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◎ビストロパスパス(フレンチ)03.9.14 初めて行った店
地図中央の赤い十字が店の位置
◇友人の間でよく噂にのぼる店。
以前は、千現の4軒連なるテナントの1つ(今はルーランラマルク)に入っていたが、今年の春頃、一軒家を倉掛に新築して移転した。(パスパスとは魔術師の意味らしい)
南大通りの東のどんづまりから、土浦方面に少し車を走らせ、上の室川の少し手前のところで右折すると、一方通行かと思うような細い道になっていた。この辺りは、川の土手みたいなやや高台になってる地域。対向車に気を付けながら、少し車を走らせると、傾斜面を切り開いたような小高い場所に店が建っていた。
屋根が緑色で、淡いアイボリーの壁にpasse-passeと書いてあるおしゃれな建物。
坂の下の方に4〜5台分の駐車場があって、そこからグインと急な坂を登ったところに、店の建物&10台分くらいの駐車場があった。下の方の駐車場に車をバックで止めたのだが、この駐車場自体も緩やかな尻上がりの斜面になっているので、平地より加減が難しくて少し手間取ってしまった。
坂を上り、前庭の小道を通って、店の玄関に向かった。
玄関入ると、左手の方に横長の客席スペースが広がっていた。
屋外の明るい造りからは一転、窓がさほど大きくないので明るさが適度に抑制されてるこの空間は、床と腰高からまでの壁が板張り、壁は手塗りっぽい凹凸感のある真っ白なしっくい風で、そう高くはない天井にむき出しになった梁には年月を経たような重々しさがあって、素朴感のある落ち着いた雰囲気。
玄関正面のアーチ型にくり抜かれた壁の先には、(仕切のドアはない)個室になってて、予約客らしい家族連れが集っているところだった。
玄関入って左手に厨房があった。客席側から見ると厨房にいる従業員は背が低く見えたので(肩から上くらいしか見えなかったが)厨房の床は客席側より少し低く造ってあるのかもしれない。
店には、厨房で働く男性が2人くらいと、接客担当らしき女性従業員が2〜3人いた。その中の1人が礼儀正しい対応で、席まで案内してくれた。
客席スペースには、主に2人用の小ぶりな丸or四角のテーブル席が間隔がやや近い感じで配置してあったが、隅の方には4人用にセッティングされた席にはしっかり予約席とのプレートが載っていた。やっぱり予約するといい席が確保でくるみたい。
各テーブルには光沢のある布製のテーブルクロスがかかっていて高級感があって、各席には和紙風の大きな紙製のランチョンマットが敷いてあった。
壁には印象派タッチのものや、デッサンっぽいものなど大小の絵が飾ってあった。絵と絵の間にある木枠に縁どられてた窓からは、田園風景(実は田畑なのだが)の向こうに筑波山のほぼ全景が見え、これもまた一枚の精巧な風景画のよう。奥の棚の所には直径15cmくらいもありうそうなキャビアの青い缶詰が2つ並べて飾ってあった。
こんな風にかなり高級感のある雰囲気なのだが、店内にはフランスのアコーディオン調のリズミカルな音楽がかかっているし、従業員の服装はシャツ&黒いエプロンというかなり簡素なものだった。特に店主らしき男性が、個室の予約客のところにビールを運びながら挨拶していたのだが、客がみんなおしゃれなよそいき姿だったのに、自分はTシャツに黒っぽいエプロンというかなりカジュアルな服装だったので、ちょっとミスマッチな感じがした。
ビストロっていうのは、ハッキリした定義はないみたいだけれど、(もともとは、労働者たちが仕事帰りに一杯飲みに立ち寄るカフェ的な要素が大きかった店が、料理も作るようになり、皿数も増えてカフェからビストロに変わって行ったらしい)シンプルな店内と気さくなサービスが売りの「普段着で、安く、美味しく食べられる店」の意味合いらしいので、その観点からすれば違和感はないのかもしれない。
ランチメニューは、
◆本日のランチ¥1200…肉(豚バラ肉のビール煮)メイン2品だと+¥700
or魚(真だらのクスクス付け焼き)
季節の手作りスープ
デザート(盛り合わせ¥¥450)
コーヒーor紅茶orミントティー
◆ステーキランチ¥2000…サーロインステーキ黒こしょう風味
季節の手作りスープ
デザート盛り合わ
コーヒーor紅茶orミントティー
◆ビストロランチ¥2500…本日のオードブル
本日仕入れの魚料理orお薦め肉料理
デザート盛り合わ
コーヒーor紅茶orミントティー
だったので、本日のランチ¥1200の肉と魚を注文した。
まず、かぼちゃのスープが運ばれてきた。程良い塩分でかぼちゃの風味がよく感じられる、上品なスープだった。
次にフランスパンが運ばれてきた。バターは添えてなかったが、手持ち無沙汰だったので、料理はまだ来ていなかったが食べ始めた。
少し経って、真だらのクスクス付け焼きと豚バラ肉のビール煮が運ばれてきた。バターがついていないのは、ソースを付けて味わってほしいので付けていないということらしく、どしてもバターがほしい場合には別料金になりますとのことだった。
パンを持ってきてくれた時に言ってくれたら、食べずにまっていたのに〜!すでに半分以上なくなってしまっているパンを見て、すっかり寂しい気分になってしまった・・・
豚バラ肉のビール煮は、少し大きめの固まりの肉が入っていた。ビールで煮込んだ肉は軟らかいと聞いたことがあったので、期待して食べてみると、少し肉質がパサパサした感じで、あまりジューシーは感じられなかった、これにトマト風ソースがかかっていて、お赤飯みたいに見える古代米のバターライス、紫玉ねぎのオーブン焼きみたいなの(4つ割)とインゲンが添えてあった。
真だらのクスクス付け焼きは、魚の表面にクスクス( デュラムセモリナ小麦粉100%で作られているお米の粒より細かいパスタ、加熱済なのでお水を含ませるだけで食べられる)まぶしてあって焼いてある料理だった。真だらは淡泊な味わいだったが、クスクスは香ばしいというよりゴリゴリした食感であんまり香ばしさとかも感じられなかった。これだったら、ソティとかの方が食べやすかったかも。これに、揚げたシシトウ3つ、紫キャベツの4つ割、古代米のバターライスが添えてあった。シシトウが苦手なわけではないけど、3つは多いなあって思って、ふと隣席を見ると、隣席のおじさんももてあましてたのか、シシトウをお皿の縁のほうに追いやって(残してたみたい)いたので、知らない人なのに親近感を持ってしまった。
残っていたパンを、ソースに付けて食べてみたが、私はフランスパンにはバターをつけて食べる方がいいなあって思った。
食後のドリンクはミントティーを選んだ。冷たくて、とてもすっきりさわやかだった。
デザートの黄桃のムースは、メレンゲのようにとてもふんわり柔らかだった。成型されてないので、見かけは思っていたより地味な印象だったが、ソースとムースが互いに酸味と甘さを補う感じで調和するとても季節感のある風味豊かなデザートだった。
私たちと前後して、外車を飛ばして1人で来店してきた男性は、店の雰囲気にしっくり馴染んだように食事をしてた。この店は、状勢1人ではとても入れそうもないし、今日も、カップルやグループ客が多い中、こうやって男性が1人でも落ち着いて食事できるなんて、常連なんだろうが、ちょっとすごいなあって思った。
フランスの郊外のレストランって感じで。ビストロというよりは(新築で気合いが入ったためか)ずっと高級な印象でおしゃれな店だった。
食事の量が少し控えめという風に聞いていたが、料理のボリュームはそんなに控えめの感じじゃなかった。他のフレンチの店は、パンもバターもお替わりできるところが多いので、そういう印象になってしまったのかも。お楽しみ度7.0くらいかなあ。
◇11:30〜O.S.13:30 火曜定休
◇ランチメニュー\1200〜
◇テーブル席、 ◇駐車場…15台
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