
《その@・・和太鼓の取り扱い方》
和太鼓は一見丈夫そうに見えますが、実は非常にデリケートな楽器です。
太鼓の皮の特性は、いかのスルメと同じで人の肌よりも弱く、酒をかけると溶けますし腐敗しやすいので
取り扱いについては十分な注意が必要です。
従って次のことを注意していただきますと、太鼓は大変よい音を出します。
@保管場所・・・湿気、ねずみ、虫を嫌うので、風通しの良い温度差の少ない所に置いて下さい。
日差しの強い所、高温高湿の所に長時間置かないで下さい。
(日差しが強いと胴割れをおこし、50度以上の高温ですと変質します。)
A手入れ方法・・・皮の中に脂が残っているので、
硬絞りのタオルで軽く拭くだけで十分です。
B移動する場合・・・太鼓の胴は衝撃に弱く、
持ち運びの際の落下等で胴割れしますので、丁寧に扱って下さい。
また、決して皮を直接床や地面に置かないで下さい。
C叩き方・・・皮が濡れた状態で叩かないで下さい。
また、皮を傷つけるような、ささくれたバチは決して使用しないで下さい。
バチは安価ですが、皮の張り替えは、かえって高い費用がかかることになります。
D皮が緩んだ場合・・・皮が緩んだまま叩くと、皮を揉むような状態になるので破れます。
緩んだ皮は引っ張り直しが必要です。
このときに、太鼓の皮の耳を切ってあるものは引っ張り直しが出来ず、
張り替えるしかありませんが、耳を残したままの太鼓ですと引っ張り直しが可能ですので、
お求めの際にはこの分の太鼓をお勧めします。
これらのことに注意して、皮の張替えの目安としては、皮の表面がかなりザラザラになり、
音が鈍くなったとき(ボテボテの音がする)とお考えになると良いでしょう。
管理が良ければ太鼓の寿命は長いものです。
基本的には、人間が心地よいと思う状態が太鼓にとっても最高とお考えいただければよいと思います。
どうぞ、大切に永く使って下さい!!
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