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■ 物 語 概 要
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■ 物 語 目 次
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■ 現在のストーリー展開
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■ ブ ロ グ
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■ 邂 逅(1)
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■ 邂 逅(2)
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■ 邂 逅(3)
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■ 邂 逅(4)
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■ 反乱前夜(1)
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■ 反乱前夜(2)
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■ 反乱前夜(3)
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■ 反乱前夜(4)
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■ 反乱前夜(5)
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■ 反乱前夜(6)
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■ 反乱前夜(7)
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■ 反乱前夜(8)
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■ 反乱前夜(9)
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■ 反乱前夜(10)
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■ 反乱前夜(11)
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■ 反乱前夜(12)
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■ 反乱前夜(13)
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■ 反乱前夜(14)
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■ 反乱前夜(15)
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■ 反乱前夜(16)
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■ 皇帝光臨(1)
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■ 皇帝光臨(2)
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■ 皇帝光臨(3)
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■ 皇帝光臨(4)
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■ 皇帝光臨(5)
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■ 皇帝光臨(6)
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■ 皇帝光臨(7)
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■ 皇帝光臨(8)
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■ 牙城クスコ(1)
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■ 牙城クスコ(2)
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■ 牙城クスコ(3)
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■ 牙城クスコ(4)
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■ 牙城クスコ(5)
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■ 牙城クスコ(6)
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■ 牙城クスコ(7)
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■ 牙城クスコ(8)
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■ 牙城クスコ(9)
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■ 黄金の雷(1)
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■ 黄金の雷(2)
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■ 黄金の雷(3)
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■ 黄金の雷(4)
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■ 黄金の雷(5)
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■ 黄金の雷(6)
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■ 黄金の雷(7)
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■ 黄金の雷(8)
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■ 黄金の雷(9)
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■ 黄金の雷(10)
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■ 黄金の雷(11)
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■ 黄金の雷(12)
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■ 黄金の雷(13)
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■ 黄金の雷(14)
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■ 青年インカ(1)
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■ 青年インカ(2)
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■ 青年インカ(3)
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■ 青年インカ(4)
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■ 青年インカ(5)
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■ 青年インカ(6)
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■ 青年インカ(7)
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■ 青年インカ(8)
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■ 青年インカ(9)
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■ 碧海の彼方(1)
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■ 碧海の彼方(2)
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■ 碧海の彼方(3)
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■ 碧海の彼方(4)
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■ 碧海の彼方(5)
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■ 碧海の彼方(6)
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■ 碧海の彼方(7)
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■ 碧海の彼方(8)
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■ 碧海の彼方(9)
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■ 碧海の彼方(21)
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■ 碧海の彼方(23)
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■ 碧海の彼方(24)
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モスコーソは大きく身を引きつつも、憎悪と憤激に全身を総毛立たせながら、魔人のごとく凄まじい形相で睨み上げた。そして、血を吐かぬばかりに声を張り上げる。
「トゥパク・アマル!!
この悪魔……!!
全ての悪の根源め!!!」
対するトゥパク・アマルは、むしろ悲哀を切れ長の目元に宿し、静かに相手を見下ろしている。
「モスコーソ司祭様、あなた様のご忠告に背き、わたしはこの反乱を起こし、その結果、これほどの多くの血を流すこととなりました。
そのことに胸を痛めぬ時はございません」
「トゥパク・アマル…!
何を今さら!!」
「ですが、これまでのような副王陛下やあなた様方のなさりようが続けば、民の苦しみは増すばかり、のみならず民は全て死に果ててしまうやもしれません。
そのようなことになれば、我がインカの神々は、決してあなた方を許しはすまい。
そうなる前に、この反乱を起こしたことを、わたしは悔いておりません。
ここまできた以上、スペイン国家に固く繋ぎとめられた足枷を断ち切り、その支配下から民を解放するまでは、もはや手を引くことはできません」
そう言って、トゥパク・アマルは僅かに目を伏せた。
そして、低く響く沈着な声音で、さらに続けていく。
「とはいえ、できることならば、わたしとて、これ以上の流血は避けたい。
この先、副王陛下をはじめ、役人方々はもとより、あなた様ご自身も、ここに留まれば、その尊い御命が我が軍によって如何なる危険に晒されるか分かりませぬ。
願わくば、わたしは、これ以上、あなた様方を傷つけることはしたくない。
カトリック教会から破門されたわたしが申し上げるのもおこがましいが、もし司祭様が真のキリスト教徒として民の本当の御味方となられ、副王陛下や役人たちを説き伏せて彼らの圧制をやめさせてくださいましたなら、神に対してはかり知れぬ御献身を行うことになられましょう。
あるいは、それが叶わぬならば――副王陛下や役人の方々を連れて、あなた様方の本国に黙って戻ってはくださいませぬか?」
そう語るトゥパク・アマルの口調は誠実で、真摯そのものである。
だが、司祭の額には、はち切れぬばかりに青筋が立ち、頭に上った血でカッと顔面が赤く燃え上がった。
「何を気の狂った寝ぼけたことをほざいておる!!
副王陛下のなさりように、余が難癖を付けろと言うか?!
そもそも、この地も、民も、全て、神から託されたスペイン国王のものぞ!!
そして、国王陛下は我らに統治を委任されたのじゃ!
つまり、この国の全ては、我らのものなのじゃ!!!
それを、我らがすごすごと去るなどと!
トゥパク・アマル、いよいよ気でも違ったか!!」
胸の黄金の十字架を大きく揺らしながら、激昂してモスコーソが吠え上げる。
他方、暫しの重い沈黙の後、司祭を見下ろしていた伏せがちだったトゥパク・アマルの目が、険しさを増しながら次第に見開かれていく。


その中心に立つのは、深き人間愛と麗しき風貌を備えたインカ皇帝末裔トゥパク・アマル。
そして、彼の意志を継ぐ若き将アンドレス。
そんなアンドレスを密かに慕い続ける農民の少女コイユール。
インカの復権を賭けた壮絶な反乱を縦軸に、悲恋、友情、主従愛、裏切り…――。
それら多彩な人間模様を横軸に織りなす、風と葦笛の運ぶ物語。
⇒ 目次へ
⇒ 第一話〜第六話を約10分でまとめ読みする
⇒ 第一話 ビラコチャの神殿(1)へ
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平和的な交渉手段ではスペイン植民地支配下で苦しむ民衆を救えないと判断したトゥパク・アマル(インカ皇帝末裔)は、ついに反乱の決行に踏み切った。
インカ軍(反乱軍)とスペイン軍(討伐軍)との最初の本格的な決戦は、極寒のサンガララの地にて行われ、インカ軍の圧勝に終わった。
しかし、両軍の命運を賭けたインカ帝国の旧都クスコでの決戦で、スペイン側の策謀により同族の傭兵(「リマの褐色兵」)を差し向けられたインカ軍は、同じインカ族である彼らを攻撃することができず、勝利を目前にしながらも苦渋の敗退を余儀なくされた。
トゥパク・アマルは、褐色兵の将と直談判するため、単身、敵陣に乗り込むが、その説得も失敗に終わる。
そのような戦況下、スペイン軍総指揮官アレッチェの陰謀により、トゥパク・アマルは敵の罠に落ち、囚われてしまう。
彼を襲う拷問づけの日々、そして、迫り来る処刑の日―――。
だが、トゥパク・アマルは、同様に囚われていた妻子を救い出し、命がけの脱獄を決行する。
敵の執拗な追跡の魔手を逃れ、天空城塞都市マチュピチュに陣を張るトゥパク・アマル。
新たなる大胆な戦略を推し進める彼だが、それはインカ側にとっても過大なリスクを伴うもので――。
インカ軍、スペイン軍、共にいよいよ後の無い状況下、トゥパク・アマルを、そして、インカの民を待つ運命は…――?!
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フォルクローレ『コンドルは飛んでいく』の歌詞は、当サイトで題材とさせて頂いている実在した人物、物語の主人公トゥパク・アマルを謳ったと言われています。

