おすすめ度は、お母さん方への個人の意見です。

◎大阪王将 05年3月 初めて行った店 店のHP
地図中央の赤い十字が店の位置

◇大阪中心に200店以上展開するチェーン店。『よってこや』だった所に、2005年3/9オープン。この店を営むイートアンド(株) は、よってこやも運営している。

現社長は、父親が脱サラして始めた餃子チューンを26歳の時に受け継ぎ、"フードサービス業"への転換を目指して、繁盛しているラーメン店の共通点を研究し、「頑固親父・屋台・ノスタルジー・冬・湯気」というキーワードを抽出し、1994年に「よってこや」を開発した。大阪王将は、独自ののれんチャイズというシステムを構築し、95%が成功するそう。

「大阪王将」と混同しやすい、「餃子の王将」という店もあるが、これは京都に本店がある全く別のチェーン。東京にいた時、餃子の王将にはよく行ったが、安くて内容のある料理で、関西人の合理性が感じられた。チェーン展開も、関東進出も、餃子の王将が先である。

黒の建物外壁は、よってこやだった時とあまり変わってないが、「よ」という文字の代わりに、大阪王将という大きな黄色の看板があって、メニュー板などが行儀よく貼られてて、砕けすぎた感じはなくなってた。

店頭には日替わりの内容が書いてあるうボードが掲示してあった。
本日の日替り:高菜チャーハン
       半ラーメン
       サラダ(からあげ付)¥714

店内は、よってこやだった時とレイアウトはほぼ同様で、中央に突き出てたカウンター席があって、その周囲にテーブル席が配置されてた。テーブルには赤いテーブルクロスがかかってて、中華食堂らしい感じ。カウンター上部は、点心などの実物写真の映し出されたパネルみたいな壁になっていた。

女性従業員に笑顔で迎えられ、席に案内された。座ってメニューを見た。

ランチメニュー(平日11:00〜15:00)は、日替わりセットメニューが1種づつある。
・日替わり¥714
・半チャンセット(半チャーハン+醤油ラーメン)¥714

日替わりもチャーハン&ラーメンのセットなので、半チャンセットとあまり変わらない。3月に来た時は、日替わりはザーサイと豚肉の炒め物の定食だったので、日替わりのメニューもマンネリ化してきたのかも。

ちょっと考えて、あっさり醤油ラーメン¥460、元祖焼餃子¥210、日替わり¥714、点心(3点盛)¥284を注文した。

奥の厨房では、男性従業員が2人ほど、わりと客席に近い場所で、客席側に背を向けて、中華鍋を振って調理していた。前の店舗のなごりか、何だか妙な位置で、妙な姿勢で調理してるって感じ。

■あっさり醤油ラーメン¥460
・麺…透明感のある縮れた細麺
・スープ…醤油色薄め、透明、塩分強め
・具…焼き豚1枚、メンマ、もやし、ねぎ

■運ばれてきたラーメンは、盛り付けがきれいで、作りたてらしくまあ熱かった。スープは透明で醤油色は薄く、口に含むとだしの風味は控えめで塩分が強く、塩ラーメンのようなあっさりした味。麺は細かい茶の粒子が混じってて、角がなく丸めんに近い感じ。もやしは軽く茹でてあって、しゃきしゃきした歯ごたえがあった。このあっさりしたスープだと、もやし特有の味が浮き上がる感じ。台湾ラーメンにはもやしが入ってるケースが多いので、そういう影響かな?

全体にたしかにあっさりしたラーメンで、マニュアル通りにきれいに作られてはいるが、素材を手塩にかけて作ったという躍動感は感じられなくて、あまりラーメンっぽくない。¥460という普通の値段なのでもっと手応えが欲しい感じもする。

餃子は6個入りで、焼きたてだった。厨房では、客席側を向いて作業してる男性従業員が1人いて、余り移動しないので見てたら、餃子の具を皮で包んでいた。

点心3点盛は、小籠包・蒸し海老餃子・ポークシュウマイの3点盛りで、蒸し立ての蒸気が立ってる状態で運ばれてきた。小籠包は皮を破らずにうまく口の中に入れられた。皮の中には、ほんのり生姜の香りのするスープが入っていた。ポークシュウマイは、柔らかい食感で、肉の風味薄くて、つなぎが多く使われてるのかも。海老餃子は、皮が透明できれいだった。点心は3種とも、調味料なしでも食べられるくらいしっかり味が付いてて、冷凍保存されてたような感じで、万人受けしそうな味。

日替わりは、高級感のある黒い和風盆に載せて運ばれてきた。
高菜チャーハンは、玉子・高菜・人参・長ネギ・ひき肉などが入っていて、きれいな彩りだったが、形が壊れているごはん粒が多くて、ぽろぽろした感じで、少し油も多めに使ってるよう。半ラーメンは、あっさり醤油ラーメンの1/2バージョンだった。サラダは、刻んだ人参・キャベツ・レタスだったが、少し苦みがあった。添えてあった唐揚げは冷めていた。

メニューをもう一度しっかり見直した。点心類を見ると(カッコ内の個数はメニューには記載されていない)、
・肉汁たっぷり小籠包(2ヶ入)¥284
・蒸し海老餃子(3ヶ入)¥284
・ポークシュウマイ(3ヶ入)¥284
・点心3点盛(小籠包・蒸し海老餃子・ポークシュウマイ各1ヶ)¥284

とある。計算すると、点心3点盛がいちばんお得。メニューにおすすめマークが付いていた小籠包は、お得ではない感じ。他のメニューでもおすすめは高価格の品な多い感じ。おすすめというのは、客にとってお得なメニューであるのが普通だが、このチェーンではちがうみたい。

・ニラともやしの強火炒め¥525
・ガーリックチャーハン¥557(チャーハン¥452)

という風に、品名に修飾語を加えてある。ニラともやし炒め¥525なら高く感じるが、聞き慣れない品名にすることで、割安の印象を与えられるのかも。はやりすたりのない日常食を、おいしく、安く提供するという大阪王将の主張とはちがう感じもするが、お手軽に大阪の人気の中華食堂で食べられるのは便利。


↑外観


↑日替わり¥714


↑あっさり醤油ラーメン¥460


↑元祖焼餃子¥210


↑点心3種盛¥284

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