SUPERTRAMP


 タワー在籍中から,ゲストで参加していたリー・ソーンバーグ(タワーの元ラッパ)が,どういうわけかタワーを脱退した後に参加したグループ。70年代に「ブレックファスト・イン・アメリカ」や「ロジカルソング」などをヒットさせました。一時はアメリカに移住していましたが,最新作を出した時点でヨーロッパを拠点に活動することにしたようです。公式ページもあり,今でも現役で活動中。80年代に,初めて「キヤノンボール」(「フロンティアへの旅立ち」)を見たとき,カツンカツンと響くピアノのカッコ良さとホーンのキレの良さがすっかり気に入ってしまい,今でも勿論お気に入りです。ホーン隊の正式メンバーはサックスだけでしたが,最新作(永遠への贈り物)では,ラッパのソーンバーグが入って2管体勢に。4人から8人に人数も倍増したのでした。中心人物リック・デイビスの声質は,シカゴのビル・チャンプリンに通じるものがあると私は勝手に思っています。(最近はすっかり痩せたようですが,当時のルックスはヒゲとかが「17」当時のビルに似てたかも)


SOME THINGS NIVER CHANGE

永遠(とわ)への贈り物
前作から10年ぶりのオリジナルアルバム。ジャケット写真からして,分かったような分からないような実に不思議な世界を描いていて,とってもスーパートランプらしい!!前作では「ハウス」にまで手を出していた彼らですが,70年代の音楽性に回帰しつつも90年型のスーパートランプを模索しているという印象を受けました。もう,至る所に「なつかしー!!(≧∇≦)」と叫びそうになるテイストがちりばめられているのです。「Some things Never Change(5)」では,Sトランプらしいドラムとベースライン(Cannonballをゆったリにした感じ)に乗っかって,リックのボーカル,ギターソロ,エレピソロ,サックス&ラッパの掛け合いと流れていきます。このうねうねした感じと中間部のタイトなリズムの対比が,Sトランプらしくて嬉しくなります。「LISTEN TO ME PLEASE(6)」は,低音(リック)のボーカルに高音が乗っかって掛け合いをするというお得意の形。(すぐには思い出せないのですが,以前の曲にもこんな感じのがあったはず)「C'EST WHAT?(11)」はアコピに導かれて壮大なイントロで始まります。プログレっぽいところも。ボーカルと掛け合うホーン隊が軽快でナイス!(しかもほんのちょっとだけタワーテイスト有り)カツンカツンと響くピアノのバッキングにホーンやエレピが絡んでくる辺りは「らしくて」ニンマリです。(o ̄∇ ̄o)

1997年4月28日発売  TOCP-50194  (東芝EMI 国内盤) 

FREE AS A BIRD
前作はエンボス加工のジャケットでしたが,アナログ盤は青,赤,緑,黄色の4色のジャケットを取りそろえていました。(CDは青のみ)しかも,おじいさんが色を塗っている鳥は切り抜かれていて,そこから鳥の形の分だけ中袋の色が見えている(う〜ん,上手く説明できません。ゴメンナサイ)という実に凝った作りをしていました。私は緑を買いました。「It's Arlight(1)」「I'm Beggin' You(6)」はカツンカツンとピアノが心地よく響き,リックのボーカルに絡むホーンがカッコイイナンバー。「I'm Beggin' You」(12インチシングルはハウスアレンジだった!(^.^;))のビデオ,結構面白かったです。(Mr.Misterの「Something Real」のようにせわしなく画面(人物)が変わるという感じ。)Cannonballの次に面白かった!!笑ったのは,「An AWFUL THING TO WASTE(9)」。8分近い大作で,壮大な曲です。で,いきなり女性が「イイエ,ワカリマセン」って言うんです。(^.^;)最初に聴いたときには一瞬動きが止まりました。(^.^;)

1987年発表  CD/2000年10月21日発売  D32Y3189  (ポニー・キャニオン)