クランクシャフトの加工偏

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小型ツインエンジンのクランクシャフト
の偏芯加工を行います。
偏芯コレットを製作すれば、旋盤でも
加工できますが、量産ではありませんので、
NCフライス盤で切削します。

【クランクシャフトをNC加工します】

【ワークの芯出し】

  • スクロールチャックに10φのエンドミルをセットして、
    テストインジケータでセンター出しを行います。
  • NCのスピンドルを手で回転させ、インジケータの振れが、
    5/1000mm以下になるまで、XYテーブルを調整します。
  • スピンドルのZ軸も上下させて、傾きのないことを確認しておきます。
  • 【下加工したワーク】

  • 旋盤にてクランクシャフトの下加工を行っておきます。
  • 先端部のローレット加工も施しておきます。
  • ワーク左側に、偏芯クランクピンのNC加工を行います。
  • 【ワークをチャック】

  • スクロールチャックにワークを挟み、レバーでチャックします。
  • 【歯高の調整】

  • NCプログラムでは、歯高(ワーク上面とエンドミルの距離)を、いつも6mmとしています。
  • 6φのエンドミルシャンクを利用して調整します。5/1000mm程度の精度がでます。
  • 【切削準備完了】
  • 切子と切削油の飛散防止にフィルムシートを巻いて利用しています。
    取り外しも簡単で、飛び散りもなくなりました。
  • 【切削開始】
  • 8mmエンドミルにて、切削開始・・・。
  • 切削油は、スプレーで時々給油。
  • スピンドルは右回転ですので、エンドミルの送りは左回転にしています。
    切削くずの巻き込みが少ないのと、切り込み負荷が小さく?なる・・・。

  • NC切削加工のPC画面 は、こちらから・・

    【仕上げ切削】
  • シャフト径と差込代部を仕上げします。
  • クランクシャフトの連結部になりますので、高精度が要求されます。
  • 最初は3/1000mmずつ詰めていき、ジャストの径に合わせています。
    (機械の精度は、とてもそこまではありません・・・)
  • 【シャフト穴加工】
  • リーディイングドリルでポイント加工してから・・・
  • シャフト穴2.7φのドリル加工を行います。
  • 垂直の長穴加工は、結構難しいです。
  • ドリルは、OSGゴールドを愛用しています。
    1/100oの高精度なドリルです。
  • 【切削完了】

    【小さなクランクシャフト完成】
  • 本当は、まだタップ加工が残っています。
  • センターから偏芯ピンまで2.90mmです。
  • 従ってピストンのストロークは、5.80mmとなります。

  • NCはプログラムさえ作れば同じものが簡単に・・・
    ただ、卓上では刃物交換と切削油の給油が結構手間・・・
    自動の給油機構を検討中・・・

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