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◎Arzonie ITALIA(イタリアン)05.1.31
初めて行った店 地図中央の赤い十字が店の位置
◇とんかつ店「とんQ」が2004年6月下旬、土浦野田線沿いにイタリアンの店を出した。とんQの社長夫人(金髪の英国人女性)がオーナーで、店名は夫人の旧姓(イタリア人のお父さんの名)だそう。
道路沿いにはゆったりした前庭があって、建物は奥まってある。道路からは前庭の向こうに屋外テラス席が見えてるので、どこが玄関?と思いながら、車で敷地内に入って行くと、通りがかりに見てた時より敷地は奥にしっかり長い形をしてて、建物西〜建物裏手にかけて広めの駐車場になっていた。
建物西の駐車場からは、黄色の外壁の建物は道路側棟と奥の棟の2つに分かれているかのような構造になっていて、その間に挟まれるような格好でガラス張りの温室風のエントランススペースが造ってあった。塀に隠れてるここが入口だった。
この温室風のスペースには、トマト、大根、キャベツ、なすなど実際の料理に使ってる野菜がワインの木箱に入れられて陳列してあった。中にはしおれてる葉物もあっが、新鮮素材をアピールしてるよう。
野菜右手の自動ドアから店内に入ると、正面にはホールのケーキが並んでる大型ショーケースがあって、何でここにケーキ店がっ!?と思った瞬間、左手からやってきた男性従業員に何名様ですか?と声をかけられた。
この30代位で細身、小顔の都会的な感じの男性従業員に先導され、入ってきた温室風スペースを回り込むようにUターンし、右手に白いタイル貼りの石釜などが設置してあるオープン風キッチンを見ながら3〜4m進んでいくと、その先の左手に客席スペースが広がってた。
床は重々しさのない色調の板張り、壁は白〜アイボリー系の壁と、構造はシンプルにまとめていながら、椅子には少し落ち着いたローズ系色調を組み合わせることによって、女性好みの柔らかな雰囲気。フロアー全体を見渡せるが、シートの椅子などによって、客席を緩やかにいくつかの空間に分けてあった。
案内された席に座った。客席はテーブルとテーブルとが少し近めに配置してあって、ちょっと詰め込み気味の感じ。正午過ぎだったがほぼ満席。スポーツ帰りっぽいウエア姿の女性グループもいて、雰囲気は予想よりカジュアル。
ランチメニューは、ピザ(10種、\1000~1350)とパスタ(11種、\950~1250)の単品メニューと、単品価格+¥450のランチコース(前菜、スープ、ドルチェ、ドリンク付き)。コースのドルチェは、ショーケースのケーキの中から選べるということなので、コースにすることにした。
ランチコースの文字の下には
「アルゾーニイタリアが提案するスローフードランチ。ちょっと贅沢なランチタイムのひととき。体に優しいナチュラルフードを使ったパスタやピザを組み合わせてどうぞ」と記載されてた。
少し考えて、トマトベースのパスタ:アマトリチャーナ\1100とクリームベースのパスタ:カキと野菜のクリームパスタ\1200を、両方ランチコースで女性従業員に注文。ケーキは、メニュー(ケーキの写真なかった)では選べなかったので、パスタとドリンク(7種から選べる)だけ注文してから、ショーケースに実物を見に行って、ブルーベリーショートとタルトクレープポンプに決めた。
接客係の女性従業員の中には、小型マイクを付けてる人もいた(あのマイクは、通信用?)。
まず、前菜が運ばれてきた。リーフ類、マリネ風キャベツ、テリーヌっぽい品など盛り合わせで、周囲にバルサミコで点が描いてあった。テリーヌははんぺんみたいな食感で、バルサミコは味的にはあまり効果は感じられなかったが、色彩的に楽しめた。
アマトリチャーナは、あまり熱々ではなかった。少し油分が多く、麺に絡んでる具がゴトゴトした感じで、麺は活力がなかった。
カキと野菜のクリームパスタは作りたてだった。カキは鮮度よく、まるで生クリームといった風味のさらっとしてるのにコクのあるクリームソースとの相性よく、麺も生き生きしてた。
食後、ケーキが運ばれてきた。ブルーベリーショートケーキは、お皿に横倒しされた状態で盛り付けられてた。自宅での誕生会などではこういうこともあるが、横倒しのケーキの姿って何だか寂しい・・・。タルトクレープポンプは縁のほうに少し偏って盛り付けられてた。
店内には小さかった頃の家族の写真がたくさん飾ってある。
この店、こだわりが高じて資格・許可を得てチーズ工房併設した。そこで、毎日仕入れる原乳からチーズを自家製してるとのこと。そのフレッシュさゆえか、ケーキの生クリームはふわっと軽やか。生クリーム特有の油っぽさがないので、さらっと食べられて口の中がさわやか。大きめなのにぺろりと食べられる。
ケーキは、スポンジのキメにムラがあるなど、まだまだ技術の若さはあるが、楽しんで作っているので、優しいケーキに仕上がってる。いろいろ食べたが、チョコ系より生クリーム系がいいみたい。私のおすすめはパンプキンタルト。見た目が地味で、購買意欲が最もそそられなかったケーキだが、層状になった断面がかぼちゃにかけた手間を感じさせる。かぼちゃの素朴さ&切れのいい生クリームとが合わさって癒し系の深い味わい。
思ってたよりずっとカジュアルな雰囲気で、材料の質はとても良質のイタリアン。ケーキも含めて一度は味わってみるのがいいかも。
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