれいな店舗の方で、sanuki-ramen hamandoUとして
夕方からの営業もやっているという。いろいろとやっているものである。

さて、そうしているうちに出てきたつけそばの「ひやあつ」。
最初に出てきたつけ汁はあまり濁りはないのだが、醤油の色が濃いために
透明度はそれほどあるわけではない。また表面にはけっこう厚めに油が浮いている。
つけ汁の中にはチャーシュー、メンマ、追加の味玉が入っている。
続いて出てきた麺は巾約5ミリ、厚さ1ミリ程度の平ストレート。
見た目黄色っぽくツヤがあって、いかにもうまそうである。
さっそく麺をつけていただいてみる。醤油の色の濃さのわりにはそれほどしょっぱくはなく、
うどんの地のつけ麺だけにいりこと鰹だと思われるが、しっかりと出汁がきいていてうまい。
そして何よりも麺がうまいったらありゃしない。コシといい、滑らかな食感といい、
のど越しといい、味といい、さすがとしかいいようがない。これは極上の麺である。
具もまあうまかったのだが、麺とつけ汁だけで具なしでもいいくらいであった。
夢中になっているうちに麺がなくなってしまったので、スープ割りをお願いする。
すると、陶器のポットに入れられたスープが運ばれてきた。
まず、レンゲでそのままのスープをいただいてみる、それだけでゴクゴク飲めそうなほどにうまい。
次につけ汁を薄めていただいてみる、やっぱりうまい。さらにスープを加えていただいてみると、
より一層うまくなっている。ということで、総じてうまいつけめんであった。満足満足。

はまんど

香川県三豊市三野町大見3873−1
営業時間11:00〜15:00
水・木曜定休

※ 15:00〜20:00は隣の店舗にて「sanuki-ramen hamando U」として営業


 

 

 

次に向かったのは、ちょっと遠いけど高松市内の松下製麺所。
ここはもちろんうどん屋さんなのだが、実は数年前?の日テレのラーメンランキングで
登場した店なのである。うどんでのランクインではない、もちろんラーメンでのランクインである。
何でも、うどんのだしの中にラーメンを入れて、そこに胡椒をふりかけていただくという、
ただ単に麺がうどんからラーメンの麺に変わっただけという、
たいていのラーメン好きにとっても未知の世界の一杯なのである。
しかもそれがうまいらしい、ということで、私にとって今回の目玉店のひとつなのである。

高松市内に入って、栗林公園の先の駐車場に車を入れて
松下製麺所へと歩く。こちらの店は営業時間が長いから、
またしてもふられる心配はない。
そして店に到着、町中にあるから、まさに製麺所というような雰囲気だ。
店に入ってメニューを見渡してみる。けれどもラーメンの文字がない。
そこで、店の人に聞いてみると「もうラーメンはやってないんですよ〜」という
何とも非情な答えが返ってきた。結局そのあとでうどんをいただいたのだが、
今日だけで3軒もふられた気分である。う〜ん、残念で仕方ない。

ということでうどんは冷やの小をいただくことにした。
冷たいだしに冷たい麺で、店の中に置いている小ネギの刻んだのと、
揚げ玉を入れていただく。麺のコシは中程度、だしも一般的なうまさ、
ということで普通においしくいただけるうどんと言える。
実のところ、ラーメンをいただけなかったショックで、
うどんの味をそれほど堪能できなかったというのが、その時の状況だったのだが…。

松下製麺所

香川県高松市中野町2-2
営業時間7:30〜17:30ころ
日曜定休

 

 

 

 


松下製麺所終了時点で、まだ余裕はあったが、夕食前に温泉でゆっくりすることを考えると
時間的には本日はこれで打ち止めである。
ということで、ナビで時間的な最短ルートを検索し、それに従って宿へ直行。
宿に入って温泉でゆっくりとして、部屋でまったりとしたあと早くも夕食である。

本日の夕食、1日目が地の名物のもの中心だったのだが、
どうやらそれほどバリエーションがあるわけではなく、
見た目的には他の宿でも出そうなメニューである。
しかし、実のところ、1日目の内容よりも凝っていたかもしれない。
というのも、どうやらこちらの宿に連泊する人は稀なようで、
そのような人たちのために、板長さんが通常メニューとは違うメニューを
自らの名にかけて、気合いを入れて作っているように思えるのである。
何よりも驚いたのは鍋、なんと、スッポン鍋であった。
生まれてはじめていただくスッポン、おそるおそる食べてみたが、
思ったよりも生臭くはなく、普通にいただける。
でも、あまりしょっちゅう食うもんじゃないな。

第3日目

朝食は昨日と同じような感じだったが、やっぱりなかなかうまいので
朝っぱらからまたしてもいっぱいいただいてしまった…。
今日もうどんツアーだというのに…。

ホテルをチェックアウトしたあと、向かったのは名店の誉れ高きやまうちうどん。
昨日はこの手の有名店はふられまくったが、さすがに朝一なら大丈夫だろう。
ということで、ナビに従ってやまうちうどん到着。
時間がよかったのか、行列はできてはいない。
店は道路からちょっと奥まった場所にあるだけに、なかなか趣がある。
何と言っても古い農家のような店の外観に期待が高まる。
店の中に入ってみると、これまたいい雰囲気である。

いただいたのは「ひやひや」と名物のゲソ天。
このゲソ天がとにかくでかい。
ゲソそのもので言えば太いところで直径3センチくらい、
長さが20センチ以上はあっただろうか。
さっそくうどんをいただいてみる。滑らかな舌触りにコシの強い麺、
えぐみの出ていない上品なだし、これはかなりうまいぞ。
妻とも意見が一致したところだが、今回のツアーの中で
初めて本当においしいうどんをいただいたような気がする。絶品である。
そして、ゲソ天もとってもうまい。またうどんツアーに来るならば再訪決定だな。

純手打うどん やまうちうどん

香川県高仲多度郡まんのう町大口1010
営業時間9:00〜16:00
木休

 

 

 

 


次は、昨日ふられたなかむらに行きたいところだったが、高松空港を目指すことになった。
なぜならば、帰りの飛行機の時間を1便遅らせられるかどうかを確認するためである。
もしも1便遅らせることができれば、心おきなくうどんも食べ歩けるというものである。
ちなみに帰りの便は2時半頃、レンタカーを返したり、空港内で土産を買うことを考えると
それほど時間的余裕が持てるわけでもない。そこで、5時頃の便に変えてもらおうとしたのだが、
事情あって、早い便に変えることができるけど、遅い便への当日変更は無理だという。

無理なものは仕方がない。というころで、レンタカーは
1時から1時半頃に返すことになるとして、
逆算して考えると、ちょっとなかむらまで戻ることは不可能である。
そこで近場の店を探そうとガイドに目を通して、
本当に空港から近場のもり家を目指すことにした。
もり家に到着すると、何と行列ができている。
駐車場が広いこともあるが、きっと私たち同様に空港に行く前にちょっとうどんでも、
という人が多いのかもしれない。だいたい10人以上は並んでいた。

 

こちらもり家は、セルフ的要素のないいわゆる一般店であり、
うどんを中心としたファミリーレストラン的な店である。
だからかもしれないが子供が多いし、またメニューだって多い。
また、セルフではないから値段設定も高めである。
私がいただいたのはかけうどんで、妻は釜玉うどんである。
最初に妻の釜玉が出てくる。大盛じゃないのに量が多い。味は、まあまあいける。
そして私の注文したかけは、まあ標準的な味であった。
ちなみに妻が釜玉を食べきれなかったので、
残りとはいえけっこうな量をいただいたので、2杯目とはいえ腹がふくらんできた。

本格手打 もり家

香川県高松市香川町河内宇原1575−1
営業時間10:30〜20:00
無休

 

 

 


 

本日2軒目が終了しただけだけど、まだ時間はある。
けれども遠くまでは行けない。ということで、おそらくは空港内にある店をのぞけば
空港から最も近いのではないかと思われるセルフ店の秀に行くことにする。
こちらの名物メニューは幻のポン酢うどん、
冷たいうどんにポン酢をかけてもらったのをもらって、
あとは自分でねぎとか揚げ玉とか白胡麻とかを入れていただくというものであるが、
これがなかなか乙な味なのである。
まず、うどんそのものはしっかりとしたコシがあってうまいのだが、
それをポン酢でいただくというさっぱり感は、実に心地よいのだ。
何となく、冷やし中華的な酸味があり、暑い日にはぴったりのメニューかもしれない。

うどん・そば処 秀

香川県高松市香南町由佐2933
営業時間10:30〜18:00
無休

 

 

 


帰りの飛行機の時間を遅らせることができなかったので、
もう無理することのできない時間になっている。
ということで、空港近くのレンタカーやさんにプリウスを返しに行く。
秀からは、実に30秒くらいの距離である。
そして空港まで送ってもらって、チェックイン後に土産などを購入。

実はこの時点で、私には一抹の不安があった。
2年前に濃霧のために飛行機が飛ばなかったことが、どこかでトラウマのようになっているらしい。
本当に飛行機が飛び立つまでは、いつ、また大変な霧が立ちこめてきそうな気がしてならないのである。
搭乗開始時間までそんな不安を抱きつつ、待合室で外の天候を見ながら時間をつぶす。
どうやら、霧は出なさそうである。間違いなく、飛行機は今日羽田に向かう。
そう思った瞬間、私は2年前からの呪縛から解き放たれたかのように気が楽になった。
そして、普通に考えれば当たり前なんだけど、ちゃんと飛行機は飛んでくれたのだ。

以上でうどんツアーは終了したが、残念ながら宿題店を残すことになってしまった。
ということで、いずれまた行きたいと思います。