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リバウンドの恐怖と正しいダイエット
最終更新日 2000/4/1
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このページは
平成12年2月6日放送 日本テレビ
File No.0807:500kg 男の謎を追え!
解説 : 漆原光徳 教授 (四国学院大学 )
の録画ビデオを元に作成しました。
※ 漆原先生は大学でダイエットの講義をされているそうです。
- ダイエット後に体重がダイエット前もしくはそれ以上に増加する現象
日本人ダイエット経験者対象のアンケート調査
・・・ 60 %以上がリバウンドを経験
- リバウンドは人間の体が持つ
ホメオスタシス
という機能と関係がある。
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ホメオスタシス
= 体が危険に晒された時に働く危機管理システム
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ホメオスタシスによる現象
-
食べ物から得られるエネルギーの吸収率を上昇させる
-
体が消費するエネルギーを減少させる
-
ダイエットの停滞期はホメオスタシスよる現象である。
- 食事量を減らすダイエットを始め、
1ヶ月以内に体重が 5%以上減ると
ホメオスタシスが最大限に働く。
- 仮に食事量を 100 → 90 に減らしてもホメオスタシスが働き、
エネルギーの吸収率を上げ、消費エネルギーを減少させることにより
体内では食事量 90 でも食事量 100 を摂っていることと同じ状態を保つ。
- やがて、栄養吸収量とエネルギー消費量のバランスがとれると
ダイエットが停滞。
- この停滞期にダイエットを諦め、食事量をダイエット前の量に戻すと
リバウンドの恐怖が始まる。
- ダイエットを断念した時点でホメオスタシスはまだ働いている。
- そのため食事量を 100 に戻すと、100 以上の食事を摂っていることになる。
- 体内では消費量より吸収量が上回り、体重は増え続け、リバウンドが起こる。
- 体重が元に戻った時点でホメオスタシスは終了しても
悲劇は終わらない。
- ダイエット前の体重、食事量、脂肪細胞の脂肪吸収量、
レプチンのセットポイント量を全て 100 とする。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 100
| 100
| 100
| 100
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段階1:ダイエット開始〜体重減少
- 食事量を 90 に落としたとする。
このとき、脂肪吸収量も 90 に下がる。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 100
| 90
| 100 → 90
| 100
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- ところが脂肪細胞の限界容量は 100 のまま。
レプチンは脂肪細胞に吸収される脂肪量に比例するため、
セットポイントも 90 に下がる。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 100
| 90
| 90
| 100 → 90
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レプチンが 10 足りない分空腹を感じる。
- 体重が 5%減少するとホメオスタシスが最大に働く。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 100 → 95
| 90
| 90
| 90
|
- ホメオスタシスにより排出していた余分な栄養を吸収する一方
体内の消費エネルギーを節約する。
その結果脂肪細胞には 100 の脂肪が吸収される。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 95
| 90
| 90 → 100
| 90
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体重の停滞期が始まる。
段階2:ダイエットの停滞期
この時期にリバウンドのもうひとつのカラクリがある。
脂肪吸収量が 100 でもレプチンはすぐには 100 は分泌されない。
レプチンは約1ヶ月間、
ホメオスタシスが働く前の脂肪吸収量に対応した量 90 しか分泌されない。
そのため足りないレプチン 10 分の空腹感は約1ヶ月続く。
段階3:リバウンド
- 停滞期にダイエットを諦め、食事量を戻したとする。
レプチンの分泌量は増えるのには敏感でスグに 100 になる。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 95
| 100
| 100
| 90 → 100
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- ホメオスタシスにより不足 10 の栄養吸収力が上がっている。
そのため、脂肪細胞は限界を超えて 110 の脂肪を吸収するようになる。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 95
| 100
| 100 → 110
| 100
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- 元の食事量に戻しただけと思っていても
食事量以上の脂肪を吸収してしまう。
体重も増え続け、ダイエット前以上に増えてしまう。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 100 → 105
| 100
| 110
| 100
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悲劇はここで終わらない!
- 暫く経ってホメオスタシスの働きが弱まると
脂肪吸収量は正常に戻る。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 105
| 100
| 110 → 100
| 100
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- 脂肪細胞が膨らみ、脂肪吸収限界量は 110 に増加しているため
脂肪細胞には 10 の隙間ができる。
脂肪吸収量とレプチンの量は比例するので
埋まらない 10 の分だけレプチンが減り、空腹を感じてしまう。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 105
| 100
| 100
| 100 → 90
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- そのため脂肪が 110 まで吸収されないとレプチンは 100 分泌されず、
満腹を感じない。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 105
| 100
| 100 → 110
| 90 → 100
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こうしてレプチンのセットポイントと脂肪吸収量がズレた状態になる。
- 結果、体重増加だけでなく、満腹になる食事量も増加する。
ダイエット前の食事量では満腹を感じないため食べてしまう。
| 体重
| 食事
| 脂肪
| レプチン |
| 105 → 110
| 100 → 110
| 110
| 100
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- リバウンドを繰り返すと。。。
- レプチンのセットポイントと脂肪吸収量のズレはどんどん大きくなる。
- 脂肪細胞はゴム風船のように膨らみ最大で元の 100倍になる。
よって脂肪も元の 100 倍まで吸収できる。
- 脂肪細胞は一度縮んでもゴム風船のように
もう一度膨らみやすくなっている。
- ホメオスタシスがより強力に働くようになり、
太りやすい体質になっていく。
- 脳が必要以上に食べるように指令してしまう。
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リバウンドしない理想のダイエット方法
〜体の機能を正しく理解すれば健康的に痩せられる〜
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漠然とダイエットしてはいけない。
成功すれば食事も満腹になるまで食べても大丈夫!
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一度に減らす体重の量を1ヶ月に 5%以内に抑える
ホメオスタシスが限界まで働かないようにする。
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減らした体重を最低でも1ヶ月維持する
レプチンのセットポイントを修正させる。
体重の 5%以内を減らして1ヶ月以上経つと
レプチンのセットポイントが減らした体重に合うように変化する。
ここがダイエットの我慢どころ!
リバウンドしてしまったら。。。
(注意!)
リバウンドしたからといって
すぐにダイエットしてはいけない!!
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リバウンド後ホメオスタシスが正常に戻るにはダイエット期間以上の日数が必要。
ホメオスタシスが完全に戻らない内にすぐにダイエットすることは、
太りやすい状態の時にわざわざダイエットすることになり、
よりリバウンドを起こしやすくなる。
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本当のダイエットとは単に体重を減らすことではなく
減らした体重を維持すること。
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そして、本当にダイエットに成功したいのなら
そうか、私は体重維持が数年も続いている。。。?