直簫会コラム

| 1月24日 平成19年 文化庁芸術祭賞受賞式が行われました。 (ホテルニューオータニ大阪) 田嶋直士先生の文化庁芸術祭賞受賞式に同席させていただきました。(竹勇) |
![]() 石川さゆりさんやほかの受賞者の皆様との受賞記念撮影風景。 受賞紹介風景です。 |
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<芸術祭賞>
12月21日17時58分配信 毎日新聞
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文化庁は21日、07年度の芸術祭賞の受賞者を発表した。 |

| 最新情報 |
| 竹勇銘尺八工房ホームページ 活動報告に掲載された写真です |
| 5月23日月曜日 |
| 『田嶋直士 古典本曲全国連続吹演 山口県光市公演』が終了しました。 |
| およそ100人近くが集まり、迫力ある古典本曲の演奏が皆さんを魅了した、 |
| あっという間の2時間でした。 |
| 今回は塩ビ尺八を参加者全員にプレゼントし、尺八吹奏指導も行われました。 |
| 体感できる演奏会に皆さんが共感し、 |
| 会場全体が一体感のある演奏会となりました。 |
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企画・主催 田嶋直士
○ワクにとらわれない自由で意欲的な場
○良い音楽を作りたいとう人たちの仲良くて楽しくて生き生きとした
場作りを目指しています。
○長年つちかった様々のノウハウを使って 良い音楽に作り上げる実験的な
空間
第8回 花の舞台
リハーサル 12/21 1/7 2/7
田波楽器 TEL 06−6586−0633
飛騨によせる三つのバラード 第一箏 第二箏 第三箏 十七弦 (尺八 田嶋直士)
けしの花 三絃 箏 十七弦 尺八
スターズ ギフト 第一箏 第二箏 十七弦 (尺八 田嶋直士)
本曲 本調べ 心月調 尺八 2尺5寸5分
NO12 湘南の春
リハーサル 12/23 1/25 2/9
本郷台 栄区公会堂
御山獅子 三絃 箏 尺八
花咲き山 コーラス 尺八 第一箏 第二箏 十七弦
白鷺 第一箏 第二箏 十七弦 尺八
本曲 本調べ 心月調 尺八 2尺5寸5分
NO16 名古屋リサイタル
リハーサル 7月 9月を考えています
本曲 本調べ 心月調 尺八 2尺5寸5分
雪月花によせて 第一箏 第二箏 十七弦 (尺八 田嶋直士)
箏グループによる曲目(1グループは数名以上)
以上問い合わせ 申し込みは 田嶋直士
2003年 5月30日〜6月6日 オーストラリアツアー
写真集はここをクリックしてください
2003年 2月16日 華の舞台
写真集はここをクリックしてください
2002年10月29日 富田林コンサート
写真集はここをクリックしてください
東京,大阪 コンサート
写真はここをクリックしてください
竹勇銘尺八工房ホームページからもご覧いただけます
2002年 宗蓮寺 貴船菊コンサート
写真集はここをクリックしてください
欧州 米国で田嶋直士CDが好評
虚空CDが8000枚以上販売される。
米国では品切れ店もでる。
海外で尺八の響きが好まれる
「一音に心をこめて」著書紹介
[全V章]
T章 尺八が上手になるための心構え
U章 尺八が上手になるための技術
V章 尺八が教えてくれたもの
心の器/五里霧中/80点主義/神の音程/粉をかける/風に吹かれて
−計69項目−
尺八を演奏すること、教えること、沢山の機会を通じて様々なことに気がつきました。
自分に力があるのではなく、願いをもって長く接していることにより、尺八が私に教えてくれました。
25年間、一つのことにこだわりを持って取り組んでいると、『想い』からおのずと何かが生まれ、生じてくるのでしょう、自然(じねん)という姿で。
尺八を覗くと、その向こう側に神の世界が見える、と感じます。
田嶋 直士著
A5版 154ページ 表 紙:小崎 侃 版画
やさしく学べる尺八入門 著書紹介
《今までにない画期的な教本》
● 一番の難関である最初の音の出し方の基本及び尺八演奏に必要な技術の要点すべてを、わかりやすくイラストで説明しています。
● 見やすい大きな活字・大きな楽譜を使用しています。
● 尺八譜と五線譜の併用で誰でもやさしくマスターできます。
● 専門家による適切な編集で尺八が自分のものになります。
[主な内容]
音の出し方、高い音、低い音、持ち方、手入れ、運指表、演奏のしかた、半音の練習、他
[主な練習曲]
チューリップ、茶摘、夕焼け小焼け、浜千鳥、雨降りお月さん、こきりこ節、くつが鳴る、
越天楽今様、にっぽん昔ばなし、叱られて、赤とんぼ、七つの子、荒城の月、さくらさくら、他
田嶋直士 編 B5版/80頁 本体1,300円+税
尺八講習会 2002年10月14日(月曜日 祭日)の紹介
どの業界でもそうですが、一般的に色々の技術は企業秘密としてなかなか公開される事はありません。
尺八の世界でも同じ事が言えるかも知れませんが、そんな中ででも最近は新しい方法が少しずつ紹介されるようになって来ました。
高い技術を用い、良い音で・良い演奏をしたいというのはすべての人が願っていることと思いますが、現実は厳しく、どうすれば良いか確実なものはなかなか得られません。
長い年月の間に門人との稽古という中で、沢山の問題点と直面し,解決する方法を見つけて来ました。
いずれも合理的で理に適っており、正しい方法と感じられるものがほとんどです。
世間の常からすれば、門外秘とすべきものでしょうが、当初からの私の方針として、尺八界のレベル向上の為、出来るだけ多くの方にお話し、機会ある度、講習会などで皆様に伝えて来ました。
大きな音が鳴らない、メリ音が下がりにくい・すぐに息がなくなってしまう・カリ音の律が下がる・甲音が乙にひっくり返る・管を持ち替えた時鳴りにくい・等等・・・・。
数え上げればキリがないかも知れません。
それぞれに原因があり、修正する為の方法は,私の中では全て解明されています。
今回の講習会では、古典本曲の名曲「手向け」を教材とし時間の許す限りノウハウをお伝えしたいと思っております。
「手向け」は静かでゆっくりとした曲調で、説得性の高い曲です。
是非レパートリーにしたい一曲ですが、その中に沢山のヒントを持っているので、講習会には最適の曲といえます。
一つでも二つでも習得し、上達の為に役立ててくだされば嬉しいです。
講習会終了後、三浦氏のお庭でロウソク3000本を灯し野外コンサートを行います。
入場は無料となっています。
どんな風景になるのかワクワクするような感じです。
太鼓演奏の後に虚無僧尺八音楽を演奏いたします。
是非お聞きくださるようご案内申し上げます。
田嶋 直士
華の舞台 2002年4月21日(日曜日)の紹介
拝啓
陽春の候、皆様方にはご健勝の事と存じます。
平成14年が始まり、色々と企画を立てて動き出しています。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
世の中色々あっても、春になりますと日の光、花の姿などに心が和んでくるような気がいたします。
4/21「華の舞台」についてご案内させていただきます。
この会は以前から重要なポリシーの一つとして取り組んでいるもので、地域の愛好家の意識と技術の向上を目指し、協力しあって演奏会を作り上げ、同時に一般の方々の邦楽に対するイメージを変えて頂く事を目的としています。
伝統音楽は日本人の高い精神性に基づいていますが、日本人の美意識や価値観は年々変化し、どちらかというと愁うべき方向に流れているように思えてなりません。
私達、邦楽に携わる側にとって、美意識に対する意識改革がまず第一の課題であり、それに必要となる技術の向上、さらに一般の方々へその素晴らしさを伝えてゆかなければならない責務を持っているといえます。
まずは私達邦楽人が変化し高まってゆかなければ、邦楽の素晴らしさを伝える事は出来ませんし、行政や教育に様々要求するのは筋違いと言えるのではないでしょうか。その一つとして試行的なリハーサルを行う実験的なコンサートを企画してきました。
今回のプログラムでの狙いをいくつかお伝えしたいと思います。
幕開きの前の前奏として「鹿の遠音」を演奏いたします。
会場内を二人で歩きながら演奏し、そして消えてゆく、その後幕が上がり「茶音頭」が始まるという演出です。
息子・謙一が今春東京芸術大学に合格する事ができ、上京する事になりました。
これから本格的な勉強が始まるわけですが、今回、前座を務めさせて頂きます。
フレージングという事にずっとこだわって来ておりますが、今回「茶音頭」に関し、三弦・筝・尺八の三つのパートについて、不十分ではありますが、分析し、楽譜に書き込みました。
演奏する側にとっては相当違った印象で捉える事が出来ましたが、曲として演奏される中でどれ程違いを作り出せるか甚だ疑問ではあるものの、実験的試みとしては面白いものがあるのではないかと思っております。
筑紫には尺八家としても魅力のある曲が沢山ありますが、「吉野静」もその一つであり、私の好きな曲です。
中間部の合戦の場面では激しい器楽演奏の中で歌うわけですが、バランス的に声が聞こえにくく、かといって音量を抑えると迫力が不十分になります。
客席にいる筑紫会の皆様に一緒に歌って頂いて声量・立体感など意外な効果が生まれるものと、楽しみにしています。
「尺八・筝四重奏」は今から40年以上前に作曲され、現代邦楽の活動が最も力強く動き始めた頃の作品です。
作曲者藤井凡大先生が力を入れて作られたもので、演奏家達が大変な苦労と努力を要するだろうと思いながらペンを進められました。
事実、大変な難曲でスコアの最後に「無事演奏を了えたら、神に祈れ!! 凡大」との直筆サインがある事でも知られています。
横須賀の会では、地元で活躍されているコーラスグループ「コールさざ波」の皆さんに参加頂いています。
指導されている日高美代子さんに全体の指揮もお願いし、迫力ある演奏を、と頑張っています。
総勢40名もの方々の演奏、尺八が負けないよう一生懸命演奏したいと思っています。
原曲を元に様々工夫した曲作りをしています。
色々の演出も含め、コンサートをお聞きくださいますようお願い申し上げます。
平成14年度から学校教育で「邦楽を体験せよ」という文部科学省からの新しいカリキュラムが発表され、伝統に対する一般の方々の距離が縮まってゆく事を期待しています。
私達の行動から何かメッセージが伝われば本当に嬉しいです。
お忙しいとは存じますが、何卒御来聴賜りますようお願い申しあげます。
敬具
−古典の会 20年の軌跡−
振り返ると20年、年齢の若さ以上に芸も若かったわけですが、ただひたすらに情熱と意欲・使命感のみで突っ走って来たように思えます。
今の年齢を考えますと、そろそろ熟成が始まって行かなければならない時、と言われそうですが、色んなことがただ単に分かってきただけで、力の無さを実感するのが実情です。
古典は、言葉ではなかなかうまく言い表せないのですが、言いようのない面白さと、はてしのない深みを持っており,取り組み方によっては、そのままで現代に生きる人達にその良さが伝わり、理解してもらえるものであると確信しております。
発会時のメッセージ(第一回目のプログラムでの発起人の挨拶より)
私はこれまでに色々な演奏に携わって参りましたが、曲に取り組むに際し,現代音楽においてさえ古典の心が必要ではないか、また進歩・発展はいずれ古典に回帰して行くのではないかと感じております。
ただ単に古いものを伝えればならないというのではなく、本当の良さを感じ取り、それを表現することが大切であると同時に,それが私達の使命ではないかと考えております。
しかしながら古典を演奏するためには、充分の技術とキャリアがその前提として必要です。
今の時期(年齢)に「古典の会」を企画することはまだ早いということは充分承知しておりますが、ここでその時期を待つより、不十分でもより積極的に取り組む方が、早くそれに近づけるのではないかと思い、ここに第一回「古典の会」を計画いたしました。
この会は私と同様、古典を大切に考え勉強している人達の参集により実現することができました。
これからもこのような会を継続して参りたいと思っております。
何卒宜しく御指導、御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。(田嶋直士)
演奏会の記録
第一回 1983年2月9日 茨木市福祉文化会館ホール
新娘道成寺 (三絃)石黒織絵・吉村満知子(筝)香田律子
(尺八)林 茂樹・米村彰仁
産 安 (尺八)田嶋直士
扇 の 的 (琵琶)田原順子
鹿の遠音 (尺八)林 茂樹・米村彰仁(音取り)田嶋直士
四季の眺 (三絃)菊知恵美子(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
第二回 1984年6月1日 労働会館(ピロティ)小ホール
五 段 砧 (筝高音)石黒織絵・田中佐久子・富永澄子
(筝低音)香田律子・辻本美鈴・堀志津子
鶴の巣籠 (尺八)田嶋直士
園 の 秋 (三絃)石黒織絵(三絃地)辻本美鈴(尺八)志村 哲
た ぬ き (三絃本手)香田律子(替手)堀志津子
残 月 (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
第三回 1985年5月17日 ピロティ小ホール
ままの川 (三絃)富永澄江(筝)辻本美鈴(尺八)米村彰仁
本 調 べ (尺八)米村彰仁
虚 空 (尺八)田嶋直士
四季の眺 (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
筆のあと (三絃)辻本美鈴
尾上の松 (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
第四回 1986年7月9日 ピロティ小ホール
新娘道成寺 (三絃本手)石黒織絵(替手)富永澄子
(尺八)田嶋直士
楫 枕 (三絃)田中佐久子(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
夜々の星 (三絃)菊寺光治(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山
磯 千 鳥 (三絃)香田律子(筝)石黒織絵(尺八)谷 泉山
新 青 柳 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)田嶋直士
第五回 1987年5月29日 郵便貯金会館ホール
楓 の 花 (筝高音)香田律子(低音)富永澄子
けしの花 (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)松村蓬盟
尾上の松 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
根曳の松 (三絃)田中佐久子(筝)菊寺光治(尺八)田嶋直士
海人小船 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
残 月 (三絃)菊寺光治(尺八)松村蓬盟
第六回 1988年5月27日 郵便貯金会館ホール
み だ れ (筝本手)香田律子(替手)石黒織絵
船 の 夢 (三絃)辻本美鈴(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
萩 の 露 (三絃)菊寺光治(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
末 の 契 (三絃)富永澄子(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士
万歳獅子 八千代獅子 打ち合わせ(三絃)田中佐久子 菊寺光治
七 小 町 (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山
第七回 1989年5月26日 郵便貯金会館ホール
笹 の 露 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
竹 生 島 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子
八 重 衣 (三絃)島田重弘(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
松 竹 梅 (三絃替手)菊寺光治
(三絃)香田律子・田中佐久子・辻本美鈴・富永澄子
(筝) 島田重弘
(尺八)田嶋直士・谷 泉山
第八回 1990年5月28日 テイジンホール
菊 の 露 (三絃)辻本美鈴(尺八)田嶋直士
梓 (三絃)香田律子(筝)石黒織絵
打波の曲 (尺八)田嶋直士
新 浮 船 (三絃)富永澄子(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
残 月 (三絃本手)島田重弘(替手)菊寺光治
第九回 1991年5月29日 守口文化センターエナジーホール
末 の 契 (三絃)富永澄子(筝)島田重弘(尺八)田嶋直士
若 葉 (三絃)菊寺光治(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
玉 の 台 (三絃)島田重弘(筝)香田律子
四季の眺 (三絃)田中佐久子(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士
宇治巡り (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山
第十回 1992年5月29日 エナジーホール
吾妻獅子 (三絃本手)菊原光治(替手)辻本美鈴
(尺八)谷 泉山
石 橋 (三絃)香田律子(筝)富永澄子
楫 枕 (三絃)辻本美鈴(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士
西 行 桜 (三絃)島田重弘(筝)菊寺光治(尺八)田嶋直士
千代の鶯 (三絃)田中佐久子(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
第十一回 1993年5月28日 エナジーホール
御山獅子 (三絃)富永澄子(筝)菊原光治(尺八)谷 泉山
ままの川 (三絃)石黒織絵(筝)島田重弘(尺八)田嶋直士
吼 ? (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子
夕霧文章 (三絃)菊原光治
夜々の星 (三絃)田中佐久子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
尾上の松 (三絃)島田重弘(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
第十二回 1994年5月27日 エナジーホール
萩 の 露 (三絃)石黒織絵(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
玉 川 (三絃本手)辻本美鈴(替手)島田重弘
新娘道成寺 (三絃)田中佐久子(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
若 菜 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
八 重 衣 (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
第十三回 1995年5月26日 エナジーホール
五 段 砧 (筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士
磯 千 鳥 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
夕 顔 (三絃)石黒織絵(筝)菊原光治
青 柳 (三絃)島田重弘(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
残 月 (三絃)菊原光治(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
第十四回 1996年5月24日 エナジーホール
今 小 町 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
越後獅子 (三絃本手)石黒織絵(替手)島田重弘
(尺八)田嶋直士
秋の言の葉 (筝本手)香田律子(替手)富永澄子
鶴の巣籠 (尺八)田嶋直士
影 法 師 (三絃)辻本美鈴
夜々の星 (三絃)菊原光治(筝)島田重弘(尺八)谷 泉山
第十五回 1997年5月30日 エナジーホール
御山獅子 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)谷 泉山
けしの花 (三絃)石黒織絵(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
萩 の 露 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
青 柳 (三絃)島田重弘(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
吾妻獅子 出演者全員
第十六回 1998年5月29日 エナジーホール
西 行 桜 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
四季の眺 (三絃)菊原光治(筝)石黒織絵(尺八)田嶋直士
打合せ 夕辺の雲(三絃)辻本美鈴
菜 蕗(筝) 香田律子
笹 の 露 (三絃)島田重弘(筝)田中佐久子(尺八)谷 泉山
第十七回 1999年5月28日 エナジーホール
ままの川 (三絃)島田重弘(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
茶 音 頭 (三絃本手)香田律子(替手)田中佐久子
(尺八)田嶋直士
竹 生 島 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子
磯 千 鳥 (三絃)菊原光治(筝)田中佐久子(尺八)田嶋直士
千代の鶯 (三絃)菊原光治(筝)島田重弘(尺八)谷 泉山
第十八回 2000年4月21日 エナジーホール
打合せ すり鉢 (三絃)石黒織絵・香田律子・田中佐久子
れん木 (三絃)富永澄子
せっかい(三絃)辻本美鈴
嵯峨の秋 (筝本手)富永澄子(替手)石黒織絵
(尺八)田嶋直士
梅 の 宿 (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
桜 川 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)田嶋直士
尾上の松 (三絃本手)富永澄子(替手)辻本美鈴
(尺八)谷 泉山
第十九回 2001年 5月18日 エナジーホール
新 青 柳 (三絃)田中佐久子(筝)菊原光治(尺八)田嶋直士
新娘道成寺 (三絃本手)石黒織絵(替手)田中佐久子
(筝)辻本美鈴(尺八)谷 泉山
八 重 衣 (三絃)辻本美鈴(筝)富永澄子(尺八)田嶋直士
融 (三絃)菊原光治(筝)香田律子(尺八)谷 泉山
第二十回 2001年5月24日 エナジーホール
御山獅子 (三絃)富永澄子(筝)辻本美鈴(尺八)田嶋直士
海人小船 (三絃)石黒織絵(筝)香田律子
萩 の 露 (三絃)田中佐久子(筝)石黒織絵(尺八)谷 泉山
尾上の松 (三絃)辻本美鈴(筝)香田律子(尺八)田嶋直士
残 月 (三絃)菊原光治(筝)富永澄子(尺八)谷 泉山
古典の会 二十回 に想う
石黒織絵
第一回に出させて頂いたときは、まだ前途洋々の三十台でしたが、二十年の歳月はあと何年弾けるだろうかという風に、私を変えてしまいました。
このかん、介護に明け暮れ、居眠りばかりして「もうダメか」と落ち込む私を励まし引っ張って下さった古典の会のメンバーに、そしてその程度の演奏を暖かく聞いて下さった沢山のお客様に、心より厚くお礼申し上げます。
前途洋々は宇宙の彼方へ消え去りましたが、十年振りに藤井先生のお稽古場に復帰出来、気を引き締めております。
過ぎ去った時間は取り戻せませんが、弾けることに感謝し、いつも客席でお聴き下さった菊原初子先生のお心のこもったお言葉を糧に、古典の会のメンバーにくっついて、楽しく演奏し続けたいと存じます。
これからも暖かく且つ厳しく御指導の程、宜しくお願い申し上げます。
菊原光治
私が「古典の会」の仲間に入れて頂きましたのは、第三回目からでございました。それまでは初子師匠の下、古典一筋の世界で、他の流派の方々との交流の少なかった頃、どれ程、勉強になったことでしょうか。
唄の違い、寸法の違いを頭に入れての合奏は恐ろしい反面、楽しくもありました。また、最初の頃は、無事に弾かせて頂く事のみに集中して演奏をしており、曲の持つ味わいや,「心」まで到達する余裕がなかった様な気がしております。
五十歳も半ばに達しこれからの「古典」の演奏は、自分の想いが「曲」に表現出来る、そんな演奏を目指して参りたいと存じます。
これからも、この「古典の会」への変わらない御支援をお願い申し上げます。
香田律子
田嶋直士氏より、“暗譜で古典を勉強しよう”とお誘い頂いたのが二十年前。
若い頃は暗譜に慣れていない為か、追い詰められて吐き気をもよおすような時もありましたが、恐さ知らずの気力と体力で切り抜けてきました。
今はそのどちらも衰えましたが、親師匠だけでなく、同年代の仲間の芸への真摯な姿勢を身近に感じる事で、今日まで引っ張って来て頂けたような気がします。(仲間と呼ばせてもらうにはおこがましい位、先輩ばかりですが。)
私が親師匠を亡くし途方にくれていた時も、この仲間が一緒に泣き、そして叱咤激励してくれました。また去年、この会をずっと応援して下さった菊原初子先生がお亡くなりになりました事は、メンバー全員にとりましても、本当に悲しい出来事でした。毎回御来場下さり、私達他派のものにも暖かく御指導、御支援頂きました。下合わせの折“ちょっと聞かせてもらいまひょか”と前に座って頂いた時は、舞台と同じ位緊張しました。“舞台の上で喧嘩したらあきまへん。仲よーしなさいや”。ずっとこのお言葉が耳に残っています。(合掌)
毎日の練習も舞台の上も孤独ですが、それを分かり合える仲間と音楽出来る事は、とても幸せな事です。
私の演奏が未熟な為、聞いて下さる方に、古典の良さをなかなかお伝え出来ないのですが、演奏している私自身は古典が本当に楽しいし、おもしろくてしょうがないのです。“うわァーこの曲すごい、やっぱりこの検校さん天才やわァー”。年はいっても相変わらず楽しい「古典の会」の仲間と、この面白さを教えて下さった諸先輩に感謝、感謝です。
田嶋直士
一つのことにこだわって正面から取り組むという姿勢は、今の世の中ではなかなか続けにくいものですが、「古典の会」の二十年の積み重ねは、自分自身に覚悟と確信を持たせてくれたように思えます。邦楽とは縁のない所に生まれ、かなりの年月を別の世界で過ごしてきましたが、ふとしたきっかけで尺八と出会い、伝統も古典も全く知り得なかった中で、今はその魅力に取り付かれ、ますます面白さを全身で感じています。
地歌の中での尺八はワキ的な存在ですが、菊原初子先生を始めとして多くの三絃・お筝の先生に少しずつ地歌そのものの在り方を教えて頂いており、其の中でも古典の会のメンバーは、人柄とも併せ、私にとってかけがえのない存在となっています。
この先、回を重ね年を重ねて行きますとさらに色々のことが解って、気持的には円熟して行くのでしょうが、体が衰えて行くことは間違い有りません。
いつの日か自分に対して厳しい決断をしなければならない日がやって来るのでしょう。
二十年の古典の会を応援して下さった皆様に感謝の気持ちで一杯です。
これからも自分の周りの環境・周りの人達(もちろん「古典の会」)を大切にし、今与えられた一日一日を充実して過ごして行けるよう願っています。
田中佐久子
私が「古典の会」にはいらせて頂きましたのは、会が結成されて二回目の時でした。第二のスタートラインにたって、何かと戸惑いながら一歩ずつ歩み始めた頃でしたので、お誘いを頂きました時の嬉しさと不安が半分ずつでした。
でも喜んでお仲間に入れていただきました。
派の違った方々とこんなに楽しい合奏が出来る事に感動した事を覚えております。曲は{五段砧}と個人では「残月」を弾かせて頂きました。当日を迎えても不安は消えないまま演奏直前に田嶋さんが“素敵な思い出を残しましょう”
とおっしゃって下さいました。そのお言葉が強烈な印象で演奏が終わるまでずっと頭の中をぐるぐる回っていた、そんな忘れられない思い出もございます。
それから年月を重ねて今は一つの家族のようになったお友達の中で、心強く楽しく過ごさせて頂いております。
毎年、会が開かれる度にお出かけ下さいまして、お気付きの事を色々お教え下さいました菊原初子先生とも、昨年は悲しいお別れとなりましたけれど、お教え下さいました一つ一つのお言葉を手繰り寄せながら、これからも皆さんと
共に勉強を重ねていければ幸いだと思います。よろしくお願い致します。
谷 泉山
「古典の会」も今年で二十歳・成人式を迎えましたが、私自身、体力、気力共々そろそろ限界に近づいているな、と実感いたしております。しかし皆様方から、地歌演奏について、毎回賛否両論のご批評を賜っておりますが、どちらの意見も充分理解できまして、それが私なりに芸の向上につながっているのでは、と思っています。全員の年齢も、若手から年寄り組に近い年齢になってきました。
芸の道は、それこそ一生勉強ですが、邦楽会・特に地歌の世界にもっと若い方々の力を取り入れねば、と思っています。我々も微力ながら、そのお手伝いが出来るように頑張っております。
今回、二十年もの長い年月、やはり皆様方のお力添えがあればこそでございます。何卒、今後とも皆様方のご支援を賜りますよう、お願い申し上げますと共に、この二十年間、暖かく見守ってくださいまして、本当に有難うございました。厚くお礼申し上げます。
辻本美鈴
「古典の会」を企画された田嶋さんのお誘いを受けて古典のみの演奏会が発足し、今年で二十年目を迎えられたことは、本当に嬉しく、よくここまで続けてこられた事だなァ、と感慨もひとしおでございます。
振り返って見ますと、異なる流派の人達が、一つの曲を創り上げるにはそれぞれに大変な努力が必要でした、何より心の和を築いて行くことが最も大切な事ではなかったかと思います。 三年・五年・十年と、会を重ねて行くうちに、若手の集団から中年へと加齢され、いよいよ古典を継承してゆく重責に目覚め、
皆、真剣に取り組んで行ったとぞんじます。
その間、沢山の思い出が出来ましたが、私にとって特に印象に残っておりますのは、ピロティ−ホールで第三回の会を催した折のことです。「筆のあと」の独奏をさせて頂いたのですが、ひとり舞台は全く初めてのことでしたし、幕の無いホールも初めてでもう出番の前から胸は大きく鼓動を打っておりました。
舞台に座って演奏をはじめましたら、棹を持つ左手の指が小刻みにブルブルと振え出しました。必至にこらえて唄い出したのですが、指が絃から離れるとスグに振えて心臓が飛び出してしまうのではないか、と思う程に全身が緊張の極限に至って、思わず“先生!助けて!!”と心の中で師・藤井久仁江先生に向かって叫んでしまったのを懐かしく思い出します。
十数年が経ちましたが相変わらず出番が近づくと、その場から逃げ出したくなる程緊張致しております。古典の奥深さに魅了された仲間と共に一歩づつ、皆様に日本の古典音楽を鑑賞して頂ける演奏を目指して歩んで行きたいと念願致しております。
富永澄子
十年ひと昔と申しますが、その二倍もよく続いたものだ、と改めて感慨深く思っております。古典に二十年も(実際にはもっと)取り組んで来たらさぞかし体に沁み込んだ芸になっていることでしょう。自他共に思いたいところですが・・・ 芸の道は甘くは有りませんね。でも悪戦苦闘しながらも一生取り組むものがあるということは、幸せなことかもしれません。
身体的には皆、段々つらくなってきておりますが、良き友、楽しい仲間であったことが長く続いた要因かとも思っております。
二十年の積み重ねではありますが、ただ単に無駄な年月を経たというのでは無く、内容のある形でこれからも体力・精神力の続く限り、前進出来るよう頑張りたいと思っております。
皆様方の絶大なる御支援・御指導を賜りますよう、一同心よりお願い申しあげます。
古典の会一同
松林静風様からの 便り
いよいよ6月1日は中島川古町橋たもとで「松壽軒跡碑」
建立記念式典、寺町行脚が行われます。13時30分より
いまのところ全国より50名余の虚無僧愛好家が長崎に集まります。
茨城、東京、熱海、名古屋、富山、舞鶴、滋賀、大阪、和歌山
兵庫、広島、四国、宮崎、福岡などから古典尺八の名手が
長崎にきて戴きます。田島先生にもどうかよろしく。
参加者はHPの掲示板に載せています。
松林静風 http://www1.cncm.ne.jp/~seif
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