◎薔薇絵亭(レストラン)2001.8.24 初めて行った店
つくば市天久保2-7-22 TEL 0298-52-4568 地図中央の赤い十字が店の位置
◇よく話に聞く店。アパートやマンションが建ち並ぶ小路沿いにひっそり建ってる。
開店時間の正午、若い女性従業員が玄関戸にかかってるのclosedの板をひっくり返してopenにすると、前で待ってた客がぞろぞろと店内に入って行ったので、それに続いて入った。
玄関を入ると、そこは床が石敷き(コンクリかも)で、薄暗い感じで空気がヒヤッとする幅1.8m位の通路になってた。4mほど歩いていくと6〜7段階段があって、それを上った左手の中2階みたいなフロアーが客席スペースになっていた。階段近くにはケーキ用ショーケースがあって、(自家製ケーキが4種ほど並んでいて)その裏手が厨房になってるみたい。(客席からは厨房内ほとんど見えない)
この長方形型の客席スペース、床も壁も板貼りで、3mくらいある高い天井にはむき出しの梁が3本通っていて、山小屋の中にいるみたいな雰囲気。床・壁・天井とも焦げ茶や茶などの濃いめの色合いだが、隣のアパート(1階は不動屋)が見える窓に目隠し的にかかってるレースのカーテンがちょっとおしゃれな雰囲気を醸し出している。
客席は、階段側には2人用テーブル席(6つ)並んでて、レースのカーテン側には4人用テーブル席(4つ)が配置されてた(2人用テーブル席に予約のプレートが置いてあった)。
接客係は若い女性が2人。2人とも顔立ち整っていてかわいい感じで、洗いざらしの白シャツ、黒のスカート・エプロン・靴下・靴を着用してた。ファミレスのマニュアル的な接客態度とは異質な、ちょっと上品でよそよそしさのある笑顔と対応だった。
席に案内されると、すぐに女性従業員が小型ガラス製のピッチャーに入った水と空のチューリップ型グラス、ランチメニューを持ってきてくれた。かわいいチューリップ型グラス(ワイングラスより少し背が低い)でのむ水は、ふつうのコップで飲む水よりさわやかな味がするのは何だか不思議。
ランチメニューは約8種あった。
ふつうのランチメニューみたいのが4種、薔薇絵亭ランチが3種、季節の冷たいプレートというのが1種で、ドリンクつきで¥780〜1000。\850の値段のメニューがいちばん多かった。
私は薔薇絵亭ランチのAランチ(ハンバーグ&クリームコロッケ&ボルシチ風煮込み)¥850、連れは薔薇絵亭ランチのCランチ(ボルシチ風煮込み&ピロシキ)¥850を注文した。
カップルが多く、大学生や年輩女性のグループなども来て、開店してすぐに満席になった。
3階に行く階段があったので、3階にも客席があるのかと思っていたが、満席になった後から入店してくる客を断っていたので、ランチ時には2階しか使用してないみたい。
サラダが運ばれてきた。
20cm位の花柄の皿に真ん中にサニーレタス(上に千切り紫キャベツがのってた)、そのまわりを千切りにんじん、わかめ、薄い半月切りの大根、くしぎりトマト、乱切りきゅうりの5種の素材で囲んであった。これらの野菜には酸味おさえた自家製と思われるフレンチドレッシングがかかっていたが、さらにこの上から、カルパッチョみたいに細いラインでマヨネーズとこしたゆで卵がかけられてて、芸術風な盛りつけのボリューム感のあるミモザサラダだった。(どの料理を注文してもこのサラダが出てくるみたい)
しばらく待って、厨房から女性従業員がハンバーグ&クリームコロッケ&ボルシチ風煮込み料理とライスを持ってやってきた。私のだ!!!と思ってドキドキして待ってたら、何と(私の後から注文したはずの)隣のカップル(男性の方)に運ばれてしまったので、がっかりした。
なぜ私のじゃないの?と、横目で料理をにらんでたら、すぐに女性従業員は厨房に戻って同じ料理を持ってやってきて、今度は私の所に運ばれてきた。
料理は大皿にハンバーグ、クリームコロッケ、付け合わせ野菜、煮込み用深い鉢が載って出てきた。
ハンバーグはつなぎの少なめの牛挽肉100%みたいなもの、香辛料多くないので牛肉っぽいハンバーグだった。かかっていたソースは、通常のデミグラスソースとウスターソースを混ぜたみたいな色も味も濃い個性的なソースだった。肉の風味よりソースの味の方が全面に出てる感じなので、通常のデミグラスソースの方が合うみたい。
コロッケはカニクリームコロッケで、自家製タルタルソースもかかっていた。具にピクルスのみじん切りも入ってたみたい。まわりはさくさく、中がぽったりした食感でうまく揚がっていた。
付け合わせの野菜は、輪切りのにんじんグラッセ(やや甘め)、素揚げ長なす、茹でたいんげんで彩りきれいだった。
ボルシチ風の煮込みは、牛肉、大きく切った大根、にんじん、キャベツがはいってて、小ネギがちらしてあった。
スープ表面に油分が5mmくらい浮いていたが、大根など和風の野菜のせいかさ脂っこさなどは気にならなかった。
肉はよく煮込んであって、脂身もすごく柔らかくなっていた。赤身の多い部分を煮込みとぱさぱさするので、すねとかすじとかの部分も使っているのかも。
薄めたビーフシチューみたいな味がするのだが、(具の中でいちばんいっぱいはいってた)味のよくしみた大根がいかにも和風っぽく、洋風牛すじ煮込みといったほうがぴったりくる料理だった。ご飯は、少し柔らかめに炊いてあった。
アイスコーヒーは色つきのパフェ型グラスで出てきて、おしゃれな感じ。
私より料理が先に出てきたカップル客は、もう1つの料理はなかなか来なくて、男性が食べ終えてから出てきた。ハンバーグの煮込み料理で、そんなに手間のかかる料理のようには思えないので、厨房がいそがしいせいなのかも。
連れの頼んだ、ボルシチ風煮込み&ピロシキは、私と同じ煮込み料理が素焼きの大きな丼にたっぷりよそってあるメニューで、揚げたてピロシキが2つ付いてた。ピロシキは香辛料多くなく、肉っぽい味でパン生地は締まった感じの食感だった。この煮込みはやはり和風の印象が強いので、ピロシキより白いご飯の方が合うみたい。
サラダのにんじんの千切りはちゃんと包丁で切ってあるなど、手間とひまをかけた料理。席と席は近めの感じで、ゆっくり談話しながら食事をしてて、その声が室内に程良く響いてて、BGMのジャズもいいムード。
いろいろ下ごしらえはあるとは思うが、開店時間は正午ではなく、11時30分とかせめて45分とかの店の方が行きやすい感じ。駐車場は店の前の小路を東大通りにまっすぐ歩いていって、靴の流通の手前右側の駐車場の一角に5台分あるみたい。
この状態で、経営がなりたつのか心配だ。ランチもドリンクは+100とかの別料金にしてもいいと思う。
とかく最近は、良心的で低価格すぎると返って評価されないので、もうちょっと価格体系を見直してもいいように思う。おすすめ度は、7.3!
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