直簫会コラム


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阪神淡路大地震の深い記憶の中、この度の東北関東大震災は多くの映像、新
聞記事などを見るにつけ、胸に強い痛みを感じ、悲しみが一層迫ってきます


6月14日
バッハ音楽祭 『尺八で「旅X」−野ざらしーを世界初演







平成20年度尺八リサイタルによせて
昨年は文化庁芸術祭参加でのリサイタルを開催し、平成2年に引き続き、芸術祭賞
を受賞することが出来ました。なかなか得られない大きな賞を2度も頂くことが出来、
誇らしい気持ちと同時に信念を持って続けて来られた事と合わせ本当に多くの方々の
支えが沢山沢山あったこと、言葉で言い表せない思いで一杯です。
さらに今年の初頭、作曲家でプロデューサーでもある細川俊夫氏よりコンタクトがあり、
世界の音楽祭での演奏の招待の話が舞い込んで来ました。ドイツで出版している尺八
古典本曲のCDを聞いての話、とのこと本当にびっくりしています。細川さんはヨーロッパ
音楽界で日本人という枠を超えて非常に高く評価され、いまや「細川抜きで世界の音楽
祭は語れない」という存在、「武満徹亡きあと細川俊夫」との評価が定着しつつあるとの
ことを聞いております。
本年度あるいは来年度当たりから思いがけない広がりが得られるかも・・・と内心期待している
ところです。
国内・海外等数多くの演奏活動の中でも最大のイベント・リサイタルが近づいて参りました。
音楽的・技術的にはもちろん、エネルギーあらゆる面で高いものが要求されるのがリサイタル
です。大阪だけでなく東京でもチャレンジし、長年続けてきました。今年もテーマを決めましたが
「うた」となるでしょうか。
「秋の調べ」 詩・歌のメロディーはじめ、尺八・箏とも情感溢れた珠玉の名曲です。
歌の表現が非常に難しく、なかなかステージに登場させにくい曲です。
東西それぞれ高い表現力を持つソプラノの歌い手です。
「山越・瀧落」尺八の持つ表現力・精神性、日本の伝統的な世界を最も深く・強く表しているのが
尺八古典本曲です。人生の大きな山(困難)を乗り越えようとする「山越」、瀧の水が落ちる風情
を表した「瀧落」。独特の空気感です。
「海を越えたアリラン」 韓国の代表的な名曲「アリラン」。よく知られたメロディーの他に
あと一曲、ゆるやかで心に安らぎを与えてくれる「アリラン」旋律をテーマとして新たに作曲を
依頼いたしました。尺八と歌とがどのように調和し広がりを見せるか楽しみです。
「幻の柱」 筑紫・最高の名曲の一つ。歌・箏・尺八、それぞれのすばらしさが存分に込められて
います。筑紫会次期家元と評される筑紫純子師の共演を頂いて、表現できればと願っています。
「残月」 地歌古典中最も格調の高いと言われているきょくで、演奏に際し身の引き締まる
思いがいたします。長大な曲ですが追善曲としての意味もあり、求心的な重みがあります。
東京リサイタルでは夜にお出かけにくい方々のためとも思い、
昼夜二公演とさせて頂きます。
一生懸命演奏に取り組む覚悟ですので、是非聞いて頂きたいと思っていますが、
加えて素晴らしい共演者の方々の演奏に触れて頂くためにも是非是非ご来場
下さいますよう重ねてお願い申し上げます。
                                  田嶋直士




古典の会
拝啓 
新緑の候、皆様方には御健勝のことと存じます。
この春、谷泉山師が突然・・・・驚きと・・・・悲しくて、残念で・・・・。
昨年は大阪公演に引き続き初めての東京公演を泉山師ともども実施、
それも東京のお客様方に大きな評価を頂戴し、大成功を収めることが出来ましたのに・・・。
ついこの間も電話で元気な声とともにお話させて頂いたのに・・・。
プログラムに泉山師追善として「残月」を最初に演奏させて頂きます。
今年度の私の課題曲。勉強曲は「七小町」です。
この会を皮切りとして機会ある度に取り上げ追求して行きたいと思っています。
さらに組み合わせとして「八重衣」を演奏させて頂ますが、大好きな曲ですし、
とてもうれしいのですが・・・、演奏会全体を考えますと、「残月」「七小町」「八重衣」・・・、
これは大変、エライコッチャでございます。
最後まで体力が持ちますでしょうか。
近年、海外から招待され演奏する機会が多くなっていますが、取り上げる曲は古典曲が
中心となっています。
私の代名詞となっているのでしょうか「尺八本曲」を始め「八重衣」「尾上の松」など、
海外でとても高く評価され、国内の場合より海外の方が伝統音楽の価値を評価される
印象が強いように感じられます。
そういう時、わが国の本当に大切な誇るべき宝物として認識し、一層真剣に取り組んで
いかなければならないと痛切に感じます。
なかなかおもしろい・楽しいと感じて頂くことは難しいジャンルですが、一生懸命演奏に
取り組んで、出来ることならその一端でも表現したいと思っております。
何卒、御来聴下さいますよう、お願い申し上げます。
                                           敬具
                                    田嶋直士

直簫会 公開師範試験結果
平成20年1月26日
一心寺 南集会場で行われた 師範試験で
中澤 泰さん 西川仁志さんが正師範になりました。


1月24日 平成19年 文化庁芸術祭賞受賞式が行われました。
(ホテルニューオータニ大阪)
田嶋直士先生の文化庁芸術祭賞受賞式に同席させていただきました。(竹勇)


石川さゆりさんやほかの受賞者の皆様との受賞記念撮影風景。
受賞紹介風景です。




<芸術祭賞>

12月21日17時58分配信 毎日新聞

 文化庁は21日07年度の芸術祭賞の受賞者を発表した。
<音楽>
優秀賞・                                                 
 古典四重奏団=第一生命ホール クァルテット・ウェンズデイ古典四重奏団
ショスタコーヴィチ・ツィクルスvol.1〜3の成果
大阪シンフォニカー協会=大阪シンフォニカー交響楽団第121回定期演奏会の成果。                                田嶋直士(ただし)=田嶋直士尺八の世界第27回大阪リサイタルの成果       
▽新人賞・遠藤千晶=遠藤千晶箏(こと)リサイタル−挑み−の演奏


直簫会自主コンサート
平成20年1月26日 土曜日 PM 1:00より
一心寺 南集会場で行われます。
入場無料
この場で
師範公開審査会が開催されます・
赤荻幸太郎さん 中澤 泰さん 中島広哉さん 西川仁志さんが師範に挑戦されます。
笠原 清さん 鶴の巣籠 浮本計三さん 泉 薫さん 小林昭典さんが産安 
福田優さん心月調 円通義信さん 曲未定 で
第二回自主コンサートが合わせて開催されます。


直簫会 正師範試験
正師範試験が12月16日 横須賀市長浦 長浦地域自治活動センターで開催されました。
鈴木 進さんが正師範になられました。


九州コンサートツアー
5月24日 長崎新聞記事



わたつみどう

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海外に向かって自分自身を最も強く主張できる音楽は尺八音楽ではないでしょうか。
今、ヨーロッパで尺八音楽は高く評価されています。
試験日・試験曲・科目は、本年度は現時点では決まっておりません。
(6月1日に確定いたします。)
参考 昨年度
試験日 2007年2月7日(一般入学)
       2006年11月23日 公募推薦・特別推薦

試験曲/科目
 一二三鉢返し/外国語・国語

 
(短大:一二三鉢返しor千鳥の曲/外国語・国語)
問い合わせ
詳細は大学(06−6334−2131)に雰囲気は私にお聞きください。
田嶋直士 06−4797−3441


直簫会
全国親睦会無事終了
全国から大勢の皆様に集まって頂きました。
楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
三重県北部大地震にチョコット足をとられてしまいました。
このときの写真メールで送って下さい。
(写真を掲載したいです 鈴木)



石楠花コンサートによせて
この季節になりますと、各地から色々の花の便りが沢山聞かれます。
今年の冬は雪も少なく暖かかっただけに、早くから春の息吹を実感しています。
千早赤坂・山燈花での花と緑は特別なものであり、その美しさ・心地よさは、
ひときわ際立ったものです。
豊かな自然に触れ、趣向をこらした料理に舌鼓を打つ・・・心豊かなひと時ですね。
これに美しい音楽があれば、もう何も言うことはありません。
(コレハタイヘン、ガンバラナックチャ !!)
毎年プログラムを考え企画しておりますが、今年は''ファミリーが軸''というコンセプト
の中、考えてみました。
長男・謙一は昨春、東京藝大を卒業し、プロとしてスタートをきりました。
不安一杯の中、約1年頑張って着ましたが、ある手ごたえも感じて来ている様です。
私にはない感性・能力が有り、おもしろい存在です。
将来をおおいに楽しみにしています。
4月21日、22日、土・日と二日間を設定しました。
二日あればスケジュールが合わせ易いのでは、とも考えてます。
プログラムも二日間違うもので組んでみました。
毎年、楽しみにして下さっておられる方も多く、嬉しいかぎりです。
お誘い合わせの上お出かけ下さいますよう、心からお待ちしております。
なお、アプローチには車が必要となりますが、足の便のない方には、余裕のある
方に便乗させて頂けるよう、私の方でお願い・調整させて頂いています。
                                田嶋直士

直簫会
全国親睦会
直簫会が誕生して今年で13年目を迎えることができました。
直簫会門下生として全国各地で活躍されている皆さんがこれを機に一同にかいして、
旧友との再会、相互の活動内容や情報交換、それに活動の苦労話等、いろいろな
コミニュケーションの場としてご活用いただければと思います。
是非賛同を頂き、ご参加の程 よろしくお願い致します。
         記
日時 平成19年4月14日〜15日
     14日午後2時 現地集合
場所 国民宿舎 「余呉湖荘」 滋賀県伊香郡 余呉湖畔 TEL0749−86−2480
会費 14,000円
内容
4月14日 尺八 箏(三絃)の合奏
親睦会 食事 風呂
4月15日
10時チェックアウト
長浜・余呉湖周辺観光(楽しいオプションを設定しています)

実行担当幹事
 氏 名   郵便番号      住       所
赤荻幸簫 237−0076 神奈川県横須賀市船越町6−31−17
宮本玉簫 185−0022 東京都国分寺市東元町2−10−22
前園成也 350−0241 埼玉県坂戸市鶴舞4026−22
辻本公平 648−0052 和歌山県橋本市紀見271−3
笹川雅敏 569−0822 高槻市津之江町3−27−29
中島広哉 536−0065 滋賀県長浜市公園町5−3



2月3日 自主コンサート
2月3日2:00より 天王寺一心寺 南集会所で開催されました。
赤荻幸太郎さん 中澤泰さん 中島広哉さん 西川仁志さん が正師範に挑戦いたしました。
残念ながら今回は該当者なしの結果となってしまいました。
泉 勲 さん 打波の曲 浮本計二さん 産安 福田優さん 鶴の巣籠り
を披露いたしました。

田嶋謙一 尺八LIVE
2月10日(土)
曲目
take five
spain
他。オリジナル曲
場所
ライブビストロ「音の箱」 JR目黒
18:30会場 19:30開演
前売り 3000円(ドリンク別)
当日  3500円(ドリンク別)

新大阪
全国尺八展示即売会
11月4日(土)5日(日) ホテル新大阪(JR新大阪駅 徒歩1分)
大橋鯛山 邦星堂和楽器店 主催
鑑定吹奏アドバイザー 
田嶋直士 
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大阪音楽大学「邦楽科」琴古流尺八担当 田嶋直士 メッセージ
 
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成人大学として
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それは尺八”と答えるでしょう。胸を張って”私は日本人である
と言えるために。

 日本の音楽大学の学生は
99%西洋音楽を専攻している・・・・。

 
奇異に感じませんか。
 海外に向かって自分自身を最も強く主張できる音楽は尺八音楽ではないでしょうか。
 試験日 
2007年2月7日(一般入学)
       2006年11月23日 公募推薦・特別推薦

 試験曲/科目
 一二三鉢返し/外国語・国語
 (短大:一二三鉢返しor千鳥の曲/外国語・国語)

 問い合わせ 田嶋直士 ご連絡をいただければ雰囲気をお伝えいたします。

ヴァイオリン ひとり

 無伴奏ヴァイオリンソナタ連続演奏Vol.15
 
6月23日(金)

天王寺・一心寺・南集会所
 ヴァイオリン独奏とお話
 河村典子


「田嶋謙一の会」 尺八と箏曲
 
2006年5月13日
 中央区日本橋大伝馬町13−8
 
TEL 03−3814−8124
梶@タチバナ 3F 2000円
 会場 13:30 

 
開演 14:00
 萩岡未貴 舟木麻代 山田流箏曲
曲目 虚空 赤壁の賦 他


大阪府茨城市 福井高校での田嶋先生の尺八を聴いた先生、生徒の感想です。

 自分の中で尺八のイメージは「和」って感じやけど
クラッシックとか、いろいろなジャンルの曲を聴いてホンマにすごいと思いました。
音の出し方とか「今」には無い様な感じで

迫力とかすごくて、めちゃ圧倒されました。
自分はバンドをやっているので、こんな音楽に触れる機会ができてよかったです。
ありがとうございました。     2年1組 T・O


今日は来ていただいてほんますごい演奏聞かしてもらってありがとうございました。

初めて尺八の演奏聞いたけどすごくきれいな音色と迫力に驚きました。
最後の曲とか自分が大自然があって湖のほとりに白鳥がいる・・・っていう風景の中にいる
感覚になるほどでした!!

すごく好きになったのでこれからも尺八のCDとか買って聴いてみたいと思います。
 2年1組 S・G


息の入れ方やスピードとかで全然違う雰囲気の音が出てすごいなぁと思った。
ひな祭りの曲とかすごく雰囲気出ててとてもキレイでした。
また聴きたいなあっと思いました。 ありがとうございました。 2年4組 Y・I

また別の機会に続きを紹介いたします。



山内宥厳 さんからのメールです
連続吹演第8回の予告


田嶋直士先生の6月東光寺の公演が入っていますので、リンクよろしく。
以下をごらんください。
http://www2.begin.or.jp/ytokoji/
      yugen   iwaresan
山 内 宥 厳  磐 余 山・東 光 寺
楽健法本部
日本アーユルヴェーダ学会
〒633-0053 奈良県桜井市谷381-1
電話と電紙 0744-46-2410 
携帯 090-4301-0228
 http://www2.begin.or.jp/ytokoji/
  ytokoji@begin.or.jp

河村 典子さんからのメールです
 
皆様、おかわりなくお過ごしでしょうか。
 
チューリッヒは85年ぶりの大雪だそうで、我が家の周辺もかなりな状況のようですが、一同元気です。
 
さて、かなりなすべりこみですが、コンサートの案内をさせてください。
 
2005年9月、思うところありヴァイオリン無伴奏プログラム連続演奏、主催者、聴衆の方々との密なコミュニケーションを求めて全国行脚をはじめました。
これまでに札幌、東京、京都、大阪、長崎、チューリッヒなど、10回のコンサートを終えました。
アンサンブルとはまた違う、私にとっては一念発起、勇気のいることでしたが繰り返し演奏することにより、音楽的な経験はもちろんですが、主催者、聴衆の方たちと共有する空間・時間の意味をあらためて感じています。
 
急なお知らせで申し訳ありませんが、皆様との旧交を温められましたら幸いです。
 
河村典子
 
オフィスN http://www.chambermusic.jp
音職人 〜スイス・日本往復日記〜 http://diary.jp.aol.com/zcmcuzbfaj3y/
社会企業家フォーラム http://www.jsef.jp/
 
**********************************

ヴァイオリンひとり Vol.11

3月9日 (木) 第一回 18時30分開場 19時開演
         第二回 20時30分開場 21時開演

大手町カフェ(地下鉄大手町駅直結大手町ビル1F)
www.o-cafe.com

バッハ 無伴奏ソナタ第2番、無伴奏パルティータ第2番

入場料 2,200円(ワンドリンク+焼き菓子盛り合わせつき)

お問い合わせ・お申し込み 大丸有エリアマネジメント協会
http://www.ligare.jp
info-omy@vesta.dti.ne.jp
Tel 03-3287-5386
Fax 03-3287-5840


ヴァイオリンひとり Vol.12

3月11日 (土) 18時30分開場 19時開演

ギャラリー&ガーデンカフェ ヤスタケ
八王子市八幡町12−11 

バッハ 無伴奏ソナタ第1番、無伴奏パルティータ第1番

入場料 2,500円 (ワンドリンク+おつまみ付き)

お問い合わせ・お申し込み
ギャラリー・ヤスタケ 0426−26−8114
森田夏子 090−4615−2468


ヴァイオリンひとり Vol.13

3月12日(日) 14時

旧奥津邸
TEL/FAX 045-931−4947
〒226-0017横浜市緑区新治町887
http://homepage2.nifty.com/okutsutei/

近・自然学についての講演会(講演・山脇正敏氏、スイス在住)とミニコンサート(演奏・河村典子、スイス在住)

入場料 一般1,500円

お問い合わせ・お申し込み
TEL/FAX 045-931−4947 E-mail/ okutsutei@nifty.com 
※直接旧奥津邸にて申込みも可

日本文化と精神性に対するコメント
パネラーから
1 文化は戦いの一つの道具
  武力・政治力・経済・宗教・文化・侵略、征服

2 気合を入れて伝えないと 並みのエネルギーでは伝わらない
  (シュアを作る)

3 欧米の文化も良いが 日本の文化もすごい 認めてほしい。
   (決して侵略するわけではありません)

4 語学をただ単に学ぶ ・・・・・伝える内容が大切
  (教育が高く格好がよさそう 外国人は子供でも外国語を話している)

5 手っ取り早く国際人になるには伝統芸能の一つに精通するのが近道

6 日本人として欧米人にアピールするのは フルート・バイオリン・ピアノ・・・ではなくて
  尺八・箏・三味線・・・・だろう。


最新情報
 田嶋直士先生演奏「鹿の遠音」が
 話題作スティーブン・スピルバーグ総指揮の映画
 『SAYURI』の音楽に採用されました。


 yugen   iwaresan
山 内 宥 厳  様からのメッセージです
磐 余 山・東 光 寺
楽健法本部
日本アーユルヴェーダ学会
〒633-0053 奈良県桜井市谷381-1
電話と電紙 0744-46-2410 
携帯 090-4301-0228

http://www2.begin.or.jp/ytokoji/
ytokoji@begin.or.jp
田嶋先生が大阪日日新聞記事掲載されました。
下記部分をクリックしてください。

http://www2.begin.or.jp/ytokoji/pastlog/tajima.htm
http://www2.begin.or.jp/ytokoji/pastlog/tajimanews/tajimanews.htm


和楽器が奏でる衝撃の音楽
田嶋直士ファミリーコンサート

今 和楽器が面白い。 雅楽や津軽三味線や島歌など日本古来の楽器や演奏が古い殻を打ち破ってショッキングに
受けています。
尺八や箏のいざなう未知の世界に、あなたもご一緒にどうぞ


5月23日 
周防の森 ロッジ 
参加者全員で尺八を体験し、
尺八愛好者の広がりと、レベルアップを計りたいと思います。
コンサートのプログラムに吹奏指導を組み入れています。
竹勇銘尺八工房ホームページ 活動報告に掲載された写真です
5月23日月曜日
『田嶋直士 古典本曲全国連続吹演 山口県光市公演』が終了しました。
およそ100人近くが集まり、迫力ある古典本曲の演奏が皆さんを魅了した、
あっという間の2時間でした。
今回は塩ビ尺八を参加者全員にプレゼントし、尺八吹奏指導も行われました。
体感できる演奏会に皆さんが共感し、
会場全体が一体感のある演奏会となりました。


朝生歌蓮さんのコンサートのお知らせ
箏、三味線、尺八、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、ハーモニカ、合唱、声楽などちょっと欲ばりに楽しめるコンサート。
ほたるぶくろコンサート“私達の街の楽しい音楽祭”のご案内します。
日・時 : 5/5休 こどもの日 13:00〜15:40
場 所 : JR常磐線、千代田線 柏駅下車徒歩5分
       アミュゼ柏クリスタルホール
入場料: 600円

八重衣を斬る

平成17年1月22日(土) 
一心寺南会所で行なわれる 地歌の研究
「八重衣を斬る」 田嶋直士メッセージ

時代が進むにつれ生活様式も変わり、好まれる音楽の種類も変化して行くのは
当然のことかも知れません。よりスピーディで刺激的なものがニーズとして受け入れられる
のかも知れません。古典が取り残されて行くのは時代の流れで仕方のないことでしょうか。
 
 このことにより古典は一般の方々にも若い演奏家の間でも年々受け入れられにくくなっています。

 ところが長年古典に取り組んでいますと、今に生きる私にとって、古典は(曲によるのですが!)
ワクワクさせるほどおもしろく魅力的です。一つのフレーズ、一つの音・響きに至るまで本当に
心引かれます。もちろん三絃・箏の音楽ですが、尺八家にとってもそのおもしろさは格別なものです。
こんなにも魅力的な日本文化の宝物といえる「古典(地歌)」がこうして忘れられていくことは私達
当事者として放置することの出来ない重大時です。
 
 古典が専門というわけではないのですが、一年一年の積み重ねの中で、少しずつながら気がついて
行く部分が増えています。菊原初子先生・藤井久仁江先生・古典の会の仲間達・・・・多くの方々との
演奏の中でわずかずつながら教えて頂き、膨らんで来ていると思います。

 古典の素晴らしさを多くの方々に伝える一番重要なことの一つに、演奏家自身が「おもしろくてたまらない」
ということが挙げられるのではないでしょうか。

 今現在名人と言われている古典の演奏家達が、高齢になられたり亡くなられたりで、生で素晴らしい
演奏に接することが少なくなってきています。

 私自身まだまだ未熟ながら、自分なりにどういう所におもしろさを感じているかを色々の方法・切り口で
お話しし、あるいは実演してみたいと思っています。充分にそれを感じておられない方々に、特に若い演奏家
の方々にお伝えして古典ばなれを防ぐ一助になればと思っています。

 「八重衣」は長大な曲ですが、どの一音も無駄な音がないと感じさせるほどよく出来た曲ですし、
一瞬も飽きさせない本当に素晴らしい曲です。

 尺八の立場から、もちろん三絃・箏の立場から分解・分析しポイントを出来るだけ沢山ピックアップして
みたいと思っております。

 古典に興味のある方も、無い方も、楽器を演奏されない方も、洋楽関係の方も・・・色んな方々が
共に考える企画になることを心から願っています。

 共演頂きます辻本美鈴師は「古典の会」など活躍されていますが、地歌の名人・人間国宝の
藤井久仁江先生より永年に亘り薫陶を受けられ、古典に対する想いは人一倍強いものがおありと思います。
三絃に歌に特別な感性を持たれておられることでしょう。
私個人としても色々なお話やら演奏の中で沢山のことを聞かせて頂けると、楽しみにしています。
(菊知恵美子は人間国宝・菊原初子先生の直弟子ですが、どちらかといえば箏方と言えるかも知れません)

 古典は本当におもしろく、ただ単に日本の伝統を伝えなければならない使命としてのものではなく、
今に生きる私達に今の感覚でとらえておもしろいということをどうしても伝えたいと考え、この企画を
計画いたしました。

 できれば皆様とディスカッション出来るような雰囲気が作りだされれば、より一層身近で楽しい
なごやかな催しになるのでは、と思っています。

 そのような気持ちで最後に演奏する「八重衣」全曲を聴いていただけたらと思っています。

 あまり例のない(初めての企画かな?)内容と思います。皆様、是非お出かけくださいますよう
ご案内申しあげます。
                                            田 嶋 直 士




FMGIG 三宅 良さんの 邦楽見聞録が面白い
一度見てください。
「八重衣を斬る」 このとき 田嶋先生と会談するとの事です。
京都 ミニFM&ネットラジオ局 GIG 三宅 良 京都邦楽見聞録
http//fmgig.exblog.jp/i21


リハーサル会場決定

1月23日
3月 6日 は グリーンハイム いずみ野C地区集会所です
楽器は従来通り各自用意してください
相鉄線いずみ野駅徒歩 4〜5分
車で来られる方は駐車券が必要です。
入手は 中川歌雪先生に問い合わせ下さい
TEL 045−802−4050


直簫会 正師範試験
正師範試験が12月18日
栄区公会堂
2F 和室で行なわれ
山根 兵太郎 様が正師範になられました。

その後で横浜西口にてPM6:00より直簫会の忘年会が開催されました。
25名の参加者で大変和やかな2時間を過ごすことが出来ました。
来年に向けて更なる発展を誓い宮本様の音頭で一本締めが行なわれました。

直簫会 正師範試験
正師範試験が9月19日 横須賀市汐入の福祉会館7F音楽小ホールで開催されました。
初めての正師範が誕生いたしました。
今回 正師範になられた方は
宮本 佳洋 様   
赤荻 幸男 様
です。

正師範試験は挑戦者に対して曲目を当日
アミダクジで 息観 浮雲 瀧落 産安のなかから
選ばれ言い渡されました。
挑戦者と曲は以下の通りです。
赤荻      息観
宮本      瀧落
山根      浮雲
3名の方々が素晴らしい演奏を披露されました。

その後にミニコンサートを実施し和気藹々の中無事終了し茶話会を行ないました。
ミニコンサートのプログラムは以下の通りでした。
尺八 村松   本局 手向け
尺八 塩野目 箏 進藤   春の海    
尺八 鈴木   箏 進藤   花吹雪
尺八 藤尾  箏 瀧澤   秋の調べ   
箏本手 菊池 箏替手 進藤  尺八 井口  秋の言の葉
箏 長岡  尺八 田嶋先生     壱越



    初代 チャンピョンの宮本様の演奏です(3尺1寸 F管)
12月18日に 正師範試験とミニコンサートをこの場所で開催の予定です。
参加してみませんか。



第6回 新人王決定戦
田嶋謙一 第3位入賞

 
竹の四季(春)演奏

試合日=2004年8月14日(土)午後1時から

会場=江戸川区東部フレンドホール(都営新宿線瑞江駅前)
東京都江戸川区瑞江2−5−7 

審査員=古屋輝夫、菅原久仁義、田辺頌山、杉沼左千雄、林鈴麟

審査曲=4分以内の尺八独奏。合奏曲の尺八部でもよい。また長い曲の部分でもよい。古典、民謡、歌謡曲、オリジナルなど、分野は問わない。

主催=有限会社バンブー

      
サロンコンサートによせて

花一杯 緑一杯の季節になって来ました。
心うきうきとするこの時節ですが、これから一日一日暖かさが通り過ぎながら
暑さが増し夏へと向かいます。皆様お忙しい中如何お過ごしでしょうか。

港町横浜はおしゃれな街として多くの人々が集います。
みなとみらい線が開通してからはアプローチも良くなり大変手近となりました。
「みなとの見える丘公園」は終点から歩いて5〜7分程度とすぐ近くのロケーションにあり
港が一望出来絶好の憩いの場所になっています。
その中でもイギリス館は瀟洒なたたずまいを見せ日本の近代化の中心舞台にもなった場所でもあり、
素敵な空間にこじんまりしたホールがあり、各種の室内楽コンサートが開催されています。

夏のひと時、このイギリス館でサロンコンサートを企画することに致しました。
和やかで気の張らないゆっくりとした時間を過ごして頂けたらとの思いからプログラムの内容を
考えて見ました。
私と息子謙一、そして謙一の東京芸術大学での先輩・大学院在籍の平田紀子さんとの三人で
演奏いたします。
終演後 家路につく前、港の夜景を楽しみ夏の浜風を体に感じながら、帰り道のおしゃれな
コーヒーハウスででもちょっと一休みを・・・・。
お忙しい日常の中、少しだけでも気持ちを切り替えて頂くことが出来ればとてもうれしいです。

尚 イギリス館は市の文化財に指定された歴史的な建造物です。
大切に使用して行く事が義務付けられており、まことに申し訳ありませんが
60名が最大となっておりますのでお申し込みにより受付をさせて頂いております。
何卒宜しく御了承下さいますようお願い申し上げます。
皆様 お誘いあわせの上お出かけ下さいますよう。
 
                              2004年4月17日    田嶋直士



門下生発表会に参加しませんか

東京門下生発表会の演奏会に出演しませんか
プログラムに余裕があります
孫弟子・箏・三絃方・・・自由参加ワクを設定しています
日程は7月10日(日) 大船レイウエルホール
参加費 25,000円(一人)
箏 三絃方の方には 尺八は田嶋が共演いたします。
演奏の他 指導についても適宜個別に致します。
演奏曲は希望曲、自由に選んで下さい。
(12分以内に調整して下さい)
その他 問い合わせ下さい
                       田嶋直士



               趣意書
1 「フリープレイスなわて」は、子供たちの自由で生き生きとした場として、長い年月愛され
 支持され続けて来ましたが、経済的な事情で存続の大変な危機に直面しています。
2 不登校とか子供の傷ついた心の問題について、以前は社会からも学校からも親さえも、
 特別な状況として受入られることはなく、子供たちはもっと深く疵ついて行っていました。
 「なわて」はそんな子供達にとっての本当の救いの場としてやさしく受入、その中で元気を
 取り戻し沢山の子供達が巣立って行きました。
3 このところこのような状況が表面化し、拡大するにつれ、社会的な認識が高まり、公的な
 受け入れ場所が準備されるに伴い、とりあえずの問題回避がなされ、一応の体制が出来て
 来ているように見えます。
4 しかしながら行政、学校、社会などは子供達に学校に戻る事が最善との方策で、様々な
 施策が取り行なわているのが現状であることは言に難しくないでしょう。
5 子供達の本当の救いは学校に戻すことではなく、エネルギーを回復させ心底から元気
 になることです。 そのあとどのような選択をするかは子供達自身が決めることです。
6 全ての人は学校のみでなく、学校を含め、「なわて」もたくさんの選択肢の中の一つである
 ことを心から理解すべきでしょう。
7 現在「なわて」は会員が2名という大変な危機状態ですが、「なわて」を心のよりどころ
 としている関係者(卒業生、スタッフ、親達・・・)は沢山居り、機会ある度に集まって来ます。
 「なわて」を終了せることは簡単ですが、もしここで消滅してしまえばこの場はそれこそ消滅して
 しまいます。そしてさらに「なわて」がなくなってしまえば本当にその場を必要としている子供が
 あらわれた場合、行く場所がありません。大人の目線で作った場は子供達が本当に必要とする
 場とどうしても肌ざわりが違ってしまうため、「なわて」はそういう意味からも唯一無二の場と
 いえるかもしれません。無くすわけにはいかないのでは ・・・ 。
8 ここで有意の志が資金を提供して下されば(月20万・・出来れば30万・・何人かの力が併
 さっても勿論可)続けることができます。
9 会費を安くすることにより子供達が集まり易くなり、会費での運営部分が大きくなることも期待
 出来ると思います。

 以上のことを十分理解下さって、御支援下さる方を心からお待ちしています。
 何卒よろしくお願い致します。
                             フリープレイスなわて 運営委員
                                            田嶋直士
                   お問い合わせ先 田嶋直士 Tel 06−4797−3441
                     フリープレイスなわて    Tel 072−877−4412



   企画・主催  田嶋直士
ワクにとらわれない自由で意欲的な場
良い音楽を作りたいとう人たちの仲良くて楽しくて生き生きとした
 場作りを目指しています。
長年つちかった様々のノウハウを使って 良い音楽に作り上げる実験的な
 空間
第8回 花の舞台
リハーサル  12/21  1/7  2/7  
田波楽器 TEL 06−6586−0633
飛騨によせる三つのバラード  第一箏 第二箏 第三箏 十七弦 (尺八 田嶋直士)
けしの花               三絃 箏  十七弦  尺八 
スターズ ギフト          第一箏 第二箏 十七弦 (尺八 田嶋直士) 
本曲  本調べ 心月調     尺八 2尺5寸5分

NO12 湘南の春    
リハーサル 12/23  1/25 2/9
本郷台 栄区公会堂
御山獅子 三絃 箏 尺八
花咲き山 コーラス 尺八 第一箏 第二箏 十七弦
白鷺    第一箏 第二箏 十七弦
 尺八
本曲  本調べ 心月調     尺八 2尺5寸5分

NO16 名古屋リサイタル
リハーサル 7月 9月を考えています
本曲  本調べ 心月調     尺八 2尺5寸5分
雪月花によせて
  第一箏 第二箏 十七弦 (尺八 田嶋直士)
箏グループによる曲目(1グループは数名以上)

以上問い合わせ 申し込みは 田嶋直士
 


2003年 5月30日〜6月6日 オーストラリアツアー
写真集はここをクリックしてください

2003年 2月16日 華の舞台
写真集はここをクリックしてください


2002年10月29日 富田林コンサート
写真集はここをクリックしてください

東京,大阪 コンサート
写真はここをクリックしてください
竹勇銘尺八工房ホームページからもご覧いただけます

2002年 宗蓮寺 貴船菊コンサート
写真集はここをクリックしてください

欧州 米国で田嶋直士CDが好評


虚空CDが8000枚以上販売される。
  米国では品切れ店もでる。
  海外で尺八の響きが好まれる



「一音に心をこめて」著書紹介

 [全V章]

T章  尺八が上手になるための心構え

U章  尺八が上手になるための技術

V章  尺八が教えてくれたもの

心の器/五里霧中/80点主義/神の音程/粉をかける/風に吹かれて

                          −計69項目−

尺八を演奏すること、教えること、沢山の機会を通じて様々なことに気がつきました。 

自分に力があるのではなく、願いをもって長く接していることにより、尺八が私に教えてくれました。

25年間、一つのことにこだわりを持って取り組んでいると、『想い』からおのずと何かが生まれ、生じてくるのでしょう、自然(じねん)という姿で。

尺八を覗くと、その向こう側に神の世界が見える、と感じます。

田嶋 直士著 

A5版 154ページ              表  紙:小崎 侃 版画 

       

やさしく学べる尺八入門  著書紹介

《今までにない画期的な教本》

      一番の難関である最初の音の出し方の基本及び尺八演奏に必要な技術の要点すべてを、わかりやすくイラストで説明しています。

 ●     見やすい大きな活字・大きな楽譜を使用しています。

 ●     尺八譜と五線譜の併用で誰でもやさしくマスターできます。

 ●     専門家による適切な編集で尺八が自分のものになります。

[主な内容]

音の出し方、高い音、低い音、持ち方、手入れ、運指表、演奏のしかた、半音の練習、他

[主な練習曲]

チューリップ、茶摘、夕焼け小焼け、浜千鳥、雨降りお月さん、こきりこ節、くつが鳴る、

越天楽今様、にっぽん昔ばなし、叱られて、赤とんぼ、七つの子、荒城の月、さくらさくら、他

田嶋直士 編  B5版/80頁  本体1,300円+税


尺八講習会 2002年10月14日(月曜日 祭日)の紹介

どの業界でもそうですが、一般的に色々の技術は企業秘密としてなかなか公開される事はありません。

尺八の世界でも同じ事が言えるかも知れませんが、そんな中ででも最近は新しい方法が少しずつ紹介されるようになって来ました。

高い技術を用い、良い音で・良い演奏をしたいというのはすべての人が願っていることと思いますが、現実は厳しく、どうすれば良いか確実なものはなかなか得られません。

長い年月の間に門人との稽古という中で、沢山の問題点と直面し,解決する方法を見つけて来ました。

いずれも合理的で理に適っており、正しい方法と感じられるものがほとんどです。

世間の常からすれば、門外秘とすべきものでしょうが、当初からの私の方針として、尺八界のレベル向上の為、出来るだけ多くの方にお話し、機会ある度、講習会などで皆様に伝えて来ました。

大きな音が鳴らない、メリ音が下がりにくい・すぐに息がなくなってしまう・カリ音の律が下がる・甲音が乙にひっくり返る・管を持ち替えた時鳴りにくい・等等・・・・。

数え上げればキリがないかも知れません。

それぞれに原因があり、修正する為の方法は,私の中では全て解明されています。

今回の講習会では、古典本曲の名曲「手向け」を教材とし時間の許す限りノウハウをお伝えしたいと思っております。

「手向け」は静かでゆっくりとした曲調で、説得性の高い曲です。

是非レパートリーにしたい一曲ですが、その中に沢山のヒントを持っているので、講習会には最適の曲といえます。

一つでも二つでも習得し、上達の為に役立ててくだされば嬉しいです。

講習会終了後、三浦氏のお庭でロウソク3000本を灯し野外コンサートを行います。

入場は無料となっています

どんな風景になるのかワクワクするような感じです。

太鼓演奏の後に虚無僧尺八音楽を演奏いたします。

是非お聞きくださるようご案内申し上げます。

                          田嶋 直士

華の舞台 2002年4月21日(日曜日)の紹介

拝啓

陽春の候、皆様方にはご健勝の事と存じます。

平成14年が始まり、色々と企画を立てて動き出しています。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

世の中色々あっても、春になりますと日の光、花の姿などに心が和んでくるような気がいたします。

4/21「華の舞台」についてご案内させていただきます。

この会は以前から重要なポリシーの一つとして取り組んでいるもので、地域の愛好家の意識と技術の向上を目指し、協力しあって演奏会を作り上げ、同時に一般の方々の邦楽に対するイメージを変えて頂く事を目的としています。

伝統音楽は日本人の高い精神性に基づいていますが、日本人の美意識や価値観は年々変化し、どちらかというと愁うべき方向に流れているように思えてなりません。

私達、邦楽に携わる側にとって、美意識に対する意識改革がまず第一の課題であり、それに必要となる技術の向上、さらに一般の方々へその素晴らしさを伝えてゆかなければならない責務を持っているといえます。

まずは私達邦楽人が変化し高まってゆかなければ、邦楽の素晴らしさを伝える事は出来ませんし、行政や教育に様々要求するのは筋違いと言えるのではないでしょうか。その一つとして試行的なリハーサルを行う実験的なコンサートを企画してきました。

今回のプログラムでの狙いをいくつかお伝えしたいと思います。

幕開きの前の前奏として「鹿の遠音」を演奏いたします。
会場内を二人で歩きながら演奏し、そして消えてゆく、その後幕が上がり「茶音頭」が始まるという演出です。
 息子・謙一が今春東京芸術大学に合格する事ができ、上京する事になりました。
 これから本格的な勉強が始まるわけですが、今回、前座を務めさせて頂きます。

フレージングという事にずっとこだわって来ておりますが、今回「茶音頭」に関し、三弦・筝・尺八の三つのパートについて、不十分ではありますが、分析し、楽譜に書き込みました。
 演奏する側にとっては相当違った印象で捉える事が出来ましたが、曲として演奏される中でどれ程違いを作り出せるか甚だ疑問ではあるものの、実験的試みとしては面白いものがあるのではないかと思っております。

筑紫には尺八家としても魅力のある曲が沢山ありますが、「吉野静」もその一つであり、私の好きな曲です。
 中間部の合戦の場面では激しい器楽演奏の中で歌うわけですが、バランス的に声が聞こえにくく、かといって音量を抑えると迫力が不十分になります。
 客席にいる筑紫会の皆様に一緒に歌って頂いて声量・立体感など意外な効果が生まれるものと、楽しみにしています。

「尺八・筝四重奏」は今から40年以上前に作曲され、現代邦楽の活動が最も力強く動き始めた頃の作品です。
 作曲者藤井凡大先生が力を入れて作られたもので、演奏家達が大変な苦労と努力を要するだろうと思いながらペンを進められました。
 事実、大変な難曲でスコアの最後に「無事演奏を了えたら、神に祈れ!! 凡大」との直筆サインがある事でも知られています。

横須賀の会では、地元で活躍されているコーラスグループ「コールさざ波」の皆さんに参加頂いています。
 指導されている日高美代子さんに全体の指揮もお願いし、迫力ある演奏を、と頑張っています。
 総勢40名もの方々の演奏、尺八が負けないよう一生懸命演奏したいと思っています。

原曲を元に様々工夫した曲作りをしています。
 色々の演出も含め、コンサートをお聞きくださいますようお願い申し上げます。

平成14年度から学校教育で「邦楽を体験せよ」という文部科学省からの新しいカリキュラムが発表され、伝統に対する一般の方々の距離が縮まってゆく事を期待しています。

私達の行動から何かメッセージが伝われば本当に嬉しいです。

お忙しいとは存じますが、何卒御来聴賜りますようお願い申しあげます。
                                     敬具

−古典の会 20年の軌跡−

振り返ると20年、年齢の若さ以上に芸も若かったわけですが、ただひたすらに情熱と意欲・使命感のみで突っ走って来たように思えます。

 今の年齢を考えますと、そろそろ熟成が始まって行かなければならない時、と言われそうですが、色んなことがただ単に分かってきただけで、力の無さを実感するのが実情です。

 古典は、言葉ではなかなかうまく言い表せないのですが、言いようのない面白さと、はてしのない深みを持っており,取り組み方によっては、そのままで現代に生きる人達にその良さが伝わり、理解してもらえるものであると確信しております。

 

発会時のメッセージ(第一回目のプログラムでの発起人の挨拶より)

 私はこれまでに色々な演奏に携わって参りましたが、曲に取り組むに際し,現代音楽においてさえ古典の心が必要ではないか、また進歩・発展はいずれ古典に回帰して行くのではないかと感じております。

 ただ単に古いものを伝えればならないというのではなく、本当の良さを感じ取り、それを表現することが大切であると同時に,それが私達の使命ではないかと考えております。

 しかしながら古典を演奏するためには、充分の技術とキャリアがその前提として必要です。

 今の時期(年齢)に「古典の会」を企画することはまだ早いということは充分承知しておりますが、ここでその時期を待つより、不十分でもより積極的に取り組む方が、早くそれに近づけるのではないかと思い、ここに第一回「古典の会」を計画いたしました。

 この会は私と同様、古典を大切に考え勉強している人達の参集により実現することができました。

 これからもこのような会を継続して参りたいと思っております。

何卒宜しく御指導、御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。(田嶋直士)

 

演奏会の記

 

   第一回 198329日 茨木市福祉文化会館ホール

     新娘道成寺 (三絃)石黒織絵・吉村満知子(筝)香田律子

           (尺八)林 茂樹・米村彰仁

     産   安 (尺八)田嶋直士

     扇 の 的 (琵琶)田原順子

     鹿の遠 (尺八)林 茂樹・米村彰仁(音取り)田嶋直士

     四季の (三絃)菊知恵美子(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

   第二回 19846月1日 労働会館(ピロティ)小ホール

     五 段 砧 (筝高音)石黒織絵・田中佐久子・富永澄子

           (筝低音)香田律子・辻本美鈴・堀志津子

     鶴の巣 (尺八)田嶋直士

     園 の 秋 (三絃)石黒織絵(三絃地)辻本美鈴(尺八)志村 哲

     た ぬ き (三絃本手)香田律子(替手)堀志津子

     残   月 (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

   第三回 19855月17日 ピロティ小ホール

     ままの (三絃)富永澄江(筝)辻本美鈴(尺八)米村彰仁

     本 調 べ (尺八)米村彰仁

     虚   空 (尺八)田嶋直士

     四季の (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     筆のあ (三絃)辻本美鈴

     尾上の (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

   第四回 19867月9日 ピロティ小ホール

     新娘道成寺 (三絃本手)石黒織絵(替手)富永澄子

(尺八)田嶋直士

     楫   枕 (三絃)田中佐久子(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

     夜々の (三絃)菊寺光治(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山 

     磯 千 鳥 (三絃)香田律子(筝)石黒織絵(尺八)谷 泉山

     新 青 柳 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)田嶋直士

   第五回 1987529日 郵便貯金会館ホール

     楓 の 花 (筝高音)香田律子(低音)富永澄子

     けしの (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)松村蓬盟

     尾上の (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

     根曳の (三絃)田中佐久子(筝)菊寺光治(尺八)田嶋直士

     海人小 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     残   月 (三絃)菊寺光治(尺八)松村蓬盟

   第六回 1988527日 郵便貯金会館ホール

     み だ れ (筝本手)香田律子(替手)石黒織絵

     船 の 夢 (三絃)辻本美鈴(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     萩 の 露 (三絃)菊寺光治(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

     末 の 契 (三絃)富永澄子(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士

     万歳獅子 八千代獅子 打ち合わせ(三絃)田中佐久子 菊寺光治

     七 小 町 (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山

   第七回 19895月26日 郵便貯金会館ホール

     笹 の 露 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     竹 生 島 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子

     八 重 衣 (三絃)島田重弘(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

     松 竹 梅 (三絃替手)菊寺光治

           (三絃)香田律子・田中佐久子・辻本美鈴・富永澄子

           (筝) 島田重弘

           (尺八)田嶋直士・谷 泉山

   第八回 19905月28日 テイジンホール

     菊 の 露 (三絃)辻本美鈴(尺八)田嶋直士

     梓     (三絃)香田律子(筝)石黒織絵

     打波の (尺八)田嶋直士

     新 浮 船 (三絃)富永澄子(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     残   月 (三絃本手)島田重弘(替手)菊寺光治

   第九回 1991529日 守口文化センターエナジーホール

     末 の 契 (三絃)富永澄子(筝)島田重弘(尺八)田嶋直士

     若   葉 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     玉 の 台 (三絃)島田重弘(筝)香田律子

     四季の (三絃)田中佐久子(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士

     宇治巡 (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山

   第十回 1992529日 エナジーホール

     吾妻獅 (三絃本手)菊原光治(替手)辻本美鈴

(尺八)谷 泉山

     石   橋 (三絃)香田律子(筝)富永澄子

     楫   枕 (三絃)辻本美鈴(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士

     西 行 桜 (三絃)島田重弘(筝)菊寺光治(尺八)田嶋直士

     千代の (三絃)田中佐久子(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

   第十一回 19935月28日 エナジーホール

     御山獅 (三絃)富永澄子(筝)菊原光治尺八)谷 泉山

     ままの (三絃)石黒織絵(筝)島田重弘(尺八)田嶋直士

     吼   ? (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子

     夕霧文 (三絃)菊原光治

     夜々の (三絃)田中佐久子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     尾上の (三絃)島田重弘(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

   第十二回 1994527日 エナジーホール

     萩 の 露 (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     玉   川 (三絃本手)辻本美鈴(替手)島田重弘

     新娘道成寺 (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

     若   菜 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     八 重 衣 (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

   第十三回 1995526日 エナジーホール

     五 段 砧 (筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士

     磯 千 鳥 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

     夕   顔 (三絃)石黒織絵(筝)菊原光治

     青   柳 (三絃)島田重弘(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

     残   月 (三絃)菊原光治(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

   第十四回 1996524日 エナジーホール

     今 小 町 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     越後獅 (三絃本手)石黒織絵(替手)島田重弘

(尺八)田嶋直士

     秋の言の葉 (筝本手)香田律子(替手)富永澄子

     鶴の巣 (尺八)田嶋直士

     影 法 師 (三絃)辻本美鈴

     夜々の (三絃)菊原光治(筝)島田重弘(尺八)谷 泉山

   第十五回 1997530日 エナジーホール

     御山獅 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)谷 泉山

     けしの (三絃)石黒織絵(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

     萩 の 露 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     青   柳 (三絃)島田重弘(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

     吾妻獅     出演者全員

   第十六回 1998529日 エナジーホール

     西 行 桜 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     四季の (三絃)菊原光治(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士

     打合せ 夕辺の雲(三絃)辻本美鈴

         菜  蕗(筝) 香田律子

     笹 の 露 (三絃)島田重弘(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山

   第十七回 1999528日 エナジーホール

     ままの (三絃)島田重弘(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     茶 音 頭 (三絃本手)香田律子(替手)田中佐久子

           (尺八)田嶋直士

     竹 生 島 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子

     磯 千 鳥 (三絃)菊原光治(筝)田中佐久子(尺八)田嶋直士

     千代の (三絃)菊原光治(筝)島田重弘(尺八)谷 泉山

   第十八回 20004月21日 エナジーホール

     打合せ  すり鉢 (三絃)石黒織絵・香田律子・田中佐久子

          れん木 (三絃)富永澄子

          せっかい(三絃)辻本美鈴

     嵯峨の (筝本手)富永澄子(替手)石黒織絵

(尺八)田嶋直士

     梅 の 宿 (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

     桜   川 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)田嶋直士

     尾上の (三絃本手)富永澄子(替手)辻本美鈴

(尺八)谷 泉山

   第十九回 2001年 5月18日 エナジーホール

     新 青 柳 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)田嶋直士

     新娘道成寺 (三絃本手)石黒織絵(替手)田中佐久子

(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山

     八 重 衣 (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士

     融     (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)谷 泉山

   第二十回 20015月24日 エナジーホール

     御山獅 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)田嶋直士

     海人小 (三絃)石黒織絵(筝)香田律子

     萩 の 露 (三絃)田中佐久子(筝)石黒織絵(尺八)谷 泉山

     尾上の (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)田嶋直士

     残   月 (三絃)菊原光治(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山

 

古典の会 二十回 に想う

石黒織

 第一回に出させて頂いたときは、まだ前途洋々の三十台でしたが、二十年の歳月はあと何年弾けるだろうかという風に、私を変えてしまいました。

 このかん、介護に明け暮れ、居眠りばかりして「もうダメか」と落ち込む私を励まし引っ張って下さった古典の会のメンバーに、そしてその程度の演奏を暖かく聞いて下さった沢山のお客様に、心より厚くお礼申し上げます。

 前途洋々は宇宙の彼方へ消え去りましたが、十年振りに藤井先生のお稽古場に復帰出来、気を引き締めております。

過ぎ去った時間は取り戻せませんが、弾けることに感謝し、いつも客席でお聴き下さった菊原初子先生のお心のこもったお言葉を糧に、古典の会のメンバーにくっついて、楽しく演奏し続けたいと存じます。

 これからも暖かく且つ厳しく御指導の程、宜しくお願い申し上げます。

 

菊原光

 私が「古典の会」の仲間に入れて頂きましたのは、第三回目からでございました。それまでは初子師匠の下、古典一筋の世界で、他の流派の方々との交流の少なかった頃、どれ程、勉強になったことでしょうか。

 唄の違い、寸法の違いを頭に入れての合奏は恐ろしい反面、楽しくもありました。また、最初の頃は、無事に弾かせて頂く事のみに集中して演奏をしており、曲の持つ味わいや,「心」まで到達する余裕がなかった様な気がしております。

 五十歳も半ばに達しこれからの「古典」の演奏は、自分の想いが「曲」に表現出来る、そんな演奏を目指して参りたいと存じます。

 これからも、この「古典の会」への変わらない御支援をお願い申し上げます。

 

香田律

田嶋直士氏より、“暗譜で古典を勉強しよう”とお誘い頂いたのが二十年前。

 若い頃は暗譜に慣れていない為か、追い詰められて吐き気をもよおすような時もありましたが、恐さ知らずの気力と体力で切り抜けてきました。

 今はそのどちらも衰えましたが、親師匠だけでなく、同年代の仲間の芸への真摯な姿勢を身近に感じる事で、今日まで引っ張って来て頂けたような気がします。(仲間と呼ばせてもらうにはおこがましい位、先輩ばかりですが。)

 私が親師匠を亡くし途方にくれていた時も、この仲間が一緒に泣き、そして叱咤激励してくれました。また去年、この会をずっと応援して下さった菊原初子先生がお亡くなりになりました事は、メンバー全員にとりましても、本当に悲しい出来事でした。毎回御来場下さり、私達他派のものにも暖かく御指導、御支援頂きました。下合わせの折“ちょっと聞かせてもらいまひょか”と前に座って頂いた時は、舞台と同じ位緊張しました。“舞台の上で喧嘩したらあきまへん。仲よーしなさいや”。ずっとこのお言葉が耳に残っています。(合掌)

 毎日の練習も舞台の上も孤独ですが、それを分かり合える仲間と音楽出来る事は、とても幸せな事です。

 私の演奏が未熟な為、聞いて下さる方に、古典の良さをなかなかお伝え出来ないのですが、演奏している私自身は古典が本当に楽しいし、おもしろくてしょうがないのです。“うわァーこの曲すごい、やっぱりこの検校さん天才やわァー”。年はいっても相変わらず楽しい「古典の会」の仲間と、この面白さを教えて下さった諸先輩に感謝、感謝です。

 

田嶋直

 一つのことにこだわって正面から取り組むという姿勢は、今の世の中ではなかなか続けにくいものですが、「古典の会」の二十年の積み重ねは、自分自身に覚悟と確信を持たせてくれたように思えます。邦楽とは縁のない所に生まれ、かなりの年月を別の世界で過ごしてきましたが、ふとしたきっかけで尺八と出会い、伝統も古典も全く知り得なかった中で、今はその魅力に取り付かれ、ますます面白さを全身で感じています。

 地歌の中での尺八はワキ的な存在ですが、菊原初子先生を始めとして多くの三絃・お筝の先生に少しずつ地歌そのものの在り方を教えて頂いており、其の中でも古典の会のメンバーは、人柄とも併せ、私にとってかけがえのない存在となっています。

 この先、回を重ね年を重ねて行きますとさらに色々のことが解って、気持的には円熟して行くのでしょうが、体が衰えて行くことは間違い有りません。

 いつの日か自分に対して厳しい決断をしなければならない日がやって来るのでしょう。

 二十年の古典の会を応援して下さった皆様に感謝の気持ちで一杯です。

 これからも自分の周りの環境・周りの人達(もちろん「古典の会」)を大切にし、今与えられた一日一日を充実して過ごして行けるよう願っています。

 

田中佐久

 私が「古典の会」にはいらせて頂きましたのは、会が結成されて二回目の時でした。第二のスタートラインにたって、何かと戸惑いながら一歩ずつ歩み始めた頃でしたので、お誘いを頂きました時の嬉しさと不安が半分ずつでした。

 でも喜んでお仲間に入れていただきました。

 派の違った方々とこんなに楽しい合奏が出来る事に感動した事を覚えております。曲は{五段砧}と個人では「残月」を弾かせて頂きました。当日を迎えても不安は消えないまま演奏直前に田嶋さんが“素敵な思い出を残しましょう”

とおっしゃって下さいました。そのお言葉が強烈な印象で演奏が終わるまでずっと頭の中をぐるぐる回っていた、そんな忘れられない思い出もございます。

 それから年月を重ねて今は一つの家族のようになったお友達の中で、心強く楽しく過ごさせて頂いております。

 毎年、会が開かれる度にお出かけ下さいまして、お気付きの事を色々お教え下さいました菊原初子先生とも、昨年は悲しいお別れとなりましたけれど、お教え下さいました一つ一つのお言葉を手繰り寄せながら、これからも皆さんと

共に勉強を重ねていければ幸いだと思います。よろしくお願い致します。

 

谷 泉

 「古典の会」も今年で二十歳・成人式を迎えましたが、私自身、体力、気力共々そろそろ限界に近づいているな、と実感いたしております。しかし皆様方から、地歌演奏について、毎回賛否両論のご批評を賜っておりますが、どちらの意見も充分理解できまして、それが私なりに芸の向上につながっているのでは、と思っています。全員の年齢も、若手から年寄り組に近い年齢になってきました。

 芸の道は、それこそ一生勉強ですが、邦楽会・特に地歌の世界にもっと若い方々の力を取り入れねば、と思っています。我々も微力ながら、そのお手伝いが出来るように頑張っております。

 今回、二十年もの長い年月、やはり皆様方のお力添えがあればこそでございます。何卒、今後とも皆様方のご支援を賜りますよう、お願い申し上げますと共に、この二十年間、暖かく見守ってくださいまして、本当に有難うございました。厚くお礼申し上げます。

 

辻本美

 「古典の会」を企画された田嶋さんのお誘いを受けて古典のみの演奏会が発足し、今年で二十年目を迎えられたことは、本当に嬉しく、よくここまで続けてこられた事だなァ、と感慨もひとしおでございます。

 振り返って見ますと、異なる流派の人達が、一つの曲を創り上げるにはそれぞれに大変な努力が必要でした、何より心の和を築いて行くことが最も大切な事ではなかったかと思います。 三年・五年・十年と、会を重ねて行くうちに、若手の集団から中年へと加齢され、いよいよ古典を継承してゆく重責に目覚め、

皆、真剣に取り組んで行ったとぞんじます。

 その間、沢山の思い出が出来ましたが、私にとって特に印象に残っておりますのは、ピロティ−ホールで第三回の会を催した折のことです。「筆のあと」の独奏をさせて頂いたのですが、ひとり舞台は全く初めてのことでしたし、幕の無いホールも初めてでもう出番の前から胸は大きく鼓動を打っておりました。

 舞台に座って演奏をはじめましたら、棹を持つ左手の指が小刻みにブルブルと振え出しました。必至にこらえて唄い出したのですが、指が絃から離れるとスグに振えて心臓が飛び出してしまうのではないか、と思う程に全身が緊張の極限に至って、思わず“先生!助けて!!”と心の中で師・藤井久仁江先生に向かって叫んでしまったのを懐かしく思い出します。

 十数年が経ちましたが相変わらず出番が近づくと、その場から逃げ出したくなる程緊張致しております。古典の奥深さに魅了された仲間と共に一歩づつ、皆様に日本の古典音楽を鑑賞して頂ける演奏を目指して歩んで行きたいと念願致しております。

 

富永澄

 十年ひと昔と申しますが、その二倍もよく続いたものだ、と改めて感慨深く思っております。古典に二十年も(実際にはもっと)取り組んで来たらさぞかし体に沁み込んだ芸になっていることでしょう。自他共に思いたいところですが・・・ 芸の道は甘くは有りませんね。でも悪戦苦闘しながらも一生取り組むものがあるということは、幸せなことかもしれません。

 身体的には皆、段々つらくなってきておりますが、良き友、楽しい仲間であったことが長く続いた要因かとも思っております。

 

 

 

二十年の積み重ねではありますが、ただ単に無駄な年月を経たというのでは無く、内容のある形でこれからも体力・精神力の続く限り、前進出来るよう頑張りたいと思っております。 

 皆様方の絶大なる御支援・御指導を賜りますよう、一同心よりお願い申しあげます。

                            古典の会一

 

 

松林静風様からの 便り

いよいよ6月1日は中島川古町橋たもとで「松壽軒跡碑」
建立記念式典、寺町行脚が行われます。13時30分より
いまのところ全国より50名余の虚無僧愛好家が長崎に集まります。
茨城、東京、熱海、名古屋、富山、舞鶴、滋賀、大阪、和歌山
兵庫、広島、四国、宮崎、福岡などから古典尺八の名手が
長崎にきて戴きます。田島先生にもどうかよろしく。
参加者はHPの掲示板に載せています。
 松林静風 http://www1.cncm.ne.jp/~seif



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